モーターの性能分析から
品質検査まで。
モーターの性能・品質向上に、
高精度計測ソリューション
HIOKIが提供する多様な計測ソリューションは、
モーターの性能分析から品質検査まで
様々なシーンにお応えします。
高精度な計測技術による現状把握と分析で、
モーターの性能、品質向上をサポートいたします。
インバータモーター
効率評価・損失評価
インバータ入出力の電力とモーター出力を同時に測定し、
インバータ / モーター / システム全体の効率と損失を正確かつ再現性良く評価可能です。
インバータモーター
ECUの計測と適合
PW6001とINCAのリンク機能により、PW6001の正確な電力・動力測定値を利用して、
PCUの適合作業をすばやく実施できます。
CANバスデータやECUのRAM値も同時にモニタリングできます。
PMSM モーターパラメータ同定
実稼働状態で測定したモーターパラメータを設計上流に用いることで、より正確なモーター制御が実現できます。
車両の燃費(電費)性能評価試験
国際基準WLTPに対応した燃費計測では、各バッテリの充放電の電流積算と電力積算が求められます。
高確度クランプ電流センサとPW3390の優れたDC確度、50msインターバルの電流積算と電力積算は、
燃費性能評価に大変有効です。
モーターの温度測定
モーターフレームや巻線に熱電対を貼り、温度の変化を記録します。
測定環境との温度差をリアルタイムに波形表示、記録することも可能です。
CAN・CAN FDを利用したEV/EVモーターの評価
CANバスに流れる制御情報やセンサ情報と、実際のアナログ値を同時に計測することで、
HILSや車両評価での挙動を正確に把握できます。
動的なモーター特性測定
モーター始動から停止までのインバータの出力電圧・電流、トルク、回転数を記録します。
波形演算を使い、インバータ出力電力、モーターパワー、モーター効率が算出できます。
モータートルク振動測定
トルク、振動を測定し、モーター動作中の挙動を解析します。
FFT演算により、周波数解析を行うことで、共振現象など予想していなかった周波数成分を発見できます。
レゾルバ回転角測定
モーターの正確な角度位置を測定するためのセンサーとして、レゾルバが使用されます。
長時間にわたり厳しい条件で動作できることから、産業用モーター、サーボ、EVなど、過酷な環境で使用されています。
航続距離の伸長が求められるEVにおいては、モーター制御のエネルギー効率向上が必要であり、精密にモーターを制御しなければなりません。
モーター巻線の
レイヤーショート試験
モーター巻線の絶縁故障(レイヤーショート)、劣化を検出します。
応答波形を数値化することで、従来よりも高精度に良否判定することができます。
モーター巻線の
メンテナンス
インパルス試験はモーター巻線のメンテナンスや傾向管理にも活用できます。
耐圧試験における
部分放電の観測
耐圧試験時の電流と電圧の波形を観測することで部分放電を捕捉できます。
部分放電の発生は絶縁破壊につながる可能性があります。
部分放電を確認することで、コイルの潜在不良を把握する事ができます。
モーター・巻線の
絶縁抵抗測定と耐圧試験
絶縁抵抗試験、耐圧試験を行います。出荷検査として絶縁状態を検査することで、高い安全性を保てます。
巻線抵抗の測定
巻線の抵抗を測定することで、断線の有無を調べることができます。
高精度な抵抗計を使って測定すれば、線材の太さや巻数に誤りが無いか判別することも可能です。
モーターコイルの
インダクタンス測定
巻線のインダクタンスを測定します。
相間のバランス、モーターの動作性能、回転ムラ、駆動ドライバとモーターの整合性等を確認できます。
モーターの溶接抵抗測定
平角線ステータの溶接品質(溶接欠陥)を、分解能が高く測定確度の高い直流抵抗計により検査します。