出力キューとは、本器にある応答メッセージがためられるところです。ためられた応答メッセージは、コンピュータのコントローラで読み出されるとクリアされます。
それ以外に出力キューがクリアされるのは、以下の場合です。
本器の出力キューは10KBあります。応答メッセージがこれを超える場合は、クエリエラーになり出力バッファはクリアされます。
また、GP-IBでは出力キューにデータがあるときに新しくメッセージを受信すると、出力キューはクリアされ、クエリエラーが発生します。
入力バッファとは、本器で受信データをためておくところです。
入力バッファの容量は10KB です。
10KBを超えるデータが送信されて入力バッファがいっぱいになると、GP-IB インタフェースバスは空きができるまで待ち状態になります。
RS-232C、USB、LAN は10KB を超えたデータは受け付けません。
1つのコマンドの長さは10KB未満にしてください。