ステータス・バイト・レジスタと関連キューのクリア(出力キューを除く) LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*CLS  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

イベント・レジスタ(SESR、ESR0、ESR1、ESR2、ESR3)の内容をクリアします。

クエリ

コマンド

*CLS
イベント・レジスタ(SESR、ESR0、ESR1、ESR2、ESR3)の内容をクリアします。

クエリ

応答

注記

GPIB:出力キューには影響しません。
RS-232C、USB、LAN:出力キュー、各種イネーブル・レジスタ、ステータス・バイト・レジスタのMAV(bit4)には影響しません。

標準イベント・ステータス・イネーブルレジスタ (SESER) の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*ESE   <マスク値>

クエリ

*ESE?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

SESERのマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

SESERのマスクパターンを返します。

コマンド

*ESE 36
SESERのbit5とbit2をセットします。

クエリ

*ESE?

応答

*ESE 36  (HEADER ON のとき)
36  (HEADER OFF のとき)
SESERのbit5とbit2が1に設定されています。

注記

標準イベント・ステータス・レジスタ(SESR) の読み出しとクリア LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*ESR?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

SESRのレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*ESR?

応答

32
SESRのbit5が1に設定されています。

注記

本器では、bit6、bit1は使用しません。

機器のID(識別コード)の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*IDN?  

応答

<メーカ名>, <モデル名>,0,<ソフトウェアバージョン>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

機器のIDを返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*IDN?

応答

HIOKI,IM3570,0,V1.00

注記

実行中の全動作終了後、SESRのOPCをセット LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*OPC  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンドが終了した時点で、SESR(標準イベント・ステータス・レジスタ)のOPC(bit0)をセットします。

クエリ

コマンド

A;B;*OPC;C
A、Bコマンド終了後、SESRのOPCをセットします。

クエリ

応答

注記

実行中の全動作終了後、ASCII の1を応答 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*OPC?  

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンド処理が終了した時点で、ASCIIの1を応答します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*OPC?

応答

1

注記

機器の初期化 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*RST  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

本体を初期化します。
システムリセットと同じです。
ただし、インタフェースの設定は初期化されません。
参照:「本体取説:初期設定一覧表」

クエリ

コマンド

*RST
本体の初期化を実行します。

クエリ

応答

注記

本体を初期化すると、現在の設定内容が消去され、初期状態になります。

サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタ(SRER) の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*SRE   <マスク値>

クエリ

*SRE?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

SRERのマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。
bit6、未使用ビット(bit7)の値は無視されます。

クエリ

SRERのマスクパターンを返します。
bit6、未使用ビット(bit7)の値は常に0です。

コマンド

*SRE 34
SRERのbit5とbit1をセットします。

クエリ

*SRE?

応答

*SRE 34  (HEADER ON のとき)
34  (HEADER OFF のとき)
SRERのbit5とbit1が1に設定されています。

注記

ステータス・バイト・レジスタの読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*STB?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

STBのレジスタ値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*STB?

応答

8
STBのbit3が1に設定されています。

注記

サンプリングの要求 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*TRG  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

外部トリガの時に、1回サンプリングを行います。

クエリ

コマンド

:TRIGger EXTernal;*TRG;:MEASure?
外部トリガに設定し、1回サンプリングした後に測定値を取得します。

クエリ

応答

注記

内部トリガの時にこのコマンドを実行した場合、実行エラーになります。

セルフテストの実行と結果の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*TST?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0〜15 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

以下のセルフテストを実行し、結果を返します。

  1. ROMテスト
  2. SDRAMテスト
  3. SRAMテスト
  4. BUSテスト
テストを開始すると、測定を含む全ての機能が停止し、コマンドも受け付けなくなります。
テストには約1分程度かかります。
テスト中は、コマンドを送信したり、本体の電源を切らないようにしてください。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*TST?

応答

5
ROMテストとSRAMテストがNGでした。

注記

結果が0以外の場合は、故障の可能性があります。
お買上店(代理店)か最寄りの営業所にご連絡ください。

コマンド処理終了後、続くコマンドを実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*WAI  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

コマンド処理終了後、*WAIに続くコマンドを実行します。

クエリ

コマンド

A;B;*WAI;C
A、Bコマンド処理終了後、*WAIに続くCのコマンドを実行します。
現在の周波数:1kHz 内部トリガの状態において

  • *WAIコマンドを使用しない場合
  • (送信)
    :FREQuency 120;:MEASure?
    この場合の:MEASure?クエリの応答は、どちらの周波数の測定値かは不定です。
  • *WAI コマンドを使用した場合
  • (送信)
    :FREQuency 120;*WAI;:MEASure?
    この場合の:MEASure?クエリの応答は、周波数120Hzの測定値です。

クエリ

応答

注記

固有コマンドは、:MEASure?クエリを除き、シーケンシャル型のコマンドを使用しています。
そのため、*WAI コマンドによる効果は、:MEASure?クエリのみ有効となります。

測定アベレージの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:AVERaging   <OFF/アベレージ回数>

クエリ

:AVERaging?  

応答

<OFF/アベレージ回数>

パラメータ

<アベレージ回数> = 1〜256 (NR1)

解説

コマンド

測定アベレージ回数の設定をします。

OFF:アベレージ機能を無効にします。

クエリ

測定アベレージ回数を返します。

コマンド

:AVERaging 32
アベレージ回数を32回に設定します。

クエリ

:AVERaging?

応答

:AVERAGING 32  (HEADER ON のとき)
32  (HEADER OFF のとき)
アベレージ回数が32回に設定されています。

注記

アベレージ回数を1回に設定すると自動的にアベレージ機能がOFFになります。
アベレージ回数を2〜256回に設定すると自動的にアベレージ機能がONになります。

測定値の判定結果に対するビープ音の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:JUDGment   <OFF/IN/NG>

クエリ

:BEEPer:JUDGment?  

応答

<OFF/IN/NG>

パラメータ

解説

コマンド

測定値の判定結果に対するビープ音の設定をします。

OFF :消音
IN:範囲内にあるときにビープ音が鳴るように設定します。
NG:範囲外にあるときにビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

測定値の判定結果に対するビープ音の設定を返します。

コマンド

:BEEPer:JUDGment NG
範囲外のときにビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

:BEEPer:JUDGment?

応答

:BEEPER:JUDGMENT NG  (HEADER ON のとき)
NG  (HEADER OFF のとき)
範囲外のとき、ビープ音が鳴るように設定されています。

注記

キー操作のビープ音の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:KEY   <ON/OFF>

クエリ

:BEEPer:KEY?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

キー操作のビープ音の設定をします。

ON:ビープ音が鳴ります。
OFF:ビープ音は鳴りません。

クエリ

キー操作のビープ音の設定を返します。

コマンド

:BEEPer:KEY ON
ビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

:BEEPer:KEY?

応答

:BEEPER:KEY ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ビープ音が鳴るように設定されています。

注記

BIN機能のON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN   <OFF/ON>

クエリ

:BIN?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

BIN測定機能の設定をします。

OFF:BIN機能が無効になります。
ON:BIN機能が有効になります。

クエリ

BIN測定機能の設定を返します。

コマンド

:BIN ON
BIN測定機能をONに設定します。

クエリ

:BIN?

応答

:BIN ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
BIN測定機能がONに設定されています。

注記

コンパレータ測定時に:BIN ONコマンドを送信すると、自動的にコンパレータ測定を終了し、BIN測定を開始します。

BIN機能の第1パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:ABSolute   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:ABSolute?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおける第1パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおける第1パラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:ABSolute 1,0.234567E-03,1.234567
BIN1の絶対値モードにおける第1パラメータの下限値を0.234567E-03、上限値を1.234567に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:ABSolute? 1

応答

:BIN:FLIMIT:ABSOLUTE 0.234567E-03, 1.234567  (HEADER ON のとき)
0.234567E-03, 1.234567  (HEADER OFF のとき)
BIN1の絶対値モードにおける第1パラメータの下限値が0.234567E-03、上限値が1.234567に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第1パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:DEViation   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:DEViation?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:DEViation 1,-10.0,10.0
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:DEViation? 1

応答

:BIN:FLIMIT:DEVIATION -10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第1パラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:BIN:FLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

第1パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

第1パラメータのモードを返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:BIN:FLIMit:MODE?

応答

:BIN:FLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

BIN機能の第1パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(パーセント(%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:PERcent   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:PERcent?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)における第1パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)における第1パラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:PERcent 1,-10.0,10.0
BIN1のパーセントモード(%)における第1パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:PERcent? 1

応答

:BIN:FLIMIT:PERCENT -10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
BIN1のパーセントモード(%)における第1パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第1パラメータの基準値の設定と問い合わせ(パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:REFerence   <基準値>

クエリ

:BIN:FLIMit:REFerence?  

応答

<基準値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:REFerence 1.234567E-6
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を1.234567E-6に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:REFerence?

応答

:BIN:FLIMIT:REFERENCE 1.234567E-06  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値が1.234567E-6に設定されています。

注記

本器はパーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値は共通です。

BIN機能の第3パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:ABSolute   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:ABSolute?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおける第3パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおける第3パラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:ABSolute 1,0.234567E-03,1.234567
BIN1の絶対値モード(Δ%)における第3パラメータの下限値を0.234567E-03、上限値を1.234567に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:ABSolute? 1

応答

:BIN:SLIMIT:ABSOLUTE 0.234567E-03, 1.234567  (HEADER ON のとき)
0.234567E-03, 1.234567  (HEADER OFF のとき)
BIN1の絶対値モードにおける第3パラメータの下限値が0.234567E-03、上限値が1.234567に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第3パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:DEViation   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:DEViation?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:DEViation 1,-10.0,10.0
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:DEViation? 1

応答

:BIN:SLIMIT:DEVIATION -10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第3パラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:BIN:SLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

第3パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

第3パラメータのモードを返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:BIN:SLIMit:MODE?

応答

:BIN:SLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

BIN機能の第3パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(パーセント(%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:PERcent   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:PERcent?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)における第3パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)における第3パラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:PERcent 1,-10.0,10.0
BIN1のパーセントモード(%) における第3パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:PERcent? 1

応答

:BIN:SLIMIT:PERCENT -10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
BIN1のパーセントモード(%)における第3パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の第3パラメータの基準値の設定と問い合わせ(パーセントモード(%) と偏差パーセントモード(Δ%)) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:REFerence   <基準値>

クエリ

:BIN:SLIMit:REFerence?  

応答

<基準値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:REFerence 1.234567E-6
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値を1.234567E-6に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:REFerence?

応答

:BIN:SLIMIT:REFERENCE 1.234567E-06  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値が1.234567E-6に設定されています。

注記

本器はパーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値は共通です。

コンパレータ機能のON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator   <OFF/ON>

クエリ

:COMParator?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

コンパレータ測定機能の設定をします。

OFF:コンパレータ機能が無効になります。
ON:コンパレータ機能が有効になります。

クエリ

コンパレータ測定機能の設定を返します。

コマンド

:COMParator ON
コンパレータ 測定機能をONに設定します。

クエリ

:COMParator?

応答

:COMPARATOR ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
コンパレータ測定機能がONに設定されています。

注記

BIN測定時に:COMParator ONコマンドを送信すると、自動的にBIN測定を終了し、コンパレータ測定を開始します。

コンパレータ機能の第1パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:ABSolute   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:ABSolute?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおける第1パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

絶対値モードにおける第1パラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:ABSolute 0.234567E-03,1.234567
絶対値モードにおける第1パラメータの下限値を0.234567E-03、上限値を1.234567に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:ABSolute?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:ABSOLUTE 0.234567E-03, 1.234567  (HEADER ON のとき)
0.234567E-03, 1.234567  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおける第1パラメータの下限値が0.234567E-03、上限値が1.234567に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の第1パラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:DEViation   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:DEViation?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:DEViation 1.234567E-6,-10.0,10.0
偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を1.234567E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:DEViation?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:DEVIATION 1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値が1.234567E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の第1パラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:COMParator:FLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

第1パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

第1パラメータのモードを返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:MODE?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

コンパレータ機能の第1パラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:PERcent   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:PERcent?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:PERcent 1.234567E-6,-10.0,10.0
パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値を1.234567E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:PERcent?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:PERCENT 1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値が1.234567E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の第3パラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:ABSolute   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:ABSolute?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおける第3パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

絶対値モードにおける第3パラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:ABSolute 0.234567E-03,1.234567
絶対値モードにおける第3パラメータの下限値を0.234567E-03、上限値を1.234567に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:ABSolute?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:ABSOLUTE 0.234567E-03, 1.234567  (HEADER ON のとき)
0.234567E-03, 1.234567  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおける第3パラメータの下限値が0.234567E-03、上限値が1.234567に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の第3パラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:DEViation   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:DEViation?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:DEViation 1.234567E-6,-10.0,10.0
偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値を1.234567E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:DEViation?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:DEVIATION 1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
偏差パーセントモード(Δ%)における第3パラメータの基準値が1.234567E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の第3パラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:COMParator:SLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

第3パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

第3パラメータのモードを返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:MODE PERcent
パーセントモードを選択します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:MODE?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

コンパレータ機能の第3パラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:PERcent   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:PERcent?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモード(%)における第3パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)における第3パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:PERcent 1.234567E-6,-10.0,10.0
パーセントモード(%)における第3パラメータの基準値を1.234567E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:PERcent?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:PERCENT 1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER ON のとき)
1.234567E-06,-10.0,10.0  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)における第3パラメータの基準値が1.234567E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

DC測定時のオープン/ショート補正機能のON/OFFの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:LIMit:DC   <ON/OFF>

クエリ

:CORRection:LIMit:DC?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

DC測定時のオープン/ショート補正機能のON/OFFを設定します。

クエリ

DC測定時のオープン/ショート補正機能のON/OFFを返します。

コマンド

:CORRection:LIMit:DC ON
DC測定時のオープン/ショート補正機能をONに設定します。

クエリ

:CORRection:LIMit:DC?

応答

:CORRECTION:LIMIT:DC ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
DC測定時のオープン/ショート補正機能がONに設定されています。

注記

本設定はALL補正時に適用されます。
DC測定時の補正機能のON/OFFの設定はオープン補正とショート補正で共通です。

AC測定時のオープン/ショート補正範囲の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:LIMit:POINt   <UNLimited/補正開始周波数>, <UNLimited/補正終了周波数>

クエリ

:CORRection:LIMit:POINt?  

応答

<UNLIMITED/補正開始周波数>, <UNLIMITED/補正終了周波数>

パラメータ

<補正開始周波数> = 4.00〜4.9999MHz (NR3)
<補正終了周波数> = 4.01〜5.0000MHz (NR3)

解説

コマンド

AC測定時のオープン/ショート補正範囲を設定します。 UNLimited:補正範囲を制限しません。

クエリ

AC測定時のオープン/ショート補正範囲を返します。

コマンド

:CORRection:LIMit:POINt 100E3, 1E6
AC測定時のオープン/ショート補正の範囲を100kHz〜1MHzに設定します。

クエリ

:CORRection:LIMit:POINt?

応答

:CORRECTION:OPEN:LIMIT 100.00E+03, 1.0000E+06
AC測定時のオープン/ショート補正の範囲が100kHz〜1MHzに設定されています。

注記

本設定はALL補正時に適用されます。
AC測定時の補正範囲の設定はオープン補正とショート補正で共通です。

オープン補正機能の実行と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:OPEN   <OFF/ALL/SPOT>

クエリ

:CORRection:OPEN?  

応答

<OFF/ALL/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

オープン補正機能の設定と補正値の取り込みを行います。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:オープン補正機能を無効にします。
ALL:オープン補正値を取得し、オープン補正機能をALL補正にします。
SPOT:設定されているSPOT補正周波数でオープン補正値を取得し、オープン補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

オープン補正機能の設定を返します。

OFF: オープン補正機能が無効になっています。
ALL: オープン補正機能がALL補正になっています。
SPOT: オープン補正機能がSPOT補正になっています。

コマンド

:CORRection:OPEN ALL
オープン補正値を取得し、オープン補正機能をALL補正にします。

クエリ

:CORRection:OPEN?

応答

:CORRECTION:OPEN ALL  (HEADER ON のとき)
ALL  (HEADER OFF のとき)
オープン補正機能がALL補正になっています。

注記

測定中は補正を実行することができず、実行エラーになります。LCRモードの場合は外部トリガに、アナライザモードの場合はシーケンシャル掃引かステップ掃引に変更してからコマンドを実行してください。
補正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
以下の場合はオープン補正値の取得はできず、実行エラーとなります。

  • LCRモードの内部トリガで測定中の時
  • LCRモードの外部トリガで測定中の時
  • アナライザモードのシーケンシャルで測定中の時

オープン補正失敗フラグの問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:OPEN:ERRor?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0/1/2 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

オープン補正を実行した結果を返します。

0: オープン補正が正常に終了しました。
1: オープン補正が異常終了しました。
2: レンジが未確定の状態でオープン補正が終了しました。

コマンド

クエリ

:CORRection:OPEN:ERRor?

応答

:CORRECTION:OPEN:ERROR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
オープン補正が正常に終了しました。

注記

本コマンドで「2」が返ってくる場合、オートレンジが定まらない状態で補正値を取得しています。特に、ノイズが多い環境で補正を実行すると、このような症状が発生する場合があります。ノイズ対策については本体取説の「付録4 外来ノイズの混入を防ぐ」を参照してください。
また、高インピーダンス素子の場合はガーディング処理を行ってください。→付録2 高インピーダンス素子の測定をするとき

オープン補正値を取得する周波数の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:OPEN:FREQuency   <補正No.>, <OFF/DC/周波数>

クエリ

:CORRection:OPEN:FREQuency?   <補正No.>

応答

<OFF/DC/周波数>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<周波数> = 4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

オープン補正機能のSPOT補正を行う周波数を設定します。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:指定した補正NoのSPOT補正を無効にします。
DC:指定した補正NoをDC SPOT補正にします。
周波数:指定した補正NoのSPOT補正周波数を設定します。

クエリ

オープン補正機能のSPOT補正周波数を返します。

OFF: 指定した補正NoにSPOT補正周波数が設定されていません。
DC: 指定した補正NoにDC SPOT補正が設定されています。
周波数: 指定した補正NoのSPOT補正周波数を返します。

コマンド

:CORRection:OPEN:FREQuency 1,120E+3
補正値No1のSPOT補正周波数を120kHzに設定します。

クエリ

:CORRection:OPEN:FREQuency? 1

応答

:CORRECTION:OPEN:FREQUENCY 120.00E+03  (HEADER ON のとき)
120.00E+03  (HEADER OFF のとき)
補正値No1のSPOT補正周波数が120kHzに設定されています。

注記

オープン補正機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:OPEN:RETurn   <OFF/ALL/SPOT>

クエリ

:CORRection:OPEN:RETurn?  

応答

<OFF/ALL/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

オープン補正機能の設定をします。補正値の取り込みは行いません。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:オープン補正機能を無効にします。
ALL:オープン補正機能をALL補正にします。
SPOT:オープン補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

オープン補正機能の設定

OFF: オープン補正機能が無効になっています。
ALL: オープン補正機能がALL補正になっています。
SPOT: オープン補正機能がSPOT補正になっています。

コマンド

:CORRection:OPEN:RETurn SPOT
オープン補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

:CORRection:OPEN:RETurn?

応答

:CORRECTION:OPEN:RETURN SPOT  (HEADER ON のとき)
SPOT  (HEADER OFF のとき)
オープン補正機能がSPOT補正になっています。

注記

オープン補正値の問い合わせ(ALL補正) LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:OPEN:DATA:ALL?  

応答

「<OPEN補正周波数> , <OPEN補正値 G>, <OPEN補正値 B>」をカンマ区切りで補正周波数分出力

パラメータ

<OPEN補正周波数> = 0/4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

クエリ

全ての補正周波数において取得したOPEN補正値を返します。
補正を実行していない場合は<OPEN補正値 G>、<OPEN補正値 B>は「0.0000E+00」となります。
補正周波数がDCの場合、<OPEN補正周波数>は「0.0000E+00」となります。

コマンド

クエリ

:CORRection:OPEN:DATA:ALL?

応答

0.0000E+00, -0.0786E-09, 0.0000E-09, 4.0000E+00, 0.0062E-09, 0.0118E-09, ... ... ... , 5.0000E+06, 9.102775E-06, 7.158449E-06
全ての補正周波数において取得したOPEN補正値を返します。

注記

オープン補正値の出力フォーマットは:MEASureの応答フォーマット(G,B)と等しくなっています。
応答メッセージにヘッダは付きません。

オープン補正値の問い合わせ(SPOT補正) LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:OPEN:DATA:SPOT?   <補正No.>

応答

<OPEN補正周波数> , <OPEN補正値 G>, <OPEN補正値 B>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<OPEN補正周波数> = 0/4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

クエリ

補正No.で指定したOPEN補正値を返します。
補正を実行していない場合は<OPEN補正値 G>、<OPEN補正値 B>は「0.0000E+00」となります。
補正周波数がDCの場合、<OPEN補正周波数 >は「0.0000E+00」となります。
補正周波数が設定されていない場合、<OPEN補正周波数>は「OFF」となります。

コマンド

クエリ

:CORRection:OPEN:DATA:SPOT? 2

応答

120.00E+03, 23.7354E-09, 341.7050E-09
補正No.2のオープン補正値を返します。

注記

オープン補正値の出力フォーマットは:MEASureの応答フォーマット(G,B)と等しくなっています。
応答メッセージにヘッダは付きません。

ショート補正機能の実行と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SHORt   <OFF/ALL/SPOT>

クエリ

:CORRection:SHORt?  

応答

<OFF/ALL/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

ショート補正機能の設定と補正値の取り込みを行います。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:ショート補正機能を無効にします。
ALL:ショート補正値を取得し、ショート補正機能をALL補正にします。
SPOT:設定されているSPOT補正周波数でショート補正値を取得し、ショート補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

ショート補正機能の設定を返します。

OFF: ショート補正機能が無効になっています。
ALL: ショート補正機能がALL補正になっています。
SPOT: ショート補正機能がSPOT補正になっています。

コマンド

:CORRection:SHORt ALL
ショート補正値を取得し、ショート補正機能をALL補正にします。

クエリ

:CORRection:SHORt?

応答

:CORRECTION:SHORT ALL  (HEADER ON のとき)
ALL  (HEADER OFF のとき)
ショート補正機能がALL補正になっています。

注記

測定中は補正を実行することができず、実行エラーになります。LCRモードの場合は外部トリガに、アナライザモードの場合はシーケンシャル掃引かステップ掃引に変更してからコマンドを実行してください。
補正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
以下の場合はショート補正値の取得はできず、実行エラーとなります。

  • LCRモードの内部トリガで測定中の時
  • LCRモードの外部トリガで測定中の時
  • アナライザモードのシーケンシャルで測定中の時

ショート補正失敗フラグの問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:SHORt:ERRor?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0/1/2 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ショート補正を実行した結果を返します。

0: ショート補正が正常に終了しました。
1: ショート補正が異常終了しました。
2 :レンジが未確定の状態でショート補正が終了しました。

コマンド

クエリ

:CORRection:SHORt:ERRor?

応答

:CORRECTION:SHORT:ERROR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
ショート補正が正常に終了しました。

注記

本コマンドで「2」が返ってくる場合、オートレンジが定まらない状態で補正値を取得しています。特に、ノイズが多い環境で補正を実行すると、このような症状が発生する場合があります。ノイズ対策については本体取説の「付録 外来ノイズの混入を防ぐ」を参照してください。

ショート補正値を取得する周波数の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SHORt:FREQuency   <補正No.>, <OFF/DC/周波数>

クエリ

:CORRection:SHORt:FREQuency?   <補正No.>

応答

<OFF/DC/周波数>

パラメータ

<補正No> = 1/2/3/4/5
<周波数> = 4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

ショート補正機能のSPOT補正を行う周波数を設定します。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:指定した補正NoのSPOT補正を無効にします。
DC:指定した補正NoをDC SPOT補正にします。
周波数:指定した補正NoのSPOT補正周波数を設定します。

クエリ

ショート補正機能のSPOT補正周波数を返します。

OFF: 指定した補正NoにSPOT補正周波数が設定されていません。
DC: 指定した補正NoにDC SPOT補正が設定されています。
周波数: 指定した補正NoのSPOT補正周波数を返します。

コマンド

:CORRection:SHORt:FREQuency 1,120E+3
補正値No1のSPOT補正周波数を120kHzに設定します。

クエリ

:CORRection:SHORt:FREQuency? 1

応答

:CORRECTION:SHORT:FREQUENCY 120.00E+03  (HEADER ON のとき)
120.00E+03  (HEADER OFF のとき)
補正値No1のSPOT補正周波数が120kHzに設定されています。

注記

ショート補正機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SHORt:RETurn   <OFF/ALL/SPOT>

クエリ

:CORRection:SHORt:RETurn?  

応答

<OFF/ALL/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

ショート補正機能の設定をします。補正値の取り込みは行いません。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

OFF:ショート補正機能を無効にします。
ALL:ショート補正機能をALL補正にします。
SPOT:ショート補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

ショート補正機能の設定を返します。

OFF: ショート補正機能が無効になっています。
ALL: ショート補正機能がALL補正になっています。
SPOT: ショート補正機能がSPOT補正になっています。

コマンド

:CORRection:SHORt:RETurn SPOT
ショート補正機能をSPOT補正にします。

クエリ

:CORRection:SHORt:RETurn?

応答

:CORRECTION:SHORT:RETURN SPOT  (HEADER ON のとき)
SPOT  (HEADER OFF のとき)
ショート補正機能がSPOT補正になっています。

注記

ショート補正値の問い合わせ(ALL補正) LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:SHORt:DATA:ALL?  

応答

「<SHORT補正周波数> , <SHORT補正値 R>, <SHORT補正値 X>」をカンマ区切りで補正周波数分出力

パラメータ

<SHORT補正周波数> = 0/4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

クエリ

全ての補正周波数において取得したSHORT補正値を返します。
補正を実行していない場合は<SHORT補正値 R>、<SHORT補正値 X>は「0.0000E+00」となります。
補正周波数がDCの場合、<SHORT補正周波数>は「0.0000E+00」となります。

コマンド

クエリ

:CORRection:SHORt:DATA:ALL?

応答

0.0000E+00, 11.742E-03, 0.0000E+00, 4.0000E+00, 11.741E-03, -0.002E-03, ... ... ... , 5.0000E+06, 89.957E-03, 450.797E-03
全ての補正周波数において取得したSHORT補正値を返します。

注記

SHORT補正値の出力フォーマットは:MEASureの応答フォーマット(R,X)と等しくなっています。
応答メッセージにヘッダは付きません。

ショート補正値の問い合わせ(SPOT補正) LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:SHORt:DATA:SPOT?   <補正No.>

応答

<SHORT補正周波数> , <OPEN補正値 R>, <OPEN補正値 X>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<SHORT補正周波数> = 0/4.00〜5,0000E+06 (NR3)

解説

コマンド

クエリ

補正No.で指定したSHORT補正値を返します。
補正を実行していない場合は<SHORT補正値 R>、<SHORT補正値 X>は「0.0000E+00」となります。
補正周波数がDCの場合、<SHORT補正周波数>は「0.0000E+00」となります。
補正周波数が設定されていない場合、<SHORT補正周波数>は「OFF」となります。

コマンド

クエリ

:CORRection:SHORt:DATA:SPOT? 2

応答

120.00E+03, 2.720E-03, 26.536E-03
補正No.2のショート補正値を返します。

注記

SHORT補正値の出力フォーマットは:MEASureの応答フォーマット(R,X)と等しくなっています。
応答メッセージにヘッダは付きません。

ロード補正機能の実行と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD   <OFF/ON>

クエリ

:CORRection:LOAD?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

ロード補正機能の設定と補正値の取り込みを行います。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

OFF:ロード補正機能を無効にします。
ON:ロード補正値を取得し、ロード補正機能を有効にします。

クエリ

ロード補正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD ON
ロード補正値を取り込み、ロード補正機能を有効にします。

クエリ

:CORRection:LOAD?

応答

:CORRECTION:LOAD ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ロード補正機能が有効になっています。

注記

ロード補正値を取り込む前に、ロード補正条件の設定をしてください。
有効なロード補正条件が1つも存在しない場合はコマンドエラーとなります。
以下の場合はロード補正値の取得はできず、実行エラーとなります。

  • LCRモードの内部トリガで測定中の時
  • LCRモードの外部トリガで測定中の時

ロード補正条件設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:CONDition   <補正No.>, <周波数>, <レンジNo.>, <LOW Z> ,<V/CV/CC>, <レベル値>, <DCバイアス>, <DCバイアス値>

クエリ

:CORRection:LOAD:CONDition?   <補正No.>

応答

<周波数>, <レンジNo.>, <LOW Z> ,<V/CV/CC>, <レベル値>, <DCバイアス>, <DCバイアス値>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<周波数> = 4.00〜5,0000E+06 (NR3)
<レンジNo.> = 1〜12 (NR1)
<LOW Z> = OFF/ON
<レベル値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<DCバイアス> = OFF/ON
<DCバイアス値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

ロード補正条件を設定します。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

クエリ

ロード補正条件を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD:CONDition 3,5.0000E+03,3,ON,CV,0.300,ON,2.00
ロード補正No.3に、以下のロード補正条件を設定します。

周波数: 5.0000kHz
レンジ: 3(10Ωレンジ)
LOW Z: ON
レベルモード: CV
レベル値: 0.300V
DCバイアス: ON
DCバイアス値: 2.00V

クエリ

:CORRection:LOAD:CONDition? 3

応答

:CORRECTION:LOAD:CONDITION 5.0000E+03,3,ON,CV,0.300,ON,2.00  (HEADER ON のとき)
5.0000E+03,3,ON,CV,0.300,ON,2.00  (HEADER OFF のとき)
ロード補正No.3に以下のロード補正条件が設定されています。

周波数: 5.0000kHz
レンジ: 3(10Ωレンジ)
LOW Z: ON
レベルモード: CV
レベル値: 0.300V
DCバイアス: ON
DCバイアス値: 2.00V

注記

本コマンドを実行すると、前回の設定がDC設定の場合、基準値に使用するパラメータがZ-θに変更され、基準値がクリアされます。
以下の場合は実行エラーになります。

  • ロード補正条件として設定できない値を指定した場合
  • ロード補正条件が設定されていない補正No.を問い合わせた場合
  • DC設定になっている補正No.を問い合わせた場合

直流抵抗測定時のロード補正条件設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:DCResistance:CONDition   <補正No.>, <レンジNo.>, <LOW Z> ,<V/CV/CC>, <レベル値>

クエリ

:CORRection:LOAD:DCResistance:CONDition?   <補正No.>

応答

<レンジNo.>, <LOW Z> ,<V/CV/CC>, <レベル値>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<レンジNo.> = 1〜12 (NR1)
<LOW Z> = OFF/ON
<レベル値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

直流抵抗測定時のロード補正条件を設定します。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

クエリ

直流抵抗測定時のロード補正条件を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD:DCResistance:CONDition 5,6,OFF,CC,5.23E-03
ロード補正No.5に、以下の直流抵抗測定時のロード補正条件を設定します。

レンジ:6(3kΩレンジ)
LOW Z:OFF
レベルモード:CC
レベル値:5.23mA

クエリ

:CORRection:LOAD:DCResistance:CONDition? 5

応答

:CORRECTION:LOAD:DCRESISTANCE:CONDITION 6,OFF,CC,5.23E-03  (HEADER ON のとき)
6,OFF,CC,5.23E-03  (HEADER OFF のとき)
ロード補正No.5に、以下の直流抵抗測定時のロード補正条件が設定されています。

レンジ:6(3kΩレンジ)
LOW Z:OFF
レベルモード:CC
レベル値:5.23mA

注記

本コマンドを実行すると、前回の設定がDC設定でない場合、基準値に使用するパラメータがRdcに変更され、基準値がクリアされます。
以下の場合は実行エラーになります。

  • 直流抵抗測定時のロード補正条件として設定できない値を指定した場合
  • 直流抵抗測定時のロード補正条件が設定されていない補正No.を問い合わせた場合
  • DC設定でない補正No.を問い合わせた場合

直流抵抗測定時のロード補正の基準値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:DCResistance:REFerence   <補正No.>, <基準値>

クエリ

:CORRection:LOAD:DCResistance:REFerence?   <補正No.>

応答

<基準値>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<基準値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

直流抵抗測定時のロード補正に使用する基準値を設定します。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

クエリ

直流抵抗測定時のロード補正に使用する基準値を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD:DCResistance:REFerence 1,20
補正No.1の基準値を20Ωに設定します。

クエリ

:CORRection:LOAD:DCResistance:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:LOAD:DCRESISTANCE:REFERENCE 20.00000E+00  (HEADER ON のとき)
20.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
補正No.1の基準値を20Ωに設定します。

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • 指定した補正No.がDC設定でない場合
  • 有効な基準値が設定されていない場合

ロード補正値の問い合わせ LCR

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:LOAD:DATA?   <補正No.>

応答

<補正係数1>, <補正係数2>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5

解説

コマンド

クエリ

ロード補正を実行して得られた補正係数を返します。

コマンド

クエリ

:CORRection:LOAD:DATA? 1

応答

225.6614E-03, -61.187
補正No.1の補正係数を返します。

注記

補正モードがDCの場合は、<補正係数1>のみ返します。
指定した補正No.でロード補正の設定が行われていない場合は実行エラーになります。
応答メッセージにヘッダは付きません。

ロード補正失敗フラグの問合せ LCR

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:LOAD:ERRor?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0/1 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ロード補正を実行した結果を返します。

0: ロード補正が正常に終了しました。
1: ロード補正が異常終了しました。

コマンド

クエリ

:CORRection:LOAD:ERRor?

応答

:CORRECTION:LOAD:ERROR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
ロード補正が正常に終了しました。

注記

ロード補正の基準値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:REFerence   <補正No.>, <モードNo.>, <基準値1>, <基準値2>

クエリ

:CORRection:LOAD:REFerence?   <補正No.>

応答

<モードNo.>, <基準値1>, <基準値2>

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5
<モードNo.> = 1〜10 (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

ロード補正の基準値に使用するパラメータと基準値を設定します。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

クエリ

ロード補正の基準値に使用するパラメータと基準値を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD:REFerence 1,2,10e-9,0.00014
補正No.1のパラメータをCs-D、基準値1(Cs)を10nF、基準値2(D)を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:LOAD:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:LOAD:REFERENCE 2,10.00000E-09,140.0000E-06  (HEADER ON のとき)
2,10.00000E-09,140.0000E-06  (HEADER OFF のとき)
補正No.1のパラメータがCs-D、基準値1(Cs)が10nF、基準値2(D)が0.00014に設定されています。

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • 指定した補正No.がDC設定の場合
  • 有効な基準値が設定されていない場合

ロード補正条件のリセット LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:RESet   <補正No.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<補正No.> = 1/2/3/4/5

解説

コマンド

指定した補正No.のロード補正条件をクリアします。
補正条件をクリアすると、ロード補正は無効(OFF)になります。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

クエリ

コマンド

:CORRection:LOAD:RESet 1
補正No.1のロード補正条件をクリアします。

クエリ

応答

注記

一度クリアしたロード補正条件は元に戻せません。
再度設定し直してください。

ロード補正機能の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LOAD:RETurn   <OFF/ON>

クエリ

:CORRection:LOAD:RETurn?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

ロード補正機能の設定をします。補正値の取り込みは行いません。
本コマンドはLCRモードの時のみ有効です。

OFF:ロード補正機能を無効にします。
ON:ロード補正機能を有効にします。

クエリ

ロード補正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:LOAD:RETurn ON
ロード補正機能を有効にします。

クエリ

:CORRection:LOAD:RETurn?

応答

:CORRECTION:LOAD:RETURN ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ロード補正機能が有効になっています。

注記

ケーブル長補正機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CABLe   <ケーブル長>

クエリ

:CORRection:CABLe?  

応答

<ケーブル長>

パラメータ

<ケーブル長> = 0/1 (NR1)

解説

コマンド

ケーブル長補正機能の設定をします。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

クエリ

ケーブル長補正機能の設定を返します。

0:ケーブル長補正機能が0mに設定されています。
1:ケーブル長補正機能が1mに設定されています。

コマンド

:CORRection:CABLe 1
ケーブル長補正機能を1mに設定します。

クエリ

:CORRection:CABLe?

応答

:CORRECTION:CABLE 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
ケーブル長補正機能が1mに設定されています。

注記

スケーリング補正機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SCALe   <OFF/ON>

クエリ

:CORRection:SCALe?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

スケーリング補正機能の設定をします。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

クエリ

スケーリング補正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:SCALe ON
スケーリング補正機能を有効にします。

クエリ

:CORRection:SCALe?

応答

:CORRECTION:SCALE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
スケーリング補正機能が有効になっています。

注記

アナライザモードの時はスケールNo1とスケールNo3のみが有効になります。

スケーリング補正値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SCALe:DATA   <スケールNo.>, <補正値A>, <補正値B>

クエリ

:CORRection:SCALe:DATA?   <スケールNo.>

応答

<補正値A>, <補正値B>

パラメータ

<スケールNo.> = 1/2/3/4
<補正値A> = -999.9999〜999.9999 (NR2)
<補正値B> = -9.999999E+09〜9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

スケーリング補正機能の値を設定します。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

クエリ

スケーリング補正機能の値を返します。

コマンド

:CORRection:SCALe:DATA 1,1.23,4.56
スケールNo1の補正値Aを1.23、補正値Bを4.56に設定します。

クエリ

:CORRection:SCALe:DATA? 1

応答

:CORRECTION:SCALE:DATA 1.23,4.560000E+00  (HEADER ON のとき)
1.2300,4.560000E+00  (HEADER OFF のとき)
スケールNo1の補正値Aが1.23、補正値Bが4.56に設定されています。

注記

DCバイアス機能のON/OFF LCR ANALYZER

構文

コマンド

:DCBias   <ON/OFF>

クエリ

:DCBias?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

DCバイアス機能の設定をします。

クエリ

DCバイアス機能の設定を返します。

コマンド

:DCBias ON
DCバイアス機能を有効に設定します。

クエリ

:DCBias?

応答

:DCBIAS ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
DCバイアス機能が有効に設定されています。

注記

DCバイアスレベルの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:DCBias:LEVel   <DCバイアスレベル>

クエリ

:DCBias:LEVel?  

応答

<DCバイアスレベル>

パラメータ

<DCバイアスレベル> = 0.00〜2.50V (NR2)

解説

コマンド

DCバイアスレベルを設定します。

クエリ

DCバイアスレベルを返します。

コマンド

:DCBias:LEVel 1.50
DCバイアスレベルを1.5Vに設定します。

クエリ

:DCBias:LEVel?

応答

:DCBIAS:LEVEL 1.50  (HEADER ON のとき)
1.50  (HEADER OFF のとき)
DCバイアスレベルが1.5Vに設定されています。

注記

直流抵抗測定時におけるDCオフセットの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:ADJust   <ON/OFF>

クエリ

:DCResistance:ADJust?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時のDCオフセットの設定をします。

クエリ

直流抵抗測定時のDCオフセットの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:ADJust ON
直流抵抗測定時のDCオフセットを有効に設定します。

クエリ

:DCResistance:ADJust?

応答

:DCRESISTANCE:ADJUST ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時のDCオフセットが有効に設定されています。

注記

直流抵抗測定時におけるDCオフセットの取得 LCR

構文

コマンド

:DCResistance:ADJust:DEMand  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時にDCオフセット値を取得します。
DCアジャスト機能がOFFで、DCオフセット値を取得する必要がある時に本コマンドを使用してください。
なお、DCアジャスト機能がONの場合も本コマンドは有効ですが、測定ごとにオフセット値を取得しています。

クエリ

コマンド

:DCResistance:ADJust:DEMand
直流抵抗測定時にDCオフセット値を取得します。

クエリ

応答

注記

直流抵抗測定時におけるアベレージの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:AVERaging   <OFF/アベレージ回数>

クエリ

:DCResistance:AVERaging?  

応答

<OFF/アベレージ回数>

パラメータ

<アベレージ回数> = 1〜256 (NR1)

解説

コマンド

直流抵抗測定時のアベレージ回数の設定をします。

 OFF:アベレージ機能を無効にします。

クエリ

直流抵抗測定時のアベレージ回数を返します。

コマンド

:DCResistance:AVERaging 32
直流抵抗測定時のアベレージ回数を32回に設定します。

クエリ

:DCResistance:AVERaging?

応答

:DCRESISTANCE:AVERAGING 32  (HEADER ON のとき)
32  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時のアベレージ回数が32回に設定されています。

注記

アベレージ回数を1回に設定すると自動的にアベレージ機能がOFFになります。
アベレージ回数を2〜256回に設定すると自動的にアベレージ機能がONになります。

直流抵抗測定時における遷移ディレイ時間の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:DELay   <ディレイ時間>

クエリ

:DCResistance:DELay?  

応答

<ディレイ時間>

パラメータ

<ディレイ時間> = 0.0003〜9.9999 (NR2)

解説

コマンド

AC測定とDC測定を切り替える際のディレイ時間を設定します。

クエリ

AC測定とDC測定を切り替える際のディレイ時間を返します。

コマンド

:DCResistance:DELay 0.05
AC測定とDC測定を切り替える際のディレイ時間を0.0500sに設定します。

クエリ

:DCResistance:DELay?

応答

:DCRESISTANCE:DELAY 0.0500  (HEADER ON のとき)
0.0500  (HEADER OFF のとき)
AC測定とDC測定を切り替える際のディレイ時間が0.0500sに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における測定信号レベルの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LEVel   <V/CV/CC>

クエリ

:DCResistance:LEVel?  

応答

<V/CV/CC>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時の測定信号の種類を開放電圧、定電圧、定電流のいずれかに設定します。

V:開放電圧に設定します。
CV:定電圧に設定します。
CC:定電流に設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の測定信号の種類を返します。

コマンド

:DCResistance:LEVel V
直流抵抗測定時の測定信号の種類をV(開放電圧)に設定します。

クエリ

:DCResistance:LEVel?

応答

:DCRESISTANCE:LEVEL V  (HEADER ON のとき)
V  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の測定信号の種類がV(開放電圧)に設定されています。

注記

直流抵抗測定時における定電流レベル値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LEVel:CCURRent   <定電流レベル>

クエリ

:DCResistance:LEVel:CCURRent?  

応答

<定電流レベル>

パラメータ

<定電流レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

直流抵抗測定時の定電流レベルを設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の定電流レベルの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:LEVel:CCURRent 10E-3
直流抵抗測定時の定電流レベルを10mAに設定します。

クエリ

:DCResistance:LEVel:CCURRent?

応答

:DCRESISTANCE:LEVEL:CCURRENT 10.00E-03  (HEADER ON のとき)
10.00E-03  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の定電流レベルが10mAに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における定電圧レベル値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LEVel:CVOLTage   <定電圧レベル>

クエリ

:DCResistance:LEVel:CVOLTage?  

応答

<定電圧レベル>

パラメータ

<定電圧レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

直流抵抗測定時の定電圧レベルを設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の定電圧レベルの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:LEVel:CVOLTage 1.000
直流抵抗測定時の定電圧レベルを1Vに設定します。

クエリ

:DCResistance:LEVel:CVOLTage?

応答

:DCRESISTANCE:LEVEL:CVOLTAGE 1.000  (HEADER ON のとき)
1.000  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の定電圧レベルが1Vに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における開放電圧レベル値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LEVel:VOLTage   <開放電圧レベル>

クエリ

:DCResistance:LEVel:VOLTage?  

応答

<開放電圧レベル>

パラメータ

<開放電圧レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

直流抵抗測定時の開放電圧レベルを設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の開放電圧レベルの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:LEVel:VOLTage 1.000
直流抵抗測定時の開放電圧レベルを1Vに設定します。

クエリ

:DCResistance:LEVel:VOLTage?

応答

:DCRESISTANCE:LEVEL:VOLTAGE 1.000  (HEADER ON のとき)
1.000  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の開放電圧レベルが1Vに設定されています。

注記

直流抵抗測定時におけるリミットのON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LIMiter   <ON/OFF>

クエリ

:DCResistance:LIMiter?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時のリミット機能を設定します。

クエリ

直流抵抗測定時のリミット機能の設定を返します。

コマンド

:DCResistance:LIMiter ON
直流抵抗測定時のリミット機能をONに設定します。

クエリ

:DCResistance:LIMiter?

応答

:DCRESISTANCE:LIMITER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時のリミット機能がONに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における電流リミット値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LIMiter:CURRent   <電流リミット値>

クエリ

:DCResistance:LIMiter:CURRent?  

応答

<電流リミット値>

パラメータ

<電流リミット値> = 0.01m〜100.00mA (NR3)

解説

コマンド

直流抵抗測定時の電流リミット値を設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の電流リミット値を返します。

コマンド

:DCResistance:LIMiter:CURRent 50.00E-03
直流抵抗測定時の電流リミット値を50mAに設定します。

クエリ

:DCResistance:LIMiter:CURRent?

応答

:DCRESISTANCE:LIMITER:CURRENT 50.00E-03  (HEADER ON のとき)
50.00E-03  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の電流リミット値が50mAに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における電圧リミット値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:LIMiter:VOLTage   <電圧リミット値>

クエリ

:DCResistance:LIMiter:VOLTage?  

応答

<電圧リミット値>

パラメータ

<電圧リミット値> = 0.10〜2.50V (NR3)

解説

コマンド

直流抵抗測定時の電圧リミット値を設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の電圧リミット値を返します。

コマンド

:DCResistance:LIMiter:VOLTage 2.5
直流抵抗測定時の電圧リミット値を2.5Vに設定します。

クエリ

:DCResistance:LIMiter:VOLTage?

応答

:DCRESISTANCE:LIMITER:VOLTAGE 2.500  (HEADER ON のとき)
2.500  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の電圧リミット値が2.5Vに設定されています。

注記

直流抵抗測定時における測定レンジの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:RANGe   <レンジNo.>

クエリ

:DCResistance:RANGe?  

応答

<レンジNo.>

パラメータ

<測定レンジNo.> = 1〜12 (NR1)

解説

コマンド

直流抵抗測定時の測定レンジを設定します。
このコマンドを実行すると、自動的にレンジの設定がオートからホールドに変わります。

クエリ

直流抵抗測定時の測定レンジを返します。

コマンド

:DCResistance:RANGe 4
直流抵抗測定時の測定レンジを4(300Ω)に設定します。

クエリ

:DCResistance:RANGe?

応答

:DCRESISTANCE:RANGE 4  (HEADER ON のとき)
4  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の測定レンジが4(300Ω)に設定されています。

注記

直流抵抗測定時における測定レンジの自動設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:RANGe:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:DCResistance:RANGe:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時の測定レンジが自動的に切り替わるように設定します。

ON:オートレンジ機能によりレンジが自動的に切り替わります。
OFF:レンジは自動的に切り替わらず、固定になります。

クエリ

直流抵抗測定時の測定レンジの自動設定を返します。

コマンド

:DCResistance:RANGe:AUTO ON
直流抵抗測定時の測定レンジが自動的に切り替わるように設定します。

クエリ

:DCResistance:RANGe:AUTO?

応答

:DCRESISTANCE:RANGE:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の測定レンジが自動的に切り替わるように設定されています。

注記

直流抵抗測定時における低Z高精度モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:RANGe:LOWZ   <ON/OFF>

クエリ

:DCResistance:RANGe:LOWZ?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時の低Z高精度モードの設定をします。

クエリ

直流抵抗測定時の低Z高精度モードの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:RANGe:LOWZ ON
直流抵抗測定時の低Z高精度モードを有効に設定します。

クエリ

:DCResistance:RANGe:LOWZ?

応答

:DCRESISTANCE:RANGE:LOWZ ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の低Z高精度モードが有効に設定されています。

注記

直流抵抗測定時における測定スピードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DCResistance:SPEEd   <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:DCResistance:SPEEd?  

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2>

パラメータ

解説

コマンド

直流抵抗測定時の測定スピードを設定します。

クエリ

直流抵抗測定時の測定スピードの設定を返します。

コマンド

:DCResistance:SPEEd MEDium
直流抵抗測定時の測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:DCResistance:SPEEd?

応答

:DCRESISTANCE:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
直流抵抗測定時の測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

ディスプレイ表示の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:DISPlay   <ON/OFF>

クエリ

:DISPlay?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

LCD 表示の設定をします。

ON:LCD が常に点灯します。
OFF:最後にタッチパネルに触れてから約10秒後にLCDが消灯します。タッチパネルに触れると再度点灯します。

クエリ

LCD 表示の設定を返します。

コマンド

:DISPlay OFF
LCDが消灯するように設定します。

クエリ

:DISPlay?

応答

:DISPLAY OFF  (HEADER ON のとき)
OFF  (HEADER OFF のとき)
LCDが消灯するように設定されています。

注記

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ0の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE0   <マスク値>

クエリ

:ESE0?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER0のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER0のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE0 20
ESER0のbit4とbit2をセットします。

クエリ

:ESE0?

応答

:ESE0 20  (HEADER ON のとき)
20  (HEADER OFF のとき)
ESER0のbit4とbit2が1に設定されています。

注記

本レジスタは1測定終了後にビットがセットされます。アナライザモードの場合は1掃引点の測定終了後にビットがセットされます。各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ1の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE1   <マスク値>

クエリ

:ESE1?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER1のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER1のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE1 64
ESER1のbit6をセットします。

クエリ

:ESE1?

応答

:ESE1 64  (HEADER ON のとき)
64  (HEADER OFF のとき)
ESER1のbit6が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ2の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE2   <マスク値>

クエリ

:ESE2?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER2のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER2のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE2 1
ESER2のbit0をセットします。

クエリ

:ESE2?

応答

:ESE2 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
ESER2のbit0が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ3の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE3   <マスク値>

クエリ

:ESE3?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER3のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER3のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE3 3
ESER3のbit1とbit0をセットします。

クエリ

:ESE3?

応答

:ESE3 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
ESER3のbit1とbit0が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ0の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR0?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ0(ESR0)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR0?

応答

4
ESR0のbit2が1になっています。

注記

本レジスタは1測定終了後にビットがセットされます。
アナライザモードの場合は1掃引点の測定終了後にビットがセットされます。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ1の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR1?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ1(ESR1)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR1?

応答

82
ESR1のbit6とbit4とbit1が1になっています。

注記

LCRモードのコンパレータ測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
アナライザモードのエリア判定の場合は、1掃引点測定後にビットがセットされます。
連続測定の場合は連続測定終了後にANDビットがセットされます。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ2の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR2?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ2(ESR2)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR2?

応答

1
ESR2のbit0が1になっています。

注記

LCRモードのBIN測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
アナライザモードのピーク判定の場合は、1掃引測定後にビットがセットされます。
連続測定モードの場合はセットされません。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ3の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR3?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ3(ESR3)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR3?

応答

64
ESR3のbit6が1になっています。

注記

LCRモードのBIN測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
アナライザモードのピーク判定の場合は、1掃引測定後にビットがセットされます。
連続測定モードの場合はセットされません。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

テキスト保存時の日時の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:DATE   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:DATE?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に日時を保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の日時の設定を返します。

コマンド

:FILE:DATE ON
テキスト保存時に日時を保存します。

クエリ

:FILE:DATE?

応答

:FILE:DATE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に日時が保存されます。

注記

テキスト保存時の区切り文字の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:DELIMiter   <COMma/TAB/SEMIcolon/SPACE>

クエリ

:FILE:DELIMiter?  

応答

<COMMA/TAB/SEMICOLON/SPACE>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時の区切り文字を設定します。

COMma:カンマ(,)
TAB:タブ
SEMIcolon:セミコロン(;)
SPACE:スペース

クエリ

テキスト保存時の区切り文字の設定を返します。

コマンド

:FILE:DELIMiter SEMIcolon
テキスト保存時の区切り文字をセミコロンに設定します。

クエリ

:FILE:DELIMiter?

応答

:FILE:DELIMITER SEMICOLON  (HEADER ON のとき)
SEMICOLON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時の区切り文字がセミコロンに設定されています。

注記

保存フォルダの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:FOLDer   <フォルダ名>

クエリ

:FILE:FOLDer?  

応答

<フォルダ名>

パラメータ

<フォルダ名> = 0〜9、A〜Z、+、-、_(最大12文字)

解説

コマンド

保存フォルダのフォルダ名を設定します。
ファイル名に使用可能な文字は英数字及び「+」「-」「_」の記号です。
小文字の英字は大文字に変換されます。

クエリ

保存フォルダのフォルダ名を返します。

コマンド

:FILE:FOLDer SaveData0523
保存フォルダのフォルダ名を「SAVEDATA0523」に設定します。

クエリ

:FILE:FOLDer?

応答

:FILE:FOLDER SAVEDATA0523  (HEADER ON のとき)
SAVEDATA0523  (HEADER OFF のとき)
保存フォルダのフォルダ名が「SAVEDATA0523」に設定されています。

注記

本コマンドを実行すると保存フォルダのモードが自動的に「MANUAL」に設定されます。

USBメモリ情報の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:FILE:INFOrmation?  

応答

<フォーマット形式>, <全容量>, <使用領域>, <空き領域>, <使用率>

パラメータ

<フォーマット形式> = FAT12/FAT16/FAT32

解説

コマンド

クエリ

USBメモリの情報を返します。
USBメモリが接続されていない場合は実行エラーになります。

コマンド

クエリ

:FILE:INFOrmation?

応答

:FILE:INFORMATION FAT32,1.9GB,960MB,949MB,50.3%  (HEADER ON のとき)
FAT32,1.9GB,960MB,949MB,50.3%  (HEADER OFF のとき)
現在接続されているUSBメモリのフォーマット形式はFAT32、全容量は1.9GB、使用領域は960MB、空き領域は949MB、使用率は50.3%です。

注記

保存フォルダのモード設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:MODE   <AUTO/MANUAL>

クエリ

:FILE:MODE?  

応答

<AUTO/MANUAL>

パラメータ

解説

コマンド

保存フォルダのモードを設定します。

AUTO:保存フォルダは日時から自動的に設定されます。
MANUAL:任意のフォルダに設定できます。フォルダ名は:FILE:FOLDerコマンドで設定してください。

クエリ

保存フォルダのモードを返します。

コマンド

:FILE:MODE MANUAL
保存フォルダのモードをマニュアルに設定します。

クエリ

:FILE:MODE?

応答

:FILE:MODE MANUAL  (HEADER ON のとき)
MANUAL  (HEADER OFF のとき)
保存フォルダのモードがマニュアルに設定されています。

注記

USBメモリへのパネルセーブの実行 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:FILE:PANel:SAVE   <パネル名>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

パネル名を指定して、USBメモリへパネルをセーブします。
本コマンドを実行すると、USBメモリ内に「SETTING」というフォルダが作成され、そのフォルダ内にパネルが保存されます。
LCRモードで実行するとLCRのパネルが保存され、アナライザモードで実行するとアナライザのパネルが保存されます。
パネル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:SAVE TEST1
USBメモリに「TEST1」という名前でパネルをセーブします。

クエリ

応答

注記

本コマンドを実行する前に、USBメモリが正しく認識されているか確認してください。

USBメモリからのパネルロードの実行 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:FILE:PANel:LOAD   <パネル名>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

パネル名を指定して、USBメモリからパネルロードを実行します。
パネル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:LOAD TEST1
USBメモリに保存されている「TEST1」という名前のパネルをロードします。

クエリ

応答

注記

指定した名前のパネルが存在しない時は実行エラーになります。
測定中は本コマンドを実行することができず、実行エラーになります。LCRモードの場合は外部トリガに、アナライザモードの場合はシーケンシャル掃引かステップ掃引に変更してからコマンドを実行してください。

USBメモリへオールセーブの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:ALLSave   <設定保存フォルダ名>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

パネル名を指定して、USBメモリへ現在のパネルと本体に保存されている全てのパネルをセーブします。
本コマンドを実行すると、USBメモリの「SETTING」フォルダ内に設定保存フォルダ名のフォルダを作成し、データをセーブします。
パネル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:ALLSave TEST2
USBメモリに「TEST2」という名前でオールセーブします。

クエリ

応答

注記

本コマンドを実行する前に、USBメモリが正しく認識されているか確認してください。

USBメモリへオールロードの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:ALLLoad   <設定保存フォルダ名>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

パネル名を指定して、USBメモリからオールロードを実行します。
設定保存フォルダ名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:ALLLoad TEST2
USBメモリから「TEST2」のオールロードを実行します。

クエリ

応答

注記

指定した名前のフォルダが存在しない時は実行エラーになります。
測定中は本コマンドを実行することができず、実行エラーになります。LCRモードの場合は外部トリガに、アナライザモードの場合はシーケンシャル掃引かステップ掃引に変更してからコマンドを実行してください。
オールロードを実行すると、本体に保存されているパネルは全て上書きされます。

テキスト保存時の測定パラメータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PARAmeter   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:PARAmeter?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に測定パラメータを保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の測定パラメータの設定を返します。

コマンド

:FILE:PARAmeter ON
テキスト保存時に測定パラメータを保存します。

クエリ

:FILE:PARAmeter?

応答

:FILE:PARAMETER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に測定パラメータが保存されます。

注記

テキスト保存時の引用符の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:QUOTe   <OFF/DOUBle/SINGle>

クエリ

:FILE:QUOTe?  

応答

<OFF/DOUBLE/SINGLE>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時の引用符を設定します。

OFF:引用符は付きません。
DOUBle:ダブルクォート(")
SINGle:シングルクォート(')

クエリ

テキスト保存時の引用符の設定を返します。

コマンド

:FILE:QUOTe DOUBle
テキスト保存時の引用符をダブルクォートに設定します。

クエリ

:FILE:QUOTe?

応答

:FILE:QUOTE DOUBLE  (HEADER ON のとき)
DOUBLE  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時の引用符がダブルクォートに設定されています。

注記

ファイル保存の実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:SAVE  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

ファイル保存を実行します。
保存タイプの設定が「OFF」またはUSBメモリが接続されていない場合は実行エラーとなります。

クエリ

コマンド

:FILE:SAVE
ファイル保存を実行します。

クエリ

応答

注記

テキスト保存時の測定条件の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:SET   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:SET?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に測定条件を保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の測定条件の設定を返します。

コマンド

:FILE:SET ON
テキスト保存時に測定条件を保存します。

クエリ

:FILE:SET?

応答

:FILE:SET ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に測定条件が保存されます。

注記

テキスト保存の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:TYPE:TEXT   <OFF/ON>

クエリ

:FILE:TYPE:TEXT?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存の設定をします。

OFF:テキスト保存を行いません。
ON:測定値をテキスト形式で保存します。

クエリ

テキスト保存の設定を返します。

コマンド

:FILE:TYPE:TEXT ON
測定値をテキスト保存するように設定します。

クエリ

:FILE:TYPE:TEXT?

応答

:FILE:TYPE:TEXT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定値をテキスト保存するように設定されています。

注記

本コマンドは保存の設定のみを行い、保存の実行は行いません。保存を実行する際には:FILe:SAVEコマンドを使用して下さい。

BMP保存の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:TYPE:BMP   <OFF/COLor/MONochrome>

クエリ

:FILE:TYPE:BMP?  

応答

<OFF/COLOR/MONOCHROME>

パラメータ

解説

コマンド

BMP保存の設定をします。

OFF:BMP保存を行いません。
COLor:画面コピーをカラー256色BMP形式で保存します。
MONochrome:画面コピーをモノクロ2色BMP形式で保存します。

クエリ

BMP保存の設定を返します。

コマンド

:FILE:TYPE:BMP COLOR
画面コピーをカラー256色BMP形式で保存するように設定します。

クエリ

:FILE:TYPE:BMP?

応答

:FILE:TYPE:BMP COLOR  (HEADER ON のとき)
COLOR  (HEADER OFF のとき)
画面コピーをカラー256色BMP形式で保存するように設定されています。

注記

本コマンドは保存の設定のみを行い、保存の実行は行いません。保存を実行する際には:FILe:SAVEコマンドを使用して下さい。

データ転送フォーマットの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FORMat:DATA   <ASCii/REAL>

クエリ

:FORMat:DATA?  

応答

<ASCII/REAL>

パラメータ

解説

コマンド

データ転送フォーマットの設定をします。

ASCii:データをASCII形式で転送します。
REAL:データをバイナリ形式で転送します。

クエリ

データ転送フォーマットの設定を返します。

コマンド

:FORMat:DATA REAL
データ転送フォーマットをバイナリに設定します。

クエリ

:FORMat:DATA?

応答

:FORMAT:DATA REAL  (HEADER ON のとき)
REAL  (HEADER OFF のとき)
データ転送フォーマットがバイナリに設定されています。

注記

データ転送時におけるロングフォーマットの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FORMat:LONG   <ON/OFF>

クエリ

:FORMat:LONG?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

データ転送時におけるロングフォーマットの設定をします。

クエリ

データ転送時におけるロングフォーマットの設定を返します。

コマンド

:FORMat:LONG ON
データ転送時にロングフォーマットでデータを返します。

クエリ

:FORMat:LONG?

応答

:FORMAT:LONG ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
データ転送時にロングフォーマットでデータを返すように設定されています。

注記

測定周波数の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:FREQuency   <周波数>

クエリ

:FREQuency?  

応答

<周波数>

パラメータ

<周波数> = 4.00〜5.0000MHz (NR3)

解説

コマンド

測定周波数の設定をします。

クエリ

測定周波数の設定を返します。

コマンド

:FREQuency 1000
測定周波数を1kHzにします。

クエリ

:FREQuency?

応答

:FREQUENCY 1.0000E+03  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03  (HEADER OFF のとき)
測定周波数が1kHzに設定されています。

注記

RS-232C通信ハンドシェイクの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:HANDshake   <OFF/HARDware/X/BOTH>

クエリ

:HANDshake?  

応答

<OFF/HARDware/X/BOTH>

パラメータ

解説

コマンド

RS-232Cの通信ハンドシェイクを設定します。

OFF:ハンドシェイク無し
HARDware:ハードウェアハンドシェイク
X:ソフトウェアハンドシェイク
BOTH:ハードウェアハンドシェイクとソフトウェアハンドシェイクの両方

クエリ

RS-232Cの通信ハンドシェイクを返します。

コマンド

:HANDshake X
ソフトウェアハンドシェイクに設定します。

クエリ

:HANDshake?

応答

:HANDSHAKE X  (HEADER ON のとき)
X  (HEADER OFF のとき)
ソフトウェアハンドシェイクに設定されています。

注記

RS-232C以外のインタフェースに設定されている場合は、実行エラーになります。

測定画面のBMPデータの取得 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:HCOPy:DATA?   <COLor/MONochrome>

応答

<BMPデータ>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

測定画面のBMPデータをバイナリ形式で返します。
バイナリデータは以下の図のように、先頭に転送バイト数を出力し、続いてBMPデータを出力し、最後にターミネータを出力します。

COLor:カラーBMPデータ
MONochrome:白黒BMPデータ

コマンド

クエリ

:HCOPy:DATA? COLor

応答

カラーの測定画面を取得します。

注記

本クエリで取得したバイナリデータをBMPに変換する手順はサンプルプログラムを参照してください。

応答メッセージのヘッダの有無の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:HEADer   <ON/OFF>

クエリ

:HEADer?  

応答

パラメータ

解説

コマンド

応答メッセージのヘッダの有無を設定します。
電源投入時は、OFFに初期化されます。

クエリ

応答メッセージのヘッダの設定を返します。

コマンド

:HEADer ON
応答メッセージにヘッダを付けます。

クエリ

:HEADer?

応答

:HEADER ON  (HEADER ON のとき)
OFF  (HEADER OFF のとき)
応答メッセージにヘッダを付けるように設定されています。

注記

HiZリジェクト機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:HIZ   <ON/OFF>

クエリ

:HIZ?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

HiZリジェクト機能の有効/無効を設定します。

OFF:測定値の異常は検出しません。
ON:測定値が異常に高い場合、エラーとして検出します。

クエリ

HiZリジェクト機能の有効/無効を返します。

コマンド

:HIZ ON
HiZリジェクト機能を有効に設定します。

クエリ

:HIZ?

応答

:HIZ ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
HiZリジェクト機能が有効に設定されています。

注記

HiZリジェクト機能のリミット値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:HIZ:LIMit   <リミット値>

クエリ

:HIZ:LIMit?  

応答

<リミット値>

パラメータ

<リミット値> = 0〜30000% (NR1)

解説

コマンド

HiZリジェクト機能のリミット値を設定します。

クエリ

HiZリジェクト機能のリミット値を返します。

コマンド

:HIZ:LIMit 500
HiZリジェクト機能のリミット値を500%に設定します。

クエリ

:HIZ:LIMit?

応答

:HIZ:LIMIT 500  (HEADER ON のとき)
500  (HEADER OFF のとき)
HiZリジェクト機能のリミット値が500%に設定されています。

注記

INDEXとEOMの出力方法の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:EOM:MODE   <HOLD/PULSe>

クエリ

:IO:EOM:MODE?  

応答

パラメータ

解説

コマンド

INDEXとEOMの出力方法を設定します。

クエリ

INDEXとEOMの出力方法を返します。

コマンド

:IO:EOM:MODE PULSE
INDEXとEOMの出力方法をパルスに設定します。

クエリ

:IO:EOM:MODE?

応答

:IO:EOM:MODE PULSE  (HEADER ON のとき)
PULSE  (HEADER OFF のとき)
INDEXとEOMの出力方法がパルスに設定されています。

注記

本コマンドで設定したときのタイミングチャートは本体取説「外部制御する」の章を参照してください。

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:EOM:PULSe   <パルス幅>

クエリ

:IO:EOM:PULSe?  

応答

パラメータ

<パルス幅> = 0.0001〜0.9999s (NR2)

解説

コマンド

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を設定します。

クエリ

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を返します。

コマンド

:IO:EOM:PULSe 0.002
EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を0.002sに設定します。

クエリ

:IO:EOM:PULSe?

応答

:IO:EOM:PULSE 0.0020  (HEADER ON のとき)
0.0020  (HEADER OFF のとき)
EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅が0.002sに設定されています。

注記

本コマンドで設定したときのタイミングチャートは本体取説「外部制御する」の章を参照してください。

判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:OUTPut:DELay   <IOディレイ時間>

クエリ

:IO:OUTPut:DELay?  

応答

<IOディレイ時間>

パラメータ

<IOディレイ時間> = 0〜0.9999 (NR2)

解説

コマンド

EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を設定します。

クエリ

EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を返します。

コマンド

:IO:OUTPUT:DELAY 0.1234
EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を0.1234sに設定します。

クエリ

:IO:OUTPUT:DELAY?

応答

:IO:OUTPUT:DELAY 0.1234  (HEADER ON のとき)
0.1234  (HEADER OFF のとき)
EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間が0.1234sに設定されています。

注記

コンパレータ、BIN判定結果とEOM間のディレイ時間は設定値に対して約100μsの誤差があります。
また測定中にEXT I/O からトリガ入力を行ったり、インタフェースによる通信を行った場合、ディレイ時間のばらつきが大きくなる可能性があるため、測定中は極力外部からの制御は行わないようにしてください。

判定結果信号線の出力の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:RESult:RESet   <ON/OFF>

クエリ

:IO:RESult:RESet?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

EXT I/Oにおける判定結果信号線のリセットのあり/なしを設定します。

ON:測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットします。
OFF:測定が終了した時点で判定結果を更新します。

クエリ

EXT I/Oにおける判定結果信号線のリセットのあり/なしを返します。

コマンド

:IO:RESult:RESet ON
測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットするように設定します。

クエリ

:IO:RESult:RESet?

応答

:IO:RESULT:RESET ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットするように設定されています。

注記

判定結果信号線についての詳細は、本体取説の「外部制御する」を参照してください。

トリガエッジの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:TRIGger:EDGe   <DOWN/UP>

クエリ

:IO:TRIGger:EDGe?  

応答

<DOWN/UP>

パラメータ

解説

コマンド

EXT I/Oのトリガエッジを設定します。

DOWN:立上りエッジでトリガがかかります。
ON:立下りエッジでトリガがかかります。

クエリ

EXT I/Oのトリガエッジの設定を返します。

コマンド

:IO:TRIGger:EDGe UP
立上りエッジでトリガがかかるように設定します。

クエリ

:IO:TRIGger:EDGe?

応答

:IO:TRIGGER:EDGE UP  (HEADER ON のとき)
UP  (HEADER OFF のとき)
立上りエッジでトリガがかかるように設定されています。

注記

測定中のトリガ入力の許可/禁止の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:TRIGger:ENABle   <ON/OFF>

クエリ

:IO:TRIGger:ENABle?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定中におけるEXT I/Oからのトリガ入力の有効/無効を設定します。

ON:測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けます。
OFF:測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けません。

クエリ

測定中におけるEXT I/Oからのトリガ入力の有効/無効を返します。

コマンド

:IO:TRIGger:ENABle ON
測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けるように設定します。

クエリ

:IO:TRIGger:ENABle?

応答

:IO:TRIGGER:ENABLE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けるように設定されています。

注記

キーロックの実行と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:KEYLock  

クエリ

:KEYLock?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

キーロック状態にします。
パスコードを設定する場合は、本コマンドの前にパスコードを設定してください。
工場出荷時はパスコード「3570」が設定されています。

クエリ

キーロックの状態を返します。

OFF: キーロック状態ではありません。
ON: キーロック状態です。

コマンド

:KEYLock
キーロック状態にします。

クエリ

:KEYLock?

応答

:KEYLOCK ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
キーロック状態になっています。

注記

キーロック中に本コマンドを送ると実行エラーになります。

キーロックパスコードの設定 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:KEYLock:PASScode   <パスコード/無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パスコード> = 0〜9 (4文字以内)

解説

コマンド

キーロックのパスコードを設定します。
パスコードを省略すると、パスコード無しの状態に設定されます。
工場出荷時はパスコード「3570」が設定されています。

クエリ

コマンド

:KEYLock:PASScode 0523
キーロックのパスコードを「0523」に設定します。

クエリ

応答

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • キーロック状態の時。
  • パスコードに無効な文字(英字やスペースやスラッシュなど)が含まれている時。
  • パスコードの文字数が4文字を超えている時。

キーロックの解除 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:KEYLock:UNLock   <パスコード/無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パスコード> = 0〜9 (4文字以内)

解説

コマンド

キーロックを解除します。
パスコードが設定されている場合はコマンドデータにパスコードを指定してください。

クエリ

コマンド

:KEYLock:UNLock 0523
パスコード「0523」を指定してキーロックを解除します。

クエリ

応答

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • キーロック状態でない時。
  • パスコードに無効な文字(英字やスペースやスラッシュなど)が含まれている時。
  • パスコードの文字数が4文字を超えている時。
  • パスコードが間違っている時。
パスコードを忘れてしまった場合はフルリセットして、工場出荷時の状態に戻してください。(→p.328)

測定信号レベルの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel   <V/CV/CC>

クエリ

:LEVel?  

応答

<V/CV/CC>

パラメータ

解説

コマンド

測定信号の種類を開放電圧、定電圧、定電流のいずれかに設定します。

V:開放電圧に設定します。
CV:定電圧に設定します。
CC:定電流に設定します。

クエリ

測定信号の種類を返します。

コマンド

:LEVel V
測定信号の種類をV(開放電圧)に設定します。

クエリ

:LEVel?

応答

:LEVEL V  (HEADER ON のとき)
V  (HEADER OFF のとき)
測定信号の種類がV(開放電圧)に設定されています。

注記

定電流レベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:CCURRent   <定電流レベル>

クエリ

:LEVel:CCURRent?  

応答

<定電流レベル>

パラメータ

<定電流レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

定電流レベルを設定します。

クエリ

現在の定電流レベルの設定を返します。

コマンド

:LEVel:CCURRent 10E-3
定電流レベルを10mAに設定します。

クエリ

:LEVel:CCURRent?

応答

:LEVEL:CCURRENT 10.00E-03  (HEADER ON のとき)
10.00E-03  (HEADER OFF のとき)
定電流レベルが10mAに設定されています。

注記

検出レベル監視機能の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:LEVel:CHECk   <ON/OFF>

クエリ

:LEVel:CHECk?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

検出レベル監視機能の設定をします。

クエリ

検出レベル監視機能の設定を返します。

コマンド

:LEVel:CHECk ON
検出レベル監視機能をONに設定します。

クエリ

:LEVel:CHECk?

応答

:LEVEL:CHECK ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
検出レベル監視機能がONに設定されています。

注記

検出レベル異常を判定するしきい値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:LEVel:CHECk:LIMit   <しきい値>

クエリ

:LEVel:CHECk:LIMit?  

応答

<しきい値>

パラメータ

<しきい値> = 0.01%〜100.00% (NR2)

解説

コマンド

検出レベル異常を判定するしきい値を設定します。

クエリ

検出レベル異常を判定するしきい値を返します。

コマンド

:LEVel:CHECk:LIMit 5.23
電圧実効値、電流実効値が基準となる実効値に対し、偏差の割合が5.23%より大きくなった場合に、検出レベル異常となるように設定します。

クエリ

:LEVel:CHECk:LIMit?

応答

:LEVEL:CHECK:LIMIT 5.23  (HEADER ON のとき)
5.23  (HEADER OFF のとき)
検出レベル異常を判定するしきい値が5.23%に設定されています。

注記

定電圧レベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:CVOLTage   <定電圧レベル>

クエリ

:LEVel:CVOLTage?  

応答

<定電圧レベル>

パラメータ

<定電圧レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

定電圧レベルを設定します。

クエリ

現在の定電圧レベルの設定を返します。

コマンド

:LEVel:CVOLTage 1.000
定電圧レベルを1Vに設定します。

クエリ

:LEVel:CVOLTage?

応答

:LEVEL:CVOLTAGE 1.000  (HEADER ON のとき)
1.000  (HEADER OFF のとき)
定電圧レベルが1Vに設定されています。

注記

開放電圧レベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:VOLTage   <開放電圧レベル>

クエリ

:LEVel:VOLTage?  

応答

<開放電圧レベル>

パラメータ

<開放電圧レベル> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
本体取説の「測定信号レベルを設定する」を参照してください。

解説

コマンド

開放電圧レベルを設定します。

クエリ

現在の開放電圧レベルの設定を返します。

コマンド

:LEVel:VOLTage 1.000
開放電圧レベルを1Vに設定します。

クエリ

:LEVel:VOLTage?

応答

:LEVEL:VOLTAGE 1.000  (HEADER ON のとき)
1.000  (HEADER OFF のとき)
開放電圧レベルが1Vに設定されています。

注記

測定異常(オーバフローまたはアンダーフロー)に対する検出感度の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:OVER   <設定値>

クエリ

:LEVel:OVER?  

応答

<設定値>

パラメータ

<設定値> = 1〜32 (NR1)

解説

コマンド

測定異常に対する検出感度を設定をします。

クエリ

測定異常に対する検出感度の設定を返します。

コマンド

:LEVel:OVER 3
測定異常に対する検出感度の設定値を3にします。

クエリ

:LEVel:OVER?

応答

:LEVEL:OVER 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
測定異常に対する検出感度の設定値が3に設定されています。

注記

測定信号が異常であるとみなす設定値を大きくすると、
測定異常に対する感度が下がり、測定異常の発生頻度を下げることができます。
しかし、設定値を大きくするほど、測定誤差が増大します。設定値を2以上とした場合には確度仕様を満足できない場合があります。
また、オートレンジ動作時に最適なレンジに移動しない場合があります。

リミットのON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:LIMiter   <ON/OFF>

クエリ

:LIMiter?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

リミット機能を設定します。

クエリ

リミット機能の設定を返します。

コマンド

:LIMiter ON
リミット機能をONに設定します。

クエリ

:LIMiter?

応答

:LIMITER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
リミット機能がONに設定されています。

注記

電流リミット値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:LIMiter:CURRent   <電流リミット値>

クエリ

:LIMiter:CURRent?  

応答

<電流リミット値>

パラメータ

<電流リミット値> = 0.01m〜100.00mA (NR3)

解説

コマンド

電流リミット値を設定します。

クエリ

電流リミット値を返します。

コマンド

:LIMiter:CURRent 50.00E-03
電流リミット値を50mAに設定します。

クエリ

:LIMiter:CURRent?

応答

:LIMITER:CURRENT 50.00E-03  (HEADER ON のとき)
50.00E-03  (HEADER OFF のとき)
電流リミット値が50mAに設定されています。

注記

電圧リミット値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:LIMiter:VOLTage   <電圧リミット値>

クエリ

:LIMiter:VOLTage?  

応答

<電圧リミット値>

パラメータ

<電圧リミット値> = 0.005〜5.000V (NR3)

解説

コマンド

電圧リミット値を設定します。

クエリ

電圧リミット値を返します。

コマンド

:LIMiter:VOLTage 5.000
電圧リミット値を5Vに設定します。

クエリ

:LIMiter:VOLTage?

応答

:LIMITER:VOLTAGE 5.000  (HEADER ON のとき)
5.000  (HEADER OFF のとき)
電圧リミット値が5Vに設定されています。

注記

パネルロードの実行 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LOAD   <パネルNo.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128

解説

コマンド

指定したパネルNo.をロードします。

クエリ

コマンド

:LOAD 2
パネルNo.2をロードします。

クエリ

応答

注記

測定データの問合せ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?  

応答

<測定結果>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

MEASureクエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

測定パラメータの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:MEASure:ITEM   <MR0>, <MR1>

クエリ

:MEASure:ITEM?  

応答

<MR0>, <MR1>

パラメータ

<MR0> = 0〜255 (NR1)
<MR1> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

通常測定における:MEASure?クエリで応答する測定パラメータをビット和で指定します。
MR0=0、MR1=0に設定すると画面表示している測定パラメータの測定値を返します。
電源投入時はMR0=0、MR1=0に設定されています。

クエリ

通常測定における:MEASure?クエリで応答する測定パラメータを返します。

コマンド

:MEASure:ITEM 53,18
Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定します。

クエリ

:MEASure:ITEM?

応答

:MEASURE:ITEM 53,18  (HEADER ON のとき)
53,18  (HEADER OFF のとき)
Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定されています。

注記

MR0とMR1の値はビット和で指定します。
例えば、Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定する場合は、Z=1、θ=4、Cp=16、D=32、Rs=2、X=16のため、MR0=1+4+16+32=53、MR1=2+16=18となります。
本コマンドはLCRモード以外では実行エラーになります。

測定値自動出力機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:MEASure:OUTPut:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:MEASure:OUTPut:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定値自動出力機能の設定をします。

ON:測定終了後自動的に測定値を出力します。
OFF:測定終了後自動的に測定値を出力しません。

ONに設定すると、測定終了後に、選択されているインタフェースから測定値を自動出力します。
測定値の出力フォーマットは:MEASure?クエリと同じです。
アナライザモードでは、1掃引点の測定終了後測定値を出力します。

クエリ

測定値自動出力機能の設定を返します。

コマンド

:MEASure:OUTPut:AUTO ON
測定値自動出力機能をONに設定します。

クエリ

:MEASure:OUTPut:AUTO?

応答

:MEASURE:OUTPUT:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定値自動出力機能がONに設定されています。

注記

測定値取得クエリの応答データの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEASure:VALid   <設定値>

クエリ

:MEASure:VALid?  

応答

<設定値>

パラメータ

<設定値> = 1〜255 (NR1)

解説

コマンド

:MEASure?クエリで応答する内容をビット和で設定します。

クエリ

:MEASure?クエリで応答する内容を返します。

コマンド

:MEASure:VALid 18
:MEASure?クエリで、測定値と測定ステータスを返すように設定します。

クエリ

:MEASure:VALid?

応答

:MEASURE:VALID 18  (HEADER ON のとき)
18  (HEADER OFF のとき)
:MEASure?クエリで、測定値と測定ステータスを返すように設定されています。

注記

測定値メモリ機能でメモリに保存されている測定値の問合せ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEMory?   <データなし/ALL>

応答

:MEASure?コマンドの応答フォーマットを参照してください。

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

  • 測定値メモリ機能でメモリに保存されている全測定値を返します。
  • メモリには最大で32,000 回分の測定結果を保存します。
  • 本コマンドを実行するとメモリの内容はクリアされます。メモリの内容を取得する前にメモリの内容を削除するためには:MEMory:CLEarコマンドを使用してください。
  • 各メモリの内容のフォーマットは、クエリ:MEASure? の応答データのフォーマットと同様です。詳しいフォーマットの内容についてはクエリ:MEASure? の説明を参照してください。
  • 各メモリの間には、メッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。

    :MEMory? の場合…メッセージ・ターミネータ
    :MEMory? ALL の場合…スラッシュ(/)

  • 現在メモリに保存されているデータの個数は:MEMory:COUNt? クエリで確認できます。
  • トリガの設定が内部トリガの場合には、クエリ:MEMory:COUNt? で得たデータ数と本コマンドで得たデータ数が異なる場合があります。クエリ:MEMory:COUNt? を使用する場合には、トリガの設定を外部トリガに設定してください。
  • トリガの設定が内部トリガの場合、本コマンドでメモリ値を返している間に測定された測定値は保存できない可能性があります。メモリ値取得時には外部トリガに設定し、全メモリ値取得完了まで測定を行わないでください。
  • メモリがいっぱいになると、それ以上の測定値は保存されません。新たに測定値を保存する場合は、本コマンドでメモリの内容を読み出すか、:MEMory:CLEarコマンドでメモリの内容を削除してください。

コマンド

クエリ

:MEMory?

応答

Z 1.590062E+03,PHASE -89.992
Z 1.590069E+03,PHASE -89.993
Z 1.590057E+03,PHASE -89.992
Z 1.590066E+03,PHASE -89.993
Z 1.590056E+03,PHASE -89.993
 (HEADER ON のとき)
1.590062E+03, -89.992
1.590069E+03, -89.993
1.590057E+03, -89.992
1.590066E+03, -89.993
1.590056E+03, -89.993
 (HEADER OFF のとき)

注記

連続測定中は実行エラーになります。

:MEMory:POINt コマンドで設定したメモリサイズ分測定値がメモリに保存されると、それ以降に測定された測定値はメモリに保存されません。その際には画面に次のようなメッセージが表示されメモリが一杯であることを通知します。

測定値メモリ機能のメモリ削除 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:CLEar  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能で内部メモリに保存されている測定値をすべて削除します。
このコマンドを送信すると、以降の測定結果はメモリの先頭から保存されます。

クエリ

コマンド

:MEMory:CLEar
メモリに保存したすべての測定値を削除します。

クエリ

応答

注記

測定値メモリ機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:CONTrol   <ON/IN/OFF>

クエリ

:MEMory:CONTrol?  

応答

<ON/IN/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能の設定をします。
設定を切り替えた場合、保存されている測定値はすべて削除します。

OFF:内部メモリに測定値を保存しません。
IN:コンパレータ、BIN 機能において判定しているすべてのパラメータが良品判定された場合のみメモリに測定値を保存します。(コンパレータ結果が1 つでもHI、LOの場合やBIN結果がOUT-OF-BINS、D-NG の場合は保存しません)なお、アナライザモードの場合と、コンパレータ、BIN機能を使用していない場合はONと同じ動作になります。
ON:内部メモリに測定値を保存します。

クエリ

測定値メモリ機能の設定を返します。

コマンド

:MEMory:CONTrol ON
メモリに測定値を保存します。

クエリ

:MEMory:CONTrol?

応答

:MEMORY:CONTROL ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
メモリに測定値を保存する設定になっています。

注記

連続測定中は実行エラーになります。

メモリ機能でメモリに保存されている測定値の個数の問合せ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEMory:COUNt?  

応答

<データ数>

パラメータ

<データ数> = 0〜32000 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

測定値メモリ機能でメモリに保存されているデータ数を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:MEMory:COUNt?

応答

1000
内部メモリに1000個のデータが保存されています。

注記

測定値メモリサイズの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:POINts   <メモリサイズ>

クエリ

:MEMory:POINts?  

応答

<メモリサイズ>

パラメータ

<メモリサイズ> = 1〜32000 (NR1)

解説

コマンド

内部メモリに保存するデータ数を設定します。
メモリ機能がONまたはINに設定されている時は設定できません。
設定を切り替えた場合、保存されている測定値はすべて削除します。

クエリ

内部メモリに保存するデータ数を返します。

コマンド

:MEMory:POINts 200
メモリサイズを200に設定します。

クエリ

:MEMory:POINts?

応答

:MEMORY:POINTS 200  (HEADER ON のとき)
200  (HEADER OFF のとき)
メモリサイズが200に設定されています。

注記

連続測定中は実行エラーになります。

測定値メモリの保存 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:SAVE  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能で内部メモリに保存したデータをUSBメモリにコピーします。

クエリ

コマンド

:MEMory:SAVE

クエリ

応答

注記

内部メモリにデータが保存されていない場合は実行エラーになります。

測定モードの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MODE   <LCR/ANALyzer/CONTinuous>

クエリ

:MODE?  

応答

<LCR/ANALYZER/CONTINUOUS>

パラメータ

解説

コマンド

測定モードの設定をします。

LCR:LCRモードに設定します。
ANALYZER:アナライザモードに設定します。
CONTINUOUS:連続測定モードに設定します。

クエリ

測定モードの設定を返します。

コマンド

:MODE ANALyzer
測定モードをアナライザに設定します。

クエリ

:MODE?

応答

:MODE ANALYZER  (HEADER ON のとき)
ANALYZER  (HEADER OFF のとき)
測定モードがアナライザに設定されています。

注記

電圧電流モニタ値の問合せ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MONItor?  

応答

<AC電圧モニタ値>, <AC電流モニタ値>, <DC電圧モニタ値>, <DC電流モニタ値>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

電圧モニタ値、電流モニタ値を返します。

コマンド

クエリ

:MONItor?

応答

:MONITOR 3.500061E-03,1.015322E-02,3.361863E-03,9.767721E-03  (HEADER ON のとき)
3.500061E-03,1.015322E-02,3.361863E-03,9.767721E-03  (HEADER OFF のとき)
AC電圧モニタが3.500061mV、AC電流モニタが10.15322mA、DC電圧モニタが3.361863mV、DC電流モニタが9.767721mAになっています。

注記

DC測定のみの場合は、AC電圧モニタ値とAC電流モニタ値は0.000000E+00になります。
DC測定をしていない場合は、DC電圧モニタ値とDC電流モニタ値は0.000000E+00になります。

表示パラメータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:PARameter#   <Z/ Y/ PHASE(位相角)/ CS/ CP/ D/ LS/ LP/Q/ RS/ G/ RP/ X/ B/ RDC/ OFF>

クエリ

:PARameter#?  

応答

<Z/ Y/ PHASE(位相角)/ CS/ CP/ D/ LS/ LP/Q/ RS/ G/ RP/ X/ B/ RDC/ OFF>

パラメータ

解説

コマンド

表示パラメータを設定します。

クエリ

表示パラメータの設定を返します。

コマンド

:PARameter1 Z;:PARameter3 PHASe
1番目のパラメータをインピーダンスに、3番目を位相角に設定します。

クエリ

:PARameter3?

応答

:PARAMETER3 PHASE  (HEADER ON のとき)
PHASE  (HEADER OFF のとき)
3番目のパラメータが位相角に設定されています。

注記

表示桁数の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:PARameter#:DIGit   <表示桁数>

クエリ

:PARameter#:DIGit?  

応答

<表示桁数>

パラメータ

<表示桁数> = 3〜7 (NR1)

解説

コマンド

第1〜4パラメータの表示桁数を設定します。

クエリ

第1〜4パラメータの表示桁数を返します。

コマンド

:PARameter1:DIGit 3
第1パラメータの表示桁数を3桁に設定します。

クエリ

:PARameter1:DIGit?

応答

:PARAMETER1:DIGIT 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの表示桁数が3桁に設定されています。

注記

機器の初期化 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:PRESet  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

初期設定状態にリセットします。
*RSTコマンドでリセットした場合と初期設定状態が異なります。
詳細は「初期設定一覧」を参照してください。

クエリ

コマンド

:PRESet
初期設定状態にリセットします。

クエリ

応答

注記

測定レンジの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:RANGe   <レンジNo.>

クエリ

:RANGe?  

応答

<レンジNo.>

パラメータ

<レンジNo.> = 1〜12 (NR1)

解説

コマンド

測定レンジを設定します。
このコマンドを実行すると、自動的にレンジの設定がオートからホールドに変わります。

クエリ

測定レンジを返します。

コマンド

:RANGe 4
測定レンジを4(300Ω)に設定します。

クエリ

:RANGe?

応答

:RANGE 4  (HEADER ON のとき)
4  (HEADER OFF のとき)
測定レンジが4(300Ω)に設定されています。

注記

測定レンジの自動設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:RANGe:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:RANGe:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定レンジが自動的に切り替わるように設定します。

ON:オートレンジ機能によりレンジが自動的に切り替わります。
OFF:レンジは自動的に切り替わらず、固定になります。

クエリ

測定レンジの自動設定を返します。

コマンド

:RANGe:AUTO ON
測定レンジが自動的に切り替わるように設定します。

クエリ

:RANGe:AUTO?

応答

:RANGE:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定レンジが自動的に切り替わるように設定されています。

注記

低インピーダンスモードの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:RANGe:LOWZ   <ON/OFF>

クエリ

:RANGe:LOWZ?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

低インピーダンスモードの設定をします。

クエリ

低インピーダンスモードの設定を返します。

コマンド

:RANGe:LOWZ ON
低インピーダンスモードを有効に設定します。

クエリ

:RANGe:LOWZ?

応答

:RANGE:LOWZ ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
低インピーダンスモードが有効に設定されています。

注記

パネルセーブ機能の実行と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE   <パネルNo.>, <パネル名>

クエリ

:SAVE?   <パネルNo.>

応答

<0/1>

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128 (NR1)
<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z (10文字以内)

解説

コマンド

パネルNo.を指定して、指定したパネル名で保存します。
LCRモードで実行するとLCRのパネルが保存され、アナライザモードで実行するとアナライザのパネルが保存されます。
パネル名は上記有効文字を使用し、10文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

指定されたパネルNo.にパネルが保存されていれば1を、保存されていなければ0を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

:SAVE 3,IM3570_003
パネルNo.3に「IM3570_003」というパネル名で保存します。

クエリ

:SAVE? 3

応答

1
パネルNo.3には、パネルが保存されています。

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • パネル名に有効文字以外の文字(スペースやスラッシュなど)が含まれている。
  • パネル名が指定されていない。
  • パネル名の文字数が10文字を超えている。

パネルセーブデータのクリア LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:CLEar   <ALL/パネルNo.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128

解説

コマンド

指定したパネルNo.のデータを消去します。

ALL:全てのパネルを消去します。

指定したパネルNo.にセーブデータが無い場合、コマンドエラーとなります。

クエリ

コマンド

:SAVE:CLEar 5
パネルNo.5のデータを消去します。

クエリ

応答

注記

一度クリアしたデータは元に戻せません。

パネル名の問合せ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:SAVE:NAME?   <パネルNo.>

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128

解説

コマンド

クエリ

指定したパネルNo.のパネル名を返します。
指定したパネルNo.にデータが無い場合、コマンドエラーとなります。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:SAVE:NAME? 1

応答

IM3570_001
パネルNo.1のパネル名はIM3570_001です。

注記

パネル名の変更 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:REName   <パネルNo.>, <パネル名>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128
<パネル名> = +、-、_、0〜9、A〜Z

解説

コマンド

指定したパネルNo. のパネル名を新しいパネル名に変更します。
パネル名は上記有効文字を使用し、10文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。
指定したパネルNo.にデータが無い場合、コマンドエラーとなります。

クエリ

コマンド

:SAVE:REName 1,IM3570_001
パネルNo.1のパネル名をIM3570_001に変更します。

クエリ

応答

注記

セーブ方法の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:TYPE   <ALL/HARDware/ADJust>

クエリ

:SAVE:TYPE?  

応答

<ALL/HARDWARE/ADJUST>

パラメータ

解説

コマンド

セーブ方法を設定します。
以下の「」のついている内容がセーブされます。

クエリ

セーブ方法の設定を返します。

コマンド

:SAVE:TYPE HARDware
測定条件のみセーブするように設定します。

クエリ

:SAVE:TYPE?

応答

:SAVE:TYPE HARDWARE  (HEADER ON のとき)
HARDWARE  (HEADER OFF のとき)
測定条件のみセーブするように設定されています。

注記

測定スピードの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SPEEd   <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:SPEEd?  

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2>

パラメータ

解説

コマンド

測定スピードを設定します。

クエリ

測定スピードの設定を返します。

コマンド

:SPEEd MEDium
測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:SPEEd?

応答

:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

トリガ同期出力機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SSOurce   <ON/OFF>

クエリ

:SSOurce?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

トリガ同期出力機能の有効/無効を設定します。

ON:トリガ同期出力機能を有効にします。
OFF:トリガ同期出力機能を無効にします。

クエリ

トリガ同期出力機能の設定を返します。

コマンド

:SSOurce ON
トリガ同期出力機能を有効にします。

クエリ

:SSOurce?

応答

:SSOURCE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
トリガ同期出力機能が有効になっています。

注記

トリガ同期出力のウェイトの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SSOurce:WAIT   <ウエイト時間>

クエリ

:SSOurce:WAIT?  

応答

<ウエイト時間>

パラメータ

<ウエイト時間> = 0.0010〜9.9999s (NR2)

解説

コマンド

トリガ印加によって測定信号が出力された後から、測定を開始するまでのウェイト時間を設定します。

クエリ

トリガ同期出力機能のウェイト時間を返します。

コマンド

:SSOurce:WAIT 0.5000
トリガ印加後から測定開始までのウェイト時間を、500msに設定します。

クエリ

:SSOurce:WAIT?

応答

:SSOURCE:WAIT 0.5000  (HEADER ON のとき)
0.5000  (HEADER OFF のとき)
トリガ印加後から測定開始までのウェイト時間が、500msに設定されています。

注記

ウェイト時間が短い場合、測定誤差が増える可能性があります。

日付の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SYSTem:DATE   <年>, <月>, <日>

クエリ

:SYSTem:DATE?  

応答

<年>, <月>, <日>

パラメータ

<年> = 0〜99 (NR1)
<月> = 1〜12 (NR1)
<日> = 1〜31 (NR1)

解説

コマンド

日付を設定します。

クエリ

設定されている日付を返します。

コマンド

:SYSTem:DATE 10,5,23
日付を2010年5月23日に設定します。

クエリ

:SYSTem:DATE?

応答

:SYSTEM:DATE 10,05,23  (HEADER ON のとき)
10,05,23  (HEADER OFF のとき)
日付が2010年5月23日に設定されています。

注記

日付は2000年1月1日〜2099年12月31日の範囲で設定可能です。
そのため、西暦上2桁は「20」固定となり、西暦下2桁を<年>で設定します。
存在しない年月日を指定すると実行エラーになります。

MACアドレスの問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:MACAddress?  

応答

<MACアドレス>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

MACアドレスを返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:MACAddress?

応答

:SYSTEM:MACADDRESS 12-34-56-78-90-AB  (HEADER ON のとき)
12-34-56-78-90-AB  (HEADER OFF のとき)
MACアドレスが12-34-56-78-90-ABに設定されています。

注記

MACアドレスは変更できません。

製造番号の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:SERIAlno?  

応答

<製造番号>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

製造番号を返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:SERIAlno?

応答

:SYSTEM:SERIALNO 123456789  (HEADER ON のとき)
123456789  (HEADER OFF のとき)
製造番号が123456789に設定されています。

注記

製造番号は変更できません。

時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SYSTem:TIME   <時>, <分>, <秒>

クエリ

:SYSTem:TIME?  

応答

<時>, <分>, <秒>

パラメータ

<時> = 0〜23 (NR1)
<分> = 0〜59 (NR1)
<秒> = 0〜59 (NR1)

解説

コマンド

時間を設定します。

クエリ

設定されている時間を返します。

コマンド

:SYSTem:TIME 12,34,56
時間を12時34分56秒に設定します。

クエリ

:SYSTem:TIME?

応答

:SYSTEM:TIME 12,34,56  (HEADER ON のとき)
12,34,56  (HEADER OFF のとき)
時間が12時34分56秒に設定されています。

注記

存在しない時分秒を指定すると実行エラーになります。

USB IDの問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:USBId?  

応答

<USB ID>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

USB IDを返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:USBId?

応答

:SYSTEM:USBID 108F:3570  (HEADER ON のとき)
108F:3570  (HEADER OFF のとき)
USB IDは108f:3570です。

注記

応答メッセージのターミネータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:TRANsmit:TERMinator   <ターミネータ番号>

クエリ

:TRANsmit:TERMinator?  

応答

<ターミネータ番号>

パラメータ

<ターミネータ番号> = 0〜255(コマンド時)/0〜1(クエリ時) (NR1)

解説

コマンド

応答メッセージのターミネータを設定します。

クエリ

応答メッセージのターミネータの設定を返します。

コマンド

:TRANsmit:TERMinator 0

クエリ

:TRANsmit:TERMinator?

応答

:TRANSMIT:TERMINATOR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)

注記

トリガモードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:TRIGger   <INTernal/EXTernal>

クエリ

:TRIGger?  

応答

<INTERNAL/EXTERNAL>

パラメータ

解説

コマンド

トリガモードを設定します。

INTernal:内部トリガに設定します。
EXTernal:外部トリガに設定します。

クエリ

トリガモードの設定を返します。

コマンド

:TRIGger INTernal
トリガモードを内部トリガに設定します。

クエリ

:TRIGger?

応答

:TRIGGER INTERNAL  (HEADER ON のとき)
INTERNAL  (HEADER OFF のとき)
トリガモードが内部トリガに設定されています。

注記

トリガディレイ時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:TRIGger:DELay   <トリガディレイ時間>

クエリ

:TRIGger:DELay?  

応答

<トリガディレイ時間>

パラメータ

<トリガディレイ時間> = 0〜9.9999s (NR2)

解説

コマンド

トリガディレイ時間を設定します。

クエリ

トリガディレイ時間の設定を返します。

コマンド

:TRIGger:DELay 0.1
トリガ入力後から100ms後に測定を開始するように設定します。

クエリ

:TRIGger:DELay?

応答

:TRIGGER:DELAY 0.1000  (HEADER ON のとき)
0.1000  (HEADER OFF のとき)
トリガ入力後から100ms後に測定を開始するように設定されています。

注記

トリガディレイ機能をOFFにする場合は、<トリガディレイ時間>を0sに設定してください。

等価回路解析モデルの選択方法の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis   <OFF/HOLD/AUTO>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis?  

応答

<OFF/HOLD/AUTO>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析モデルの選択方法を設定します。

OFF:等価回路解析を行いません。
HOLD:等価回路モデルを固定して解析を行います。
AUTO:等価回路モデルを自動的に選択して解析を行います。

クエリ

等価回路解析モデルの選択方法の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis HOLD
等価回路解析モデルの選択方法をHOLD(固定)に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS HOLD  (HEADER ON のとき)
HOLD  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析モデルの選択方法がHOLD(固定)に設定されています。

注記

等価回路解析範囲の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency   <解析開始周波数>, <解析終了周波数>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency?  

応答

<解析開始周波数>, <解析終了周波数>

パラメータ

<解析開始周波数> = 4.00〜4.9999MHz (NR3)
<解析終了周波数> = 4.01〜5.0000MHz (NR3)

解説

コマンド

等価回路解析を行う周波数範囲を設定します。

クエリ

等価回路解析を行う周波数範囲の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency 120E3, 400E3
周波数が120kHz〜400kHzの測定値を使用して等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:FREQUENCY 120.00E+03, 400.00E+03  (HEADER ON のとき)
120.00E+03, 400.00E+03  (HEADER OFF のとき)
周波数が120kHz〜400kHzの測定値を使用して等価回路解析を行うように設定されています。

注記

通常掃引時における解析範囲を制限します。
解析範囲に極値が含まれるように周波数を設定してください。
セグメント掃引時には、上記のコマンドにおける解析範囲は無効となります。
通信コマンド:CIRCuit:ANALysis:SEGMentによりセグメント単位で解析範囲を制限することができます。

電気機械結合係数(K)算出時の振動モードの設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE   <KR/K31/K33/KT/K15>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE?  

応答

<KR/K31/K33/KT/K15>

パラメータ

解説

コマンド

電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを設定します。

KR:径方向振動の電気機械結合係数を算出します
K31:長辺方向伸び振動の電気機械結合係数を算出します
K33:縦方向振動の電気機械結合係数を算出します
KT:厚み方向振動の電気機械結合係数を算出します
K15:すべり振動の電気機械結合係数を算出します

クエリ

電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE KR
電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを径方向振動に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:MODE KR  (HEADER ON のとき)
KR  (HEADER OFF のとき)
電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードが径方向振動に設定されています。

注記

電気機械結合係数(K)算出時の周波数タイプの設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE   <FSFP/FRFA>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE?  

応答

<FSFP/FRFA>

パラメータ

解説

コマンド

電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを設定します。

FSFP:直列・並列共振周波数を用いて電気機械結合係数(K)を算出します
FRFA:共振・反共振周波数を用いて電気機械結合係数(K)を算出します

クエリ

電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE FSFP
電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを直列・並列共振周波数に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:TYPE FSFP  (HEADER ON のとき)
FSFP  (HEADER OFF のとき)
電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプが直列・並列共振周波数に設定されています。

注記

電気機械結合係数(K)算出時の係数の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient   <係数a>,<係数b>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient?  

応答

<係数a>,<係数b>

パラメータ

<係数a> = 0.000001 〜 1.000000 (NR2)
<係数b> = 0.000001 〜 1.000000 (NR2)

解説

コマンド

振動モードで(KR:径方向振動) を選択したときに、ポアソン比に対して異なる係数を設定します。

クエリ

係数を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient 0.000001,1.000000
係数aを0.000001に、係数bを1.000000に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:COEFFICIENT 0.000001,1.000000  (HEADER ON のとき)
0.000001,1.000000  (HEADER OFF のとき)
係数aが0.000001に、係数bが1.000000に設定されています。

注記

等価回路モデルの設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:MODel   <A〜E>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:MODel?  

応答

<A〜E>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析に使用するモデルを設定します。

クエリ

等価回路解析に使用するモデルの設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:MODel C
等価回路解析に使用するモデルをCに設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:MODel?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:MODEL C  (HEADER ON のとき)
C  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析に使用するモデルがCに設定されています。

注記

本コマンドを実行すると、等価回路解析モデルの選択方法の設定が自動的にHOLD(固定)に設定されます。

R1、C1、L1、C0の値の設定と問い合わせ ANALYZER CONTINUOUS IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult   <R1/C1/L1/C0>, <定数>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult?   <R1/C1/L1/C0/Qm/K>

応答

<R1/C1/L1/C0/Qm/K>, <定数>

パラメータ

<定数> = 1.0E-18〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

R1、C1、L1、C0の値を設定します。任意の定数値で周波数特性のシミュレーションを行う際には本コマンドで設定します。

クエリ

R1、C1、L1、C0、Qm、Kの値を返します。等価回路解析によって得られた値を取得する際には本クエリを使用します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult L1, 120E-6
L1の値を120μHに設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult? L1

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:RESULT L1, 120.0000E-06  (HEADER ON のとき)
120.0000E-06  (HEADER OFF のとき)
L1の値は120μHです。

注記

等価回路解析を実行すると、R1、C1、L1、C0の値は解析結果により上書きされます。
等価回路モデルがEモデルの設定でないとC0を設定することはできません。

解析結果の表示位置の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition   <LEFT/RIGHt/UPPer/LOWer>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition?  

応答

<LEFT/RIGHT/UPPER/LOWER>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果を表示する位置を設定します。

LEFT:解析結果をグラフ表示エリアの左に表示します。
RIGHt:解析結果をグラフ表示エリアの右に表示します。
UPPer:解析結果をグラフ表示エリアの上に表示します。
LOWer:解析結果をグラフ表示エリアの下に表示します。

クエリ

等価回路解析の解析結果を表示する位置の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition RIGHt
等価回路解析の解析結果を表示する位置を右に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:RESULT:POSITION RIGHT  (HEADER ON のとき)
RIGHT  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果を表示する位置が右に設定されています。

注記

等価回路解析セグメント範囲の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent   <セグメントNo.>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent?  

応答

<セグメントNo./ALL>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

等価回路解析を行うセグメントNo.を設定します。

クエリ

等価回路解析を行うセグメントNo.を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent 2
セグメントNo.2の測定値を使用して等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:SEGMENT 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.2の測定値を使用して等価回路解析を行うように設定されています。

注記

セグメント掃引時における解析範囲を制限します。
解析セグメントに極値が含まれるようにセグメントNo.を設定してください。
通常掃引時には、上記のコマンドにおける解析範囲は無効となります。
通信コマンド:CIRCuit:ANALysis:FREQuencyにより解析範囲を制限することができます。

周波数特性シミュレーションの実行 ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

選択されている等価回路モデルと掃引範囲に従って、周波数特性のシミュレーションを実行します。

クエリ

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation
周波数特性のシミュレーションを実行します。

クエリ

応答

注記

測定値が無い時はシミュレーショングラフは描画されません。

等価回路解析を実行 ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の自動実行がOFFの時に、本コマンドにより等価回路解析を実行します。

クエリ

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger
等価回路解析を実行します。

クエリ

応答

注記

本コマンドは等価回路解析の自動実行がOFFに設定されている時のみ有効です。

等価回路解析の自動実行の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の自動実行を設定します。

OFF:測定後に等価回路解析は行われません。
ON:測定後に自動的に等価回路解析を行います。

クエリ

等価回路解析の自動実行の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO ON
測定後に自動的に等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:TRIGGER:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定後に自動的に等価回路解析を行うように設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータ機能のON/OFFの設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis   <ON/OFF>

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能を設定します。

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の設定を返します。

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis ON
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能をONに設定します。

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis?

応答

:COMPARATOR:CIRCUIT:ANALYSIS ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能がONに設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータの上下限値の設定と問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute   <R1/C1/L1/C0/QM>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute?   <R1/C1/L1/C0/QM>

応答

<R1/C1/L1/C0/QM>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.999999E+09〜+9.999999E+09 (NR3)

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の上下限値を設定します。
上下限値が共にOFFに設定された時は判定しません。

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute R1, 20, 23
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の下限値を20Ωに、上限値を23Ωに設定します。

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute? R1

応答

:COMPARATOR:CIRCUIT:ANALYSIS:ABSOLUTE R1,20.00000E+00,23.00000E+00  (HEADER ON のとき)
20.00000E+00,23.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の下限値が20Ωに、上限値が23Ωに設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータの判定結果の問い合わせ ANALYZER CONTINUOUS IM9000

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:COMParator?  

応答

<等価回路解析総合判定結果>, <R1判定結果>, <L1判定結果>, <C1判定結果>, <C0判定結果>, <Qm判定結果>,

パラメータ

<等価回路解析総合判定結果> = 0/1 (NR1)
<R1判定結果> = -1/0/1/2 (NR1)
<L1判定結果> = -1/0/1/2 (NR1)
<C1判定結果> = -1/0/1/2 (NR1)
<C0判定結果> = -1/0/1/2 (NR1)
<Qm判定結果> = -1/0/1/2 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の判定結果を返します。
<等価回路解析総合判定結果>

0: いずれかの判定結果がNG(HI/LO)の時。またはコンパレータ未判定の時。
1: 全ての判定結果がINの時。

<R1〜Qmの判定結果>

-1: LO判定の時。
0: IN判定の時。
1: HI判定の時。
2: コンパレータ未判定の時。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:COMParator?

応答

0,2,1,0,2,2
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の判定結果が以下のようになっています。

等価回路解析総合判定結果: NG
R1判定結果: 未判定
L1判定結果: HI
C1判定結果: IN
C0判定結果: 未判定
Qm判定結果: 未判定

注記

応答メッセージにヘッダは付きません。

測定値とシミュレーション値の差分の問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:DELTa?  

応答

<MAINパラメータ残差>,<SUBパラメータ残差>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

測定値とシミュレーション値の差分を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:DELTa?

応答

18.18248E-03, 10.36238E+00
PARA1(メインパラメータ)の測定値とシミュレーション値の差分は18.18248E-03、PARA2(サブパラメータ)の測定値とシミュレーション値の差分は10.36238E+00です。

注記

差分を算出する範囲は、解析している周波数範囲もしくは解析しているセグメントNo.における周波数範囲となります。
シミュレーションを実行していない状態で本クエリを実行するとOFFを返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

極値の周波数と測定値の取得 ANALYZER IM9000

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:PEAK?   <Z/G/B/RS>, <LMAX/LMIN>

応答

<周波数>, <測定値>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

極値をサーチし、周波数と測定値を返します。現在設定されている測定パラメータに関係なく、データ部で指定したパラメータの極値を取得することができます。

Z: インピーダンス(Ω)
G: コンダクタンス(S)
B: サセプタンス(S)
RS: 直列等価回路モードの実行抵抗=ESR(Ω)

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:PEAK? G, LMAX

応答

10.000E+03,500.000E+03
G(コンダクタンス)の極大周波数は10kHzで、値は500kSです。

注記

本クエリは周波数掃引の時のみ有効です。
検索する範囲は、解析している周波数範囲もしくは解析しているセグメントNo.における周波数範囲となります。
極値が検出できない時は「99999E+28, 9999999E+28」を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

共振/反共振周波数の取得 ANALYZER IM9000

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:PHASe:ZERO?   <RESonant/ANTIresonant>

応答

<周波数>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

位相が0となる測定点をサーチし、周波数を返します。

RESonant: 共振周波数を返します。
ANTIresonant: 反共振周波数を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:PHASe:ZERO? RESonant

応答

162.67E+03
共振周波数は162.67kHzです。

注記

検索する範囲は、解析している周波数範囲もしくは解析しているセグメントNo.における周波数範囲となります。
共振/反共振周波数が検出できない時は「99999E+28」を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

シミュレーション値の問い合わせ ANALYZER IM9000

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:SIMulation?   <MAIN/SUB>

応答

<シミュレーション値>, <シミュレーション値>,…,(掃引点分繰り返し)

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

周波数特性のシミュレーション値を返します。値はカンマ区切りとなります。

MAIN: PARA1(メインパラメータ)のシミュレーション値を返します。
SUB: PARA2(サブパラメータ)のシミュレーション値を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:SIMulation? MAIN

応答

753.982E-03, 780.447E-03, 807.892E-03, 836.317E-03, ...
PARA1(メインパラメータ)のシミュレーション値を取得します。

注記

応答メッセージにヘッダは付きません。

コンパレータの判定モードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:ANALyzer   <OFF/AREA/PEAK>

クエリ

:COMParator:ANALyzer?  

応答

<OFF/AREA/PEAK>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモードでのコンパレータの判定モードを設定します。

OFF:コンパレータ機能をOFFにします。
AREA:コンパレータの判定モードをエリア判定にします。
PEAK:コンパレータの判定モードをピーク判定にします。

クエリ

アナライザモードでのコンパレータの判定モードの設定を返します。

コマンド

:COMParator:ANALyzer AREA
アナライザモードでのコンパレータの判定モードをエリア判定に設定します。

クエリ

:COMParator:ANALyzer?

応答

:COMPARATOR:ANALYZER AREA  (HEADER ON のとき)
AREA  (HEADER OFF のとき)
アナライザモードでのコンパレータの判定モードがエリア判定に設定されています。

注記

判定エリアの描画設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA   <OFF/1/2>

クエリ

:COMParator:AREA?  

応答

<OFF/1/2>

パラメータ

解説

コマンド

コンパレータ範囲を描画するパラメータを設定します。

OFF:コンパレータ範囲を描画しません。
1:第1パラメータのコンパレータ範囲を描画します。
2:第2パラメータのコンパレータ範囲を描画します。

クエリ

コンパレータ範囲を描画するパラメータの設定を返します。

コマンド

:COMParator:AREA 1
コンパレータ範囲を描画するパラメータをメインパラメータに設定します。

クエリ

:COMParator:AREA?

応答

:COMPARATOR:AREA 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
コンパレータ範囲を描画するパラメータが第1パラメータに設定されています。

注記

コンパレータの判定対象の設定によって、本コマンドで設定可能なパラメータが変わります。
判定対象に設定しているパラメータのみ、コンパレータ範囲を描画できます。
第1パラメータと第2パラメータ両方のコンパレータ範囲を描画することはできません。

エリア判定(基準値手動設定)の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:FIX   <セグメントNo.>, <1/2>, <PERcent/VALue>, <基準値>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:FIX?   <セグメントNo.>, <1/2>

応答

<PERCENT/VALUE>, <基準値>, <下限値>, <上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<基準値> = -9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

基準値を指定し、エリア判定の一括設定を行います。

クエリ

エリア判定の設定を、モード、基準値、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:AREA:FIX 2,1,PERcent,1.2345E-06,-20,20
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲を、パーセントで、基準値を1.2345E-06、下限値を-20%、上限値を20%に設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:FIX? 2,1

応答

:COMPARATOR:AREA:FIX PERCENT,1.234500E-06,-20.0000,20.0000  (HEADER ON のとき)
PERCENT,1.234500E-06,-20.0000,20.0000  (HEADER OFF のとき)
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲が、パーセントで、基準値が1.2345E-06、下限値が-20%、上限値が20%に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

エリア判定の上下限値の設定 ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:LIMit   <掃引点No.>, <1/2>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:LIMit?   <掃引点No.>, <1/2>

応答

<下限値>, <上限値>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<下限値> = OFF/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<上限値> = OFF/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

エリア判定の上下限値を設定します。

クエリ

エリア判定の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:AREA:LIMit 10,1,10E3,20E3
掃引点No.10の第1パラメータの下限値を10k、上限値を20kに設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:LIMit? 10,1

応答

:COMPARATOR:AREA:LIMIT 10.00000E+03,20.00000E+03  (HEADER ON のとき)
10.00000E+03,20.00000E+03  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.10の第1パラメータの下限値が10k、上限値が20kに設定されています。

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • 掃引点No.に掃引点数よりも大きな値を設定した時。
  • エリア判定モードでない時。
  • 設定するパラメータが判定パラメータとして設定されていない時。

エリア判定(基準値自動設定)の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:MEAS   <セグメントNo.>, <1/2>, <PERcent/VALue>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:MEAS?   <セグメントNo.>, <1/2>

応答

<PERCENT/VALUE>, <下限値>, <上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<下限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<上限値> = -999.9999%〜+999.9999% (NR2)/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

基準値を現在の測定値から取得し、エリア判定の一括設定を行います。

クエリ

エリア判定の設定を、モード、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:AREA:MEAS 2,1,PERcent,-20,20
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲を、パーセントで、現在の測定値を基準に、下限値を-20%、上限値を20%に設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:MEAS? 2,1

応答

:COMPARATOR:AREA:MEAS PERCENT,-20.0000,20.0000  (HEADER ON のとき)
PERCENT,-20.0000,20.0000  (HEADER OFF のとき)
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲が、パーセントで、現在の測定値を基準に、下限値が-20%、上限値が20%に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

判定パラメータの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PARAmeter   <1/2/ALL>

クエリ

:COMParator:PARAmeter?  

応答

<1/2/ALL>

パラメータ

解説

コマンド

コンパレータの判定対象にするパラメータを設定します。

1:第1パラメータをコンパレータの判定対象に設定します。
2:第2パラメータをコンパレータの判定対象に設定します。
ALL:第1パラメータと第2パラメータの両方をコンパレータの判定対象にします。

クエリ

コンパレータの判定対象にするパラメータの設定を返します。

コマンド

:COMParator:PARAmeter 1
コンパレータの判定対象を第1パラメータに設定します。

クエリ

:COMParator:PARAmeter?

応答

:COMPARATOR:PARAMETER 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
コンパレータの判定対象が第1パラメータに設定されています。

注記

ピーク判定の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK   <セグメントNo.>, <1/2>, <MAX/MIN>, <左限値>, <右限値>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:PEAK?   <セグメントNo.>, <1/2>, <MAX/MIN>

応答

<左限値>, <右限値>, <下限値>, <上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<左限値> = OFF/4.00Hz〜5.0000MHz (NR3)/5mV〜5V (NR2)/0.01mA〜50mA (NR3)
<右限値> = OFF/4.00Hz〜5.0000MHz (NR3)/5mV〜5V (NR2)/0.01mA〜50mA (NR3)
<下限値> = OFF/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<上限値> = OFF/-9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

ピーク判定の一括設定を行います。
左限値と右限値の設定有効範囲はメイン掃引測定信号モードの種類によって有効範囲が異なります。

 周波数掃引の時:4.00〜5.0000E+06
 開放電圧掃引の時:5.000E-03〜5.000
 定電圧掃引の時:5.000E-03〜5.000
 定電流掃引の時:0.01E-03〜50.00E-03

クエリ

ピーク判定の設定を、左限値、右限値、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:PEAK 1,1,MAX,40,1.0000E3,1.1234E+06,1.2345E+06
セグメント1の第1パラメータの極大値の左限値を40、右限値を1.0000E3、下限値を1.1234E+06、上限値を1.2345E+06に設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK? 1,1,MAX

応答

:COMPARATOR:PEAK 40.00000E+00,1.000000E+03,1.123400E+06,1.234500E+06  (HEADER ON のとき)
40.00000E+00,1.000000E+03,1.123400E+06,1.234500E+06  (HEADER OFF のとき)
セグメント1の第1パラメータの極大値が左限値を40、右限値1.0000E3、下限値1.1234E+06、上限値1.2345E+06に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

フィルタの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK:FILTer   <ON/OFF>

クエリ

:COMParator:PEAK:FILTer?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

ピーク判定時のフィルタを設定します。

クエリ

ピーク判定時のフィルタを返します。

コマンド

:COMParator:PEAK:FILTer ON
ピーク判定時のフィルタ値をONに設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK:FILTer?

応答

:COMPARATOR:PEAK:FILTER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ピーク判定時のフィルタ値がONに設定されています。

注記

フィルタの設定はカーソルによるサーチ機能のフィルタ設定と共通です。

極大、極小Noの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK:NO   <極小No.>, <極大No.>

クエリ

:COMParator:PEAK:NO?  

応答

<極小No.>, <極大No.>

パラメータ

<極小No.> = 1〜5 (NR1)
<極大No.> = 1〜5 (NR1)

解説

コマンド

ピーク判定時の対象とする極小No.、極大No.の設定を行います。

クエリ

ピーク判定時の対象とする極小No.、極大No.の設定を返します。

コマンド

:COMParator:PEAK:NO 2,3
2番目の極小値と3番目の極大値を対象としてピーク判定を行うように設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK:NO?

応答

:COMPARATOR:PEAK:NO 2,3  (HEADER ON のとき)
2,3  (HEADER OFF のとき)
2番目の極小値と3番目の極大値を対象としてピーク判定を行うように設定されています。

注記

表示カーソルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor   <OFF/A/AB>

クエリ

:CURSor?  

応答

<OFF/A/AB>

パラメータ

解説

コマンド

表示カーソルの設定をします。

OFF:カーソルを表示しません。
A:Aカーソルを表示します。
AB:AカーソルとBカーソルを表示します。

クエリ

表示カーソルの設定を返します。

コマンド

:CURSor AB
AカーソルとBカーソルを表示するように設定します。

クエリ

:CURSor?

応答

:CURSOR AB  (HEADER ON のとき)
AB  (HEADER OFF のとき)
AカーソルとBカーソルを表示するように設定されています。

注記

Bカーソルのみ表示することはできません。

サーチ方法の設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch   <MAX/MIN/TARGet/LMAX/LMIN>

クエリ

:CURSor:#SEARch?  

応答

<MAX/MIN/TARGET/LMAX/LMIN>

パラメータ

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのサーチモードを設定します。

MAX:最大値サーチを実行するよう設定します。
MIN:最小値サーチを実行するよう設定します。
TARGet:任意の値でのサーチを実行するよう設定します。
LMAX:極大値サーチを実行するように設定します。
LMIN:極小値サーチを実行するように設定します。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのサーチモードを返します。

コマンド

:CURSor:BSEARch LMAX
Bカーソルのサーチモードを極大値サーチに設定します。

クエリ

:CURSor:BSEARch?

応答

:CURSOR:BSEARCH LMAX  (HEADER ON のとき)
LMAX  (HEADER OFF のとき)
Bカーソルのサーチモードが極大値サーチに設定されています。

注記

サーチモードをTARGETに設定した時は、:CURSor:#SEARch:TARGetコマンドでターゲット値が設定できます。
サーチモードをLMAXまたはLMINに設定した時は、:COMParator:PEAK:FILTerコマンドでフィルタ値の設定ができます。
旧コマンド:CURSor:SEARchで設定したときは、AカーソルとBカーソルの両方に設定が反映されます。
旧クエリ:CURSor:SEARch?はAカーソルの設定を返します。

サーチパラメータの設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch:PARameter   <1/2>

クエリ

:CURSor:#SEARch:PARameter?  

応答

<1/2>

パラメータ

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのサーチパラメータを設定します。

1:第1パラメータの測定結果に対してサーチを行います。
2:第2パラメータの測定結果に対してサーチを行います。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのサーチパラメータの設定を返します。

コマンド

:CURSor:ASEARch:PARameter 2
Aカーソルのサーチパラメータを第2パラメータに設定します。

クエリ

:CURSor:ASEARch:PARameter?

応答

:CURSOR:ASEARCH:PARAMETER 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルのサーチパラメータが第2パラメータに設定されています。

注記

ターゲット値の設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch:TARGet   <TARGET値>

クエリ

:CURSor:#SEARch:TARGet?  

応答

<TARGET値>

パラメータ

<TARGET値> = -9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を設定します。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を返します。

コマンド

:CURSor:BSEARch:TARGet 100E+03
Bカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を100kに設定します。

クエリ

:CURSor:BSEARch:TARGet?

応答

:CURSOR:BSEARCH:TARGET 100.0000E+03  (HEADER ON のとき)
100.0000E+03  (HEADER OFF のとき)
Bカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値が100kに設定されています。

注記

ターゲットサーチを行う場合は、:CURSor:#SEARchコマンドでサーチモードをTARGETにしてください。
旧コマンド:CURSor:SEARch:TARGetで設定したときは、AカーソルとBカーソルの両方のターゲット値が設定されます。
旧クエリ:CURSor:SEARch:TARGet?はAカーソルのターゲット値を返します。

移動またはサーチするカーソルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:MOVE   <A/B>

クエリ

:CURSor:MOVE?  

応答

<A/B>

パラメータ

解説

コマンド

移動またはサーチするカーソルを設定します。

A:Aカーソルが移動またはサーチできます。
B:Bカーソルが移動またはサーチできます。

クエリ

移動またはサーチするカーソルの設定を返します。

コマンド

:CURSor:MOVE B
移動またはサーチするカーソルをBカーソルに設定します。

クエリ

:CURSor:MOVE?

応答

:CURSOR:MOVE B  (HEADER ON のとき)
B  (HEADER OFF のとき)
移動またはサーチするカーソルがBカーソルに設定されています。

注記

表示カーソルがOFF に設定されている場合、本コマンドは実行エラーとなります。
また、表示カーソルがA に設定されている場合、移動まはたサーチするカーソルはAカーソル固定となり、Bカーソルに設定することはできません。

オートサーチの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:SEARch:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:CURSor:SEARch:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

オートサーチ機能の設定をします。

クエリ

オートサーチ機能の設定を返します。

コマンド

:CURSor:SEARch:AUTO ON
オートサーチ機能をONにします。

クエリ

:CURSor:SEARch:AUTO?

応答

:CURSOR:SEARCH:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
オートサーチ機能がONになっています。

注記

オートスケーリングの実行 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:AUTOscale  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

オートスケーリングを実行します。

クエリ

コマンド

:GRAPh:AUTOscale
オートスケーリングを実行します。
画面がグラフ表示設定になっており、第1パラメータまたは第2パラメータのどちらかのスケールモードがAUTOに設定されているときに実行可能です。
それ以外の場合は実行エラーとなります。

クエリ

応答

注記

グラフ表示色の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor   <セグメントNo>, <1/2>, <OFF/色No.>

クエリ

:GRAPh:COLor?   <セグメントNo>, <1/2>

応答

<OFF/色No.>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<色No.> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

グラフ表示色の設定をします。
各セグメントごとに第1パラメータ、第2パラメータのグラフ表示色を設定します。
セグメント機能がOFF の場合は、セグメントNo.は1で固定となります。
色No.1〜20 がどの表示色を示すかについては、下図を参照してください。

クエリ

グラフ表示色の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:COLor 1,2,15
セグメント1のパラメータ2のグラフ表示色を15に設定します。

クエリ

:GRAPh:COLor? 1,2

応答

:GRAPH:COLOR 15  (HEADER ON のとき)
15  (HEADER OFF のとき)
セグメント1のパラメータ2のグラフ表示色は15に設定されています。

注記

セグメンNo.は現在作成されているNo.のみ指定可能です。

全セグメントのグラフ表示色のリセット実行 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor:RESet   <1/2>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

全セグメントのグラフ表示色をリセットします。

1:第1パラメータのグラフ表示色をリセットします。
2:第2パラメータのグラフ表示色をリセットします。

クエリ

コマンド

:GRAPh:COLor:RESet 1
全セグメントの第1パラメータのグラフ表示色をリセットします。

クエリ

応答

注記

セグメント機能がOFFの場合、実行エラーになります。

セグメント1の表示色を全てのセグメントに反映 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor:SEG1   <1/2>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

セグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

1:第1パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。
2:第2パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

クエリ

コマンド

:GRAPh:COLor:SEG1 1
第1パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

クエリ

応答

注記

セグメント機能がOFFの場合、実行エラーになります。

重ね描き機能の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:OVERwrite   <ON/OFF>

クエリ

:GRAPh:OVERwrite?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

重ね描き機能の設定をします。

クエリ

重ね描き機能の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:OVERwrite ON
重ね描き機能を有効にし、グラフを重ね描きします。

クエリ

:GRAPh:OVERwrite?

応答

:GRAPH:OVERWRITE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
重ね描き機能を有効にし、グラフを重ね描きするように設定されています。

注記

横軸表示スケールの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:SCALe   <LINear/LOG>

クエリ

:GRAPh:SCALe?  

応答

<LINEAR/LOG>

パラメータ

解説

コマンド

横軸表示スケールの設定をします。

クエリ

横軸表示スケールの設定を返します。

コマンド

:GRAPh:SCALe LINear
横軸表示スケールをリニアに設定します。

クエリ

:GRAPh:SCALe?

応答

:GRAPH:SCALE LINEAR  (HEADER ON のとき)
LINEAR  (HEADER OFF のとき)
横軸表示スケールがリニアに設定されています。

注記

横軸スパン形式の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:SPAN   <SINGle/SEGMent>

クエリ

:GRAPh:SPAN?  

応答

<SINGLE/SEGMENT>

パラメータ

解説

コマンド

横軸スパン形式の設定をします。

SINGle:全測定範囲を1つのスパンとして描画するように設定します。
SEGMent:セグメントごとに描画するように設定します。

クエリ

横軸スパン形式の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:SPAN SEGMent
横軸スパン形式をセグメントに設定します。

クエリ

:GRAPh:SPAN?

応答

:GRAPH:SPAN SEGMENT  (HEADER ON のとき)
SEGMENT  (HEADER OFF のとき)
横軸スパン形式がセグメントに設定されています。

注記

縦軸表示スケール基準値・1目盛り幅の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv   <1/2>, <基準値>, <1目盛りの幅>

クエリ

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv?   <1/2>

応答

<基準値>, <1目盛りの幅>

パラメータ

<基準値> = -9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)
<1目盛りの幅> = -9.999999+E09〜+9.999999+E09 (NR3)

解説

コマンド

第1パラメータまたは第2パラメータの縦軸の範囲を、基準値と1目盛りの幅で設定します。

クエリ

第1パラメータまたは第2パラメータの縦軸の範囲を、基準値、1目盛りの幅の順に返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv 1, 100E+03, 100E+00
第1パラメータの縦軸の範囲を基準値100k、1目盛りの幅100に設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:CENTERDIV 100.0000E+03, 100.0000E+00  (HEADER ON のとき)
100.0000E+03, 100.0000E+00  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸範囲が基準値100k、1目盛りの幅100に設定されています。

注記

本コマンドを実行すると、自動的に縦軸表示スケール設定方法は基準値1目盛り幅設定となります。
本コマンドで基準値1目盛り幅を設定すると、自動的に上下限値が再計算されます。

グリッド対象パラメータの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:GRID   <1/2>

クエリ

:GRAPh:VERTical:GRID?  

応答

<1/2>

パラメータ

解説

コマンド

グリッドを表示するパラメータを設定します。

クエリ

グリッドを表示するパラメータを返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:GRID 2
第2パラメータのグリッドを表示するように設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:GRID?

応答

:GRAPH:VERTICAL:GRID 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
第2パラメータのグリッドを表示するように設定されています。

注記

縦軸表示スケール設定と問い合わせ方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:METHod   <1/2>, <UPPer/CENTer>

クエリ

:GRAPh:VERTical:METHod?   <1/2>

応答

<UPPER/CENTER>

パラメータ

解説

コマンド

縦軸の表示範囲の設定方法を設定します。

UPPer:縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定します。
CENTer:縦軸の表示範囲を基準値と1目盛りの幅で設定するよう設定します。

クエリ

縦軸の表示範囲の設定方法を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:METHod 1, UPPer
縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:METHod? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:METHOD UPPER  (HEADER ON のとき)
UPPER  (HEADER OFF のとき)
縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定されています。

注記

本コマンドを実行する前に、:GRAPh:VERTical:MODEコマンドでMANUALに設定しておいてください。

縦軸表示スケール方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:MODE   <1/2>, <AUTO/MANual>

クエリ

:GRAPh:VERTical:MODE?   <1/2>

応答

<AUTO/MANUAL>

パラメータ

解説

コマンド

縦軸の表示範囲の設定を自動か手動かに設定します。

クエリ

縦軸の表示範囲の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:MODE 1, MANual
第1パラメータの縦軸の表示範囲の設定を手動に設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:MODE? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:MODE MANUAL  (HEADER ON のとき)
MANUAL  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸の表示範囲の設定が手動に設定されています。

注記

縦軸表示スケールの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:SCALe   <1/2>, <LINear/LOG>

クエリ

:GRAPh:VERTical:SCALe?   <1/2>

応答

<LINEAR/LOG>

パラメータ

解説

コマンド

縦軸表示スケールの設定をします。

クエリ

縦軸表示スケールの設定を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:SCALe 1, LOG
第1パラメータの縦軸表示スケールをログに設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:SCALe? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:SCALE LOG  (HEADER ON のとき)
LOG  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸表示スケールがログに設定されています。

注記

縦軸表示スケール上・下限値の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:UPPerlower   <1/2>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:GRAPh:VERTical:UPPerlower?   <1/2>

応答

<下限値>, <上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.9999+E09〜+9.9999+E09 (NR3)
<上限値> = -9.9999+E09〜+9.9999+E09 (NR3)

解説

コマンド

第1パラメータまたは第2パラメータの縦軸の範囲を、下限値と上限値で設定します。

クエリ

第1パラメータまたは第2パラメータの縦軸の範囲を、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:UPPerlower 1, 1E+03, 100E+03
第1パラメータの縦軸の範囲を下限値1k、上限値100kに設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:UPPerlower? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:UPPERLOWER 1.000000E+03, 100.0000E+03  (HEADER ON のとき)
1.000000E+03, 100.0000E+03  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸の範囲が下限値1k、上限値100kに設定されています。

注記

本コマンドを実行すると、自動的に縦軸表示スケール設定方法は上下限値設定となります。
下限値は上限値を超えないように指定して下さい。下限値に上限値より大きな値を指定した場合、実行エラーとなります。
本コマンドで上下限値を設定すると、自動的に1目盛りの幅が再計算されます。

CENTER-SPANモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:CENTerspan   <CENTER値>, <SPAN値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:CENTerspan?  

応答

<CENTER値>, <SPAN値>, <掃引点数>

パラメータ

<CENTER値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<SPAN値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 2〜801 (NR1)

解説

コマンド

CENTER-SPAN方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

CENTER-SPAN方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:CENTerspan 1.0000E+03,200.00E+00,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
CENTER値1kHz、SPAN値200Hz、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:CENTerspan?

応答

:LIST:CENTERSPAN 1.0000E+03, 200.00E+00,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03, 200.00E+00,801  (HEADER OFF のとき)
CENTER-SPAN方式での掃引点の設定がCENTER値1kHz、SPAN値200Hz、掃引点数801ポイントで設定されています。

注記

CENTER値、SPAN値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号レベル(周波数、定電圧レベル、開放電圧レベル、定電流レベル)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。

INTERVALモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:INTerval   <POINT値>, <INTERVAL値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:INTerval?  

応答

<POINT値>, <INTERVAL値>, <掃引点数>

パラメータ

<POINT値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<INTERVAL値> = 0〜10000 (NR2)
<掃引点数> = 2〜801 (NR1)

解説

コマンド

INTERVAL方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

INTERVAL方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:INTerval 1.0000E+03,1.5000,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
POINT値1kHz、INTERVAL値1.5s、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:INTerval?

応答

:LIST:INTERVAL 1.0000E+03,1.5000,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03,1.5000,801  (HEADER OFF のとき)
INTERVAL方式での掃引点の設定がPOINT値1kHz、INTERVAL値1.5s、掃引点数801 ポイントで設定されています。

注記

POINT値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号レベル(周波数、定電圧レベル、開放電圧レベル、定電流レベル)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。

START-STEPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:STARt:STEP   <START値>, <STEP値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:STARt:STEP?  

応答

<START値>, <STEP値>, <掃引点数>

パラメータ

<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<STEP値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 2〜801 (NR1)

解説

コマンド

START-STEP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

START-STEP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:STARt:STEP 1.0000E+03,2.0000E+03,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
START値1kHz、STEP値2kHz、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:STARt:STEP?

応答

:LIST:START:STEP 1.0000E+03, 2.0000E+03,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03, 2.0000E+03,801  (HEADER OFF のとき)
START-STEP方式での掃引点の設定がSTART値1kHz、STEP値2kHz、掃引点数801ポイントで設定されています。

注記

START値、STEP値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号レベル(周波数、定電圧レベル、開放電圧レベル、定電流レベル)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。

START-STOPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:STARt:STOP   <START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINear/LOG>

クエリ

:LIST:STARt:STOP?  

応答

<START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINEAR/LOG>

パラメータ

<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<STOP値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 2〜801 (NR1)

解説

コマンド

START-STOP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

START-STOP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:STARt:STOP 1.0000E+03,1.0000E+06,801,LOG
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
START値1kHz、STOP値1MHz、掃引点数801ポイント、掃引点の設定方法LOGで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:STARt:STOP?

応答

:LIST:START:STOP 1.0000E+03, 1.0000E+06,801,LOG  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03, 1.0000E+06,801,LOG  (HEADER OFF のとき)
START-STOP方式での掃引点の設定が、START値1kHz、STOP値1MHz、掃引点数801ポイント、掃引点の設定方法LOGで設定されています。

注記

START値、STOP値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号レベル(周波数、定電圧レベル、開放電圧レベル、定電流レベル)の設定コマンドを参照してください。
掃引パラメータの種類がV/ CV/ CCの場合、掃引点の設定方法はLINEAR のみ設定可能となります。
LOGを指定した場合、実行エラーとなります。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。

測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?  

応答

<測定結果>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

MEASureクエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

ピークコンパレータ測定時の総合判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK?  

応答

<判定結果>

パラメータ

<判定結果> = 0,1 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の総合判定結果を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK?

応答

:MEASURE:COMPARATOR:PEAK 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
ピーク総合判定結果はINです。

注記

ピークコンパレータ測定時の極大値の判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMAX?   <セグメントNo.>, <1/2>

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<判定結果> = 0〜9 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の極大値の判定結果と測定データを返します。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定エリアの設定がOFFのとき、判定結果は0を返します。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMAX? 1,1

応答

:MEASURE:COMPARATOR:PEAK:LMAX 5, 24.831E+03,Z 4.082196E+03  (HEADER ON のとき)
5, 24.831E+03, 4.082196E+03  (HEADER OFF のとき)
セグメント1、第1パラメータの極大値のピークコンパレータ判定結果はINで、掃引点の周波数は24.831kHz、測定値は4.082196kΩです。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。
ピークを検出できなかった時は実行エラーとなります。

ピークコンパレータ測定時の極小値の判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMIN?   <セグメントNo.>, <1/2>

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<判定結果> = 0〜9 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の極小値の判定結果と測定データを返します。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定エリアの設定がOFFのとき、判定結果は0を返します。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMIN? 1,1

応答

:MEASURE:COMPARATOR:PEAK:LMIN 5, 901.57E+03,Z 11.20888E+03  (HEADER ON のとき)
5, 901.57E+03, 11.20888E+03  (HEADER OFF のとき)
セグメント1、第1パラメータの極小値のピークコンパレータ判定結果はINで、掃引点の周波数は901.57kHz、測定値は11.20888kΩです。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。
ピークを検出できなかった時は実行エラーとなります。

カーソル位置の測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CURSor?   <A/B>

応答

:MEASure?応答フォーマットに従います。

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

指定カーソルの測定データを返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:CURSor? A

応答

16.406E+03,Z 96.85033E+00,PHASE -89.954  (HEADER ON のとき)
16.406E+03, 96.85033E+00, -89.954  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルの掃引点の掃引周波数は16.406kHz、第1パラメータの測定値が96.85033、第2パラメータの測定値が-89.954です。

注記

指定掃引点の測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:POINt?   <掃引点>

応答

:MEASure?応答フォーマットに従います。

パラメータ

<掃引点> = 1〜801

解説

コマンド

クエリ

指定掃引点の測定データを返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:POINt? 100

応答

30.549E+03,Z 52.00423E+00,PHASE -89.916  (HEADER ON のとき)
30.549E+03, 52.00423E+00, -89.916  (HEADER OFF のとき)
100番目の掃引点の掃引周波数は30.549KHz、第1パラメータの測定結果が52.00423、第2パラメータの測定結果が-89.916です。

注記

測定データが無い掃引点を指定すると実行エラーになります。

掃引点の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:POINt   <掃引点No.>, <設定値>

クエリ

:POINt?   <掃引点No.>

応答

<設定値>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<設定値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

掃引値を設定します。

クエリ

掃引値を返します。

コマンド

:POINt 5,23E3
掃引点No.5の掃引値を23kに設定します。

クエリ

:POINt? 5

応答

:POINT 23.000E+03  (HEADER ON のとき)
23.000E+03  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.5の掃引値が23kに設定されています。

注記

掃引点No.に掃引点数よりも大きな値を設定した時は実行エラーになります。

サーチ機能の実行 ANALYZER

構文

コマンド

:SEARch  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

サーチ機能を実行と表示カーソルの移動を行います。

クエリ

コマンド

:SEARch
サーチ機能を実行します。

クエリ

応答

注記

該当する検索結果が無い場合、実行エラーとなります。

セグメント機能の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent   <ON/OFF>

クエリ

:SEGMent?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

セグメント掃引機能の設定をします。

ON:セグメント掃引機能を有効に設定します。
OFF:セグメント掃引機能を無効にし、通常掃引を行うように設定します。

クエリ

セグメント掃引機能の設定を返します。

コマンド

:SEGMent ON
セグメント掃引機能を有効に設定します。

クエリ

:SEGMent?

応答

:SEGMENT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
セグメント掃引機能が有効に設定されています。

注記

セグメント追加 ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:ADD   <セグメントNo./データ無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

新規セグメントを作成し、指定したセグメントNo.に追加します。
既に、指定したセグメントNo.以降にセグメントがある場合、それ以降のセグメントは後方に1つずれます。
セグメントNo.を指定しない場合、現在のセグメントの最後に新規セグメントが追加されます。
現在のセグメント数よりも大きいセグメントNo.を指定した場合は、現在のセグメントの最後に新規セグメントが追加されます。

クエリ

コマンド

:SEGMent:ADD 3
セグメントNo.3に新規セグメントを追加します。

クエリ

応答

注記

新規に作成したセグメントの各パラメータ(掃引点、測定スピード等)は初期値で設定されています。
新規セグメントを作成した際は各パラメータの設定を行ってください。

指定セグメントのアベレージ回数の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:AVERaging   <セグメントNo.>, <OFF/アベレージ回数>

クエリ

:SEGMent:AVERaging?   <セグメントNo.>

応答

<OFF/アベレージ回数>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<アベレージ回数> = 1〜256 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントNo.の測定アベレージ回数の設定をします。

OFF:アベレージ機能を無効にします。

クエリ

指定したセグメントNo.の測定アベレージ回数を返します。

コマンド

:SEGMent:AVERaging 3, 32
セグメントNo.3のアベレージ回数を32回に設定します。

クエリ

:SEGMent:AVERaging? 3

応答

:SEGMENT:AVERAGING 32  (HEADER ON のとき)
32  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3 のアベレージ回数が32回に設定されています。

注記

アベレージ回数を1回に設定すると自動的にアベレージ機能がOFFになります。
アベレージ回数を2〜256回に設定すると自動的にアベレージ機能がONになります。

指定セグメント削除 ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:DELete   <セグメントNo.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20

解説

コマンド

指定したセグメントを削除します。

クエリ

コマンド

:SEGMent:DELete 3
No.3に作成されているセグメントを削除します。

クエリ

応答

注記

削除したセグメントを元に戻すことはできません。

セグメント数の問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:SEGMent:NUM?  

応答

<セグメント数>

パラメータ

<セグメント数> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

現在作成されているセグメント数を返します。

コマンド

クエリ

:SEGMent:NUM?

応答

SEGMENT:NUM 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
セグメントはNo.1〜No.3まで3つのセグメントが作成されています。

注記

指定セグメントのポイントディレイの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:PDELay   <セグメントNo.>, <ディレイ時間>

クエリ

:SEGMent:PDELay?   <セグメントNo.>

応答

<ディレイ時間>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<ディレイ時間> = 0〜10000 (NR2)

解説

コマンド

指定したセグメントのポイントディレイ時間を設定します。

クエリ

指定したセグメントのポイントディレイ時間を返します。

コマンド

:SEGMent:PDELay 3, 0.0005
セグメントNo.3のポイントディレイ時間を0.5msに設定します。

クエリ

:SEGMent:PDELay? 3

応答

:SEGMENT:PDELAY 0.0005  (HEADER ON のとき)
0.0005  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3のポイントディレイ時間が0.5msに設定されています。

注記

指定セグメントの測定レンジの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:RANGe   <セグメントNo>, <測定レンジ/AUTO>

クエリ

:SEGMent:RANGe?   <セグメントNo.>

応答

<測定レンジ/AUTO>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<測定レンジ> = 1〜12 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントの測定レンジを設定します。
このコマンドを実行すると、自動的にレンジの設定がオートからホールドに変わります。

クエリ

指定したセグメントの測定レンジを返します。

コマンド

:SEGMent:RANGe 3, AUTO
セグメントNo.3の測定レンジをオートレンジに設定します。

クエリ

:SEGMent:RANGe? 3

応答

:SEGMENT:RANGE AUTO  (HEADER ON のとき)
AUTO  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定レンジがオートレンジに設定されています。

注記

レンジ番号と測定レンジは測定レンジの設定コマンドを参照してください。

指定セグメントの測定スピードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SPEEd   <セグメントNo.>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:SEGMent:SPEEd?   <セグメントNo.>

応答

<FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20

解説

コマンド

指定したセグメントの測定スピードを設定します。

クエリ

指定したセグメントの測定スピードを返します。

コマンド

:SEGMent:SPEEd 3, MEDium
セグメントNo.3の測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:SEGMent:SPEEd? 3

応答

:SEGMENT:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定スピードをミディアムに設定します。

注記

指定セグメントのSTART-STOPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:STARt:STOP   <セグメントNo.>, <START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINear/LOG>

クエリ

:SEGMent:STARt:STOP?   <セグメントNo.>

応答

<START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINEAR/LOG>

パラメータ

<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<STOP値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 2〜801 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントをSTART-STOP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

指定したセグメントのSTART-STOP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:SEGMent:STARt:STOP 3, 1.0000E+03, 1.0000E+06, 50, LOG
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
セグメントNo.3にSTART値1kHz、STOP値1MHz、掃引点数50ポイント、掃引点の設定方法LOGで掃引点を設定します。

クエリ

:SEGMent:STARt:STOP? 3

応答

:SEGMENT:START:STOP 1.0000E+03, 1.0000E+06,50,LOG  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03, 1.0000E+06,50,LOG  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3のSTART-STOP方式での掃引点の設定が、START値1kHz、STOP値1MHz、掃引点数50ポイント、掃引点の設定方法LOGで設定されています。

注記

START 値、STOP 値はメイン掃引測定信号モードの種類によって有効範囲が異なります。
各信号モードでの有効範囲はそれぞれの信号レベル(周波数、定電圧レベル、開放電圧レベル、定電流レベル)設定コマンドを参照ください。
メイン掃引測定信号モードがV/ CV/ CC の場合、掃引点算出方法の設定はLINear のみ設定可能となります。LOG を選択した場合実行エラーとなります。

セグメントの信号源の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce   <V/CV/CC>

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce?  

応答

<V/CV/CC>

パラメータ

解説

コマンド

セグメント掃引の際の測定信号の種類を開放電圧、定電圧、定電流のいずれかに設定します。
本設定は全セグメントで共通の設定となります。

V:開放電圧に設定します。
CV:定電圧に設定します。
CC:定電流に設定します。

クエリ

セグメント掃引の際の測定信号の種類を返します。

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce CV
セグメント掃引の際の測定信号の種類をCV(定電圧)に設定します。

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce?

応答

:SEGMENT:SUB:SOURCE CV  (HEADER ON のとき)
CV  (HEADER OFF のとき)
セグメント掃引の際の測定信号の種類がCV(定電圧)に設定されています。

注記

セグメント掃引の際の測定信号の種類は全セグメントで共通となります。いずれかのセグメントで測定信号の種類を設定すると、全セグメントに設定が反映されます。
セグメント掃引の際の測定信号の種類は、メイン掃引測定信号モードがFREQ(周波数)の場合のみ設定できます。メイン掃引測定信号モードがFREQ 以外の場合は実行エラーとなります。

指定セグメントの信号源値の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue   <セグメントNo.>, <信号源値>

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue?   <セグメントNo.>

応答

<信号源値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<信号源値> = セグメント掃引の際の測定信号の種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

指定したセグメントの信号源値を設定します。
メイン掃引測定信号モードがV/ CV/ CC の場合は周波数を設定します。

クエリ

指定したセグメントの信号源値を返します。

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue 3, 0.5
セグメントNo.3の測定信号レベルを0.5Vに設定します。

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue? 3

応答

:SEGMENT:SUB:SOURCE:VALUE 0.500  (HEADER ON のとき)
0.500  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定信号レベルが0.5Vに設定されています。

注記

アナライザモード時の表示設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:DISPlay   <GRAPh/NUMEric/COMParator/XY>

クエリ

:SWEep:DISPlay?  

応答

<GRAPH/NUMERIC/COMPARATOR/XY>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモード時の画面表示を設定します。

クエリ

アナライザモード時の画面表示設定を返します。

コマンド

:SWEep:DISPlay NUMERIC
アナライザモード時の画面表示をリスト表示に設定します。

クエリ

:SWEep:DISPlay?

応答

:SWEEP:DISPLAY NUMERIC  (HEADER ON のとき)
NUMERIC  (HEADER OFF のとき)
アナライザモード時の画面表示がリスト表示に設定されています。

注記

画面表示タイミングの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:DRAW   <REAL/AFTer>

クエリ

:SWEep:DRAW?  

応答

<REAL/AFTER>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモードでの表示更新タイミングの設定をします。

REAL:1掃引点の測定終了後リアルタイムに表示更新します。
AFTer:1掃引終了後、一括で表示更新します。

クエリ

アナライザモードでの表示更新タイミングの設定を返します。

コマンド

:SWEep:DRAW REAL
表示更新タイミングをリアルタイム描画に設定します。

クエリ

:SWEep:DRAW?

応答

:SWEEP:DRAW REAL  (HEADER ON のとき)
REAL  (HEADER OFF のとき)
表示更新タイミングがリアルタイム描画に設定されています。

注記

メイン掃引測定信号モードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:MAIN:SOURce   <FREQ/V/CV/CC>

クエリ

:SWEep:MAIN:SOURce?  

応答

<FREQ/V/CV/CC>

パラメータ

解説

コマンド

メイン掃引測定信号の種類を設定します。

V:開放電圧レベルに設定
CV:定電圧レベルに設定
CC:定電流レベルに設定

クエリ

メイン掃引測定信号の種類を返します。

コマンド

SWEep:MAIN:SOURce V
メイン掃引測定信号の種類をV(開放電圧)に設定します。

クエリ

:SWEep:MAIN:SOURce?

応答

:SWEEP:MAIN:SOURCE V  (HEADER ON のとき)
V  (HEADER OFF のとき)
メイン掃引測定信号の種類がV(開放電圧)に設定されています。

注記

ポイントディレイの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:PDELay   <ポイントディレイ時間>

クエリ

:SWEep:PDELay?  

応答

<ポイントディレイ時間>

パラメータ

0〜10000 (NR2)

解説

コマンド

アナライザモードでのポイントディレイ時間を設定します。

クエリ

アナライザモードでのポイントディレイ時間を返します。

コマンド

:SWEep:PDELay 0.0005
ポイントディレイ間隔を0.5msに設定します

クエリ

:SWEep:PDELay?

応答

:SWEEP:PDELAY 0.0005  (HEADER ON のとき)
0.0005  (HEADER OFF のとき)
ポイントディレイ間隔が0.5msに設定されています。

注記

ポイントディレイの設定はインターバル測定時のインターバル設定と共通です。

トリガモードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:TRIGger   <SEQuential/REPeat/STEP>

クエリ

:SWEep:TRIGger?  

応答

<SEQUENTIAL/REPEAT/STEP>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモードでのトリガモードの設定をします。

SEQuential:1回のトリガ入力で全掃引ポイントを1回測定します。
REPeat:掃引測定を繰り返します。
STEP:1回のトリガ入力で掃引ポイントを1ポイント測定します。

クエリ

アナライザモードでのトリガモードの設定を返します。

コマンド

:SWEep:TRIGger SEQuential
トリガモードをシーケンシャルに設定します。

クエリ

:SWEep:TRIGger?

応答

:SWEEP:TRIGGER SEQUENTIAL  (HEADER ON のとき)
SEQUENTIAL  (HEADER OFF のとき)
トリガモードがシーケンシャルに設定されています。

注記

画面表示タイミングの設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:DRAW   <REAL/AFTer>

クエリ

:CONTinuous:DRAW?  

応答

<REAL/AFTER>

パラメータ

解説

コマンド

連続測定モードでの表示更新タイミングの設定をします。

REAL: 1つの測定終了後リアルタイムに表示更新します。
AFTer:全ての測定終了後、一括で表示更新します。

クエリ

連続測定モードでの表示更新タイミングの設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:DRAW REAL
表示更新タイミングをリアルタイム描画に設定します。

クエリ

:CONTinuous:DRAW?

応答

:CONTINUOUS:DRAW REAL  (HEADER ON のとき)
REAL  (HEADER OFF のとき)
表示更新タイミングがリアルタイム描画に設定されています。

注記

連続測定の実行中に設定変更すると、測定が中止され、未測定状態になります。

判定結果がNG のときに連続測定を中止する設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:ERRor:ABORt   <OFF/ON>

クエリ

:CONTinuous:ERRor:ABORt?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

測定したパネルの判定機能(コンパレータ、BIN機能)が有効であり、判定結果がNG判定(HI/ LO/ OUT OF BINS)の場合に測定を中止する設定をします。

OFF:判定結果に関わらず、すべてのパネルにおいて連続測定を行います。
ON:判定結果がNGのとき、連続測定を中止します。

クエリ

判定結果がNG判定の場合に測定を中止する設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:ERRor:ABORt ON
判定結果がNGのとき、連続測定を中止するように設定します。

クエリ

:CONTinuous:ERRor:ABORt?

応答

:CONTINUOUS:ERROR:ABORT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
判定結果がNGのとき、連続測定を中止するように設定されています。

注記

トリガモードの設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:TRIGger   <SEQuential/STEP>

クエリ

:CONTinuous:TRIGger?  

応答

<SEQuential/STEP>

パラメータ

解説

コマンド

連続測定モードでのトリガモードの設定をします。

SEQuential:1回のトリガ入力で連続測定の測定対象に設定されている全てのパネルを1回測定します。
STEP:1回のトリガ入力で連続測定の測定対象に設定されているパネルを1つ測定し、次のパネルの測定条件に変更します。

クエリ

アナライザモードでのトリガモードの設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:TRIGger STEP
トリガモードをステップに設定します。

クエリ

:CONTinuous:TRIGger?

応答

:CONTINUOUS:TRIGGER STEP  (HEADER ON のとき)
STEP  (HEADER OFF のとき)
トリガモードがステップに設定されています。

注記

連続測定対象の設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:EXECution   <パネルNo.>, <ON/OFF>

クエリ

:CONTinuous:EXECution?   <パネルNo.>

応答

<ON/OFF>

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜128 / ALL

解説

コマンド

連続測定モードで測定対象とするパネルを設定します。
<パネルNo.>にALLを指定した場合は、全てのパネルに対してON/OFFが設定されます。

クエリ

連続測定モードで測定対象とするパネルの設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:EXECution 5,ON
パネルNo.5を連続測定の測定対象に設定します。

クエリ

:CONTinuous:EXECution? 5

応答

:CONTINUOUS:EXECUTION ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
パネルNo.5は連続測定の測定対象に設定されています。

注記

パラメータにALLが指定できるのはコマンドのみで、クエリには使用できません。
指定されたパネルNo.に連続測定可能なパネルが保存されていない場合は実行エラーとなります。
連続測定中は実行エラーとなります。

連続測定モードで測定対象となっているパネル数の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:CONTinuous:COUNt?  

応答

<パネル数>

パラメータ

<パネル数> = 0〜32 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

連続測定モードで測定対象となっているパネル数を返します。

コマンド

クエリ

:CONTinuous:COUNt?

応答

:CONTINUOUS:COUNT 5  (HEADER ON のとき)
5  (HEADER OFF のとき)
連続測定モードで測定対象となっているパネル数は5個です。

注記

測定データの問合せ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?   <データ無し/ALL>

応答

<測定結果>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

MEASureクエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

連続測定時の総合判定結果の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CONTinuous:COMParator?  

応答

<判定結果>

パラメータ

<判定結果> = 0,1 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

連続測定時の総合判定結果を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:CONTinuous:COMParator?

応答

:MEASURE:CONTINUOUS:COMPARATOR 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
連続測定の総合判定結果はINです。

注記

連続測定時の極値の判定結果の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CONTinuous:PEAK?   <データ無し/ALL>

応答

パラメータ

<判定結果> = 0〜9 (NR1)
<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

連続測定にアナライザのピークコンパレータが含まれる場合に、極値の判定結果と測定データを返します。
各応答内容は:MEASure:VALidコマンドで設定してください。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定エリアの設定がOFFまたはピーク未検出のときは判定結果及び測定データは返しません。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

判定結果は、1つのパネルごとにメッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。
:MEASure:CONTinuous:PEAK? の場合………メッセージターミネータ
:MEASure:CONTinuous:PEAK? ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:MEASure:CONTinuous:PEAK?

応答

:MEASURE:CONTINUOUS:PEAK 0,1, 6.6834E+03,Z 9.624701E+03,0,2, 342.77E+03,Z 16.70920E+06,0,3, 113.50E+03,PHASE 178.678,0,4, 19.498E+03,PHASE -177.649,1,0,5, 7.1614E+03,Z 7.041157E+03,0,6, 616.60E+03,Z 16.66869,0,7, 113.50E+03,PHASE 175.120,0,8, 10.839E+03,PHASE -175.726,2,3
0,1, 10.116E+03,Z 4.325751E+03,0,2, 165.96E+03,Z 14.23479E+06,0,3, 37.584E+03,PHASE 177.739,0,4, 12.445E+03,PHASE -175.466,1,5
 (HEADER ON のとき)
0,1, 6.6834E+03, 9.624701E+03,0,2, 342.77E+03, 16.70920E+06,0,3, 113.50E+03, 178.678,0,4, 19.498E+03,-177.649,1,0,5, 7.1614E+03, 7.041157E+03,0,6, 616.60E+03, 16.66869,0,7, 113.50E+03, 175.120,0,8, 10.839E+03,-175.726,2,3
0,1, 10.116E+03, 4.325751E+03,0,2, 165.96E+03, 14.23479E+06,0,3, 37.584E+03, 177.739,0,4, 12.445E+03,-175.466,1,5
 (HEADER OFF のとき)
連続測定のピークコンパレータの判定結果は以下のようになっています。

注記

連続測定にピークコンパレータ測定が含まれていない場合は実行エラーになります。
ピークを検出できなかった時は、実行エラーになります。