ステータス・バイト・レジスタと関連キューのクリア(出力キューを除く) LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*CLS  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

イベント・レジスタ(SESR、ESR0、ESR1、ESR2、ESR3、ESR4)の内容をクリアします。

クエリ

コマンド

*CLS
イベント・レジスタ(SESR、ESR0、ESR1、ESR2、ESR3、ESR4)の内容をクリアします。

クエリ

応答

注記

GPIB:出力キューには影響しません。
RS-232C、USB、LAN:出力キュー、各種イネーブル・レジスタ、ステータス・バイト・レジスタのMAV(bit4)には影響しません。

標準イベント・ステータス・イネーブルレジスタ (SESER) の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*ESE   <マスク値>

クエリ

*ESE?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

SESERのマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

SESERのマスクパターンを返します。

コマンド

*ESE 36
SESERのbit5とbit2をセットします。

クエリ

*ESE?

応答

36
SESERのbit5とbit2が1に設定されています。

注記

標準イベント・ステータス・レジスタ(SESR) の読み出しとクリア LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*ESR?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

SESRのレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*ESR?

応答

32
SESRのbit5が1に設定されています。

注記

本器では、bit6、bit1は使用しません。

機器のID(識別コード)の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*IDN?  

応答

<メーカ名>, <モデル名>,<製造番号>,<ソフトウェアバージョン>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

機器のIDを返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*IDN?

応答

HIOKI,IM7585,123456789,V1.00

注記

実行中の全動作終了後、SESRのOPCをセット LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*OPC  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンドが終了した時点で、SESR(標準イベント・ステータス・レジスタ)のOPC(bit0)をセットします。

クエリ

コマンド

A;B;*OPC;C
A、Bコマンド終了後、SESRのOPCをセットします。

クエリ

応答

注記

実行中の全動作終了後、ASCII の1を応答 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*OPC?  

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

送信されたコマンドのうち、*OPCコマンドより前のコマンド処理が終了した時点で、ASCIIの1を応答します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*OPC?

応答

1

注記

機器の初期化 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*RST  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

本体を初期化します。
ただし、インタフェース、パネルの設定は初期化されません。
詳細は、タブ[はじめに]内の"初期化設定一覧"をご確認下さい。

クエリ

コマンド

*RST
本体の初期化を実行します。

クエリ

応答

注記

本体を初期化すると、現在の設定内容が消去され、初期状態になります。

サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタ(SRER) の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*SRE   <マスク値>

クエリ

*SRE?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

SRERのマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。
bit6の値は無視されます。

クエリ

SRERのマスクパターンを返します。
bit6の値は常に0です。

コマンド

*SRE 34
SRERのbit5とbit1をセットします。

クエリ

*SRE?

応答

34
SRERのbit5とbit1が1に設定されています。

注記

ステータス・バイト・レジスタの読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*STB?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

STBのレジスタ値を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*STB?

応答

8
STBのbit3が1に設定されています。

注記

サンプリングの要求 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*TRG  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

外部トリガの時に、1回サンプリングを行います。

クエリ

コマンド

:TRIGger EXTernal;*TRG;:MEASure?
外部トリガに設定し、1回サンプリングした後に測定値を取得します。

クエリ

応答

注記

内部トリガの時にこのコマンドを実行した場合、実行エラーになります。

セルフテストの実行と結果の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

*TST?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0〜3 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

以下のセルフテストを実行し、結果を返します。

  1. ROMテスト
  2. RAMテスト
テストを開始すると、測定を含む全ての機能が停止し、コマンドも受け付けなくなります。
テストには約1分程度かかります。
テスト中は、コマンドを送信したり、本体の電源を切らないようにしてください。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

*TST?

応答

3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
ROMテストとRAMテストがNGでした。

注記

結果が0以外の場合は、故障の可能性があります。
お買上店(代理店)か最寄りの営業所にご連絡ください。

コマンド処理終了後、続くコマンドを実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

*WAI  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

コマンド処理終了後、*WAIに続くコマンドを実行します。

クエリ

コマンド

A;B;*WAI;C
A、Bコマンド処理終了後、*WAIに続くCのコマンドを実行します。
現在の周波数:100MHz 内部トリガの状態において

  • *WAIコマンドを使用しない場合
  • (送信)
    :FREQuency 1000000;:MEASure?
    この場合の:MEASure?クエリの応答は、どちらの周波数の測定値かは不定です。
  • *WAI コマンドを使用した場合
  • (送信)
    :FREQuency 1000000;*WAI;:MEASure?
    この場合の:MEASure?クエリの応答は、周波数1MHzの測定値です。

クエリ

応答

注記

固有コマンドは、:MEASure?クエリを除き、シーケンシャル型のコマンドを使用しています。
そのため、*WAI コマンドによる効果は、:MEASure?クエリのみ有効となります。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ0の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE0   <マスク値>

クエリ

:ESE0?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER0のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER0のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE0 3
ESER0のbit1とbit0をセットします。

クエリ

:ESE0?

応答

:ESE0 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
ESER0のbit1とbit0が1に設定されています。

注記

本レジスタは1測定終了後にビットがセットされます。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ1の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE1   <マスク値>

クエリ

:ESE1?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER1のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER1のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE1 64
ESER1のbit6をセットします。

クエリ

:ESE1?

応答

:ESE1 64  (HEADER ON のとき)
64  (HEADER OFF のとき)
ESER1のbit6が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ2の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE2   <マスク値>

クエリ

:ESE2?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER2のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER2のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE2 1
ESER2のbit0をセットします。

クエリ

:ESE2?

応答

:ESE2 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
ESER2のbit0が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ3の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE3   <マスク値>

クエリ

:ESE3?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER3のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER3のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE3 3
ESER3のbit1とbit0をセットします。

クエリ

:ESE3?

応答

:ESE3 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
ESER3のbit1とbit0が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ4の書き込みと読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:ESE4   <マスク値>

クエリ

:ESE4?  

応答

<マスク値>

パラメータ

<マスク値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

ESER4のマスクパターンを設定します。
初期値(電源投入時)は0です。

クエリ

ESER4のマスクパターンを返します。

コマンド

:ESE4 8
ESER4のbit3をセットします。

クエリ

:ESE4?

応答

:ESE4 8  (HEADER ON のとき)
8  (HEADER OFF のとき)
ESER4のbit3が1に設定されています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ0の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR0?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ0(ESR0)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR0?

応答

4
ESR0のbit2が1になっています。

注記

本レジスタは1測定終了後にビットがセットされます。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ1の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR1?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ1(ESR1)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR1?

応答

82
ESR1のbit6とbit4とbit1が1になっています。

注記

LCRモードのコンパレータ測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
連続測定の場合は連続測定終了後にANDビットがセットされます。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ2の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR2?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ2(ESR2)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR2?

応答

1
ESR2のbit0が1になっています。

注記

LCRモードのBIN測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
連続測定モードの場合はセットされません。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ3の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR3?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ3(ESR3)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR3?

応答

64
ESR3のbit6が1になっています。

注記

LCRモードのBIN測定の場合は、1測定終了後に、ビットがセットされます。
連続測定モードの場合はセットされません。
各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

イベント・ステータス・レジスタ4の読み出し LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:ESR4?  

応答

<レジスタ値>

パラメータ

<レジスタ値> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

イベント・ステータス・レジスタ4(ESR4)のレジスタ値を返し、レジスタをクリアします。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:ESR4?

応答

64
ESR4のbit6が1になっています。

注記

各ビットの詳細は「イベント・レジスタについて」を参照してください。

測定モードの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MODE   <LCR/ANALyzer/CONTinuous>

クエリ

:MODE?  

応答

<LCR/ANALYZER/CONTINUOUS>

パラメータ

解説

コマンド

測定モードの設定をします。

LCR:LCRモードに設定します。
ANALYZER:アナライザモードに設定します。
CONTINUOUS:連続測定モードに設定します。

クエリ

測定モードの設定を返します。

コマンド

:MODE CONTinuous
測定モードを連続測定に設定します。

クエリ

:MODE?

応答

:MODE CONTINUOUS  (HEADER ON のとき)
CONTINUOUS  (HEADER OFF のとき)
測定モードが連続測定に設定されています。

注記

トリガモードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:TRIGger   <INTernal/EXTernal>

クエリ

:TRIGger?  

応答

<INTERNAL/EXTERNAL>

パラメータ

解説

コマンド

トリガモードを設定します。

INTernal:内部トリガに設定します。
EXTernal:外部トリガに設定します。

クエリ

トリガモードの設定を返します。

コマンド

:TRIGger INTernal
トリガモードを内部トリガに設定します。

クエリ

:TRIGger?

応答

:TRIGGER INTERNAL  (HEADER ON のとき)
INTERNAL  (HEADER OFF のとき)
トリガモードが内部トリガに設定されています。

注記

トリガディレイ時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:TRIGger:DELay   <トリガディレイ時間>

クエリ

:TRIGger:DELay?  

応答

<トリガディレイ時間>

パラメータ

<トリガディレイ時間> = 0〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

トリガディレイ時間を設定します。

クエリ

トリガディレイ時間の設定を返します。

コマンド

:TRIGger:DELay 0.1
トリガ入力後から100ms後に測定を開始するように設定します。

クエリ

:TRIGger:DELay?

応答

:TRIGGER:DELAY 0.1000  (HEADER ON のとき)
0.1  (HEADER OFF のとき)
トリガ入力後から100ms後に測定を開始するように設定されています。

注記

トリガディレイ機能をOFFにする場合は、<トリガディレイ時間>を0sに設定してください。

表示パラメータの設定と問い合わせ(#は1〜4の数値) LCR ANALYZER

構文

コマンド

:PARameter#   <Z/ Y/ PHASe(位相角)/ CS/ CP/ D/ LS/ LP/ Q/ RS/ G/ RP/ X/ B/ V/ I/ OFF>

クエリ

:PARameter#?  

応答

<Z/ Y/ PHASE(位相角)/ CS/ CP/ D/ LS/ LP/ Q/ RS/ G/ RP/ X/ B/ V/ I/ OFF>

パラメータ

解説

コマンド

表示パラメータを設定します。

クエリ

表示パラメータの設定を返します。

コマンド

:PARameter1 Z;:PARameter3 PHASE
1番目のパラメータをインピーダンスに、3番目を位相角に設定します。

クエリ

:PARameter3?

応答

:PARAMETER3 PHASE  (HEADER ON のとき)
PHASE  (HEADER OFF のとき)
3番目のパラメータが位相角に設定されています。

注記

#は1〜4の数値
V、Iはアナライザ時のみ対応しています。

表示桁数の設定と問い合わせ(#は1〜4の数値) LCR

構文

コマンド

:PARameter#:DIGit   <表示桁数>

クエリ

:PARameter#:DIGit?  

応答

<表示桁数>

パラメータ

<表示桁数> = 3〜6 (NR1)

解説

コマンド

パラメータの表示桁数を設定します。

クエリ

パラメータの表示桁数を返します。

コマンド

:PARameter1:DIGit 3
第1パラメータの表示桁数を3桁に設定します。

クエリ

:PARameter1:DIGit?

応答

:PARAMETER1:DIGIT 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの表示桁数が3桁に設定されています。

注記

#は1〜4の数値

絶対値表示の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:PARameter:ABSolute   <Z/Y/RS/RP/CS/CP/D/G/X/LS/LP/Q/B>, <ON/OFF>

クエリ

:PARameter:ABSolute?   <Z/Y/RS/RP/CS/CP/D/G/X/LS/LP/Q/B>

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定値の絶対値表示を設定します。

ON:絶対値表示をする。
OFF:絶対値表示をしない。

クエリ

測定値の絶対値表示の設定を返します。

コマンド

:PARameter:ABSolute Z, ON
インピーダンスの絶対値表示をするに設定します。

クエリ

:PARameter:ABSolute? Z

応答

:PARAMETER:ABSOLUTE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
インピーダンスの絶対値表示がするに設定されています。

注記

トリガ同期出力機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SSOurce   <ON/OFF>

クエリ

:SSOurce?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

トリガ同期出力機能の有効/無効を設定します。

ON:トリガ同期出力機能を有効にします。
OFF:トリガ同期出力機能を無効にします。

クエリ

トリガ同期出力機能の設定を返します。

コマンド

:SSOurce ON
トリガ同期出力機能を有効にします。

クエリ

:SSOurce?

応答

:SSOURCE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
トリガ同期出力機能が有効になっています。

注記

トリガ同期出力のウェイトの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SSOurce:WAIT   <ウエイト時間>

クエリ

:SSOurce:WAIT?  

応答

<ウエイト時間>

パラメータ

<ウエイト時間> = 0.00000〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

トリガ印加によって測定信号が出力された後から、測定を開始するまでのウェイト時間を設定します。

クエリ

トリガ同期出力機能のウェイト時間を返します。

コマンド

:SSOurce:WAIT 0.50000
トリガ印加後から測定開始までのウェイト時間を、500msに設定します。

クエリ

:SSOurce:WAIT?

応答

:SSOURCE:WAIT 0.50000  (HEADER ON のとき)
0.5  (HEADER OFF のとき)
トリガ印加後から測定開始までのウェイト時間が、500msに設定されています。

注記

ウェイト時間が短い場合、測定誤差が増える可能性があります。

信号をOFFにしてからINDEXをONにするまでのディレイの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SSOurce:INDEX   <ウエイト時間>

クエリ

:SSOurce:INDEX?  

応答

<ウエイト時間>

パラメータ

<ウエイト時間> = 0.00000〜0.10000s (NR2)

解説

コマンド

信号をOFFにしてからINDEXをONにするまでのディレイ時間を設定します。

クエリ

信号をOFFにしてからINDEXをONにするまでのディレイ時間を返します。

コマンド

:SSOurce:INDEX 0.00100
INDEXディレイ時間を0.001sに設定します。

クエリ

:SSOurce:INDEX?

応答

:SSOURCE:INDEX 0.00100  (HEADER ON のとき)
0.001  (HEADER OFF のとき)
INDEXディレイ時間が0.001sに設定されています。

注記

測定周波数の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:FREQuency   LCRモード:<周波数> / アナライザモード:<掃引点No.>, <周波数>

クエリ

:FREQuency?   LCRモード:無し / アナライザモード:<掃引点No.>

応答

<周波数>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<周波数> = 各機種の設定範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

測定周波数の設定をします。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

測定周波数の設定を返します。
掃引点No.を省略した場合は、掃引点No.1の設定を返します。

コマンド

:FREQuency 8, 1E6
掃引点No.8の測定周波数を1MHzにします。

クエリ

:FREQuency? 8

応答

:FREQUENCY 1.0000E+06  (HEADER ON のとき)
1000000  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.8の測定周波数が1MHzに設定されています。

注記

周波数の設定範囲は下記となります。

IM7580A:1.0E+6〜300.0E+6
IM7581:1.0E+5〜300.0E+6
IM7583:1.0E+6〜600.0E+6
IM7585:1.0E+6〜1300.0E+6
IM7587:1.0E+6〜3000.0E+6

測定信号レベルの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel   <P/V/I>

クエリ

:LEVel?  

応答

<P/V/I>

パラメータ

解説

コマンド

測定信号の種類を設定します。

P:パワーモードに設定します。
V:電圧モードに設定します。
I:電流モードに設定します。

クエリ

測定信号の種類を返します。

コマンド

:LEVel V
測定信号の種類をV(電圧モード)に設定します。

クエリ

:LEVel?

応答

:LEVEL V  (HEADER ON のとき)
V  (HEADER OFF のとき)
測定信号の種類がV(電圧モード)に設定されています。

注記

パワーレベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:POWer   LCRモード:<パワーレベル> / アナライザモード:<掃引点No.>, <パワーレベル>

クエリ

:LEVel:POWer?   LCRモード:無し / アナライザモード:<掃引点No.>

応答

<パワーレベル>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<パワーレベル> = 各機種の設定範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

パワーレベルを設定します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

現在のパワーレベルの設定を返します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、掃引No.1の設定を返します。

コマンド

:LEVel:POWer 1.0
パワーレベルを1dBmに設定します。

クエリ

:LEVel:POWer?

応答

:LEVEL:POWER 1.0  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
パワーレベルが1dBmに設定されています。

注記

範囲外のパワーレベル値を指定した場合は、設定範囲内の限界値にまるめられて設定されます。エラーにはなりません。
パワーの設定範囲は下記となります。

IM7580A:-40.0〜7.0
IM7581:-40.0〜7.0
IM7583:-40.0〜1.0
IM7585:-40.0〜1.0

電圧レベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:VOLTage   LCRモード:<電圧レベル> / アナライザモード:<掃引点No.>, <電圧レベル>

クエリ

:LEVel:VOLTage?   LCRモード:無し / アナライザモード:<掃引点No.>

応答

<電圧レベル>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<電圧レベル> = 各機種の設定範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

電圧レベルを設定します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

現在の電圧レベルの設定を返します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、掃引No.1の設定を返します。

コマンド

:LEVel:VOLTage 1.001
電圧レベルを1.001Vに設定します。

クエリ

:LEVel:VOLTage?

応答

:LEVEL:VOLTAGE 1.001  (HEADER ON のとき)
1.001  (HEADER OFF のとき)
電圧レベルが1.001Vに設定されています。

注記

範囲外の電圧レベル値を指定した場合は、設定範囲内の限界値にまるめられて設定されます。また、負の電圧レベル値を指定した場合は、絶対値として扱います。エラーにはなりません。
電圧の設定範囲は下記となります。

IM7580A:0.004〜1.001
IM7581:0.004〜1.001
IM7583:0.004〜0.502
IM7585:0.004〜0.502

電流レベル値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVel:CURRent   LCRモード:<電流レベル> / アナライザモード:<掃引点No.>, <電流レベル>

クエリ

:LEVel:CURRent?   LCRモード:無し / アナライザモード:<掃引点No.>

応答

<電流レベル>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<電流レベル> = 各機種の設定範囲に従います。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

電流レベルを設定します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

現在の電流レベルの設定を返します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、掃引No.1の設定を返します。

コマンド

:LEVel:CURRent 10.04E-3
電流レベルを10.04mAに設定します。

クエリ

:LEVel:CURRent?

応答

:LEVEL:CURRENT 10.04E-03  (HEADER ON のとき)
10.04E-03  (HEADER OFF のとき)
電流レベルが10.04mAに設定されています。

注記

範囲外の電流レベル値を指定した場合は、設定範囲内の限界値にまるめられて設定されます。また、負の電流レベル値を指定した場合は、絶対値として扱います。エラーにはなりません。
電流の設定範囲は下記となります。

IM7580A:0.09E-3〜20.02E-3
IM7581:0.09E-3〜20.02E-3
IM7583:0.09E-3〜10.04E-3
IM7585:0.09E-3〜10.04E-3

測定スピードの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SPEEd   LCRモード:<FAST/MEDium/SLOW/SLOW2> / アナライザモード:<掃引点No.>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:SPEEd?   LCRモード:無し / アナライザモード:<掃引点No.>

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

測定スピードを設定します。
アナライザモード時に掃引点を省略すると、全掃引ポイントにそのスピードが設定されます。

クエリ

測定スピードの設定を返します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、掃引点No.1の設定を返します。

コマンド

:SPEEd MEDium
測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:SPEEd?

応答

:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

測定アベレージの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:AVERaging   LCRモード:<OFF/アベレージ回数> / アナライザモード:<掃引点No.>,<OFF/アベレージ回数>

クエリ

:AVERaging?  

応答

<OFF/アベレージ回数>

パラメータ

<アベレージ回数> = 1〜256 (NR1)
<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

測定アベレージ回数の設定をします。
OFF:アベレージ機能を無効にします。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

測定アベレージ回数を返します。
アナライザモード時、掃引点No.を省略した場合は、掃引点No.1の設定を返します。

コマンド

:AVERaging 32
アベレージ回数を32回に設定します。

クエリ

:AVERaging?

応答

:AVERAGING 32  (HEADER ON のとき)
32  (HEADER OFF のとき)
アベレージ回数が32回に設定されています。

注記

アベレージ回数を1回に設定すると自動的にアベレージ機能がOFFになります。
アベレージ回数を2〜256回に設定すると自動的にアベレージ機能がONになります。
アナライザモード時に掃引点No.を省略して設定すると、全ポイントに指定したアベレージ回数が設定されます。
また、クエリの場合は、掃引点No.を省略すると1ポイント目のアベレージ回数が返ります。

判定機能の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:JUDGment   <NORMal/COMParator/BIN>

クエリ

:JUDGment?  

応答

<NORMAL/COMPARATOR/BIN>

パラメータ

解説

コマンド

判定機能の設定をします。

クエリ

判定機能の設定を返します。

コマンド

:JUDGment COMParator
判定機能をコンパレータ測定に設定します。

クエリ

:JUDGment?

応答

:JUDGMENT COMPARATOR  (HEADER ON のとき)
COMPARATOR  (HEADER OFF のとき)
判定機能がコンパレータ測定に設定されています。

注記

コンパレータ機能のON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator   <OFF/ON>

クエリ

:COMParator?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

コンパレータ機能の設定をします。

OFF:コンパレータ機能が無効になります。
ON:コンパレータ機能が有効になります。

クエリ

コンパレータ機能の設定を返します。

コマンド

:COMParator ON
コンパレータ 機能をONに設定します。

クエリ

:COMParator?

応答

:COMPARATOR ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
コンパレータ測定機能がONに設定されています。

注記

BIN測定時に:COMParator ONコマンドを送信すると、自動的にBIN測定を終了し、コンパレータ 測定を開始します。

コンパレータ機能のMAINパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:ABSolute   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:ABSolute?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおけるMAINパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

絶対値モードにおけるMAINパラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:ABSolute 234.560E-06,1.23456
絶対値モードにおけるMAINパラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:ABSolute?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:ABSOLUTE 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおけるMAINパラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能のMAINパラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:DEViation   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:DEViation?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:DEViation 1.23456E-6,-10.000,10.000
偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:DEViation?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:DEVIATION 1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能のMAINパラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:COMParator:FLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

MAINパラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

MAINパラメータのモードを返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:MODE?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

コンパレータ機能のMAINパラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:FLIMit:PERcent   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:FLIMit:PERcent?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:FLIMit:PERcent 1.23456E-6,-10.000,10.000
パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:FLIMit:PERcent?

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:PERCENT 1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能のSUBパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:ABSolute   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:ABSolute?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおけるSUBパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

絶対値モードにおけるSUBパラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:ABSolute 234.560E-06,1.23456
絶対値モードにおけるSUBパラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:ABSolute?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:ABSOLUTE 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおけるSUBパラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能のSUBパラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:DEViation   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:DEViation?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:DEViation 1.23456E-6,-10.000,10.000
偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:DEViation?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:DEVIATION 1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能のSUBパラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:COMParator:SLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

SUBパラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

SUBパラメータのモードを返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:MODE PERcent
パーセントモードを選択します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:MODE?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

コンパレータ機能のSUBパラメータの基準値、上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:SLIMit:PERcent   <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SLIMit:PERcent?  

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SLIMit:PERcent 1.23456E-6,-10.000,10.000
パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:SLIMit:PERcent?

応答

:COMPARATOR:SLIMIT:PERCENT 1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能の上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:ABSolute   <パラメータ番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:ABSolute?   <パラメータ番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおける指定パラメータの上下限値を設定します。

クエリ

絶対値モードにおける指定パラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:COMParator:ABSolute 1,234.560E-06,1.23456
絶対値モードにおける第1パラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:COMParator:ABSolute? 1

応答

:COMPARATOR:ABSOLUTE 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおける第1パラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

コンパレータ機能の基準値、上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:DEViation   <パラメータ番号>, <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:DEViation?   <パラメータ番号>

応答

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

偏差パーセントモード(Δ%)における指定パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

偏差パーセントモード(Δ%)における指定パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:DEViation 1,1.23456E-6,-10.000,10.000
偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:DEViation? 1

応答

:COMPARATOR:DEVIATION 1.23456E-6,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-6,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能の判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:COMParator:MODE   <パラメータ番号>, <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:COMParator:MODE?   <パラメータ番号>

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

指定パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

指定パラメータのモードを返します。

コマンド

:COMParator:MODE 1,PERcent
第1パラメータをパーセントモード(%)に設定します。

クエリ

:COMParator:MODE? 1

応答

:COMPARATOR:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータはパーセントモード(%)に設定されています。

注記

コンパレータ機能の基準値、上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) LCR

構文

コマンド

:COMParator:PERcent   <パラメータ番号>, <基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:PERcent?   <パラメータ番号>

応答

<基準値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモード(%)における指定パラメータの基準値と上下限値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)における指定パラメータの基準値と上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:PERcent 1,1.23456E-6,-10.000,10.000
パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値を1.23456E-6、下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:PERcent? 1

応答

:COMPARATOR:FLIMIT:PERCENT 1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06,-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)における第1パラメータの基準値が1.23456E-6、下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。
基準値で0は設定できません。

コンパレータ機能の測定値が確度保証範囲外の場合の判定処理の仕方の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:JUDGment   <DO/NOT>

クエリ

:COMParator:JUDGment?  

応答

<DO/NOT>

パラメータ

解説

コマンド

測定値が確度保証範囲外の場合の判定処理の仕方を設定します。

DO:測定値が確度保証範囲外の場合も判定します。
NOT:測定値が確度保証範囲外の場合、HI 判定でエラーを出力します。

クエリ

測定値が確度保証範囲外の場合の判定処理の仕方の設定を返します。

コマンド

:COMParator:JUDGment DO
測定値が確度保証範囲外の場合の判定処理の仕方の設定を判定するに設定します。

クエリ

:COMParator:JUDGment?

応答

:COMPARATOR:JUDGMENT DO  (HEADER ON のとき)
DO  (HEADER OFF のとき)
測定値が確度保証範囲外の場合の判定処理の仕方の設定が判定するに設定されています。

注記

BIN機能のON/OFFの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN   <OFF/ON>

クエリ

:BIN?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

BIN測定機能の設定をします。

OFF:BIN機能が無効になります。
ON:BIN機能が有効になります。

クエリ

BIN測定機能の設定を返します。

コマンド

:BIN ON
BIN測定機能をONに設定します。

クエリ

:BIN?

応答

:BIN ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
BIN測定機能がONに設定されています。

注記

コンパレータ測定時に:BIN ONコマンドを送信すると、自動的にコンパレータ測定を終了し、BIN測定を開始します。

BIN機能のMAINパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:ABSolute   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:ABSolute?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおけるMAINパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおけるMAINパラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:ABSolute 1,234.560E-06,1.23456
BIN1の絶対値モードにおけるMAINパラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:ABSolute? 1

応答

:BIN:FLIMIT:ABSOLUTE 234.560E-06,1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06,1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
BIN1の絶対値モードにおけるMAINパラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のMAINパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:DEViation   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:DEViation?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:DEViation 1,-10.000,10.000
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:DEViation? 1

応答

:BIN:FLIMIT:DEVIATION -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のMAINパラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:BIN:FLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

MAINパラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

MAINパラメータのモードを返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:BIN:FLIMit:MODE?

応答

:BIN:FLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

BIN機能のMAINパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(パーセント(%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:PERcent   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:FLIMit:PERcent?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)におけるMAINパラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:PERcent 1,-10.000,10.000
BIN1のパーセントモード(%)におけるMAINパラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:PERcent? 1

応答

:BIN:FLIMIT:PERCENT -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1のパーセントモード(%)におけるMAINパラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のMAINパラメータの基準値の設定と問い合わせ(パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)) LCR

構文

コマンド

:BIN:FLIMit:REFerence   <基準値>

クエリ

:BIN:FLIMit:REFerence?  

応答

<基準値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値を返します。

コマンド

:BIN:FLIMit:REFerence 1.23456E-6
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値を1.23456E-6に設定します。

クエリ

:BIN:FLIMit:REFerence?

応答

:BIN:FLIMIT:REFERENCE 1.23456E-06  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるMAINパラメータの基準値が1.23456E-6に設定されています。

注記

本器はパーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値は共通です。
基準値で0は設定できません。

BIN機能のSUBパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:ABSolute   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:ABSolute?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおけるSUBパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、絶対値モードにおけるSUBパラメータの上下限値の設定を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:ABSolute 1,234.560E-06,1.23456
BIN1の絶対値モードにおけるSUBパラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:ABSolute? 1

応答

:BIN:SLIMIT:ABSOLUTE 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
BIN1の絶対値モードにおけるSUBパラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のSUBパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:DEViation   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:DEViation?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:DEViation 1,-10.0,10.0
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:DEViation? 1

応答

:BIN:SLIMIT:DEVIATION -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のSUBパラメータの判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:MODE   <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:BIN:SLIMit:MODE?  

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

解説

コマンド

SUBパラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

SUBパラメータのモードを返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:MODE PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:BIN:SLIMit:MODE?

応答

:BIN:SLIMIT:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

BIN機能のSUBパラメータの上下限値の設定と問い合わせ(パーセント(%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:PERcent   <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:SLIMit:PERcent?   <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<BIN番号> = 1 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号の、パーセントモード(%)におけるSUBパラメータの上下限値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:PERcent 1,-10.000,10.000
BIN1のパーセントモード(%) におけるSUBパラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:PERcent? 1

応答

:BIN:SLIMIT:PERCENT -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1のパーセントモード(%)におけるSUBパラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能のSUBパラメータの基準値の設定と問い合わせ(パーセントモード(%) と偏差パーセントモード(Δ%)) LCR

構文

コマンド

:BIN:SLIMit:REFerence   <基準値>

クエリ

:BIN:SLIMit:REFerence?  

応答

<基準値>

パラメータ

<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値を返します。

コマンド

:BIN:SLIMit:REFerence 1.23456E-6
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値を1.23456E-6に設定します。

クエリ

:BIN:SLIMit:REFerence?

応答

:BIN:SLIMIT:REFERENCE 1.23456E-06  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)におけるSUBパラメータの基準値が1.23456E-6に設定されています。

注記

本器はパーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値は共通です。
基準値で0は設定できません。

BIN機能の上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:ABSolute   <パラメータ番号>, <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:ABSolute?   <パラメータ番号>, <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定されたパラメータ番号およびBIN番号の、絶対値モードにおける上下限値を設定します。

クエリ

指定されたパラメータ番号およびBIN番号の、絶対値モードにおける上下限値の設定を返します。

コマンド

:BIN:ABSolute 1,1,234.560E-06,1.23456
BIN1の絶対値モードにおける第1パラメータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:BIN:ABSolute? 1,1

応答

:BIN:ABSOLUTE 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
BIN1の絶対値モードにおける第1パラメータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の上下限値の設定と問い合わせ(偏差パーセント(Δ%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:DEViation   <パラメータ番号>, <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:DEViation?   <パラメータ番号>, <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号およびパラメータ番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号およびパラメータ番号の、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値を返します。

コマンド

:BIN:DEViation 1,1,-10.000,10.000
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:DEViation? 1,1

応答

:BIN:DEVIATION -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1の偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、偏差パーセントモード(Δ%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の判定モードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:BIN:MODE   <パラメータ番号>, <ABSolute/PERcent/DEViation>

クエリ

:BIN:MODE?   <パラメータ番号>

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

指定パラメータのモードを設定します。

ABSolute : 絶対値(ABS)モードに設定します。
PERcent : パーセント(%)モードに設定します。
DEViation : 偏差パーセント(Δ%)モードに設定します。

クエリ

指定パラメータのモードを返します。

コマンド

:BIN:MODE 1,PERcent
パーセントモード(%)を選択します。

クエリ

:BIN:MODE? 1

応答

:BIN:MODE PERCENT  (HEADER ON のとき)
PERCENT  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)に設定されています。

注記

BIN機能の上下限値の設定と問い合わせ(パーセント(%)モード) LCR

構文

コマンド

:BIN:PERcent   <パラメータ番号>, <BIN番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:BIN:PERcent?   <パラメータ番号>, <BIN番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<BIN番号> = 1〜10 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

指定されたBIN番号およびパラメータ番号の、パーセントモード(%)における上下限値を設定します。

クエリ

指定されたBIN番号およびパラメータ番号の、パーセントモード(%)における上下限値を返します。

コマンド

:BIN:PERcent 1,1,-10.000,10.000
BIN1のパーセントモード(%)における第1パラメータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:BIN:PERcent? 1,1

応答

:BIN:PERCENT -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
-10.000,10.000  (HEADER OFF のとき)
BIN1のパーセントモード(%)における第1パラメータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

本器は絶対値モードによる上下限値と、パーセントモード(%)における上下限値は別々に記憶しています。
パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値、上下限値は共通です。

BIN機能の基準値の設定と問い合わせ(パーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)) LCR

構文

コマンド

:BIN:REFerence   <パラメータ番号>, <基準値>

クエリ

:BIN:REFerence?   <パラメータ番号>

応答

<基準値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における指定パラメータの基準値を設定します。

クエリ

パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における指定パラメータの基準値を返します。

コマンド

:BIN:REFerence 1,1.23456E-6
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値を1.23456E-6に設定します。

クエリ

:BIN:REFerence? 1

応答

:BIN:REFERENCE 1.23456E-06  (HEADER ON のとき)
1.23456E-06  (HEADER OFF のとき)
パーセントモード(%)または偏差パーセントモード(Δ%)における第1パラメータの基準値が1.23456E-6に設定されています。

注記

本器はパーセントモード(%)と偏差パーセントモード(Δ%)の基準値は共通です。
基準値で0は設定できません。

測定データの問合せ LCR

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?  

応答

<測定結果>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

:MEASure?クエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

設定を変更した場合は、トリガ後に:MEASure?クエリを送ってください。

コンタクトチェック測定データの問合せ LCR

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure_RDC_lcr?  

応答

<測定ステータス>,<BEFORE測定値>,<BEFORE判定>,<AFTER測定値>,<AFTER判定>,<パネル番号>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

コンタクトチェックの測定値を返します。
測定ステータスはMeasure?クエリのステータスと同様の仕様となります。
判定値の詳細は、下記になります。

-1:LO判定時
0:IN判定時
1:HI判定時
2:未判定時

コマンド

クエリ

:MEASure:RDC?

応答

0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER ON のとき)
0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックのBEFORE測定値、AFTER測定値を返します。判定結果はBEFOREがIN、AFTERがHIとなります。

注記

出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。
バイナリ出力には対応していません。

メイン掃引測定信号モードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:MAIN:SOURce   <FREQuency/POWer/V/I>

クエリ

:SWEep:MAIN:SOURce?  

応答

<FREQUENCY/POWER/V/I>

パラメータ

解説

コマンド

メイン掃引測定信号の種類を設定します。

FREQuency:周波数に設定
POWer:パワーに設定
V:電圧に設定
I:電流に設定

クエリ

メイン掃引測定信号の種類を返します。

コマンド

:SWEep:MAIN:SOURce V
メイン掃引測定信号の種類をV(電圧)に設定します。

クエリ

:SWEep:MAIN:SOURce?

応答

:SWEEP:MAIN:SOURCE V  (HEADER ON のとき)
V  (HEADER OFF のとき)
メイン掃引測定信号の種類がV(電圧)に設定されています。

注記

ポイントディレイの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:PDELay   <掃引点No.>, <ポイントディレイ時間>

クエリ

:SWEep:PDELay?   <掃引点No.>

応答

<ポイントディレイ時間>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<ポイントディレイ時間> = 0.00000s〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

アナライザモードでのポイントディレイ時間を設定します。
掃引点No.を省略した場合は、全掃引点を設定します。

クエリ

アナライザモードでのポイントディレイ時間を返します。
掃引点No.を省略した場合は、掃引No.1の設定を返します。

コマンド

:SWEep:PDELay 1,0.0005
掃引点No.1のポイントディレイ間隔を0.5msに設定します

クエリ

:SWEep:PDELay? 1

応答

:SWEEP:PDELAY 0.0005  (HEADER ON のとき)
0.0005  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.1のポイントディレイ間隔が0.5msに設定されています。

注記

トリガモードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:TRIGger   <SEQuential/REPeat/STEP>

クエリ

:SWEep:TRIGger?  

応答

<SEQUENTIAL/REPEAT/STEP>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモードでのトリガモードの設定をします。

SEQuential:1回のトリガ入力で全掃引点を1回測定します。
REPeat:掃引測定を繰り返します。
STEP:1回のトリガ入力で掃引点を1ポイント測定します。

クエリ

アナライザモードでのトリガモードの設定を返します。

コマンド

:SWEep:TRIGger SEQuential
トリガモードをシーケンシャルに設定します。

クエリ

:SWEep:TRIGger?

応答

:SWEEP:TRIGGER SEQUENTIAL  (HEADER ON のとき)
SEQUENTIAL  (HEADER OFF のとき)
トリガモードがシーケンシャルに設定されています。

注記

アナライザモード時の表示設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SWEep:DISPlay   <GRAPh/FGRAPh/XY/XY2/MULTi/NUMEric/PEAK/SPOT>

クエリ

:SWEep:DISPlay?  

応答

<GRAPH/FGRAPH/XY/XY2/MULTI/NUMERIC/PEAK/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモード時の画面表示を設定します。

クエリ

アナライザモード時の画面表示設定を返します。

コマンド

:SWEep:DISPlay NUMERIC
アナライザモード時の画面表示をリスト表示に設定します。

クエリ

:SWEep:DISPlay?

応答

:SWEEP:DISPLAY NUMERIC  (HEADER ON のとき)
NUMERIC  (HEADER OFF のとき)
アナライザモード時の画面表示がリスト表示に設定されています。

注記

掃引点の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:POINt   <掃引点No.>, <設定値>

クエリ

:POINt?   <掃引点No.>

応答

<設定値>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<設定値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

掃引値を設定します。

クエリ

掃引値を返します。

コマンド

:POINt 5,23E6
掃引点No.5の掃引値を23MHzに設定します。

クエリ

:POINt? 5

応答

:POINT 23.000E+06  (HEADER ON のとき)
23.000E+06  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.5の掃引値が23MHzに設定されています。

注記

掃引点No.に掃引点数よりも大きな値を設定した時は実行エラーになります。

掃引点の追加 ANALYZER

構文

コマンド

:POINt:ADD   <掃引点No.>, <設定値>

クエリ

 

応答

<設定値>

パラメータ

<掃引点No.> = 0〜800 (NR1)
<設定値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)

解説

コマンド

掃引値を1ポイント追加します。掃引点を省略した場合は、一番最後に掃引点が追加されます。

クエリ

コマンド

:POINt:ADD 5,23E6
掃引点No.5の後ろに、23MHzの掃引ポイントを追加します。

クエリ

応答

注記

掃引点No.を0に指定すると、先頭に追加されます。

掃引点の削除 ANALYZER

構文

コマンド

:POINt:DELete   <掃引点No.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

指定した掃引ポイントを削除します。

クエリ

コマンド

:POINt:DELete 5
掃引点No.5を削除します。

クエリ

応答

注記

START-STOPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:STARt:STOP   <START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINear/LOG>

クエリ

:LIST:STARt:STOP?  

応答

<START値>, <STOP値>, <掃引点数>

パラメータ

<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

START-STOP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

START-STOP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:STARt:STOP 1.0000E+06,200.00E+06,801,LOG
START値1MHz、STOP値200MHz、掃引点数801ポイント、掃引点の設定方法LOGで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:STARt:STOP?

応答

:LIST:START:STOP 1.0000E+06, 200.00E+06,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06, 200.00E+06,801  (HEADER OFF のとき)
START-STOP方式での掃引点の設定が、START値1MHz、STOP値200MHz、掃引点数801ポイントで設定されています。

注記

START値、STOP値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は掃引パラメータ(周波数、パワーモード、電圧モード、電流モード)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。
セグメント機能がONの場合、コマンドは実行エラーになります。
掃引ソースがV/Iの場合、設定とクエリ結果の値が若干異なる場合があります。

START-STEPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:STARt:STEP   <START値>, <STEP値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:STARt:STEP?  

応答

<START値>, <STEP値>, <掃引点数>

パラメータ

<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<STEP値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

START-STEP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

START-STEP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:STARt:STEP 1.0000E+06,200.00E+00,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
START値1MHz、STEP値200Hz、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:STARt:STEP?

応答

:LIST:START:STEP 1.0000E+06, 200.00E+00,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06, 200.00E+00,801  (HEADER OFF のとき)
START-STEP方式での掃引点の設定がSTART値1MHz、STEP値200Hz、掃引点数801ポイントで設定されています。

注記

START値、STEP値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は掃引パラメータ(周波数、パワーモード)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。
セグメント機能がONの場合、コマンドは実行エラーになります。
掃引ソースがV/Iの場合は実行エラーになります。

CENTER-SPANモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:CENTerspan   <CENTER値>, <SPAN値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:CENTerspan?  

応答

<CENTER値>, <SPAN値>, <掃引点数>

パラメータ

<CENTER値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<SPAN値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

CENTER-SPAN方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

CENTER-SPAN方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:CENTerspan 100.00E+06,200.00E+00,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
CENTER値100MHz、SPAN値200Hz、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:CENTerspan?

応答

:LIST:CENTERSPAN 100.00E+06, 200.00E+00,801  (HEADER ON のとき)
100.00E+06, 200.00E+00,801  (HEADER OFF のとき)
CENTER-SPAN方式での掃引点の設定がCENTER値100MHz、SPAN値200Hz、掃引点数801ポイントで設定されています。

注記

CENTER値、SPAN値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号パラメータ(周波数、パワーモード)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。
セグメント機能がONの場合、コマンドは実行エラーになります。
掃引ソースがV/Iの場合は実行エラーになります。

INTERVALモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:LIST:INTerval   <POINT値>, <INTERVAL値>, <掃引点数>

クエリ

:LIST:INTerval?  

応答

<POINT値>, <INTERVAL値>, <掃引点数>

パラメータ

<POINT値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<INTERVAL値> = 0〜1000 (NR2)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

INTERVAL方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

INTERVAL方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:LIST:INTerval 1.0000E+06,1.50000,801
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
POINT値1MHz、INTERVAL値1.5s、掃引点数801ポイントで掃引点を設定します。

クエリ

:LIST:INTerval?

応答

:LIST:INTERVAL 1.0000E+06,1.50000,801  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06,1.50000,801  (HEADER OFF のとき)
INTERVAL方式での掃引点の設定がPOINT値1MHz、INTERVAL値1.5s、掃引点数801 ポイントで設定されています。

注記

POINT値は掃引パラメータの種類により有効範囲が異なります。
それぞれの有効範囲は信号パラメータ(周波数、パワーモード、電圧モード、電流モード)の設定コマンドを参照してください。
トリガ設定REPEATでの掃引中は測定スピードを優先するため、掃引中に通信で掃引点を変更すると変更後1回目の掃引結果グラフ表示が乱れることがあります。(その場合、測定は問題なく行なわれています)そのため掃引点を変更する場合はなるべくトリガの設定をSEQまたはSTEPにし、掃引中以外に変更してください。
セグメント機能がONの場合、コマンドは実行エラーになります。
掃引ソースがV/Iの場合、設定とクエリ結果の値が若干異なる場合があります。

セグメント機能の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent   <ON/OFF/INTerval>

クエリ

:SEGMent?  

応答

<ON/OFF/INTERVAL>

パラメータ

解説

コマンド

セグメント掃引機能の設定をします。

ON:セグメント掃引機能を有効に設定します。
OFF:セグメント掃引機能を無効にし、通常掃引を行うように設定します。
INTerval:セグメント インターバル掃引機能を有効に設定します。

クエリ

セグメント掃引機能の設定を返します。

コマンド

:SEGMent ON
セグメント掃引機能を有効に設定します。

クエリ

:SEGMent?

応答

:SEGMENT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
セグメント掃引機能が有効に設定されています。

注記

セグメント追加 ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:ADD   <セグメントNo./データ無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

新規セグメントを作成し、指定したセグメントNo.に追加します。
既に、指定したセグメントNo.以降にセグメントがある場合、それ以降のセグメントは後方に1つずれます。
セグメントNo.を指定しない場合、現在のセグメントの最後に新規セグメントが追加されます。
現在のセグメント数よりも大きいセグメントNo.を指定した場合は、現在のセグメントの最後に新規セグメントが追加されます。

クエリ

コマンド

:SEGMent:ADD 3
セグメントNo.3に新規セグメントを追加します。

クエリ

応答

注記

新規に作成したセグメントの各パラメータ(掃引点、測定スピード等)は初期値で設定されています。
新規セグメントを作成した際は各パラメータの設定を行ってください。

指定セグメント削除 ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:DELete   <セグメントNo.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20

解説

コマンド

指定したセグメントを削除します。

クエリ

コマンド

:SEGMent:DELete 3
No.3に作成されているセグメントを削除します。

クエリ

応答

注記

削除したセグメントを元に戻すことはできません。

セグメント数の問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:SEGMent:NUM?  

応答

<セグメント数>

パラメータ

<セグメント数> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

現在作成されているセグメント数を返します。

コマンド

クエリ

:SEGMent:NUM?

応答

SEGMENT:NUM 3  (HEADER ON のとき)
3  (HEADER OFF のとき)
セグメントはNo.1〜No.3まで3つのセグメントが作成されています。

注記

指定セグメントのアベレージ回数の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:AVERaging   <セグメントNo.>, <OFF/アベレージ回数>

クエリ

:SEGMent:AVERaging?   <セグメントNo.>

応答

<アベレージ回数>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<アベレージ回数> = 1〜256 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントNo.の測定アベレージ回数の設定をします。
OFF:アベレージ機能を無効にします。

クエリ

指定したセグメントNo.の測定アベレージ回数を返します。

コマンド

:SEGMent:AVERaging 3,32
セグメントNo.3の測定アベレージ回数を32回に設定します。

クエリ

:SEGMent:AVERaging? 3

応答

:SEGMENT:AVERAGING 32  (HEADER ON のとき)
32  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定アベレージ回数が32回に設定されています。

注記

指定セグメントのポイントディレイの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:PDELay   <セグメントNo.>, <ディレイ時間>

クエリ

:SEGMent:PDELay?   <セグメントNo.>

応答

<ディレイ時間>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<ディレイ時間> = 0.00000s〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

指定したセグメントのポイントディレイ時間を設定します。

クエリ

指定したセグメントのポイントディレイ時間を返します。

コマンド

:SEGMent:PDELay 3, 0.0005
セグメントNo.3のポイントディレイ時間を0.5msに設定します。

クエリ

:SEGMent:PDELay? 3

応答

:SEGMENT:PDELAY 0.0005  (HEADER ON のとき)
0.0005  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3のポイントディレイ時間が0.5msに設定されています。

注記

指定セグメントの測定スピードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SPEEd   <セグメントNo.>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:SEGMent:SPEEd?   <セグメントNo.>

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントの測定スピードを設定します。

クエリ

指定したセグメントの測定スピードを返します。

コマンド

:SEGMent:SPEEd 3, MEDium
セグメントNo.3の測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:SEGMent:SPEEd? 3

応答

:SEGMENT:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

セグメントの信号源の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce   <P/V/I>

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce?  

応答

<P/V/I>

パラメータ

解説

コマンド

セグメント掃引の際の測定信号の種類をパワー、電圧、電流のいずれかに設定します。
本設定は全セグメントで共通の設定となります。

P:パワーに設定します。
V:電圧に設定します。
I:電流に設定します。

クエリ

セグメント掃引の際の測定信号の種類を返します。

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce P
セグメント掃引の際の測定信号の種類をパワーに設定します。

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce?

応答

:SEGMENT:SUB:SOURCE P  (HEADER ON のとき)
P  (HEADER OFF のとき)
セグメント掃引の際の測定信号の種類がパワーに設定されています。

注記

セグメント掃引の際の測定信号の種類は全セグメントで共通となります。いずれかのセグメントで測定信号の種類を設定すると、全セグメントに設定が反映されます。
セグメント掃引の際の測定信号の種類は、メイン掃引測定信号モードがFREQ(周波数)の場合に設定できます。メイン掃引測定信号モードが周波数以外の場合は実行エラーとなります。

指定セグメントの信号源値の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue   <セグメントNo.>, <信号源値>

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue?   <セグメントNo.>

応答

<信号源値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20
<信号源値> = メイン掃引測定信号モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

指定したセグメントの信号源値を設定します。
メイン掃引測定信号モードが周波数の場合:レベル値
メイン掃引測定信号モードがP/V/I の場合:周波数

クエリ

指定したセグメントの信号源値を返します。

コマンド

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue 3, 0.5
セグメントNo.3の測定信号レベルを0.5Vに設定します。

クエリ

:SEGMent:SUB:SOURce:VALue? 3

応答

:SEGMENT:SUB:SOURCE:VALUE 0.500  (HEADER ON のとき)
0.5  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3の測定信号レベルが0.5Vに設定されています。

注記

指定セグメントのSTART-STOPモードでの掃引点設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:STARt:STOP   <セグメントNo.>, <START値>, <STOP値>, <掃引点数>, <LINear/LOG>

クエリ

:SEGMent:STARt:STOP?   <セグメントNo.>

応答

<START値>, <STOP値>, <掃引点数>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<START値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<STOP値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントをSTART-STOP方式で掃引点の一括設定を行います。

クエリ

指定したセグメントのSTART-STOP方式での掃引点の設定を返します。

コマンド

:SEGMent:STARt:STOP 3, 1.0000E+06, 200.00E+06, 50, LOG
(掃引パラメータの種類が周波数の場合)
セグメントNo.3にSTART値1kHz、STOP値100kHz、掃引点数50ポイント、掃引点の設定方法LOGで掃引点を設定します。

クエリ

:SEGMent:STARt:STOP? 3

応答

:SEGMENT:START:STOP 1.0000E+06, 200.00E+06, 50  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06, 200.00E+06, 50  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3のSTART-STOP方式での掃引点の設定が、START値1MHz、STOP値200MHz、掃引点数50ポイントで設定されています。

注記

START値、STOP値はメイン掃引測定信号モードの種類によって有効範囲が異なります。
各信号モードでの有効範囲はそれぞれの掃引パラメータ(周波数、パワーモード、電圧モード、電流モード)設定コマンドを参照ください。
メイン掃引測定信号モードがP/V/Iの場合、掃引点算出方法の設定はLINear のみ設定可能となります。LOG を選択した場合、強制的にLINearとします。

指定セグメントのインターバル時間の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:SEGMent:INTerval   <セグメントNo.>, <ポイント値>, <インターバル時間>, <掃引点数>

クエリ

:SEGMent:INTerval?   <セグメントNo.>

応答

<ポイント値>, <インターバル時間>, <掃引点数>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<ポイント値> = 掃引パラメータの種類により設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)
<インターバル時間> = 0.00000s〜1000.00s (NR2)
<掃引点数> = 1〜801 (NR1)

解説

コマンド

指定したセグメントのポイント値、インターバル時間、個数を設定します。

クエリ

指定したセグメントのポイント値、インターバル時間、個数を返します。

コマンド

:SEGMent:INTerval 3, 1000000, 0.0005, 100
セグメントNo.3のポイント値を1MHz、インターバル時間を0.5ms、掃引点数を100に設定します。

クエリ

:SEGMent:INTerval? 3

応答

:SEGMENT:INTERVAL 3, 1.0000E+06, 0.0005, 100  (HEADER ON のとき)
3, 1.0000E+06, 0.0005, 100  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.3のポイント値が1MHz、インターバル時間が0.5ms、掃引点数が100に設定されています。

注記

オートスケーリングの実行 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:AUTOscale  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

オートスケーリングを実行します。

クエリ

コマンド

:GRAPh:AUTOscale
オートスケーリングを実行します。
画面がグラフ表示設定になっており、パラメータのスケールモードがAUTOに設定されているときに実行可能です。

クエリ

応答

注記

グラフ表示色の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>, <OFF/色No.>

クエリ

:GRAPh:COLor?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>

応答

<OFF/色No.>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<色No.> = 1〜25 (NR1)

解説

コマンド

グラフ表示色の設定をします。
各セグメントごとに第1パラメータ〜第4パラメータのグラフ表示色を設定します。
セグメント機能がOFF(通常掃引)のときにグラフ表示色を変更するには、セグメントNo.を1に固定してください。(その他を指定した場合は、強制的に1になります)
色No.1〜25 がどの表示色を示すかについては、下図を参照してください。

クエリ

グラフ表示色の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:COLor 1,2,15
セグメント1の第2パラメータのグラフ表示色を15に設定します。

クエリ

:GRAPh:COLor? 1,2

応答

:GRAPH:COLOR 15  (HEADER ON のとき)
15  (HEADER OFF のとき)
セグメント1の第2パラメータのグラフ表示色は15に設定されています。

注記

セグメンNo.は現在作成されているNo.のみ指定可能です。

全セグメントのグラフ表示色のリセット実行 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor:RESet   <パラメータ番号>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

全セグメントのグラフ表示色をリセットします。

1:第1パラメータのグラフ表示色をリセットします。
2:第2パラメータのグラフ表示色をリセットします。
3:第3パラメータのグラフ表示色をリセットします。
4:第4パラメータのグラフ表示色をリセットします。

クエリ

コマンド

:GRAPh:COLor:RESet 1
全セグメントの第1パラメータのグラフ表示色をリセットします。

クエリ

応答

注記

セグメント1の表示色を全てのセグメントに反映 ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:COLor:SEG1   <パラメータ番号>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

セグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

1:第1パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。
2:第2パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。
3:第3パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。
4:第4パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

クエリ

コマンド

:GRAPh:COLor:SEG1 1
第1パラメータのセグメント1のグラフ表示色を全てのセグメントに反映します。

クエリ

応答

注記

セグメント機能がOFFの場合、実行エラーになります。

重ね描き機能の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:OVERwrite   <ON/OFF>

クエリ

:GRAPh:OVERwrite?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

重ね描き機能の設定をします。

クエリ

重ね描き機能の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:OVERwrite ON
重ね描き機能を有効にし、グラフを重ね描きします。

クエリ

:GRAPh:OVERwrite?

応答

:GRAPH:OVERWRITE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
重ね描き機能を有効にし、グラフを重ね描きするように設定されています。

注記

重ね描きのクリア ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:OVERwrite:CLEar  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

重ね描きをクリアします。

クエリ

重ね描き機能の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:OVERwrite:CLEar
重ね描きされた波形をクリアします。

クエリ

応答

注記

横軸表示スケールの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:SCALe   <LINear/LOG>

クエリ

:GRAPh:SCALe?  

応答

<LINEAR/LOG>

パラメータ

解説

コマンド

横軸表示スケールの設定をします。

クエリ

横軸表示スケールの設定を返します。

コマンド

:GRAPh:SCALe LINear
横軸表示スケールをリニアに設定します。

クエリ

:GRAPh:SCALe?

応答

:GRAPH:SCALE LINEAR  (HEADER ON のとき)
LINEAR  (HEADER OFF のとき)
横軸表示スケールがリニアに設定されています。

注記

横軸スパン形式の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:SPAN   <SINGle/SEGMent>

クエリ

:GRAPh:SPAN?  

応答

<SINGLE/SEGMENT>

パラメータ

解説

コマンド

横軸スパン形式の設定をします。

SINGle:全測定範囲を1つのスパンとして描画するように設定します。
SEGMent:セグメントごとに描画するように設定します。

クエリ

横軸スパン形式の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:SPAN SEGMent
横軸スパン形式をセグメントに設定します。

クエリ

:GRAPh:SPAN?

応答

:GRAPH:SPAN SEGMENT  (HEADER ON のとき)
SEGMENT  (HEADER OFF のとき)
横軸スパン形式がセグメントに設定されています。

注記

縦軸表示スケール基準値・1目盛り幅の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv   <パラメータ番号>, <基準値>, <1目盛りの幅>

クエリ

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv?   <パラメータ番号>

応答

<基準値>, <1目盛りの幅>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<基準値> = -9.9999E+09〜+9.9999E+09 (NR3)
<1目盛りの幅> = -9.9999E+09〜+9.9999E+09 (NR3)

解説

コマンド

指定パラメータの縦軸の範囲を、基準値と1目盛りの幅で設定します。

クエリ

指定パラメータの縦軸の範囲を、基準値、1目盛りの幅の順に返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv 1, 100E+03, 100E+00
第1パラメータの縦軸の範囲を基準値100k、1目盛りの幅100に設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:CENTerdiv? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:CENTERDIV 100.0000E+03, 100.0000E+00  (HEADER ON のとき)
100.0000E+03, 100.0000E+00  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸範囲が基準値100k、1目盛りの幅100に設定されています。

注記

本コマンドを実行すると、自動的に縦軸表示スケール設定方法は基準値1目盛り幅設定となります。
本コマンドで基準値1目盛り幅を設定すると、自動的に上下限値が再計算されます。

グリッド対象パラメータの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:GRID   <グラフNo.>, <パラメータ番号>

クエリ

:GRAPh:VERTical:GRID?   <グラフNo.>

応答

<パラメータ番号>

パラメータ

<グラフNo.> = 1〜2 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

グリッドを表示するグラフとパラメータを設定します。

クエリ

指定されたグラフのグリッドを表示するパラメータを返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:GRID 1,2
グラフ1に第2パラメータのグリッドを表示するように設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:GRID? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:GRID 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
グラフ1に第2パラメータのグリッドを表示するように設定されています。

注記

縦軸表示スケール設定と問い合わせ方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:METHod   <パラメータ番号>, <UPPer/CENTer>

クエリ

:GRAPh:VERTical:METHod?   <パラメータ番号>

応答

<UPPER/CENTER>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

縦軸の表示範囲の設定方法を設定します。

UPPer:縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定します。
CENTer:縦軸の表示範囲を基準値と1目盛りの幅で設定するよう設定します。

クエリ

縦軸の表示範囲の設定方法を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:METHod 1, UPPer
第1パラメータの縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:METHod? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:METHOD UPPER  (HEADER ON のとき)
UPPER  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸の表示範囲を上・下限値で設定するように設定されています。

注記

本コマンドを実行する前に、:GRAPh:VERTical:MODEコマンドでMANUALに設定しておいてください。

縦軸表示スケール方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:MODE   <パラメータ番号>, <AUTO/MANual>

クエリ

:GRAPh:VERTical:MODE?   <パラメータ番号>

応答

<AUTO/MANUAL>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

縦軸の表示範囲の設定を自動か手動かに設定します。

クエリ

縦軸の表示範囲の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:MODE 1, MANual
第1パラメータの縦軸の表示範囲の設定を手動に設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:MODE? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:MODE MANUAL  (HEADER ON のとき)
MANUAL  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸の表示範囲の設定が手動に設定されています。

注記

縦軸表示スケールの反転設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:REVerse   <グラフNo.>, <OFF/ON>

クエリ

:GRAPh:VERTical:REVerse?   <グラフNo.>

応答

<OFF/ON>

パラメータ

<グラフNo.> = 1〜2 (NR1)

解説

コマンド

X-Y表示時の第2、第4パラメータの縦軸の反転表示を設定します。コール・コールプロット表示する際にはONに設定してください。

OFF:軸は反転しません。
ON:軸を反転します。

クエリ

X-Y表示時の第2、第4パラメータの縦軸の反転表示を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:REVerse 1,ON
グラフ1のX-Y表示時の第2パラメータの縦軸を反転表示するように設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:REVerse? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:REVERSE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
グラフ1のX-Y表示時の第2パラメータの縦軸を反転表示するように設定されています。

注記

縦軸表示スケールの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:SCALe   <パラメータ番号>, <LINear/LOG>

クエリ

:GRAPh:VERTical:SCALe?   <パラメータ番号>

応答

<LINEAR/LOG>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

縦軸表示スケールの設定をします。

クエリ

縦軸表示スケールの設定を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:SCALe 1, LOG
第1パラメータの縦軸表示スケールをログに設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:SCALe? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:SCALE LOG  (HEADER ON のとき)
LOG  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸表示スケールがログに設定されています。

注記

縦軸表示スケール上・下限値の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:UPPerlower   <パラメータ番号>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:GRAPh:VERTical:UPPerlower?   <パラメータ番号>

応答

<下限値>, <上限値>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<下限値> = -9.9999E+09〜+9.9999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.9999E+09〜+9.9999E+09 (NR3)

解説

コマンド

縦軸の範囲を、下限値と上限値で設定します。

クエリ

縦軸の範囲を、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:UPPerlower 1, 1E+03, 100E+03
第1パラメータの縦軸の範囲を下限値1k、上限値100kに設定します。

クエリ

:GRAPh:VERTical:UPPerlower? 1

応答

:GRAPH:VERTICAL:UPPERLOWER 1.0000E+03, 100.00E+03  (HEADER ON のとき)
1.0000E+03, 100.00E+03  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの縦軸の範囲が下限値1k、上限値100kに設定されています。

注記

本コマンドを実行すると、自動的に縦軸表示スケール設定方法は上下限値設定となります。
下限値は上限値を超えないように指定して下さい。下限値に上限値より大きな値を指定した場合、実行エラーとなります。
本コマンドで上下限値を設定すると、自動的に1目盛りの幅が再計算されます。

X-Y表示のスケーリングAUTO時におけるスケーリング方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:GRAPh:VERTical:XYGRaph   <INDividual/SAME>

クエリ

:GRAPh:VERTical:XYGRaph?  

応答

<INDIVIDUAL/SAME>

パラメータ

解説

コマンド

X-Y表示のスケーリングAUTO時におけるスケーリング方法を設定します。

クエリ

X-Y表示のスケーリングAUTO時におけるスケーリング方法の設定を返します。

コマンド

:GRAPh:VERTical:XYGRaph SAME
X-Y表示のスケーリングAUTO時においてPARA1とPARA2のスケーリングを合わせます。

クエリ

:GRAPh:VERTical:XYGRaph?

応答

:GRAPH:VERTICAL:XYGRAPH SAME  (HEADER ON のとき)
SAME  (HEADER OFF のとき)
X-Y表示のスケーリングAUTO時におけるスケーリング方法がSAMEに設定されています。

注記

表示カーソルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor   <OFF/A/AB>

クエリ

:CURSor?  

応答

<OFF/A/AB>

パラメータ

解説

コマンド

表示カーソルの設定をします。

OFF:カーソルを表示しません。
A:Aカーソルを表示します。
AB:AカーソルとBカーソルを表示します。

クエリ

表示カーソルの設定を返します。

コマンド

:CURSor AB
AカーソルとBカーソルを表示するように設定します。

クエリ

:CURSor?

応答

:CURSOR AB  (HEADER ON のとき)
AB  (HEADER OFF のとき)
AカーソルとBカーソルを表示するように設定されています。

注記

Bカーソルのみ表示することはできません。

サーチ方法の設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch   <MAX/MIN/TARGet/LMAX/LMIN>

クエリ

:CURSor:#SEARch?  

応答

<MAX/MIN/TARGET/LMAX/LMIN>

パラメータ

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのサーチモードを設定します。

MAX:最大値サーチを実行するよう設定します。
MIN:最小値サーチを実行するよう設定します。
TARGet:任意の値でのサーチを実行するよう設定します。
LMAX:極大値サーチを実行するように設定します。
LMIN:極小値サーチを実行するように設定します。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのサーチモードを返します。

コマンド

:CURSor:BSEARch LMAX
Bカーソルのサーチモードを極大値サーチに設定します。

クエリ

:CURSor:BSEARch?

応答

:CURSOR:BSEARCH LMAX  (HEADER ON のとき)
LMAX  (HEADER OFF のとき)
Bカーソルのサーチモードが極大値サーチに設定されています。

注記

サーチモードをTARGETに設定した時は、:CURSor:#SEARch:TARGetコマンドでターゲット値が設定できます。
サーチモードをLMAXまたはLMINに設定した時は、:COMParator:PEAK:FILTerコマンドでフィルタ値の設定ができます。

サーチパラメータの設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch:PARameter   <パラメータ番号>

クエリ

:CURSor:#SEARch:PARameter?  

応答

<パラメータ番号>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのサーチパラメータを設定します。

1:第1パラメータの測定結果に対してサーチを行います。
2:第2パラメータの測定結果に対してサーチを行います。
3:第3パラメータの測定結果に対してサーチを行います。
4:第4パラメータの測定結果に対してサーチを行います。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのサーチパラメータの設定を返します。

コマンド

:CURSor:ASEARch:PARameter 2
Aカーソルのサーチパラメータを第2パラメータに設定します。

クエリ

:CURSor:ASEARch:PARameter?

応答

:CURSOR:ASEARCH:PARAMETER 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルのサーチパラメータが第2パラメータに設定されています。

注記

ターゲット値の設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch:TARGet   <TARGET値>

クエリ

:CURSor:#SEARch:TARGet?  

応答

<TARGET値>

パラメータ

<TARGET値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を設定します。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を返します。

コマンド

:CURSor:BSEARch:TARGet 100E+03
Bカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値を100kに設定します。

クエリ

:CURSor:BSEARch:TARGet?

応答

:CURSOR:BSEARCH:TARGET 100.000E+03  (HEADER ON のとき)
100000  (HEADER OFF のとき)
Bカーソルのターゲットサーチ時のターゲット値が100kに設定されています。

注記

ターゲットサーチを行う場合は、:CURSor:#SEARchコマンドでサーチモードをTARGETにしてください。

ターゲットスロープの設定と問い合わせ(#はAまたはB) ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:#SEARch:TARGet:SLOPe   <UP/DOWN>

クエリ

:CURSor:#SEARch:TARGet:SLOPe?  

応答

<UP/DOWN>

パラメータ

解説

コマンド

AカーソルまたはBカーソルのターゲットスロープを設定します。

UP:立ち上がり波形の中からサーチします。
DOWN:立ち下がり波形の中からサーチします。

クエリ

AカーソルまたはBカーソルのターゲットスロープの設定を返します。

コマンド

:CURSor:AEARch:TARGet:SLOPe UP
Aカーソルのターゲットスロープを立ち上がり波形の中からサーチに設定します。

クエリ

:CURSor:ASEARch:TARGet:SLOPe?

応答

:CURSOR:ASEARCH:TARGET:SLOPE UP  (HEADER ON のとき)
UP  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルのターゲットスロープが立ち上がり波形の中からサーチに設定されています。

注記

移動またはサーチするカーソルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:MOVE   <A/B>

クエリ

:CURSor:MOVE?  

応答

<A/B>

パラメータ

解説

コマンド

移動またはサーチするカーソルを設定します。

A:Aカーソルが移動またはサーチできます。
B:Bカーソルが移動またはサーチできます。

クエリ

移動またはサーチするカーソルの設定を返します。

コマンド

:CURSor:MOVE B
移動またはサーチするカーソルをBカーソルに設定します。

クエリ

:CURSor:MOVE?

応答

:CURSOR:MOVE B  (HEADER ON のとき)
B  (HEADER OFF のとき)
移動またはサーチするカーソルがBカーソルに設定されています。

注記

表示カーソルがOFF に設定されている場合、本コマンドは実行エラーとなります。
また、表示カーソルがA に設定されている場合、移動まはたサーチするカーソルはAカーソル固定となり、Bカーソルに設定することはできません。

オートサーチの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CURSor:SEARch:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:CURSor:SEARch:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

オートサーチ機能の設定をします。

クエリ

オートサーチ機能の設定を返します。

コマンド

:CURSor:SEARch:AUTO ON
オートサーチ機能をONにします。

クエリ

:CURSor:SEARch:AUTO?

応答

:CURSOR:SEARCH:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
オートサーチ機能がONになっています。

注記

サーチ機能の実行と結果の取得 ANALYZER

構文

コマンド

:SEARch  

クエリ

:SEARch?   <A/B>

応答

<ポイントデータ>,<測定値>,…,(サーチ結果分繰り返し)

パラメータ

解説

コマンド

サーチ機能を実行します。

クエリ

サーチ機能を実行(マニュアルサーチ設定時)とサーチ結果を返します。

コマンド

:SEARch
サーチ機能を実行します。

クエリ

:SEARch? A

応答

300.00E+06, 2.00000E+00  (HEADER ON のとき)
300.00E+06, 2.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルのサーチの結果は、カーソルAが300MHzで測定値が2でした。

注記

掃引測定が完了していない場合は、実行エラーとなります。

コンパレータの判定モードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:ANALyzer   <OFF/AREA/PEAK/SPOT>

クエリ

:COMParator:ANALyzer?  

応答

<OFF/AREA/PEAK/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

アナライザモードでのコンパレータの判定モードを設定します。

OFF:コンパレータ機能をOFFにします。
AREA:コンパレータの判定モードをエリア判定にします。
PEAK:コンパレータの判定モードをピーク判定にします。
SPOT:コンパレータの判定モードをスポット判定にします。

クエリ

アナライザモードでのコンパレータの判定モードの設定を返します。

コマンド

:COMParator:ANALyzer AREA
アナライザモードでのコンパレータの判定モードをエリア判定に設定します。

クエリ

:COMParator:ANALyzer?

応答

:COMPARATOR:ANALYZER AREA  (HEADER ON のとき)
AREA  (HEADER OFF のとき)
アナライザモードでのコンパレータの判定モードがエリア判定に設定されています。

注記

判定エリアの描画設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA   <グラフNo.>, <OFF/1/2/3/4>

クエリ

:COMParator:AREA?   <グラフNo.>

応答

<OFF/1/2/3/4>

パラメータ

<グラフNo.> = 1〜2 (NR1)

解説

コマンド

指定された番号のグラフのコンパレータ範囲を描画するパラメータを設定します。

OFF:コンパレータ範囲を描画しません。
1:第1パラメータのコンパレータ範囲を描画します。
2:第2パラメータのコンパレータ範囲を描画します。
3:第3パラメータのコンパレータ範囲を描画します。
4:第4パラメータのコンパレータ範囲を描画します。

クエリ

指定された番号のグラフのコンパレータ範囲を描画するパラメータの設定を返します。

コマンド

:COMParator:AREA 2, 1
グラフ1のコンパレータ範囲を描画するパラメータをメインパラメータに設定します。

クエリ

:COMParator:AREA? 2

応答

:COMPARATOR:AREA 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
グラフ1のコンパレータ範囲を描画するパラメータが第1パラメータに設定されています。

注記

コンパレータの判定対象の設定によって、本コマンドで設定可能なパラメータが変わります。
判定対象に設定しているパラメータのみ、コンパレータ範囲を描画できます。
複数のパラメータのコンパレータ範囲を描画することはできません。

エリア判定(基準値手動設定)の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:FIX   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>, <PERcent/VALue>, <基準値>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:FIX?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>

応答

<PERCENT/VALUE>, <基準値>, <下限値>, <上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

基準値を指定し、エリア判定の一括設定を行います。

クエリ

エリア判定の設定を、モード、基準値、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:AREA:FIX 2,1,PERcent,1.2345E-06,-20,20
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲を、パーセントで、基準値を1.2345E-06、下限値を-20%、上限値を20%に設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:FIX? 2,1

応答

:COMPARATOR:AREA:FIX PERCENT,1.23450E-06,-20.000,20.000  (HEADER ON のとき)
PERCENT,1.23450E-06,-20.000,20.000  (HEADER OFF のとき)
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲が、パーセントで、基準値が1.2345E-06、下限値が-20%、上限値が20%に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

エリア判定の上下限値の設定 ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:LIMit   <掃引点No.>, <パラメータ番号>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:LIMit?   <掃引点No.>, <パラメータ番号>

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

エリア判定の上下限値を設定します。

クエリ

エリア判定の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:AREA:LIMit 10,1,10E3,20E3
掃引点No.10の第1パラメータの下限値を10k、上限値を20kに設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:LIMit? 10,1

応答

:COMPARATOR:AREA:LIMIT 10.0000E+03,20.0000E+03  (HEADER ON のとき)
10.0000E+03,20.0000E+03  (HEADER OFF のとき)
掃引点No.10の第1パラメータの下限値が10k、上限値が20kに設定されています。

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • 掃引点No.に掃引点数よりも大きな値を設定した時。
  • エリア判定モードでない時。
  • 設定するパラメータが判定パラメータとして設定されていない時。

エリア判定(基準値自動設定)の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:AREA:MEAS   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>, <PERcent/VALue>, <下限値>, <上限値>

クエリ

:COMParator:AREA:MEAS?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>

応答

<PERCENT/VALUE>, <下限値>, <上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

基準値を現在の測定値から取得し、エリア判定の一括設定を行います。

クエリ

エリア判定の設定を、モード、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:AREA:MEAS 2,1,PERcent,-20,20
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲を、パーセントで、現在の測定値を基準に、下限値を-20%、上限値を20%に設定します。

クエリ

:COMParator:AREA:MEAS? 2,1

応答

:COMPARATOR:AREA:MEAS PERCENT,-20.000,20.000  (HEADER ON のとき)
PERCENT,-20.000,20.000  (HEADER OFF のとき)
セグメント2の第1パラメータのコンパレータ範囲が、パーセントで、現在の測定値を基準に、下限値が-20%、上限値が20%に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

判定パラメータの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PARAmeter   <パラメータ番号/ALL>, <ON/OFF>

クエリ

:COMParator:PARAmeter?   <パラメータ番号>

応答

<ON/OFF>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

コンパレータの判定パラメータを設定します。

ALL:第1〜第4パラメータの全てをコンパレータの判定対象にします。
ON:コンパレータの判定対象にします。
OFF:コンパレータの判定対象から除外します。

クエリ

コンパレータの判定対象にするパラメータの設定を返します。

コマンド

:COMParator:PARAmeter 1 ON
第1パラメータをコンパレータの判定対象に設定します。

クエリ

:COMParator:PARAmeter? 1

応答

:COMPARATOR:PARAMETER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータはコンパレータの判定対象に設定されています。

注記

パラメータ番号にALLを指定した場合は、全パラメータを対象とします。

ピーク判定の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>, <MAX/MIN>, <OFF/左限値>, <OFF/右限値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:PEAK?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>, <MAX/MIN>

応答

<OFF/左限値>, <OFF/右限値>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<左限値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<右限値> = 条件により設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<下限値> = OFF/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = OFF/-9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

ピーク判定の一括設定を行います。
左限値と右限値の設定有効範囲はメイン掃引測定信号モードの種類によって有効範囲が異なります。
各信号モードでの有効範囲はそれぞれの信号レベル(周波数、パワーモード、電圧モード、電流モード)設定コマンドを参照ください。

クエリ

ピーク判定の設定を、左限値、右限値、下限値、上限値の順に返します。

コマンド

:COMParator:PEAK 1,1,MAX,40,1.0000E3,1.1234E+06,1.2345E+06
セグメント1の第1パラメータの極大値の左限値を40、右限値を1.0000E3、下限値を1.1234E+06、上限値を1.2345E+06に設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK? 1,1,MAX

応答

:COMPARATOR:PEAK 40.00000E+00,1.000000E+03,1.123400E+06,1.234500E+06  (HEADER ON のとき)
40.00000E+00,1.000000E+03,1.123400E+06,1.234500E+06  (HEADER OFF のとき)
セグメント1の第1パラメータの極大値が左限値を40、右限値1.0000E3、下限値1.1234E+06、上限値1.2345E+06に設定されています。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。

フィルタの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK:FILTer   <ON/OFF>

クエリ

:COMParator:PEAK:FILTer?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

ピーク判定時のフィルタを設定します。

クエリ

ピーク判定時のフィルタを返します。

コマンド

:COMParator:PEAK:FILTer ON
ピーク判定時のフィルタ値をONに設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK:FILTer?

応答

:COMPARATOR:PEAK:FILTER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ピーク判定時のフィルタ値がONに設定されています。

注記

極大、極小Noの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:PEAK:NO   <極小No.>, <極大No.>

クエリ

:COMParator:PEAK:NO?  

応答

<極小No.>, <極大No.>

パラメータ

<極小No.> = 1〜5 (NR1)
<極大No.> = 1〜5 (NR1)

解説

コマンド

ピーク判定時の対象とする極小No.、極大No.の設定を行います。

クエリ

ピーク判定時の対象とする極小No.、極大No.の設定を返します。

コマンド

:COMParator:PEAK:NO 2,3
2番目の極小値と3番目の極大値を対象としてピーク判定を行うように設定します。

クエリ

:COMParator:PEAK:NO?

応答

:COMPARATOR:PEAK:NO 2,3  (HEADER ON のとき)
2,3  (HEADER OFF のとき)
2番目の極小値と3番目の極大値を対象としてピーク判定を行うように設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能のタイプの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:TYPE   <COMParator/BIN>

クエリ

:COMParator:SPOT:TYPE?  

応答

<COMPARATOR/BIN>

パラメータ

解説

コマンド

スポットコンパレータのタイプ(コンパレータ/BIN)を設定します。

クエリ

スポットコンパレータタイプ(コンパレータ/BIN)を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:TYPE BIN
スポットコンパレータをBINタイプにします。

クエリ

:COMParator:SPOT:TYPE?

応答

:COMPARATOR:SPOT:TYPE BIN  (HEADER ON のとき)
BIN  (HEADER OFF のとき)
スポットコンパレータがBINタイプに設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能の判定ポイントの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:POINt   <判定ポイント/ALL>,<OFF/掃引点No.>

クエリ

:COMParator:SPOT:POINt?   <判定ポイント>

応答

<OFF/掃引点No.>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<掃引点No.>=1〜801 (NR1)

解説

コマンド

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定ポイントを設定します。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定ポイントを返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:POINt 1,100
スポットコンパレータの1番目の判定ポイント1に100番目の掃引ポイントを割り当てます。

クエリ

:COMParator:SPOT:POINt? 1

応答

:COMPARATOR:SPOT:POINT 100  (HEADER ON のとき)
100  (HEADER OFF のとき)
スポットコンパレータの1番目の判定ポイント1には、100番目の掃引ポイントが割り当てられています。

注記

掃引点No.に0を指定すると、OFF設定になります。

スポットコンパレータ機能の判定対象パラメータの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:PARAmeter   <判定ポイント/ALL>,<パラメータNo.>

クエリ

:COMParator:SPOT:PARAmeter?   <判定ポイント>

応答

<パラメータNo.>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<パラメータNo.>=1〜4 (NR1)

解説

コマンド

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定対象パラメータの設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定対象パラメータの設定を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:PARAmeter 2,1
2番目のスポットコンパレータの判定対象をパラメータ1に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:PARAmeter? 2

応答

:COMPARATOR:SPOT:PARAMETER 2  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
2番目のスポットコンパレータの判定対象がパラメータ1に設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能の判定方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:JUDGment   <判定ポイント/ALL>,<STANdard/REVerse/ALL>

クエリ

:COMParator:SPOT:JUDGment?   <判定ポイント>

応答

<STANDARD/REVERSE/ALL>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)

解説

コマンド

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定方法を設定します。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの判定方法を返します

コマンド

:COMParator:SPOT:JUDGment 1,STANDARD
1番目のスポットコンパレータの判定方法をSTANDARDに設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:JUDGment? 1

応答

:COMPARATOR:SPOT:JUDGMENT STANDARD  (HEADER ON のとき)
STANDARD  (HEADER OFF のとき)
1番目のスポットコンパレータの判定方法がSTANDARDに設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能の設定方法の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:MODE   <判定ポイント/ALL>,<ABSolute/PERcent/DEViation/MEASPERcent/MEASDEViation>

クエリ

:COMParator:SPOT:MODE?   <判定ポイント>

応答

<ABSOLUTE/PERCENT/DEVIATION/MEASPERCENT/MEASDEVIATION>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)

解説

コマンド

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの設定方法を設定します。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

ABSolute:絶対値で判定。
PERcent:設定された基準値に対して%で判定。
DEViation:設定された基準値に対して偏差で判定。
MEASPERcent:測定された基準値に対して%で判定。
MEASDEViation:測定された基準値に対して偏差で判定。

クエリ

指定した判定ポイントにおけるスポットコンパレータの設定方法を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:MODE 1,ABSolute
1番目のスポットコンパレータの設定方法を絶対値に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:MODE? 1

応答

:COMPARATOR:SPOT:MODE 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
1番目のスポットコンパレータの設定方法は絶対値に設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能の上下限値の設定と問い合わせ(絶対値モード) ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:ABSolute   <判定ポイント/ALL>,<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SPOT:ABSolute?   <判定ポイント>

応答

<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

絶対値モードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値の設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

絶対値モードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:ABSolute 1,234.560E-06,1.23456
絶対値モードにおけるスポットコンパレータの下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:ABSolute? 1

応答

:COMPARAMETER:SPOT:ABSOLUTE 234.560E-06,1.23456  (HEADER ON のとき)
234.560E-06,1.23456  (HEADER OFF のとき)
絶対値モードにおけるスポットコンパレータの下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

範囲外の閾値を設定すると、OFFが設定されます。

スポットコンパレータ機能の上下限値の設定と問い合わせ(パーセントモード) ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:PERcent   <判定ポイント/ALL>,<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SPOT:PERcent?   <判定ポイント>

応答

<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<下限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)
<上限値> = -999.999%〜+999.999% (NR2)

解説

コマンド

パーセントモードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値の設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

パーセントモードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:PERcent 1,-10.000,10.000
パーセントモードモードにおけるスポットコンパレータの下限値を-10%、上限値を10%に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:PERcent? 1

応答

:COMPARAMETER:SPOT:PERCENT -10.000,10.000  (HEADER ON のとき)
234.560E-06,1.23456  (HEADER OFF のとき)
パーセントモードモードにおけるスポットコンパレータの下限値が-10%、上限値が10%に設定されています。

注記

範囲外の閾値を設定すると、OFFが設定されます。

スポットコンパレータ機能の上下限値の設定と問い合わせ(偏差モード) ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:DEViation   <判定ポイント/ALL>,<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:SPOT:DEViation?   <判定ポイント>

応答

<OFF/下限値>,<OFF/上限値>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

偏差モードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値の設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

偏差モードにおけるスポットコンパレータ機能の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:DEViation 1,-1.23456,1.23456
偏差モードにおけるスポットコンパレータの下限値を-1.23456、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:DEViation? 1

応答

:COMPARAMETER:SPOT:DEVIATION -1.23456,1.23456  (HEADER ON のとき)
-1.23456,1.23456  (HEADER OFF のとき)
偏差モードにおけるスポットコンパレータの下限値が-1.23456、上限値が1.23456に設定されています。

注記

範囲外の閾値を設定すると、OFFが設定されます。

スポットコンパレータ機能の基準値の設定と問い合わせ(基準値指定モード) ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:REFerence:VALue   <判定ポイント/ALL>,<基準値>

クエリ

:COMParator:SPOT:REFerence:VALue?   <判定ポイント>

応答

<基準値>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<基準値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

基準値指定モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値の設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

基準値指定モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:REFerence:VALue 1,1.23456E+03
基準値指定モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値を1234.56に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:REFerence:VALue? 1

応答

:COMPARAMETER:SPOT:REFERENCE:VALUE 1.23456E+03  (HEADER ON のとき)
1234.56  (HEADER OFF のとき)
基準値指定モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値が1234.56に設定されています。

注記

スポットコンパレータ機能の基準値の設定と問い合わせ(測定値基準モード) ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:SPOT:REFerence:POINt   <判定ポイント/ALL>,<掃引点No.>

クエリ

:COMParator:SPOT:REFerence:POINt?   <判定ポイント>

応答

<掃引点No.>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)
<掃引点No.> = 1〜801 (NR3)

解説

コマンド

測定値基準モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値の設定をします。
判定ポイントをALLとした場合、全判定ポイントに設定を行います。

クエリ

測定値基準モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値を返します。

コマンド

:COMParator:SPOT:REFerence:POINt 1,10
測定値基準モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値を判定ポイント10の測定値に設定します。

クエリ

:COMParator:SPOT:REFerence:POINt? 1

応答

:COMPARAMETER:SPOT:REFERENCE:POINT 10  (HEADER ON のとき)
10  (HEADER OFF のとき)
測定値基準モードにおけるスポットコンパレータ機能の基準値が判定ポイント10の測定値に設定されています。

注記

測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?   <データ無し>

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

:MEASure?クエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

設定を変更した場合は、トリガ後に:MEASure?クエリを送ってください。

コンタクトチェック測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure_RDC_sweep?  

応答

<測定ステータス>,<BEFORE測定値>,<BEFORE判定>,<AFTER測定値>,<AFTER判定>,<パネル番号>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

コンタクトチェックの測定値を返します。
測定ステータスはMeasure?クエリのステータスと同様の仕様となります。
判定値の詳細は、下記になります。

-1:LO判定時
0:IN判定時
1:HI判定時
2:未判定時

コマンド

クエリ

:MEASure:RDC?

応答

0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER ON のとき)
0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックのBEFORE測定値、AFTER測定値を返します。判定結果はBEFOREがIN、AFTERがHIとなります。

注記

出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。
バイナリ出力には対応していません。

SPOTコンパレータ測定時の結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:SPOT?   <判定ポイント>

応答

<ステータス>,<判定結果>,<掃引ポイント>,<測定値>,<パネル番号>

パラメータ

<判定ポイント> = 1〜16 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

SPOTコンパレータの測定結果を返します。
判定値の詳細は、下記になります。

-1:LO判定時
0:IN判定時
1:HI判定時
2:未判定時
3:REV設定時のOUT判定時

コマンド

クエリ

:MEASure:SPOT? 1

応答

0,0,1.0000E+06,Z 4.9929E+03,0  (HEADER ON のとき)
0,0,1.0000E+06,4.9929E+03,0  (HEADER OFF のとき)
1番目のスポットコンパレータの測定結果は、4.9929kΩでIN判定となります。

注記

測定対象でない判定ポイントを指定した場合は、実行エラーになります。

ピークコンパレータ測定時の総合判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK?  

応答

<判定結果>

パラメータ

<判定結果> = 0,1 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の総合判定結果を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK?

応答

1
ピーク総合判定結果はINです。

注記

ピークコンパレータ測定時の極大値の判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMAX?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<判定結果> = 1〜9 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の極大値の判定結果と測定データを返します。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMAX? 1,1

応答

5, 24.831E+03,Z 4.082196E+03  (HEADER ON のとき)
5, 24.831E+03, 4.082196E+03  (HEADER OFF のとき)
セグメント1、第1パラメータの極大値のピークコンパレータ判定結果はINで、掃引点の周波数は24.831kHz、測定値は4.082196kΩです。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。
ピークを検出できなかった時、判定エリアの設定がOFFの時は、実行エラーとなります。
出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。

ピークコンパレータ測定時の極小値の判定結果の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMIN?   <セグメントNo.>, <パラメータ番号>

応答

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)
<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<判定結果> = 1〜9 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ピークコンパレータ測定時の極小値の判定結果と測定データを返します。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

コマンド

クエリ

:MEASure:COMParator:PEAK:LMIN? 1,1

応答

5, 901.57E+03,Z 11.20888E+03  (HEADER ON のとき)
5, 901.57E+03, 11.20888E+03  (HEADER OFF のとき)
セグメント1、第1パラメータの極小値のピークコンパレータ判定結果はINで、掃引点の周波数は901.57kHz、測定値は11.20888kΩです。

注記

セグメント掃引の設定がOFFの場合はセグメントNo.の設定は無効になり、セグメント1固定となります。
ピークを検出できなかった時、判定エリアの設定がOFFの時は、実行エラーとなります。
出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。

カーソル位置の測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CURSor?   <A/B>

応答

:MEASure?応答フォーマットに従います。

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

指定カーソルの測定データを返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:CURSor? A

応答

16.406E+03,Z 96.85033E+00,PHASE -89.954  (HEADER ON のとき)
16.406E+03, 96.85033E+00, -89.954  (HEADER OFF のとき)
Aカーソルの掃引点の掃引周波数は16.406kHz、第1パラメータの測定値が96.85033、第2パラメータの測定値が-89.954です。

注記

指定掃引点の測定データの問合せ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:POINt?   <掃引点No.>

応答

:MEASure?応答フォーマットに従います。

パラメータ

<掃引点No.> = 1〜801

解説

コマンド

クエリ

指定掃引点の測定データを返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:POINt? 100

応答

30.549E+03,Z 52.00423E+00,PHASE -89.916  (HEADER ON のとき)
30.549E+03, 52.00423E+00, -89.916  (HEADER OFF のとき)
100番目の掃引点の掃引周波数は30.549KHz、第1パラメータの測定結果が52.00423、第2パラメータの測定結果が-89.916です。

注記

測定データが無い掃引点を指定すると実行エラーになります。
出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。

等価回路解析のモデルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis   <OFF/HOLD/AUTO>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis?  

応答

<OFF/HOLD/AUTO>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析のモデルを設定します。

OFF:等価回路解析を行いません。
HOLD:等価回路モデルを手動で選択して解析を行います。
AUTO:最適な等価回路モデルを自動で選択して解析を行います。

クエリ

等価回路解析のモデルの設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis HOLD
等価回路モデルの手動選択に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS HOLD  (HEADER ON のとき)
HOLD  (HEADER OFF のとき)
等価回路モデルの手動選択に設定されています。

注記

等価回路解析の周波数範囲の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency   <解析開始周波数>, <解析終了周波数>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency?  

応答

<解析開始周波数>, <解析終了周波数>

パラメータ

<解析開始周波数> = 各機種の周波数範囲に従います。 (NR3)
<解析終了周波数> = 各機種の周波数範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

等価回路解析を行う周波数範囲を設定します。

クエリ

等価回路解析を行う周波数範囲の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency 1E6, 300E6
周波数が1MHz〜300MHzの測定値を使用して等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:FREQuency?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:FREQUENCY 1.0000E+06, 300.00E+06  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06, 300.00E+06  (HEADER OFF のとき)
周波数が1MHz〜300MHzの測定値を使用して等価回路解析を行うように設定されています。

注記

・通常掃引時における解析範囲を制限します。
・解析範囲に極値が含まれるように周波数を設定してください。
・セグメント掃引時には、上記のコマンドにおける解析範囲は無効となります。
・通信コマンド:CIRCuit:ANALysis:SEGMentによりセグメント単位で解析範囲を制限することができます。
・周波数の設定範囲は下記となります。

IM7580A:1.0E+6〜300.0E+6
IM7581:1.0E+5〜300.0E+6
IM7583:1.0E+6〜600.0E+6
IM7585:1.0E+6〜1300.0E+6
IM7587:1.0E+6〜3000.0E+6

電気機械結合係数(K)算出時の振動モードの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE   <KR/K31/K33/KT/K15>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE?  

応答

<KR/K31/K33/KT/K15>

パラメータ

解説

コマンド

電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを設定します。

KR:径方向振動の電気機械結合係数を算出します
K31:長辺方向伸び振動の電気機械結合係数を算出します
K33:縦方向振動の電気機械結合係数を算出します
KT:厚み方向振動の電気機械結合係数を算出します
K15:すべり振動の電気機械結合係数を算出します

クエリ

電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE KR
電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードを径方向振動に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:MODE?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:MODE KR  (HEADER ON のとき)
KR  (HEADER OFF のとき)
電気機械結合係数(K)を算出時するときの振動モードが径方向振動に設定されています。

注記

電気機械結合係数(K)算出時の周波数タイプの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE   <FSFP/FRFA>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE?  

応答

<FSFP/FRFA>

パラメータ

解説

コマンド

電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを設定します。

FSFP:直列・並列共振周波数を用いて電気機械結合係数(K)を算出します
FRFA:共振・反共振周波数を用いて電気機械結合係数(K)を算出します

クエリ

電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE FSFP
電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプを直列・並列共振周波数に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:TYPE?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:TYPE FSFP  (HEADER ON のとき)
FSFP  (HEADER OFF のとき)
電気機械結合係数(K)を算出時するときの周波数タイプが直列・並列共振周波数に設定されています。

注記

電気機械結合係数(K)算出時の係数の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient   <係数a>,<係数b>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient?  

応答

<係数a>,<係数b>

パラメータ

<係数a> = 0.000001 〜 1.000000 (NR2)
<係数b> = 0.000001 〜 1.000000 (NR2)

解説

コマンド

振動モードで(KR:径方向振動) を選択したときに、ポアソン比に対して異なる係数を設定します。

クエリ

係数を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient 0.000001,1.000000
係数aを0.000001に、係数bを1.000000に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:K:COEFficient?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:K:COEFFICIENT 0.000001,1.000000  (HEADER ON のとき)
0.000001,1.000000  (HEADER OFF のとき)
係数aが0.000001に、係数bが1.000000に設定されています。

注記

等価回路モデルの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:MODel   <A/B/C/D/E>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:MODel?  

応答

パラメータ

解説

コマンド

等価回路モデルを設定します。

クエリ

等価回路モデルの設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:MODel E
等価回路モデルをモデルEに設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:MODel?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:MODEL E  (HEADER ON のとき)
E  (HEADER OFF のとき)
等価回路モデルがモデルEに設定されています。

注記

R1、C1、L1、C0の値の問い合わせ ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult?   <R1/C1/L1/C0/QM/K>

応答

<定数>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

R1、C1、L1、C0、Qm、Kの値を返します。等価回路解析によって得られた値を取得する際には本クエリを使用します。結果が無い場合には、--を返します。

コマンド

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult? L1

応答

0.00012
L1の値は120μHです。

注記

等価回路解析を実行すると、各値は解析結果により上書きされます。
応答メッセージにヘッダは付きません。

解析結果の表示位置の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition   <UL/UR/LL/LR>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition?  

応答

<UL/UR/LL/LR>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果を表示する位置を設定します。

UL:解析結果をグラフ表示エリアの左上に表示します。
UR:解析結果をグラフ表示エリアの右上に表示します。
LL:解析結果をグラフ表示エリアの左下に表示します。
LR:解析結果をグラフ表示エリアの右下に表示します。

クエリ

等価回路解析の解析結果を表示する位置の設定を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition UR
等価回路解析の解析結果を表示する位置を右上に設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:RESult:POSition?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:RESULT:POSITION UR  (HEADER ON のとき)
UR  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果を表示する位置が右上に設定されています。

注記

等価回路解析セグメント範囲の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent   <セグメントNo./ALL>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent?  

応答

<セグメントNo./ALL>

パラメータ

<セグメントNo.> = 1〜20 (NR1)

解説

コマンド

等価回路解析を行うセグメントNo.を設定します。

クエリ

等価回路解析を行うセグメントNo.を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent 2
セグメントNo.2の測定値を使用して等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SEGMent?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:SEGMENT 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
セグメントNo.2の測定値を使用して等価回路解析を行うように設定されています。

注記

セグメント掃引時における解析範囲を制限します。
解析セグメントに極値が含まれるようにセグメントNo.を設定してください。
通常掃引時には、上記のコマンドにおける解析範囲は無効となります。
通信コマンド:CIRCuit:ANALysis:FREQuencyにより解析範囲を制限することができます。

周波数特性シミュレーションの実行 ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

選択されている等価回路モデルと掃引範囲に従って、周波数特性のシミュレーションを実行します。

クエリ

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation
周波数特性のシミュレーションを実行します。

クエリ

応答

注記

測定値が無い時はシミュレーショングラフは描画されません。

周波数特性シミュレーション値を解析値から取得 ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:GET  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析結果を取得し、シミュレーション値として設定します。

クエリ

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:GET
等価回路解析結果を取得し、シミュレーション値として設定します。

クエリ

応答

注記

本コマンドを実行するとシミュレーション結果はクリアされます。

周波数特性シミュレーション値の設定と問合せ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:DEFine   <R1/C1/L1/C0>, <定数>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:DEFine?   <R1/C1/L1/C0>

応答

<R1/C1/L1/C0>, <定数>

パラメータ

<定数> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

シミュレーション値を設定します。

クエリ

シミュレーション値を返します。

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:DEFine L1, 120E-6
L1の値を120μHに設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:SIMulation:DEFine? L1

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:SIMULATION:DEFINE L1, 120.000E-06  (HEADER ON のとき)
L1, 120.000E-06  (HEADER OFF のとき)
L1の値は120μHです。

注記

等価回路解析を実行 ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の自動実行がOFFの時に、本コマンドにより等価回路解析を実行します。

クエリ

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger
等価回路解析を実行します。

クエリ

応答

注記

等価回路解析できない場合は実行エラーになります。

等価回路解析の自動実行の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の自動実行を設定します。

OFF:測定後に等価回路解析は行われません。
ON:測定後に自動的に等価回路解析を行います。

クエリ

等価回路解析の自動実行の設定を返します。

コマンド

CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO ON
測定後に自動的に等価回路解析を行うように設定します。

クエリ

:CIRCuit:ANALysis:TRIGger:AUTO?

応答

:CIRCUIT:ANALYSIS:TRIGGER:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定後に自動的に等価回路解析を行うように設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータ機能のON/OFFの設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis   <ON/OFF>

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能を設定します。

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の設定を返します。

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis ON
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能をONに設定します。

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis?

応答

:COMPARATOR:CIRCUIT:ANALYSIS ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能がONに設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータの上下限値の設定と問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute   <L1/C1/R1/QM/C0>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute?   <L1/C1/R1/QM/C0>

応答

<L1/C1/R1/QM/C0>, <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の上下限値を設定します。
上下限値が共にOFFに設定された時は判定しません。

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の上下限値を返します。

コマンド

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute R1, 20, 23
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の下限値を20Ωに、上限値を23Ωに設定します。

クエリ

:COMParator:CIRCuit:ANALysis:ABSolute? R1

応答

:COMPARATOR:CIRCUIT:ANALYSIS:ABSOLUTE R1,20.00000E+00,23.00000E+00  (HEADER ON のとき)
R1,20.00000E+00,23.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の下限値が20Ωに、上限値が23Ωに設定されています。

注記

解析結果に対するコンパレータの判定結果の問い合わせ ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:COMParator?  

応答

モデルA〜D: <等価回路解析総合判定結果>, <R1判定結果>, <L1判定結果>, <C1判定結果>, <Qm判定結果>
モデルE: <等価回路解析総合判定結果>, <R1判定結果>, <L1判定結果>, <C1判定結果>, <C0判定結果>, <Qm判定結果>

パラメータ

<判定結果> = -1/0/1/2

解説

コマンド

クエリ

等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の判定結果を返します。
・等価回路解析総合判定結果
 0:いずれかの判定結果がNG(HI/LO)の時。またはコンパレータ未判定の時。
 1:全ての判定結果がINの時。
・R1, L1, C1, C0, QM, K判定結果
 -1: LO判定の時。
 0: IN判定の時。
 1: HI判定の時。
 2: コンパレータ未判定の時。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:COMParator?

応答

1,2,0,2,2  (HEADER ON のとき)
1,2,0,2,2  (HEADER OFF のとき)
Aモデルの等価回路解析の解析結果に対するコンパレータ機能の判定結果が以下のようになっています。

等価回路解析総合判定結果: IN
R1判定結果: 未判定
L1判定結果: IN
C1判定結果: 未判定
Qm判定結果: 未判定

注記

測定値とシミュレーション値の差分の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:DELTa?  

応答

<パラメータ1残差>, <パラメータ2残差>, <パラメータ3残差>, <パラメータ4残差>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

測定値とシミュレーション値の差分を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:DELTa?

応答

18.18248E-03, 10.36238E+00, OFF, OFF  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータの測定値とシミュレーション値の差分は18.18248E-03、第2パラメータの測定値とシミュレーション値の差分は10.36238E+00です。第3パラメータと第4パラメータはシミュレーションを実行していません。

注記

差分を算出する範囲は、解析している周波数範囲もしくは解析しているセグメントNo.における周波数範囲となります。
シミュレーションを実行していない状態で本クエリを実行するとOFFを返します。

極値の周波数と測定値の取得 ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:PEAK?   <Z/G/B/RS>, <LMAX/LMIN>

応答

<周波数>, <測定値>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

極値をサーチし、周波数と測定値を返します。現在設定されている測定パラメータに関係なく、データ部で指定したパラメータの極値を取得することができます。

Z: インピーダンス(Ω)
G: コンダクタンス(S)
B: サセプタンス(S)
RS: 直列等価回路モードの実行抵抗=ESR(Ω)

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:PEAK? G, LMAX

応答

10.000E+03,500.000E+03
G(コンダクタンス)の極大周波数は10kHzで、値は500kSです。

注記

メイン掃引測定信号モードが周波数以外の場合は実行エラーとなります。
検索する範囲は、解析している周波数範囲もしくは解析しているセグメントNo.における周波数範囲となります。
極値が検出できない時は「99999E+28, 9999999E+28」を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

シミュレーション値の問い合わせ ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:ANALysis:SIMulation?   <パラメータ番号>

応答

<シミュレーション値>, <シミュレーション値>,…,(掃引点分繰り返し)

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

周波数特性のシミュレーション値を返します。値はカンマ区切りとなります。

コマンド

クエリ

:MEASure:ANALysis:SIMulation? 1

応答

753.982E-03, 780.447E-03, 807.892E-03, 836.317E-03, …
パラメータ番号1のシミュレーション値を取得します。

注記

応答メッセージにヘッダは付きません。

オープン校正・補正の表示形式の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:FORMat:OPEN   <表示形式>

クエリ

:CORRection:FORMat:OPEN?  

応答

<表示形式>

パラメータ

<表示形式> = 1/2 (NR1)

解説

コマンド

オープン校正・補正の表示形式を設定します。

1:G-Cp
2:G-B

クエリ

オープン校正・補正の表示形式の設定を返します。

コマンド

:CORRection:FORMat:OPEN 2
オープン校正・補正の表示形式をG-Bに設定します。

クエリ

:CORRection:FORMat:OPEN?

応答

:CORRECTION:FORMAT:OPEN 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
オープン校正・補正の表示形式がG-Bに設定されています。

注記

ショート校正・補正の表示形式の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:FORMat:SHORt   <表示形式>

クエリ

:CORRection:FORMat:SHORt?  

応答

<表示形式>

パラメータ

<表示形式> = 1/2 (NR1)

解説

コマンド

ショート校正・補正の表示形式を設定します。

1:Rs-Ls
2:Rs-X

クエリ

ショート校正・補正の表示形式の設定を返します。

コマンド

:CORRection:FORMat:SHORt 2
ショート校正・補正の表示形式をRs-Xに設定します。

クエリ

:CORRection:FORMat:SHORt?

応答

:CORRECTION:FORMAT:SHORT 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
ショート校正・補正の表示形式がRs-Xに設定されています。

注記

ロード校正・補正の表示形式の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:FORMat:LOAD   <表示形式>

クエリ

:CORRection:FORMat:LOAD?  

応答

<表示形式>

パラメータ

<表示形式> = 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10 (NR1)

解説

コマンド

ロード校正・補正の表示形式を設定します。

1:Z-θ
2:Cs-D
3:Rs-Cs
4:Cp-D
5:Rp-Cp
6:Ls-Q
7:Rs-Ls
8:Lp-Q
9:Rp-Lp
10:Rs-X

クエリ

ロード校正・補正の表示形式の設定を返します。

コマンド

:CORRection:FORMat:LOAD 2
ロード校正・補正の表示形式をCs-Dに設定します。

クエリ

:CORRection:FORMat:LOAD?

応答

:CORRECTION:FORMAT:LOAD 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
ロード校正・補正の表示形式がCs-Dに設定されています。

注記

ALL校正・補正の周波数範囲の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:LIMit:POINt   <補正最小周波数>, <補正最大周波数>

クエリ

:CORRection:LIMit:POINt?  

応答

<補正最小周波数>, <補正最大周波数>

パラメータ

<補正最小周波数> = 各機種の周波数範囲に従います。 (NR3)
<補正最大周波数> = 各機種の周波数範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

ALL校正・補正の周波数範囲を設定します。SPOT校正・補正選択時はエラーになります。

クエリ

ALL校正・補正の周波数範囲の設定を返します。SPOT校正・補正選択時はエラーになります。

コマンド

:CORRection:LIMit:POINt 1E6, 300E6
ALL校正・補正の周波数範囲をを1MHz〜300MHzに設定します。

クエリ

:CORRection:LIMit:POINt?

応答

:CORRECTION:LIMIT:POINT 1.0000E+06, 300.00E+06  (HEADER ON のとき)
1.0000E+06, 300.00E+06  (HEADER OFF のとき)
ALL校正・補正の周波数範囲が1MHz〜300MHzに設定されています。

注記

周波数の設定範囲は下記となります。

IM7580A:1.0E+6〜300.0E+6
IM7581:1.0E+5〜300.0E+6
IM7583:1.0E+6〜600.0E+6
IM7585:1.0E+6〜1300.0E+6
IM7587:1.0E+6〜3000.0E+6

校正・補正の電気長の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:DISTance   <電気長>

クエリ

:CORRection:DISTance?  

応答

<電気長>

パラメータ

<電気長> = 0.0000〜100.000E-03 (NR3)

解説

コマンド

校正・補正の電気長を設定します。

クエリ

校正・補正の電気長の設定を返します。

コマンド

:CORRection:DISTance 10E-3
校正・補正の電気長を100mmに設定します。

クエリ

:CORRection:DISTance?

応答

:CORRECTION:DISTANCE 100.000E-03  (HEADER ON のとき)
100.000E-03  (HEADER OFF のとき)
校正・補正の電気長が100mmに設定されています。

注記

校正・補正の実行結果の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:ERRor?  

応答

<結果>

パラメータ

<結果> = 0/1/2 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

直前に実行した校正、補正の結果を返します。

0: 校正、補正が正常に終了しました。
1: 校正、補正がエラー終了しました。
2: 校正、補正が途中でキャンセルされました。

コマンド

クエリ

:CORRection:ERRor?

応答

:CORRECTION:ERROR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
直前に実行した校正または補正は正常終了しました

注記

起動後、校正、補正を実行しない場合は、1が返ります。

校正の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:RETurn   LCRモード:<OFF/ALL/SPOT> / アナライザモード:<OFF/ALL/SPOT>

クエリ

:CORRection:CALIbration:RETurn?  

応答

LCRモード:<OFF/ALL/SPOT>
アナライザモード:<OFF/ALL/SPOT>

パラメータ

解説

コマンド

校正機能を設定します。

OFF:校正を行いません。
ALL:ALL校正を行います。
SPOT:SPOT校正を行います。

クエリ

校正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:RETurn SPOT
SPOT校正を行うように設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:RETurn?

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:RETURN SPOT  (HEADER ON のとき)
SPOT  (HEADER OFF のとき)
SPOT校正を行うように設定されています。

注記

"Ver. 1.20"より古いバージョンがインストールされたIM7587を除く製品では、アナライザモードのALL校正を設定した場合は、実行エラーになります。

校正設定のリセット LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:RESet   <校正No./ALL/DC>, <DATA/REFerence>

クエリ

 

応答

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT時) / 1〜801(アナライザモードSPOT時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL時) (NR1)
<DATA> = 測定値 / <REFerence> = 基準値

解説

コマンド

校正の基準値、または測定値をクリアします。
校正No.がALLの場合、全ポイントの基準値、または測定値をクリアします。
校正No.がDCの場合、DCの基準値、または測定値をクリアします。

クエリ

コマンド

:CORRection:CALIbration:RESet ALL,DATA
全校正ポイントの測定値をクリアします。

クエリ

応答

注記

・コマンド例を下記に示します。
 :CORRection:CALIbration:RESet 3, DATA
   3番目の校正ポイントの測定値をクリアします。
 :CORRection:CALIbration:RESet 3, REFerence
   3番目の校正ポイントの基準値をクリアします。
 :CORRection:CALIbration:RESet DC, DATA
   DC校正の測定値をクリアします。
 :CORRection:CALIbration:RESet DC, REFerence
   DC校正の基準値をクリアします。
・ALL最終ポイントは下記になります。

IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

校正ポイントの周波数の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:FREQuency   <校正No.>, <周波数/OFF>

クエリ

:CORRection:CALIbration:FREQuency?   <校正No.>

応答

<周波数/OFF>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT時) / 1〜801(アナライザモードSPOT時) / 1〜ALL最終ポイント (ALL時) (NR1)
<周波数> = 各機種の周波数範囲に従います。 (NR3)

解説

コマンド

LCRモードSPOT校正の場合は、指定した校正No.の周波数を設定します。
ALL校正および、アナライザモードSPOT校正の場合は、周波数の設定はできません。実行エラーになります。

OFF:指定した校正NoのSPOT校正を無効にします。
周波数:指定した校正NoのSPOT校正周波数を設定します。

クエリ

指定した校正No.の周波数を返します。

OFF:指定した校正Noのが設定されていません。
周波数:指定した校正Noの周波数を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:FREQuency 1, 2E6
校正No.1の校正周波数を2MHzに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:FREQuency? 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:FREQUENCY 2.0000E+06  (HEADER ON のとき)
2000000  (HEADER OFF のとき)
校正No.1の校正周波数が2MHzに設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
周波数の設定範囲は下記となります。
IM7580A:1.0E+6〜300.0E+6
IM7581:1.0E+5〜300.0E+6
IM7583:1.0E+6〜600.0E+6
IM7585:1.0E+6〜1300.0E+6
IM7587:1.0E+6〜3000.0E+6

校正ポイントのレベル値の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:LEVel   <P/V/I>, <校正No./ALL>, <レベル値/OFF>

クエリ

:CORRection:CALIbration:LEVel?   <P/V/I>, <校正No.>

応答

<レベル値/OFF>

パラメータ

<レベル値の設定モード> = P:パワー / V:電圧 / I:電流
<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT時) / 1〜801(アナライザモードSPOT時) (NR1)
<レベル値> = 各機種の設定範囲に従います。 (NR2)

解説

コマンド

SPOT校正のレベル値を設定します。
本コマンドはLCRモード時のみ有効です。
校正No.がALLの場合、全校正ポイントのレベル値を設定します。

クエリ

クエリコマンドは、LCR時、アナライザ時に有効です。
SPOT校正のレベル値を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:LEVel P, 1, 1.0
校正No.1のSPOT校正のレベル値をパワー値で1dBmに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:LEVel? V, 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:LEVEL 502E-03  (HEADER ON のとき)
0.502  (HEADER OFF のとき)
校正No.1のSPOT校正のレベル値が電圧値で502mVに設定されています。

注記

・パワー(P)の設定範囲は下記となります。
IM7580A:-40.0〜7.0
IM7581:-40.0〜7.0
IM7583:-40.0〜1.0
IM7585:-40.0〜1.0
・電圧(V)の設定範囲は下記となります。
IM7580A:0.004〜1.001
IM7581:0.004〜1.001
IM7583:0.004〜0.502
IM7585:0.004〜0.502
・電流(I)の設定範囲は下記となります。
IM7580A:0.09E-3〜20.02E-3
IM7581:0.09E-3〜20.02E-3
IM7583:0.09E-3〜10.04E-3
IM7585:0.09E-3〜10.04E-3

校正ポイントのスピードの設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:SPEEd   SPOT校正時:<校正No./ALL>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2/OFF> / ALL校正時:<FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

クエリ

:CORRection:CALIbration:SPEEd?   SPOT校正時:<校正No.> / ALL校正時:無し

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2/OFF>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCR時) / 1〜801(アナライザ時) (NR1)

解説

コマンド

校正の測定スピードを設定します。
本コマンドはLCRモード時のみ有効です。
校正No.がALLの場合、全校正ポイントの測定スピードを設定します。

クエリ

校正の測定スピードの設定を返します。
クエリコマンドはLCR、アナライザモードともに有効です。

コマンド

:CORRection:CALIbration:SPEEd 1, MEDium
校正No.1のポイントの測定スピードをミディアムに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:SPEEd? 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:SPEED MEDIUM
校正No.1のポイントの測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

オープン校正の実行と中止 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN   <AC/DC/ACDC/CANCel>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

オープン校正機能の設定と校正値の取り込み、取り込みの中止を行います。

AC:AC測定を実施します。
DC:DC測定を実施します。
ACDC:AC+DC測定を実施します。
CANCEL:校正値の取得を中止します。

クエリ

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN ACDC
ACDC測定でオープン校正値を取得します。

クエリ

応答

注記

校正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
コマンドの引数で「CANCel」を指定すると、校正(CAL)/補正(COMPEN)、OPEN/SHORT/LOADに関係なく、実行中の校正・補正測定が中止されます。
アナライザのALL校正を行う場合、AC/DCを指定すると実行エラーになります。

オープン校正の基準値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:REFerence   <校正No./ALL/DC>, <基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:REFerence?   <校正No./DC>

応答

<基準値1>, <基準値2 ※DC時無し>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT校正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT校正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL校正時) (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

オープン校正の基準値を設定します。
校正No.がALLの場合、全校正ポイントの基準値を設定します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を設定します。

クエリ

オープン校正の基準値を返します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:REFerence 1, 10e-9, 0.00014
校正No.1の基準値1を10nF、基準値2を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:OPEN:REFERENCE 10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER ON のとき)
10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER OFF のとき)
校正No.1の基準値1が10nF、基準値2が0.00014に設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

オープン校正の校正値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:DATA?   SPOT校正時:<校正No./DC> / ALL校正時:<校正No./ALL/DC>

応答

SPOT校正時:<周波数>, <校正値1>, <校正値2>
ALL校正時:
    IM7580A, IM7581:<周波数>, <+7dBm校正値1>, <+7dBm校正値2>, <-3dBm校正値1>, <-3dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>, <-30dBm校正値1>, <-30dBm校正値2>
    IM7583, IM7585, IM7587:<周波数>, <+1dBm校正値1>, <+1dBm校正値2>, <-13dBm校正値1>, <-13dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>
※DC時は校正値1のみ

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT校正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT校正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL校正時) (NR1)

解説

コマンド

クエリ

オープン校正の校正値を返します。
校正を実行していない場合、校正値は「OFF」となります。
周波数が設定されていない場合、周波数は「OFF」となります。
校正No.がDCの場合、DCのポイントデータが出力されます。
ALL校正時で校正No.にALLを指定した場合は、全てのポイントデータがカンマ区切りで出力されます。

コマンド

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:DATA? 1

応答

1.0000E+06,-168.329E-03,-17.2696E-03,-168.131E-03,-17.2370E-03,-167.867E-03,-17.3651E-03,-167.751E-03,-17.3997E-03
校正No.1のオープン校正の校正値を返します。

注記

・校正値の出力フォーマットはオープン校正・補正の表示形式の設定により異なります。
・応答メッセージにヘッダは付きません。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
・アナライザモードでALL校正の場合は、下記のように2番目の引数でスピードを指定して下さい。
 :CORRection:CALIbration:OPEN:DATA? <校正No./ALL/DC>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

オープン校正の下限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:LIMit   <OFF/下限値>

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:LIMit?  

応答

<OFF/下限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

オープン校正の下限値を設定します。

クエリ

オープン校正の下限値を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:LIMit 234.560E-06
オープン校正の下限値を234.560E-06に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:LIMit?

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:OPEN:LIMIT 234.560E-06  (HEADER ON のとき)
234.560E-06  (HEADER OFF のとき)
オープン校正の下限値が234.560E-06に設定されています。

注記

オープン校正のオフセットディレイの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:DELay   <オフセットディレイ時間>

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:DELay?  

応答

<オフセットディレイ時間>

パラメータ

<オフセットディレイ時間> = 0〜9.99999E-9s (NR3)

解説

コマンド

オフセットディレイ時間を設定します。

クエリ

オフセットディレイ時間の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:OPEN:DELay 0
オープン校正のオフセットディレイを0sに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:OPEN:DELay?

応答

CORRECTION:CALIBRATON:OPEN:DELAY 0.00000E+00  (HEADER ON のとき)
0.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
オープン校正のオフセットディレイは0sに設定されいます。

注記

ショート校正の実行と中止 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt   <AC/DC/ACDC/CANCel>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

ショート校正機能の設定と校正値の取り込み、取り込みの中止を行います。

AC:AC測定を実施します。
DC:DC測定を実施します。
ACDC:AC+DC測定を実施します。
CANCEL:校正値の取得を中止します。

クエリ

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt ACDC
ACDC測定でショート校正値を取得します。

クエリ

応答

注記

校正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
コマンドの引数で「CANCel」を指定すると、校正(CAL)/補正(COMPEN)、OPEN/SHORT/LOADに関係なく、実行中の校正・補正測定が中止されます。
アナライザのALL校正を行う場合、AC/DCを指定すると実行エラーになります。

ショート校正の基準値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:REFerence   <校正No./ALL/DC>, <基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:REFerence?   <校正No./DC>

応答

<基準値1>, <基準値2 ※DC時無し>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT校正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT校正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL校正時) (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

ショート校正の基準値を設定します。
校正No.がALLの場合、全校正ポイントの基準値を設定します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を設定します。

クエリ

ショート校正の基準値を返します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:REFerence 1, 10e-9, 0.00014
校正No.1の基準値1を10nF、基準値2を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:SHORT:REFERENCE 10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER ON のとき)
10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER OFF のとき)
校正No.1の基準値1が10nF、基準値2が0.00014に設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

ショート校正の校正値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:DATA?   SPOT校正時:<校正No./DC> / ALL校正時:<校正No./ALL/DC>

応答

SPOT校正時:<周波数>, <校正値1>, <校正値2>
ALL校正時:
    IM7580A, IM7581:<周波数>, <+7dBm校正値1>, <+7dBm校正値2>, <-3dBm校正値1>, <-3dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>, <-30dBm校正値1>, <-30dBm校正値2>
    IM7583, IM7585, IM7587:<周波数>, <+1dBm校正値1>, <+1dBm校正値2>, <-13dBm校正値1>, <-13dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>
※DC時は校正値1のみ

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT校正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT校正時) / 1〜ALL最終ポイント(LCRモードALL校正時) (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ショート校正の校正値を返します。
校正を実行していない場合、校正値は「OFF」となります。
周波数が設定されていない場合、周波数は「OFF」となります。
校正No.がDCの場合、DCのポイントデータが出力されます。
ALL校正時で引数にALLを指定した場合は、全てのポイントデータがカンマ区切りで出力されます。

コマンド

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:DATA? 1

応答

1.0000E+06,-5.87981E+00, 602.905E-03,-5.88537E+00, 603.450E-03,-5.89728E+00, 606.276E-03,-5.89881E+00, 615.916E-03
校正No.1のショート校正の校正値を返します。

注記

・校正値の出力フォーマットはショート校正・補正の表示形式の設定により異なります。
・応答メッセージにヘッダは付きません。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
・アナライザモードでALL校正の場合は、下記のように2番目の引数でスピードを指定して下さい。
 :CORRection:CALIbration:SHORt:DATA? <校正No./ALL/DC>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

ショート校正の上限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:LIMit   <OFF/上限値>

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:LIMit?  

応答

<OFF/上限値>

パラメータ

<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

ショート校正の上限値を設定します。

クエリ

ショート校正の上限値の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:LIMit 1.23456
ショート校正の上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:LIMit?

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:SHORT:LIMIT 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
ショート校正の上限値が1.23456に設定されています。

注記

ショート校正のオフセットディレイの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:DELay   <オフセットディレイ時間>

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:DELay?  

応答

<オフセットディレイ時間>

パラメータ

<オフセットディレイ時間> = 0〜9.99999E-9s (NR3)

解説

コマンド

オフセットディレイ時間を設定します。

クエリ

オフセットディレイ時間の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:SHORt:DELay 0
ショート校正のオフセットディレイを0sに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:SHORt:DELay?

応答

CORRECTION:CALIBRATON:SHORT:DELAY 0.00000E+00  (HEADER ON のとき)
0.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
ショート校正のオフセットディレイは0sに設定されいます。

注記

ロード校正の実行と中止 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD   <AC/DC/ACDC/CANCel>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

ロード校正機能の設定と校正値の取り込み、取り込みの中止を行います。

AC:AC測定を実施します。
DC:DC測定を実施します。
ACDC:AC+DC測定を実施します。
CANCEL:校正値の取得を中止します。

クエリ

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD ACDC
ACDC測定でロード校正値を取得します。

クエリ

応答

注記

校正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
コマンドの引数で「CANCel」を指定すると、校正(CAL)/補正(COMPEN)、OPEN/SHORT/LOADに関係なく、実行中の校正・補正測定が中止されます。
アナライザのALL校正を行う場合、AC/DCを指定すると実行エラーになります。

ロード校正の基準値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:REFerence   <校正No./ALL/DC>, <基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:REFerence?   <校正No./DC>

応答

<基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT校正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT校正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL校正時) (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

ロード校正の基準値を設定します。
校正No.がALLの場合、全校正ポイントの基準値を設定します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を設定します。

クエリ

ロード校正の基準値を返します。
校正No.がDCの場合、DC測定の基準値を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:REFerence 1, 10e-9, 0.00014
校正No.1の基準値1を10nF、基準値2を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:LOAD:REFERENCE 10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER ON のとき)
10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER OFF のとき)
校正No.1の基準値1が10nF、基準値2が0.00014に設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

ロード校正値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:DATA?   SPOT校正時:<校正No./DC> / ALL校正時:<校正No./ALL/DC>

応答

SPOT校正時:<周波数>, <校正値1>, <校正値2>
ALL校正時:
    IM7580A, IM7581:<周波数>, <+7dBm校正値1>, <+7dBm校正値2>, <-3dBm校正値1>, <-3dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>, <-30dBm校正値1>, <-30dBm校正値2>
    IM7583, IM7585, IM7587:<周波数>, <+1dBm校正値1>, <+1dBm校正値2>, <-13dBm校正値1>, <-13dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>
※DC時は校正値1のみ

パラメータ

<校正No.> = SPOT時:1〜5(LCRモード時) / 1〜801(アナライザモード時) / ALL時:1〜ALL最終ポイント (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ロード校正の校正値を返します。
校正を実行していない場合、校正値は「OFF」となります。
周波数が設定されていない場合、周波数は「OFF」となります。
校正No.がDCの場合、DCのポイントデータが出力されます。
ALL校正時で引数にALLを指定した場合は、全てのポイントデータがカンマ区切りで出力されます。

コマンド

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:DATA? 1

応答

1.0000E+06,-268.072E-09,-9.91283E+00,-268.149E-09,-9.92681E+00,-264.962E-09,-9.82472E+00,-264.493E-09,-9.80054E+00
校正No.1のロード校正の校正値を返します。

注記

・校正値の出力フォーマットはロード校正・補正の表示形式の設定により異なります。
・応答メッセージにヘッダは付きません。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
・アナライザモードでALL校正の場合は、下記のように2番目の引数でスピードを指定して下さい。
 :CORRection:CALIbration:LOAD:DATA? <校正No./ALL/DC>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

ロード校正の上下限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:LIMit   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:LIMit?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

ロード校正の上下限値を設定します。

クエリ

ロード校正の上下限値の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:LIMit 234.560E-06,1.23456
ロード校正の下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:LIMit?

応答

:CORRECTION:CALIBRATION:LOAD:LIMIT 234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06, 1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
ロード校正の下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

ロード校正のオフセットディレイの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:DELay   <オフセットディレイ時間>

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:DELay?  

応答

<オフセットディレイ時間>

パラメータ

<オフセットディレイ時間> = 0〜9.99999E-9s (NR3)

解説

コマンド

オフセットディレイ時間を設定します。

クエリ

オフセットディレイ時間の設定を返します。

コマンド

:CORRection:CALIbration:LOAD:DELay 0
ロード校正のオフセットディレイを0sに設定します。

クエリ

:CORRection:CALIbration:LOAD:DELay?

応答

CORRECTION:CALIBRATON:LOAD:DELAY 0.00000E+00  (HEADER ON のとき)
0.00000E+00  (HEADER OFF のとき)
ロード校正のオフセットディレイは0sに設定されいます。

注記

補正の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:RETurn   <OFF/ON>

クエリ

:CORRection:COMPensation:RETurn?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

補正機能を設定します。

OFF:補正を行いません。
ON:補正を行います。

クエリ

補正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:COMPensation:RETurn ON
補正を行うように設定します。

クエリ

:CORRection:COMPensation:RETurn?

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:RETURN ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
補正を行うように設定されています。

注記

補正設定のリセット LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:RESet   <補正No./ALL/DC>, <DATA/REFerence>

クエリ

 

応答

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時)
<DATA> = 測定値 / <REFerence> = 基準値

解説

コマンド

補正のパラメータ、基準値、または測定値をクリアします。
補正No.がALLの場合、全補正ポイントの基準値、または測定値をクリアします。
補正No.がDCの場合、DCの基準値、または測定値をクリアします。

クエリ

コマンド

:CORRection:COMPensation:RESet ALL,DATA
全補正ポイントの測定値をクリアします。

クエリ

応答

注記

・コマンド例を下記に示します。
 :CORRection:COMPensation:RESet 3, DATA
   3番目の補正ポイントの測定値をクリアします。
 :CORRection:COMPensation:RESet 3, REFerence
   3番目の補正ポイントの基準値をクリアします。
 :CORRection:COMPensation:RESet DC, DATA
   DC補正の測定値をクリアします。
 :CORRection:COMPensation:RESet DC, REFerence
   DC補正の基準値をクリアします。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

補正ポイントの周波数の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:COMPensation:FREQuency?   <補正No.>

応答

<周波数/OFF>

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時) (NR1)

解説

コマンド

補正No.の周波数を変更することはできません。
変更する場合は、下記のコマンドを使用して下さい。
:CORRection:CALIbration:FREQuency

クエリ

指定した補正No.の周波数を返します。

OFF:指定した補正Noのが設定されていません。
周波数:指定した補正Noの周波数を返します。

コマンド

クエリ

:CORRection:COMPensation:FREQuency? 1

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:FREQUENCY 2.0000E+06  (HEADER ON のとき)
2000000  (HEADER OFF のとき)
補正No.1の補正周波数が2MHzに設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

補正ポイントのレベル値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:COMPensation:LEVel?   <P/V/I>, <補正No.>

応答

<レベル値/OFF>

パラメータ

<レベル値の設定モード> = P:パワー / V:電圧 / I:電流
<校正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT時) / 1〜801(アナライザモードSPOT時) (NR1)

解説

コマンド

補正のレベルを変更することはできません。
変更を行う場合は下記の周波数を使用して下さい。
:CORRection:CALIbration:LEVel

クエリ

クエリコマンドは、LCR時、アナライザ時に有効です。
SPOT補正のレベル値を返します。

コマンド

クエリ

:CORRection:COMPensation:LEVel? V, 1

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:LEVEL 502E-03  (HEADER ON のとき)
0.502  (HEADER OFF のとき)
補正No.1のSPOT補正のレベル値が電圧値で502mVに設定されています。

注記

補正ポイントのスピードの問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:COMPensation:SPEEd?   SPOT補正時:<補正No.> / ALL補正時:無し

応答

<FAST/MEDIUM/SLOW/SLOW2/OFF>

パラメータ

<校正No.> = 1〜5(LCR時) / 1〜801(アナライザ時) (NR1)

解説

コマンド

補正のスピードを設定することはできません。
設定を変更する場合は下記のコマンドを使用して下さい。:CORRection:CALIbration:SPEEd

クエリ

補正の測定スピードの設定を返します。
クエリコマンドはLCR、アナライザモードともに有効です。

コマンド

クエリ

:CORRection:COMPensation:SPEEd? 1

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:SPEED MEDIUM  (HEADER ON のとき)
MEDIUM  (HEADER OFF のとき)
補正の測定スピードがミディアムに設定されています。

注記

オープン補正の実行と中止 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN   <AC/DC/ACDC/CANCel>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

オープン補正機能の設定と補正値の取り込み、取り込みの中止を行います。

AC:AC測定を実施します。
DC:DC測定を実施します。
ACDC:AC+DC測定を実施します。
CANCEL:補正値の取得を中止します。

クエリ

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN ACDC
ACDC測定でオープン補正値を取得します。

クエリ

応答

注記

補正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
コマンドの引数で「CANCel」を指定すると、校正(CAL)/補正(COMPEN)、OPEN/SHORT/LOADに関係なく、実行中の校正・補正測定が中止されます。
アナライザのALL補正を行う場合、AC/DCを指定すると実行エラーになります。

オープン補正の基準値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN:REFerence   <補正No./ALL/DC>, <基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:REFerence?   <補正No./DC>

応答

<基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時) (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

オープン補正の基準値を設定します。
補正No.がALLの場合、全補正ポイントの基準値を設定します。
補正No.がDCの場合、DC測定の基準値を設定します。

クエリ

オープン補正の基準値を返します。
補正No.がDCの場合、DC測定の基準値を返します。

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN:REFerence 1, 10e-9, 0.00014
補正No.1の基準値1を10nF、基準値2を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:OPEN:REFERENCE 10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER ON のとき)
10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER OFF のとき)
補正No.1の基準値1が10nF、基準値2が0.00014に設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

オープン補正の補正値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:DATA?   SPOT補正時:<補正No./DC> / ALL補正時:<補正No./ALL/DC>

応答

SPOT補正時:<周波数>, <補正値1>, <補正値2>
ALL補正時:
    IM7580A, IM7581:<周波数>, <+7dBm校正値1>, <+7dBm校正値2>, <-3dBm校正値1>, <-3dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>, <-30dBm校正値1>, <-30dBm校正値2>
    IM7583, IM7585, IM7587:<周波数>, <+1dBm補正値1>, <+1dBm補正値2>, <-13dBm補正値1>, <-13dBm補正値2>, <-23dBm補正値1>, <-23dBm補正値2>
※DC時は補正値1のみ

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時) (NR1)

解説

コマンド

クエリ

オープン補正の補正値を返します。
補正を実行していない場合、補正値は「OFF」となります。
周波数が設定されていない場合、周波数は「OFF」となります。
補正No.がDCの場合、DCのポイントデータが出力されます。
ALL補正時で引数にALLを指定した場合は、全てのポイントデータがカンマ区切りで出力されます。

コマンド

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:DATA? 1

応答

1.0000E+06,-168.174E-03,-17.2123E-03
補正No.1のオープン補正の補正値を返します。

注記

・補正値の出力フォーマットはオープン校正・補正の表示形式の設定により異なります。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
・アナライザモードでALL補正の場合は、下記のように2番目の引数でスピードを指定して下さい。
 :CORRection:COMPensation:LOAD:DATA? <校正No./ALL/DC>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

オープン補正の下限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN:LIMit   <OFF/下限値>

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:LIMit?  

応答

<OFF/下限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

オープン補正の下限値を設定します。

クエリ

オープン補正の下限値を返します。

コマンド

:CORRection:COMPensation:OPEN:LIMit 234.560E-06
オープン補正の下限値を234.560E-06に設定します。

クエリ

:CORRection:COMPensation:OPEN:LIMit?

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:OPEN:LIMIT 234.560E-06  (HEADER ON のとき)
234.560E-06  (HEADER OFF のとき)
オープン補正の下限値が234.560E-06に設定されています。

注記

ショート補正の実行と中止 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt   <AC/DC/ACDC/CANCel>

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

ショート補正機能の設定と補正値の取り込み、取り込みの中止を行います。

AC:AC測定を実施します。
DC:DC測定を実施します。
AC+DC:AC+DC測定を実施します。
CANCEL:補正値の取得を中止します。

クエリ

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt ACDC
ACDC測定でショート補正値を取得します。

クエリ

応答

注記

補正中に環境設定を変えるコマンドを実行すると、実行エラーになります。また、各ステータス・レジスタを調べるコマンド(*ESR?、:ESR0?など) 以外は極力実行を避けてください。
コマンドの引数で「CANCel」を指定すると、校正(CAL)/補正(COMPEN)、OPEN/SHORT/LOADに関係なく、実行中の校正・補正測定が中止されます。
アナライザのALL補正を行う場合、AC/DCを指定すると実行エラーになります。

ショート補正の基準値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt:REFerence   <補正No./ALL/DC>, <基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:REFerence?   <補正No./DC>

応答

<基準値1>, <基準値2 ※DC時無効>

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時) (NR1)
<基準値1> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR3)
<基準値2> = 基準値モードにより設定可能範囲が変わります。 (NR2/NR3)

解説

コマンド

ショート補正の基準値を設定します。
補正No.がALLの場合、全補正ポイントの基準値を設定します。
補正No.がDCの場合、DC測定の基準値を設定します。

クエリ

ショート補正の基準値を返します。
補正No.がDCの場合、DC測定の基準値を返します。

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt:REFerence 1, 10e-9, 0.00014
補正No.1の基準値1を10nF、基準値2を0.00014に設定します。

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:REFerence? 1

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:SHORT:REFERENCE 10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER ON のとき)
10.0000E-09, 140.000E-06  (HEADER OFF のとき)
補正No.1の基準値1が10nF、基準値2が0.00014に設定されています。

注記

ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249

ショート補正の補正値の問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:DATA?   SPOT補正時:<補正No./DC> / ALL補正時:<補正No./ALL/DC>

応答

SPOT補正時:<周波数>, <補正値1>, <補正値2>
ALL補正時:
    IM7580A, IM7581:<周波数>, <+7dBm校正値1>, <+7dBm校正値2>, <-3dBm校正値1>, <-3dBm校正値2>, <-23dBm校正値1>, <-23dBm校正値2>, <-30dBm校正値1>, <-30dBm校正値2>
    IM7583, IM7585, IM7587:<周波数>, <+1dBm補正値1>, <+1dBm補正値2>, <-13dBm補正値1>, <-13dBm補正値2>, <-23dBm補正値1>, <-23dBm補正値2>
※DC時は補正値1のみ

パラメータ

<補正No.> = 1〜5(LCRモードSPOT補正時) / 1〜801(アナライザモードSPOT補正時) / 1〜ALL最終ポイント(ALL補正時) (NR1)

解説

コマンド

クエリ

ショート補正の補正値を返します。
補正を実行していない場合、補正値は「OFF」となります。
周波数が設定されていない場合、周波数は「OFF」となります。
補正No.がDCの場合、DCのポイントデータが出力されます。
ALL補正時で引数にALLを指定した場合は、全てのポイントデータがカンマ区切りで出力されます。

コマンド

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:DATA? 1

応答

1.0000E+06,-49.0352E-03,-107.826E-03
補正No.1のショート補正の補正値を返します。

注記

・補正値の出力フォーマットはショート校正・補正の表示形式の設定により異なります。
・ALL最終ポイントは下記になります。
IM7580A:111
IM7581:200
IM7583:57
IM7585:113
IM7587:249
・アナライザモードでALL補正の場合は、下記のように2番目の引数でスピードを指定して下さい。
 :CORRection:COMPensation:SHORt:DATA? <校正No./ALL/DC>, <FAST/MEDium/SLOW/SLOW2>

ショート補正の上限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt:LIMit   <OFF/上限値>

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:LIMit?  

応答

<OFF/上限値>

パラメータ

<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

ショート補正の上限値を設定します。

クエリ

ショート補正の上限値の設定を返します。

コマンド

:CORRection:COMPensation:SHORt:LIMit 1.23456
ショート補正の上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:CORRection:COMPensation:SHORt:LIMit?

応答

:CORRECTION:COMPENSATION:SHORT:LIMIT 1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
ショート補正の上限値が1.23456に設定されています。

注記

スケーリング補正機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SCALe   <OFF/ON>

クエリ

:CORRection:SCALe?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

スケーリング補正機能の設定をします。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

クエリ

スケーリング補正機能の設定を返します。

コマンド

:CORRection:SCALe ON
スケーリング補正機能を有効にします。

クエリ

:CORRection:SCALe?

応答

:CORRECTION:SCALE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
スケーリング補正機能が有効になっています。

注記

スケーリング補正値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CORRection:SCALe:DATA   <スケールNo.>, <補正値A>, <補正値B>

クエリ

:CORRection:SCALe:DATA?   <スケールNo.>

応答

<補正値A>, <補正値B>

パラメータ

<スケールNo.> = 1/2/3/4 (NR1)
<補正値A> = -999.999〜999.999 (NR2)
<補正値B> = -9.99999E+09〜9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

スケーリング補正機能の値を設定します。
本コマンドはLCRモードとアナライザモードの時のみ有効です。

クエリ

スケーリング補正機能の値を返します。

コマンド

:CORRection:SCALe:DATA 1,1.23,4.56
スケールNo1の補正値Aを1.23、補正値Bを4.56に設定します。

クエリ

:CORRection:SCALe:DATA? 1

応答

:CORRECTION:SCALE:DATA 1.230,4.56000E+00  (HEADER ON のとき)
1.230,4.56000E+00  (HEADER OFF のとき)
スケールNo1の補正値Aが1.23、補正値Bが4.56に設定されています。

注記

補正値Aで-0.001〜0.001は設定できません。

連続測定対象の設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:EXECution   <パネルNo.>, <ON/OFF>

クエリ

:CONTinuous:EXECution?   <パネルNo.>

応答

<ON/OFF>

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 / ALL

解説

コマンド

連続測定モードで測定対象とするパネルを設定します。
<パネルNo.>にALLを指定した場合は、ONのときは全てのパネルがONに設定され、OFFのときは全てのパネルがOFFに設定されます。

クエリ

連続測定モードで測定対象とするパネルの設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:EXECution 5,ON
パネルNo.5を連続測定の測定対象に設定します。

クエリ

:CONTinuous:EXECution? 5

応答

:CONTINUOUS:EXECUTION ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
パネルNo.5は連続測定の測定対象に設定されています。

注記

パラメータにALLが指定できるのはコマンドのみで、クエリには使用できません。
指定されたパネルNo.に連続測定可能なパネルが保存されていない場合は実行エラーとなります。
連続測定中は実行エラーとなります。

判定エラー時終了機能の設定と問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

:CONTinuous:ERRor   <ON/OFF>

クエリ

:CONTinuous:ERRor?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

判定エラー時の測定中止の設定をします。

OFF: 判定でエラーとなった場合、測定を中止しません。
ON:判定でエラーとなった場合、測定を中止します。

クエリ

判定エラー時の測定中止の設定を返します。

コマンド

:CONTinuous:ERRor ON
判定エラー時に測定を中止するように設定します。

クエリ

:CONTinuous:ERRor?

応答

:CONTINUOUS:ERROR ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
判定エラー時に測定を中止するように設定されています。

注記

連続測定モードで測定対象となっているパネル数の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:CONTinuous:COUNt?  

応答

<パネル数>

パラメータ

<パネル数> = 0〜46 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

連続測定モードで測定対象となっているパネル数を返します。

コマンド

クエリ

:CONTinuous:COUNt?

応答

:CONTINUOUS:COUNT 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
連続測定モードで測定対象となっているパネル数は2個です。

注記

測定データの問合せ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure?   <データ無し/ALL>

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

:MEASure?クエリについての詳細はこちらを参照してください。

コマンド

クエリ

応答

注記

設定を変更した場合は、トリガ後に:MEASure?クエリを送ってください。

コンタクトチェック測定データの問合せ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure_RDC_cont?   <データ無し/ALL>

応答

<測定ステータス>,<BEFORE測定値>,<BEFORE判定>,<AFTER測定値>,<AFTER判定>,<パネル番号>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

コンタクトチェックの測定値を返します。
測定ステータスはMeasure?クエリのステータスと同様の仕様となります。
判定値の詳細は、下記になります。

-1:LO判定時
0:IN判定時
1:HI判定時
2:未判定時

判定結果は、1つのパネルごとにメッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。
:MEASure:RDC? の場合………メッセージターミネータ
:MEASure:RDC ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:MEASure:RDC?

応答

0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER ON のとき)
0,4.9929E+03,0, 4.9957E+03,1,0  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックのBEFORE測定値、AFTER測定値を返します。判定結果はBEFOREがIN、AFTERがHIとなります。

注記

出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。
バイナリ出力には対応していません。

連続測定時の総合判定結果の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CONTinuous:COMParator?  

応答

<判定結果>

パラメータ

<判定結果> = 0,1 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

連続測定時の総合判定結果を返します。

コマンド

クエリ

:MEASure:CONTinuous:COMParator?

応答

:MEASURE:CONTINUOUS:COMPARATOR 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
連続測定の総合判定結果はINです。

注記

未測定の時は、実行エラーになります。

連続測定時の極値の判定結果の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CONTinuous:PEAK?   <データ無し/ALL>

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

連続測定にアナライザのピークコンパレータが含まれる場合に、極値の判定結果と測定データを返します。
各応答内容は:MEASure:VALidコマンドで設定してください。
判定結果は、判定エリアとピークの位置関係を表します。
ピークが判定エリア内(IN)の場合は5を返します。
判定エリアの設定がOFFまたはピーク未検出のときは判定結果及び測定データは返しません。
判定結果の値の詳細は下図を参照してください。

判定結果は、1つのパネルごとにメッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。
:MEASure:CONTinuous:PEAK? の場合………メッセージターミネータ
:MEASure:CONTinuous:PEAK? ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:MEASure:CONTinuous:PEAK?

応答

0,1, 3.2141E+03,Z 2.74816E+03,0,2, 3.9427E+03,Z 1.83606E+03,0,3, 3.0914E+03,PHASE -66.196,0,4, 1.3653E+03,PHASE -88.665,1,0,5, 8.7754E+03,Z 1.18762E+03,0,6, 8.4322E+03,Z 772.516E+00,0,7, 8.6594E+03,PHASE -63.226,0,8, 12.236E+03,PHASE -88.566,2,3
0,1, 3.2154E+03,Z 2.74339E+03,0,2, 3.9449E+03,Z 1.83609E+03,0,3, 3.1059E+03,PHASE -65.983,0,4, 3.5677E+03,PHASE -85.406,1,5
 (HEADER ON のとき)
0,1, 3.2141E+03, 2.74816E+03,0,2, 3.9427E+03, 1.83606E+03,0,3, 3.0914E+03, -66.196,0,4, 1.3653E+03, -88.665,1,0,5, 8.7754E+03, 1.18762E+03,0,6, 8.4322E+03, 772.516E+00,0,7, 8.6594E+03, -63.226,0,8, 12.236E+03, -88.566,2,3
0,1, 3.2154E+03, 2.74339E+03,0,2, 3.9449E+03, 1.83609E+03,0,3, 3.1059E+03, -65.983,0,4, 3.5677E+03, -85.406,1,5
 (HEADER OFF のとき)
連続測定のピークコンパレータの判定結果は以下のようになっています。

注記

出力されるデータはMEASure:VALidの設定に従います。
連続測定にピークコンパレータ測定が含まれていない場合は実行エラーになります。
ピークを検出できなかった時、未測定の時は、実行エラーになります。

連続測定時のSPOT値の判定結果の問い合わせ CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEASure:CONTinuous:SPOT?   <データ無し/ALL>

応答

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

連続測定にアナライザのスポットコンパレータが含まれる場合に、判定結果と測定データを返します。
各応答内容は:MEASure:VALidコマンドで設定してください。
判定結果は、MEASure:SPOT?の結果と同じです。
SPOTデータが無い場合は値を返しません。
1つのパネルごとにメッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。
:MEASure:CONTinuous:SPOT? の場合………メッセージターミネータ
:MEASure:CONTinuous:SPOT? ALLの場合…スラッシュ(/)

コマンド

クエリ

:MEASure:CONTinuous:SPOT?

応答

0,1, 1.0000E+06,Z 53.0185E+03,1,3,0, 1.0289E+06,Z 52.6308E+03,2,1
0,1, 1.0000E+06,Z 53.4083E+03,1,3,0, 1.0289E+06,Z 53.3968E+03,2,2
 (HEADER ON のとき)
0,1, 1.0000E+06, 53.0185E+03,1,3,0, 1.0289E+06, 52.6308E+03,2,1
0,1, 1.0000E+06, 53.4083E+03,1,3,0, 1.0289E+06, 53.3968E+03,2,2
 (HEADER OFF のとき)
連続測定のスポットコンパレータの判定結果は以下のようになっています。

注記

未測定の時は、実行エラーになります。

コンタクトチェック機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:VERify   <OFF/BEFore/AFTer/BOTH>

クエリ

:CCHeck:VERify?  

応答

<OFF/BEFORE/AFTER/BOTH>

パラメータ

解説

コマンド

コンタクトチェック機能を設定します。

クエリ

コンタクトチェック機能の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:VERify AFTer
コンタクトチェック機能の設定をAFTERに設定します。

クエリ

:CCHeck:VERify?

応答

:CCHECK:VERIFY AFTER  (HEADER ON のとき)
AFTER  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェック機能の設定がAFTERに設定されています。

注記

コンタクトチェック機能の設定が"BEFore"、"BOTH"の場合、トリガ同期出力機能は自動的に"ON"になります。

コンタクトチェック機能でDC測定値がUNCALの場合に判定する/判定しないの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:JUDGment   <DO/NOT>

クエリ

:CCHeck:JUDGment?  

応答

<DO/NOT>

パラメータ

解説

コマンド

DC測定値がUNCALの場合に判定する/判定しないを設定します。

DO:判定します。
NOT:判定をしません。結果はHIになります。

クエリ

DC測定値がUNCALの場合に判定する/判定しないの設定を返します。

コマンド

:CCHeck:JUDGment DO
DC測定値がUNCALの場合に判定する/判定しないの設定を判定するに設定します。

クエリ

:CCHeck:JUDGment?

応答

:CCHECK:JUDGMENT DO  (HEADER ON のとき)
DO  (HEADER OFF のとき)
DC測定値がUNCALの場合に判定する/判定しないの設定が判定するに設定されています。

注記

コンタクトチェックを実行する時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:WAVe   <波形数>

クエリ

:CCHeck:WAVe?  

応答

<波形数>

パラメータ

<波形数> = 1〜9999 (NR1)

解説

コマンド

コンタクトチェックの実行時間を波形数で設定します。

クエリ

コンタクトチェックの実行時間の設定を波形数で返します。

コマンド

:CCHeck:WAVe 1
コンタクトチェックの実行時間の波形数を1に設定します。

クエリ

:CCHeck:WAVe?

応答

:CCHECK:WAVE 0001  (HEADER ON のとき)
0001  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックの実行時間の波形数が1に設定されています。

注記

コンタクトチェックの判定条件の下限値と上限値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:LIMit   <OFF/下限値>, <OFF/上限値>

クエリ

:CCHeck:LIMit?  

応答

<OFF/下限値>, <OFF/上限値>

パラメータ

<下限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)
<上限値> = -9.99999E+09〜+9.99999E+09 (NR3)

解説

コマンド

判定条件の上下限値を設定します。

クエリ

判定条件の上下限値の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:LIMit 234.560E-06,1.23456
判定条件の下限値を234.560E-06、上限値を1.23456に設定します。

クエリ

:CCHeck:LIMit?

応答

:CCHECK:LIMIT 234.560E-06,1.23456E+00  (HEADER ON のとき)
234.560E-06,1.23456E+00  (HEADER OFF のとき)
判定条件の下限値が234.560E-06、上限値が1.23456に設定されています。

注記

範囲外の下限値、上限値の場合は、設定範囲内の限界値に設定されます。エラーにはなりません。

コンタクトチェックエラー時の測定停止の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:ERREnd   <OFF/ON>

クエリ

:CCHeck:ERREnd?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

コンタクトチェックエラー時の測定停止の設定をします。

OFF:コンタクトチェックエラー時に測定を中止しない。
ON:コンタクトチェックエラー時に測定を中止する。

クエリ

コンタクトチェックエラー時の測定停止の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:ERREnd ON
コンタクトチェックエラー時に測定を停止するように設定します。

クエリ

:CCHeck:ERREnd?

応答

:CCHECK:ERREND ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックエラー時に測定を停止するように設定されています。

注記

コンタクトチェック時のAC出力の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:ACOut   <OFF/ON>

クエリ

:CCHeck:ACOut?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

AC出力の設定をします。

OFF:AC出力を無効にします。
ON:AC出力を有効にします。

クエリ

AC出力の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:ACOut ON
AC出力をONに設定します。

クエリ

:CCHeck:ACOut?

応答

:CCHECK:ACOUT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
AC出力がONに設定されています。

注記

コンタクトチェックのDCウェイト時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:DCWait   <ウェイト時間>

クエリ

:CCHeck:DCWait?  

応答

<ウェイト時間>

パラメータ

<ウェイト時間> = 0.00000s〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

DCウェイト時間を設定します。

クエリ

DCウェイト時間の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:DCWait 0.00000
DCウェイト時間の設定を0.0sに設定します。

クエリ

:CCHeck:DCWait?

応答

:CCHECK:DCWAIT 0.00000  (HEADER ON のとき)
0.00000  (HEADER OFF のとき)
DCウェイト時間の設定が0.0sに設定されています。

注記

コンタクトチェックのACウェイト時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:CCHeck:ACWait   <ウェイト時間>

クエリ

:CCHeck:ACWait?  

応答

<ウェイト時間>

パラメータ

<ウェイト時間> = 0.00000s〜9.99999s (NR2)

解説

コマンド

ACウェイト時間を設定します。

クエリ

ACウェイト時間の設定を返します。

コマンド

:CCHeck:ACWait 0.00000
〜のACウェイト時間の設定を0.0sに設定します。

クエリ

:CCHeck:ACWait?

応答

:CCHECK:ACWAIT 0.00000  (HEADER ON のとき)
0.00000  (HEADER OFF のとき)
ACウェイト時間の設定が0.0sに設定されています。

注記

コンタクトチェックの検出レベル監視機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVCheck   <ON/OFF>

クエリ

:LEVCheck?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

検出レベル監視機能を設定します。

OFF:検出レベル監視機能をOFFにします。
ON:検出レベル監視機能をONにします。

クエリ

検出レベル監視機能の設定を返します。

コマンド

:LEVCheck ON
検出レベル監視機能をONに設定します。

クエリ

:LEVCheck?

応答

:LEVCHECK ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
検出レベル監視機能がONに設定されています。

注記

コンタクトチェックのリミット値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LEVCheck:LIMit   <リミット値>

クエリ

:LEVCheck:LIMit?  

応答

<リミット値>

パラメータ

<リミット値> = 0.01〜100.00% (NR2)

解説

コマンド

コンタクトチェックのリミット値を設定します。

クエリ

コンタクトチェックのリミット値の設定を返します。

コマンド

:LEVCheck:LIMit 10
コンタクトチェックのリミット値を10.0%に設定します。

クエリ

:LEVCheck:LIMit?

応答

:LEVCHECK:LIMIT 10.00  (HEADER ON のとき)
10.00  (HEADER OFF のとき)
コンタクトチェックのリミット値が10.0%に設定されています。

注記

HiZリジェクト機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:HIZ   <ON/OFF>

クエリ

:HIZ?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

HiZリジェクト機能の有効/無効を設定します。

OFF:測定値の異常は検出しません。
ON:測定値が異常に高い場合、エラーとして検出します。

クエリ

HiZリジェクト機能の有効/無効を返します。

コマンド

:HIZ ON
HiZリジェクト機能を有効に設定します。

クエリ

:HIZ?

応答

:HIZ ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
HiZリジェクト機能が有効に設定されています。

注記

HiZリジェクト機能のリミット値の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:HIZ:LIMit   <リミット値>

クエリ

:HIZ:LIMit?  

応答

<リミット値>

パラメータ

<リミット値> = 1〜10000Ω (NR1)

解説

コマンド

HiZリジェクト機能のリミット値を設定します。

クエリ

HiZリジェクト機能のリミット値を返します。

コマンド

:HIZ:LIMit 500
HiZリジェクト機能のリミット値を500Ωに設定します。

クエリ

:HIZ:LIMit?

応答

:HIZ:LIMIT 500  (HEADER ON のとき)
500  (HEADER OFF のとき)
HiZリジェクト機能のリミット値が500Ωに設定されています。

注記

測定値メモリ機能でメモリに保存されている測定値の問合せ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEMory?   <データなし/ALL>

応答

:MEASure?クエリの応答フォーマットを参照してください。

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

  • 測定値メモリ機能でメモリに保存されている全測定値を返します。
  • メモリには最大で32,000 回分の測定結果を保存します。
  • 本コマンドを実行するとメモリの内容はクリアされます。メモリの内容を取得する前にメモリの内容を削除するためには:MEMory:CLEarコマンドを使用してください。
  • 各メモリの内容のフォーマットは、クエリ:MEASure? の応答データのフォーマットと同様です。詳しいフォーマットの内容についてはクエリ:MEASure? の説明を参照してください。
  • 各メモリの間には、メッセージターミネータまたはスラッシュ(/)が入ります。

    :MEMory? の場合…メッセージ・ターミネータ
    :MEMory? ALL の場合…スラッシュ(/)

  • 現在メモリに保存されているデータの個数は:MEMory:COUNt? クエリで確認できます。
  • トリガの設定が内部トリガの場合には、クエリ:MEMory:COUNt? で得たデータ数と本コマンドで得たデータ数が異なる場合があります。クエリ:MEMory:COUNt? を使用する場合には、トリガの設定を外部トリガに設定してください。
  • トリガの設定が内部トリガの場合、本コマンドでメモリ値を返している間に測定された測定値は保存できない可能性があります。メモリ値取得時には外部トリガに設定し、全メモリ値取得完了まで測定を行わないでください。
  • メモリがいっぱいになると、それ以上の測定値は保存されません。新たに測定値を保存する場合は、本コマンドでメモリの内容を読み出すか、:MEMory:CLEarコマンドでメモリの内容を削除してください。

コマンド

クエリ

:MEMory?

応答

Z 1.59062E+03,PHASE -89.992
Z 1.59069E+03,PHASE -89.993
Z 1.59057E+03,PHASE -89.992
Z 1.59066E+03,PHASE -89.993
Z 1.59056E+03,PHASE -89.993
 (HEADER ON のとき)
1.59062E+03, -89.992
1.59069E+03, -89.993
1.59057E+03, -89.992
1.59066E+03, -89.993
1.59056E+03, -89.993
 (HEADER OFF のとき)

注記

出力されるデータは、メモリ保存された時点ではなく、現在設定されているMEASure:VALidの設定に従い、出力されます。
連続測定時は、LCRのメモリデータはその時点のLCRモードで設定されているMEASure:VALidの設定を、ANALYZERのメモリデータはその時点のANALYZERモード設定されているMEASure:VALidの設定を使用します。

測定値メモリの保存 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:SAVE  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能で内部メモリに保存したデータをUSBメモリにコピーします。

クエリ

コマンド

:MEMory:SAVE

クエリ

応答

注記

内部メモリにデータが保存されていない場合は実行エラーになります。

測定値メモリ機能のメモリ削除 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:MEMory:CLEar  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能で内部メモリに保存されている測定値をすべて削除します。
このコマンドを送信すると、以降の測定結果はメモリの先頭から保存されます。

クエリ

コマンド

:MEMory:CLEar
メモリに保存したすべての測定値を削除します。

クエリ

応答

注記

測定値メモリ機能の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:MEMory:CONTrol   LCRモード:<ON/IN/OFF> / アナライザモード:<ON/OFF>

クエリ

:MEMory:CONTrol?  

応答

<ON/IN/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定値メモリ機能の設定をします。
設定を切り替えた場合、保存されている測定値はすべて削除します。

 OFF:内部メモリに測定値を保存しません。
 IN:コンパレータ、BIN 機能において判定しているすべてのパラメータが良品判定された場合のみメモリに測定値を保存します。(コンパレータ結果が1 つでもHI、LOの場合やBIN結果がOUT-OF-BINS、D-NG の場合は保存しません)なお、コンパレータ、BIN機能を使用していない場合はONと同じ動作になります。
 ON:内部メモリに測定値を保存します。

クエリ

測定値メモリ機能の設定を返します。

コマンド

:MEMory:CONTrol ON
メモリに測定値を保存します。

クエリ

:MEMory:CONTrol?

応答

:MEMORY:CONTROL ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
メモリに測定値を保存する設定になっています。

注記

メモリ機能でメモリに保存されている測定値の個数の問合せ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:MEMory:COUNt?  

応答

<データ数>

パラメータ

<データ数> = 0〜32000 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

測定値メモリ機能でメモリに保存されているデータ数を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:MEMory:COUNt?

応答

1000
内部メモリに1000個のデータが保存されています。

注記

測定値メモリサイズの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:MEMory:POINts   <メモリサイズ>

クエリ

:MEMory:POINts?  

応答

<メモリサイズ>

パラメータ

<メモリサイズ> = 1〜32000 (NR1)

解説

コマンド

内部メモリに保存するデータ数を設定します。
本コマンドはLCRモード時のみ有効です。(アナライザモード時は100固定です。)
設定を切り替えた場合、保存されている測定値はすべて削除します。

クエリ

内部メモリに保存するデータ数を返します。

コマンド

:MEMory:POINts 200
メモリサイズを200に設定します。

クエリ

:MEMory:POINts?

応答

:MEMORY:POINTS 200  (HEADER ON のとき)
200  (HEADER OFF のとき)
メモリサイズが200に設定されています。

注記

連続測定中、アナライザモードでのコマンドは実行エラーになります。

画面表示の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:DISPlay   <ON/OFF/THIN>

クエリ

:DISPlay?  

応答

<ON/OFF/THIN>

パラメータ

解説

コマンド

画面表示の設定をします。

ON:LCD が常に点灯します。
OFF:LCDが消灯します。タッチパネルに触れると再度点灯します。点灯後最後にタッチパネルに触れてから約10秒後にLCDが再び消灯します。 表示更新がされないので、通信処理が高速に行われます。
 THIN:LCDは常に点灯しますが、画面処理に対して、通信処理が優先的に実行されます。

クエリ

画面表示の設定を返します。

コマンド

:DISPlay OFF
LCDが消灯するように設定します。

クエリ

:DISPlay?

応答

:DISPLAY OFF  (HEADER ON のとき)
OFF  (HEADER OFF のとき)
LCDが消灯するように設定されています。

注記

画面表示がONの場合、通信のレスポンスが下がります。
高速に応答が必要な場合は、画面表示をOFFにして下さい。
通信処理速度の速さは OFF > THIN > ON の順番となります。

パラメータ色の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:DISPlay:PARAmeter   <パラメータ番号>, <OFF/色No.>

クエリ

:DISPlay:PARAmeter?   <パラメータ番号>

応答

<OFF/色No.>

パラメータ

<パラメータ番号> = 1〜4 (NR1)
<色No.> = 1〜25 (NR1)

解説

コマンド

指定されたパラメータ番号の測定値の色を設定します。

クエリ

指定されたパラメータ番号の測定値の色を返します。

コマンド

:DISPlay:PARAmeter 1,2
第1パラメータのパラメータ色を色No.2に設定します。

クエリ

:DISPlay:PARAmeter? 1

応答

:DISPLAY:PARAMETER 2  (HEADER ON のとき)
2  (HEADER OFF のとき)
第1パラメータのパラメータ色が色No.2に設定されています。

注記

画面の背景色の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:DISPlay:COLor   <WHITe/BLACk>

クエリ

:DISPlay:COLor?  

応答

<WHITE/BLACK>

パラメータ

解説

コマンド

画面の背景色を設定します。

WHITe:背景色を白に設定します。
BLACk:背景色を黒に設定します。

クエリ

画面の背景色の設定を返します。

コマンド

:DISPlay:COLor WHITe
画面の背景色を白に設定します。

クエリ

:DISPlay:COLor?

応答

:DISPLAY:COLOR WHITE  (HEADER ON のとき)
WHITE  (HEADER OFF のとき)
画面の背景色が白に設定されています。

注記

画面の明るさの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:DISPlay:BACKlight   <明るさ>

クエリ

:DISPlay:BACKlight?  

応答

<明るさ>

パラメータ

<明るさ> = 0〜250 (NR1)

解説

コマンド

画面の明るさを設定します。
初期値は130です。

クエリ

画面の明るさの設定を返します。

コマンド

:DISPlay:BACKlight 120
画面の明るさを120に設定します。

クエリ

:DISPlay:BACKlight?

応答

:DISPLAY:BACKLIGHT 120  (HEADER ON のとき)
120  (HEADER OFF のとき)
画面の明るさが120に設定されています。

注記

ウォームアップメッセージ表示の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:DISPlay:WARMup   <ON/OFF>

クエリ

:DISPlay:WARMup?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

ウォームアップメッセージ表示の設定をします。
ON:ウォームアップメッセージを表示します。OFF:ウォームアップメッセージを表示しません。

クエリ

ウォームアップメッセージ表示の設定を返します。

コマンド

:DISPlay:WARMup OFF
ウォームアップメッセージを表示しないように設定します。

クエリ

:DISPlay:WARMup?

応答

:DISPLAY:WARMUP OFF  (HEADER ON のとき)
OFF  (HEADER OFF のとき)
ウォームアップメッセージを表示しないように設定されています。

注記

拡大表示機能の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:ZOOM   <ON/OFF>

クエリ

:ZOOM?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

拡大表示機能を設定します。

クエリ

拡大表示機能の設定を返します。

コマンド

:ZOOM ON
拡大表示機能を有効に設定します。

クエリ

:ZOOM?

応答

:ZOOM ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
拡大表示機能が有効に設定されています。

注記

測定値の判定結果に対するビープ音の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:JUDGment   <OFF/IN/NG>

クエリ

:BEEPer:JUDGment?  

応答

<OFF/IN/NG>

パラメータ

解説

コマンド

測定値の判定結果に対するビープ音の設定をします。

OFF :消音
IN:範囲内にあるときにビープ音が鳴るように設定します。
NG:範囲外にあるときにビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

測定値の判定結果に対するビープ音の設定を返します。

コマンド

:BEEPer:JUDGment NG
範囲外のときにビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

:BEEPer:JUDGment?

応答

:BEEPER:JUDGMENT NG  (HEADER ON のとき)
NG  (HEADER OFF のとき)
範囲外のとき、ビープ音が鳴るように設定されています。

注記

測定値の判定結果に対するビープ音の種類の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:JUDGment:TONE   <0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14>

クエリ

:BEEPer:JUDGment:TONE?  

応答

<0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14>

パラメータ

解説

コマンド

測定値の判定結果に対するビープ音の種類を設定します。

クエリ

測定値の判定結果に対するビープ音の種類を返します。

コマンド

:BEEPer:JUDGment:TONE 0
測定値の判定結果に対するビープ音の種類を0に設定します。

クエリ

:BEEPer:JUDGment:TONE?

応答

:BEEPER:JUDGMENT:TONE 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
測定値の判定結果に対するビープ音の種類が0に設定されています。

注記

測定値の判定結果に対するビープ音量の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:JUDGment:VOLume   <1/2/3>

クエリ

:BEEPer:JUDGment:VOLume?  

応答

<1/2/3>

パラメータ

解説

コマンド

測定値の判定結果に対するビープ音量の設定をします。

クエリ

測定値の判定結果に対するビープ音量の設定を返します。

コマンド

:BEEPer:JUDGment:VOLume 1
測定値の判定結果に対するビープ音量を1に設定します。

クエリ

:BEEPer:JUDGment:VOLume?

応答

:BEEPER:JUDGMENT:VOLUME 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
測定値の判定結果に対するビープ音量が1に設定されています。

注記

キー操作のビープ音の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:KEY   <ON/OFF>

クエリ

:BEEPer:KEY?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

キー操作のビープ音の設定をします。

ON:ビープ音が鳴ります。
OFF:ビープ音は鳴りません。

クエリ

キー操作のビープ音の設定を返します。

コマンド

:BEEPer:KEY ON
ビープ音が鳴るように設定します。

クエリ

:BEEPer:KEY?

応答

:BEEPER:KEY ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
ビープ音が鳴るように設定されています。

注記

キー操作のビープ音の音の種類の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:KEY:TONE   <0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14>

クエリ

:BEEPer:KEY:TONE?  

応答

<0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14>

パラメータ

解説

コマンド

ビープ音の音の種類を設定します。

クエリ

ビープ音の音の種類を返します。

コマンド

:BEEPer:TONE 0
ビープ音を0の音に設定します。

クエリ

:BEEPer:TONE?

応答

:BEEPER:TONE 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)
ビープ音が0の音に設定されています。

注記

キー操作のビープ音の音量の設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:BEEPer:KEY:VOLume   <1/2/3>

クエリ

:BEEPer:KEY:VOLume?  

応答

<1/2/3>

パラメータ

解説

コマンド

キー操作のビープ音の音量の設定します。

クエリ

キー操作のビープ音の音量を返します。

コマンド

:BEEPer:KEY:VOLume 1
キー操作のビープ音の音量を1に設定します。

クエリ

:BEEPer:KEY:VOLume?

応答

:BEEPER:KEY:VOLUME 1  (HEADER ON のとき)
1  (HEADER OFF のとき)
キー操作のビープ音の音量が1に設定されています。

注記

キーロックの実行と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:KEYLock   LCRモード:<FULL/SET> / アナライザモード:<ON>

クエリ

:KEYLock?  

応答

LCRモード:<OFF/FULL/SET>
アナライザモード:<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

キーロック方法を設定し、実行します。
 FULL:すべての操作を無効にします。
 SET:コンパレータ、BIN測定の設定は有効にし、その他の操作を無効にします。
 ON:すべての操作を無効にします。
パスコードを設定する場合は、本コマンドの前にパスコードを設定してください。
工場出荷時はパスコードは機種名の数字4文字です。例えば、IM7585は「7585」となります。

クエリ

キーロックの状態を返します。
 OFF:キーロック状態ではありません。
 FUUL:FULLキーロック状態です。
 SET:SETキーロック状態です。
 ON:キーロック状態です。

コマンド

:KEYLock FULL
FULLキーロック状態にします。

クエリ

:KEYLock?

応答

:KEYLOCK FULL  (HEADER ON のとき)
FULL  (HEADER OFF のとき)
FULLキーロック状態になっています。

注記

キーロック中に本コマンドを送ると実行エラーになります。

キーロックパスコードの設定 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:KEYLock:PASScode   <パスコード/無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パスコード> = 0〜9 (4文字以内)

解説

コマンド

キーロックのパスコードを設定します。
パスコードを省略すると、パスコード無しの状態に設定されます。
工場出荷時はパスコードは機種名の数字4文字です。例えば、IM7585は「7585」となります。

クエリ

コマンド

:KEYLock:PASScode "0523"
キーロックのパスコードを「0523」に設定します。

クエリ

応答

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • キーロック状態の時。
  • パスコードに無効な文字(英字やスペースやスラッシュなど)が含まれている時。
  • パスコードの文字数が4文字を超えている時。

キーロックの解除 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:KEYLock:UNLock   <パスコード/無し>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パスコード> = 0〜9 (4文字以内)

解説

コマンド

キーロックを解除します。
パスコードが設定されている場合はコマンドデータにパスコードを指定してください。

クエリ

コマンド

:KEYLock:UNLock "0523"
パスコード「0523」を指定してキーロックを解除します。

クエリ

応答

注記

以下の場合は実行エラーになります。

  • キーロック状態でない時。
  • パスコードに無効な文字(英字やスペースやスラッシュなど)が含まれている時。
  • パスコードの文字数が4文字を超えている時。
  • パスコードが間違っている時。
パスコードを忘れてしまった場合はフルリセットして、工場出荷時の状態に戻してください。

測定パラメータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:MEASure:ITEM   <MR0>, <MR1>

クエリ

:MEASure:ITEM?  

応答

<MR0>, <MR1>

パラメータ

<MR0> = 0〜255 (NR1)
<MR1> = 0〜255 (NR1)

解説

コマンド

通常測定における:MEASure?クエリで応答する測定パラメータをビット和で指定します。
MR0=0、MR1=0に設定すると画面表示している測定パラメータの測定値を返します。
電源投入時はMR0=0、MR1=0に設定されています。

クエリ

通常測定における:MEASure?クエリで応答する測定パラメータを返します。

コマンド

:MEASure:ITEM 53,18
Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定します。

クエリ

:MEASure:ITEM?

応答

:MEASURE:ITEM 53,18  (HEADER ON のとき)
53,18  (HEADER OFF のとき)
Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定されています。

注記

MR0とMR1の値はビット和で指定します。
例えば、Z、θ、Cp、D、Rs、Xに応答するように設定する場合は、Z=1、θ=4、Cp=16、D=32、Rs=2、X=16のため、MR0=1+4+16+32=53、MR1=2+16=18となります。

設定を変更した場合は、測定値がクリアされます。

測定値取得クエリの応答データの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:MEASure:VALid   <設定値>

クエリ

:MEASure:VALid?  

応答

<設定値>

パラメータ

<設定値> = 1〜255 (NR1)

解説

コマンド

:MEASure?クエリで応答する内容をビット和で設定します。

クエリ

:MEASure?クエリで応答する内容を返します。

コマンド

:MEASure:VALid 18
:MEASure?クエリで、測定値と測定ステータスを返すように設定します。

クエリ

:MEASure:VALid?

応答

:MEASURE:VALID 18  (HEADER ON のとき)
18  (HEADER OFF のとき)
:MEASure?クエリで、測定値と測定ステータスを返すように設定されています。

注記


設定を変更した場合は、測定値がクリアされます。

測定値自動出力機能の設定と問い合わせ LCR

構文

コマンド

:MEASure:OUTPut:AUTO   <ON/OFF>

クエリ

:MEASure:OUTPut:AUTO?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定値自動出力機能の設定をします。

ON:測定終了後自動的に測定値を出力します。
OFF:測定終了後自動的に測定値を出力しません。

ONに設定すると、測定終了後に、選択されているインタフェースから測定値を自動出力します。
測定値の出力フォーマットは:MEASure?クエリと同じです。

クエリ

測定値自動出力機能の設定を返します。

コマンド

:MEASure:OUTPut:AUTO ON
測定値自動出力機能をONに設定します。

クエリ

:MEASure:OUTPut:AUTO?

応答

:MEASURE:OUTPUT:AUTO ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定値自動出力機能がONに設定されています。

注記

使用しないときは必ずOFFにしてください。自動出力はI/F設定がRS232Cの場合でLCRモード時のみ有効です。

INDEXとEOMの出力方法の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:EOM:MODE   <HOLD/PULSe>

クエリ

:IO:EOM:MODE?  

応答

<HOLD/PULSE>

パラメータ

解説

コマンド

INDEXとEOMの出力方法を設定します。

クエリ

INDEXとEOMの出力方法を返します。

コマンド

IO:EOM:MODE PULSE
INDEXとEOMの出力方法をパルスに設定します。

クエリ

IO:EOM:MODE?

応答

:IO:EOM:MODE PULSE  (HEADER ON のとき)
PULSE  (HEADER OFF のとき)
INDEXとEOMの出力方法がパルスに設定されています。

注記

本コマンドで設定したときのタイミングチャートは本体取説「外部制御」の章を参照してください。

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:EOM:PULSe   <パルス幅>

クエリ

:IO:EOM:PULSe?  

応答

<パルス幅>

パラメータ

<パルス幅> = 0.00001〜0.99999 s (NR2)

解説

コマンド

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を設定します。

クエリ

EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を返します。

コマンド

IO:EOM:PULSe 0.002
EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅を0.002sに設定します。

クエリ

IO:EOM:PULSe?

応答

:IO:EOM:PULSE 0.00200  (HEADER ON のとき)
0.002  (HEADER OFF のとき)
EOMがLOW(ON)を維持するパルス幅が0.002sに設定されています。

注記

本コマンドで設定したときのタイミングチャートは本体取説「外部制御する」の章を参照してください。

判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:OUTPut:DELay   <IOディレイ時間>

クエリ

:IO:OUTPut:DELay?  

応答

<IOディレイ時間>

パラメータ

<IOディレイ時間> = 0〜0.99999 s (NR2)

解説

コマンド

EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を設定します。

クエリ

EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を返します。

コマンド

:IO:OUTPUT:DELAY 0.12345
EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間を0.1234sに設定します。

クエリ

:IO:OUTPUT:DELAY?

応答

:IO:OUTPUT:DELAY 0.12345  (HEADER ON のとき)
0.12345  (HEADER OFF のとき)
EXT I/Oにおける、コンパレータ、BIN判定結果出力とEOM出力間のディレイ時間が0.12345sに設定されています。

注記

コンパレータ、BIN判定結果とEOM間のディレイ時間は設定値に対して約100μsの誤差があります。
また測定中にEXT I/O からトリガ入力を行ったり、インタフェースによる通信を行った場合、ディレイ時間のばらつきが大きくなる可能性があるため、測定中は極力外部からの制御は行わないようにしてください。

判定結果信号線の出力の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:RESult:RESet   <ON/OFF>

クエリ

:IO:RESult:RESet?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

EXT I/Oにおける判定結果信号線のリセットのあり/なしを設定します。

ON:測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットします。
OFF:測定が終了した時点で判定結果を更新します。

クエリ

EXT I/Oにおける判定結果信号線のリセットのあり/なしを返します。

コマンド

:IO:RESult:RESet ON
測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットするように設定します。

クエリ

:IO:RESult:RESet?

応答

:IO:RESULT:RESET ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定開始信号(トリガ信号)を入力したと同時に判定結果をリセットするように設定されています。

注記

判定結果信号線についての詳細は、本体取説の「外部制御」を参照してください。

トリガエッジの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:TRIGger:EDGe   <DOWN/UP>

クエリ

:IO:TRIGger:EDGe?  

応答

<DOWN/UP>

パラメータ

解説

コマンド

EXT I/Oのトリガエッジを設定します。

DOWN:立下りエッジでトリガがかかります。
UP:立上りエッジでトリガがかかります。

クエリ

EXT I/Oのトリガエッジの設定を返します。

コマンド

:IO:TRIGger:EDGe UP
立上りエッジでトリガがかかるように設定します。

クエリ

:IO:TRIGger:EDGe?

応答

:IO:TRIGGER:EDGE UP  (HEADER ON のとき)
UP  (HEADER OFF のとき)
立上りエッジでトリガがかかるように設定されています。

注記

測定中のトリガ入力の許可/禁止の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:IO:TRIGger:ENABle   <ON/OFF>

クエリ

:IO:TRIGger:ENABle?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

測定中におけるEXT I/Oからのトリガ入力の有効/無効を設定します。

ON:測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けます。
OFF:測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けません。

クエリ

測定中におけるEXT I/Oからのトリガ入力の有効/無効を返します。

コマンド

:IO:TRIGger:ENABle ON
測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けるように設定します。

クエリ

:IO:TRIGger:ENABle?

応答

:IO:TRIGGER:ENABLE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定中にEXT I/Oからのトリガ入力を受け付けるように設定されています。

注記

パネルセーブ機能の実行と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE   <パネルNo.>, <"パネル名">

クエリ

:SAVE?   <パネルNo.>

応答

<0/1>

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 (NR1)
<"パネル名"> = !、#、$、%、&、'、(、)、+、,、-、.、;、=、@、[、]、^、_、`、0〜9、A〜Z (10文字以内)

解説

コマンド

パネルNo.を指定して、指定したパネル名で保存します。
パネル名は上記有効文字を使用し、10文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

指定されたパネルNo.にパネルが保存されていれば1を、保存されていなければ0を返します。
応答メッセージにヘッダは付きません。
連続測定モードでも有効です。

コマンド

:SAVE 3,"IM7580_003"
パネルNo.3に「IM7580_003」というパネル名で保存します。

クエリ

:SAVE? 3

応答

1
パネルNo.3には、パネルが保存されています。

注記

パネル名には本体で設定できる文字のみ使用して下さい。
以下の場合はエラーになります。

  • パネル名が指定されていない。
  • パネル名の文字数が10文字を超えている。
  • アナライザモードでALL校正設定を使用している。

パネル名の問合せ LCR ANALYZER

構文

コマンド

 

クエリ

:SAVE:NAME?   <パネルNo.>

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 (NR1)

解説

コマンド

クエリ

指定したパネルNo.のパネル名を返します。
指定したパネルNo.にデータが無い場合、実行エラーとなります。
応答メッセージにヘッダは付きません。

コマンド

クエリ

:SAVE:NAME? 1

応答

IM7580_001
パネルNo.1のパネル名はIM7580_001です。

注記

パネル名の変更 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:REName   <パネルNo.>, <"パネル名">

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 (NR1)
<"パネル名"> = !、#、$、%、&、'、(、)、+、,、-、.、;、=、@、[、]、^、_、`、0〜9、A〜Z (10文字以内)

解説

コマンド

指定したパネルNo. のパネル名を新しいパネル名に変更します。
パネル名は上記有効文字を使用し、10文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。
指定したパネルNo.にデータが無い場合、実行エラーとなります。

クエリ

コマンド

:SAVE:REName 1,"IM7580_001"
パネルNo.1のパネル名をIM7580_001に変更します。

クエリ

応答

注記

パネル名には本体で設定できる文字のみ使用して下さい。

保存タイプの設定と問い合わせ LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:TYPE   <ALL/HARDware/ADJust>

クエリ

:SAVE:TYPE?  

応答

<ALL/HARDWARE/ADJUST>

パラメータ

解説

コマンド

パネルの保存タイプを設定します。
以下の「」のついている内容がセーブされます。

クエリ

指定したパネルNo.の保存タイプの設定を返します。

コマンド

:SAVE:TYPE HARDware
測定条件のみセーブするように設定します。

クエリ

:SAVE:TYPE?

応答

:SAVE:TYPE HARDWARE  (HEADER ON のとき)
HARDWARE  (HEADER OFF のとき)
測定条件のみセーブするように設定されています。

注記

起動時は ALL にて起動します。通信により、ALL以外でパネル保存する場合は、必ず予め設定して下さい。
アナライザモードでパネル保存した場合、本設定にかかわらず、ALLにて保存されます。

パネルセーブデータのクリア LCR ANALYZER

構文

コマンド

:SAVE:CLEar   <パネルNo./ALL>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 (NR1)

解説

コマンド

指定したパネルNo.のデータを消去します。

ALL:全てのパネルを消去します。

指定したパネルNo.にセーブデータが無い場合、実行エラーとなります。

クエリ

コマンド

:SAVE:CLEar 5
パネルNo.5のデータを消去します。

クエリ

応答

注記

一度クリアしたデータは元に戻せません。

パネルロードの実行 LCR ANALYZER

構文

コマンド

:LOAD   <パネルNo.>

クエリ

 

応答

パラメータ

<パネルNo.> = 1〜46 (NR1)

解説

コマンド

指定したパネルNo.をロードします。

クエリ

コマンド

:LOAD 2
パネルNo.2をロードします。

クエリ

応答

注記

応答メッセージのターミネータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:TRANsmit:TERMinator   <ターミネータ番号>

クエリ

:TRANsmit:TERMinator?  

応答

<ターミネータ番号>

パラメータ

<ターミネータ番号> = 0〜255(コマンド時)/0〜1(クエリ時) (NR1)

解説

コマンド

応答メッセージのターミネータを設定します。

クエリ

応答メッセージのターミネータの設定を返します。

コマンド

:TRANsmit:TERMinator 0

クエリ

:TRANsmit:TERMinator?

応答

:TRANSMIT:TERMINATOR 0  (HEADER ON のとき)
0  (HEADER OFF のとき)

注記

RS-232C通信ハンドシェイクの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:HANDshake   <OFF/X>

クエリ

:HANDshake?  

応答

<OFF/X>

パラメータ

解説

コマンド

RS-232Cの通信ハンドシェイクを設定します。

OFF:ハンドシェイク無し
X:ソフトウェアハンドシェイク

クエリ

RS-232Cの通信ハンドシェイクを返します。

コマンド

:HANDshake X
ソフトウェアハンドシェイクに設定します。

クエリ

:HANDshake?

応答

:HANDSHAKE X  (HEADER ON のとき)
X  (HEADER OFF のとき)
ソフトウェアハンドシェイクに設定されています。

注記

データ転送フォーマットの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FORMat:DATA   <ASCii/REAL>

クエリ

:FORMat:DATA?  

応答

<ASCII/REAL>

パラメータ

解説

コマンド

データ転送フォーマットの設定をします。

ASCii:データをASCII形式で転送します。
REAL:データをバイナリ形式で転送します。

クエリ

データ転送フォーマットの設定を返します。

コマンド

:FORMat:DATA REAL
データ転送フォーマットをバイナリに設定します。

クエリ

:FORMat:DATA?

応答

:FORMAT:DATA REAL  (HEADER ON のとき)
REAL  (HEADER OFF のとき)
データ転送フォーマットがバイナリに設定されています。

注記

データ転送時におけるロングフォーマットの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FORMat:LONG   <ON/OFF>

クエリ

:FORMat:LONG?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

データ転送時におけるロングフォーマットの設定をします。

クエリ

データ転送時におけるロングフォーマットの設定を返します。

コマンド

:FORMat:LONG ON
データ転送時にロングフォーマットでデータを返します。

クエリ

:FORMat:LONG?

応答

:FORMAT:LONG ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
データ転送時にロングフォーマットでデータを返すように設定されています。

注記

応答メッセージのヘッダの有無の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:HEADer   <ON/OFF>

クエリ

:HEADer?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

応答メッセージのヘッダの有無を設定します。
電源投入時は、OFFに初期化されます。

クエリ

応答メッセージのヘッダの設定を返します。

コマンド

:HEADer ON
応答メッセージにヘッダを付けます。

クエリ

:HEADer?

応答

:HEADER ON  (HEADER ON のとき)
OFF  (HEADER OFF のとき)
応答メッセージにヘッダを付けるように設定されています。

注記

日付の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SYSTem:DATE   <年>, <月>, <日>

クエリ

:SYSTem:DATE?  

応答

<年>, <月>, <日>

パラメータ

<年> = 0〜99 (NR1)
<月> = 1〜12 (NR1)
<日> = 1〜31 (NR1)

解説

コマンド

日付を設定します。

クエリ

設定されている日付を返します。

コマンド

:SYSTem:DATE 12,3,12
日付を2012年3月12日に設定します。

クエリ

:SYSTem:DATE?

応答

:SYSTEM:DATE 12,3,12  (HEADER ON のとき)
12,3,12  (HEADER OFF のとき)
日付が2012年3月12日に設定されています。

注記

日付は2000年1月1日〜2099年12月31日の範囲で設定可能です。
そのため、西暦上2桁は「20」固定となり、西暦下2桁を<年>で設定します。
存在しない年月日を指定すると実行エラーになります。

MACアドレスの問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:MACAddress?  

応答

<MACアドレス>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

MACアドレスを返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:MACAddress?

応答

:SYSTEM:MACADDRESS 12-34-56-78-90-AB  (HEADER ON のとき)
12-34-56-78-90-AB  (HEADER OFF のとき)
MACアドレスが12-34-56-78-90-ABに設定されています。

注記

MACアドレスは変更できません。

製造番号の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:SERIAlno?  

応答

<製造番号>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

製造番号.を返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:SERIAlno?

応答

:SYSTEM:SERIALNO 123456789  (HEADER ON のとき)
123456789  (HEADER OFF のとき)
製造番号が123456789に設定されています。

注記

製造番号は変更できません。

時間の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SYSTem:TIME   <時>, <分>, <秒>

クエリ

:SYSTem:TIME?  

応答

<時>, <分>, <秒>

パラメータ

<時> = 0〜23 (NR1)
<分> = 0〜59 (NR1)
<秒> = 0〜59 (NR1)

解説

コマンド

時間を設定します。

クエリ

設定されている時間を返します。

コマンド

:SYSTem:TIME 12,34,56
時間を12時34分56秒に設定します。

クエリ

:SYSTem:TIME?

応答

:SYSTEM:TIME 12,34,56  (HEADER ON のとき)
12,34,56  (HEADER OFF のとき)
時間が12時34分56秒に設定されています。

注記

存在しない時分秒を指定すると実行エラーになります。

USB IDの問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:SYSTem:USBId?  

応答

<USB ID>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

USB IDを返します。

コマンド

クエリ

:SYSTem:USBId?

応答

:SYSTEM:USBID 108F:0001  (HEADER ON のとき)
108F:0001  (HEADER OFF のとき)
USB IDは108f:0001です。

注記

システムリセットの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:SYSTem:RESet  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

システムリセットを実行します。

クエリ

コマンド

:SYSTem:RESet
システムリセットを実行します。

クエリ

応答

注記

システムリセットを行うと本器は工場出荷時の状態となります。システムリセットを行う際は、測定試料の接続を外してから行ってください。

機器の初期化 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:PRESet  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

初期設定状態にリセットします。
*RSTコマンドでリセットした場合と初期設定状態が異なります。
詳細は「初期設定一覧」を参照してください。

クエリ

コマンド

:PRESet
初期設定状態にリセットします。

クエリ

応答

注記

ファイル保存の実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:SAVE  

クエリ

 

応答

パラメータ

解説

コマンド

ファイル保存を実行します。
ファイルタイプの設定が「OFF」またはUSBメモリが接続されていない場合は実行エラーとなります。

クエリ

コマンド

:FILE:SAVE
ファイル保存を実行します。

クエリ

応答

注記

BMP保存の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:TYPE:BMP   <OFF/COLor/MONochrome>

クエリ

:FILE:TYPE:BMP?  

応答

<OFF/COLOR/MONOCHROME>

パラメータ

解説

コマンド

BMP保存の設定をします。

OFF:BMP保存を行いません。
COLor:画面コピーをBMP形式(フルカラー)で保存します。
MONochrome:画面コピーをBMP形式(グレースケール)で保存します。

クエリ

BMP保存の設定を返します。

コマンド

:FILE:TYPE:BMP COLOR
画面コピーをBMP形式(フルカラー)で保存するように設定します。

クエリ

:FILE:TYPE:BMP?

応答

:FILE:TYPE:BMP COLOR  (HEADER ON のとき)
COLOR  (HEADER OFF のとき)
画面コピーをBMP形式(フルカラー)で保存するように設定されています。

注記

本コマンドは保存の設定のみを行い、保存の実行は行いません。保存を実行する際には:FILe:SAVEコマンドを使用して下さい。

テキスト保存の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:TYPE:TEXT   <OFF/ON>

クエリ

:FILE:TYPE:TEXT?  

応答

<OFF/ON>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存の設定をします。

OFF:テキスト保存を行いません。
ON:測定値をテキスト形式で保存します。

クエリ

テキスト保存の設定を返します。

コマンド

:FILE:TYPE:TEXT ON
測定値をテキスト保存するように設定します。

クエリ

:FILE:TYPE:TEXT?

応答

:FILE:TYPE:TEXT ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
測定値をテキスト保存するように設定されています。

注記

本コマンドは保存の設定のみを行い、保存の実行は行いません。保存を実行する際には:FILe:SAVEコマンドを使用して下さい。

テキスト保存時の日時の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:DATE   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:DATE?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に日時を保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の日時の設定を返します。

コマンド

:FILE:DATE ON
テキスト保存時に日時を保存します。

クエリ

:FILE:DATE?

応答

:FILE:DATE ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に日時が保存されます。

注記

テキスト保存時の区切り文字の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:DELIMiter   <COMma/TAB/SEMIcolon/SPACE>

クエリ

:FILE:DELIMiter?  

応答

<COMMA/TAB/SEMICOLON/SPACE>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時の区切り文字を設定します。

COMma:カンマ(,)
TAB:タブ
SEMIcolon:セミコロン(;)
SPACE:スペース

クエリ

テキスト保存時の区切り文字の設定を返します。

コマンド

:FILE:DELIMiter SEMIcolon
テキスト保存時の区切り文字をセミコロンに設定します。

クエリ

:FILE:DELIMiter?

応答

:FILE:DELIMITER SEMICOLON  (HEADER ON のとき)
SEMICOLON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時の区切り文字がセミコロンに設定されています。

注記

保存フォルダの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:FOLDer   <"フォルダ名">

クエリ

:FILE:FOLDer?  

応答

<フォルダ名>

パラメータ

<"フォルダ名"> = +、-、_、0〜9、A〜Z (最大12文字)

解説

コマンド

保存フォルダのフォルダ名を設定します。
フォルダ名に使用可能な文字は英数字及び「+」「-」「_」の記号です。
小文字の英字は大文字に変換されます。

クエリ

保存フォルダのフォルダ名を返します。

コマンド

:FILE:FOLDer "SaveData0523"
保存フォルダのフォルダ名を「SAVEDATA0523」に設定します。

クエリ

:FILE:FOLDer?

応答

:FILE:FOLDER SAVEDATA0523  (HEADER ON のとき)
SAVEDATA0523  (HEADER OFF のとき)
保存フォルダのフォルダ名が「SAVEDATA0523」に設定されています。

注記

本コマンドでフォルダ名を指定すると、保存フォルダの設定モード(:FILE:MODE)はMANUALに設定されます。

USBメモリ情報の問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:FILE:INFOrmation?  

応答

<フォーマット形式>, <全容量>, <使用領域>, <空き領域>, <使用率>

パラメータ

<フォーマット形式> = FAT12/FAT16/FAT32

解説

コマンド

クエリ

USBメモリの情報を返します。
USBメモリが接続されていない場合は実行エラーになります。

コマンド

クエリ

:FILE:INFOrmation?

応答

:FILE:INFORMATION FAT32,1.9GB,960MB,949MB,50.3%  (HEADER ON のとき)
FAT32,1.9GB,960MB,949MB,50.3%  (HEADER OFF のとき)
現在接続されているUSBメモリのフォーマット形式はFAT32、全容量は1.9GB、使用領域は960MB、空き領域は949MB、使用率は50.3%です。

注記

保存フォルダのモード設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:MODE   <AUTO/MANUAL>

クエリ

:FILE:MODE?  

応答

<AUTO/MANUAL>

パラメータ

解説

コマンド

保存フォルダのモードを設定します。

AUTO:保存フォルダは日時から自動的に設定されます。
MANUAL:任意のフォルダに設定できます。フォルダ名は:FILE:FOLDerコマンドで設定してください。

クエリ

保存フォルダのモードを返します。

コマンド

:FILE:MODE MANUAL
保存フォルダのモードをマニュアルに設定します。

クエリ

:FILE:MODE?

応答

:FILE:MODE MANUAL  (HEADER ON のとき)
MANUAL  (HEADER OFF のとき)
保存フォルダのモードがマニュアルに設定されています。

注記

テキスト保存時の測定パラメータの設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PARAmeter   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:PARAmeter?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に測定パラメータを保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の測定パラメータの設定を返します。

コマンド

:FILE:PARAmeter ON
テキスト保存時に測定パラメータを保存します。

クエリ

:FILE:PARAmeter?

応答

:FILE:PARAMETER ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に測定パラメータが保存されます。

注記

テキスト保存時の引用符の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:QUOTe   <OFF/DOUBle/SINGle>

クエリ

:FILE:QUOTe?  

応答

<OFF/DOUBLE/SINGLE>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時の引用符を設定します。

OFF:引用符は付きません。
DOUBle:ダブルクォート(")
SINGle:シングルクォート(')

クエリ

テキスト保存時の引用符の設定を返します。

コマンド

:FILE:QUOTe DOUBle
テキスト保存時の引用符をダブルクォートに設定します。

クエリ

:FILE:QUOTe?

応答

:FILE:QUOTE DOUBLE  (HEADER ON のとき)
DOUBLE  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時の引用符がダブルクォートに設定されています。

注記

テキスト保存時の測定条件の設定と問い合わせ LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:SET   <ON/OFF>

クエリ

:FILE:SET?  

応答

<ON/OFF>

パラメータ

解説

コマンド

テキスト保存時に測定条件を保存するか設定します。

クエリ

テキスト保存時の測定条件の設定を返します。

コマンド

:FILE:SET ON
テキスト保存時に測定条件を保存します。

クエリ

:FILE:SET?

応答

:FILE:SET ON  (HEADER ON のとき)
ON  (HEADER OFF のとき)
テキスト保存時に測定条件が保存されます。

注記

USBメモリへの設定セーブの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:SAVE   <"ファイル名">

クエリ

 

応答

パラメータ

<"ファイル名"> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

ファイル名を指定して、USBメモリへ現在の設定をセーブします。
本コマンドを実行すると、USBメモリ内に「SETTING」というフォルダが作成され、そのフォルダ内に設定が保存されます。
ファイル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:SAVE "TEST1"
USBメモリに「TEST1」という名前で設定をセーブします。

クエリ

応答

注記

本コマンドを実行する前に、USBメモリが正しく認識されているか確認してください。

USBメモリからの設定ロードの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:LOAD   <"ファイル名">

クエリ

 

応答

パラメータ

<"ファイル名"> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

ファイル名を指定して、USBメモリ内の「SETTING」フォルダから設定ファイルのロードを実行します。
ファイル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:LOAD "TEST1"
USBメモリに保存されている「TEST1」という名前のファイルをロードします。

クエリ

応答

注記

指定した名前のファイルが存在しない時は実行エラーになります。

USBメモリへオールセーブの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:ALLSave   <"設定保存ファイル名">

クエリ

 

応答

パラメータ

<"ファイル名"> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

ファイル名を指定して、USBメモリへ現在の設定と本体に保存されている全てのパネルをセーブします。
本コマンドを実行すると、USBメモリの「SETTING」フォルダ内に設定保存ファイル名のファイルを作成し、データをセーブします。
ファイル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。
小文字のa 〜 zは、大文字に変換して保存されます。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:ALLSave "TEST2"
USBメモリに「TEST2」という名前でオールセーブします。

クエリ

応答

注記

本コマンドを実行する前に、USBメモリが正しく認識されているか確認してください。

USBメモリへオールロードの実行 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

:FILE:PANel:ALLLoad   <"設定保存ファイル名">

クエリ

 

応答

パラメータ

<"ファイル名"> = +、-、_、0〜9、A〜Z (12文字以内)

解説

コマンド

ファイル名を指定して、USBメモリ内の「SETTING」フォルダから設定のオールロードを実行します。
設定保存ファイル名は上記有効文字を使用し、12文字以内で指定します。

クエリ

コマンド

:FILE:PANel:ALLLoad "TEST2"
USBメモリから「TEST2」のオールロードを実行します。

クエリ

応答

注記

指定した名前のファイルが存在しない時は実行エラーになります。
オールロードを実行すると、本体に保存されているパネルは全て上書きされます。

電圧電流モニタ値の問合せ LCR

構文

コマンド

 

クエリ

:MONItor?  

応答

<AC電圧モニタ値>, <AC電流モニタ値>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

電圧モニタ値、電流モニタ値を返します。

コマンド

クエリ

:MONItor?

応答

:MONITOR 3.500061E-03,1.015322E-02  (HEADER ON のとき)
3.500061E-03,1.015322E-02  (HEADER OFF のとき)
AC電圧モニタが3.500061mV、AC電流モニタが10.15322mAになっています。

注記

測定画面のBMPデータの取得 LCR ANALYZER CONTINUOUS

構文

コマンド

 

クエリ

:HCOPy:DATA?   <COLor/MONochrome>

応答

<BMPデータ>

パラメータ

解説

コマンド

クエリ

測定画面のBMPデータをバイナリ形式で返します。
バイナリデータは以下の図のように、先頭に転送バイト数を出力し、続いてBMPデータを出力し、最後にターミネータを出力します。

COLor:カラーBMPデータ
MONochrome:白黒BMPデータ

コマンド

クエリ

:HCOPy:DATA? COLor

応答

カラーの測定画面を取得します。

注記

本クエリで取得したバイナリデータをBMPに変換する手順はサンプルプログラムを参照してください。