巻線抵抗の測定
巻線の抵抗を測定することで、断線の有無を調べることができます。
高精度な抵抗計を使って測定すれば、線材の太さや巻数に誤りが無いか判別することも可能です。
計測イメージ
抵抗測定で巻線の品質検査
モーターを効率よく動作させるためにはモーターに大きな電流を流さなくてはいけません。
大きな電流を流すために巻線は太く低抵抗であることが要求されます。
抵抗測定で要求される性能
抵抗計を使用することで、低抵抗化が進む巻線抵抗を正確に測定することができます。
要求性能
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低抵抗測定
特に低抵抗化が進む大型巻線では10μΩ台での管理が必要とされます。
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環境温度補正
線材の抵抗値は温度によって変動する為、温度補正を行う必要があります。
使用機器
抵抗計RM3545
・最小分解能0.01μΩの高精度抵抗計
・RM3545-02 はマルチプレクサ内蔵可能
複数ポイントの抵抗を効率的に測定
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マルチプレクサユニットZ3003
抵抗計RM3548
・モーター、トランスの温度上昇試験に
便利な温度補正機能とインターバル測定
・大型モーター、大型トランスの測定に
適したポータブル形状
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