耐圧試験における
部分放電の観測

耐圧試験時の電流と電圧の波形を観測することで部分放電を捕捉できます。 部分放電の発生は絶縁破壊につながる可能性があります。
部分放電を確認することで、コイルの潜在不良を把握する事ができます。

計測イメージ

耐圧計を印加源にした部分放電の観測

中性点が未接続状態のステーターを使い、耐圧計の+側をU相へ、−側をV相に接続し高電圧を印加します。 絶縁が良好な状態と、U相とV相コイルを触れさせた状態の部分放電開始電圧の変化を比較します。
良品のAC1.0kV 印加時の電流・電圧波形
良品のAC1.5kV 印加時の電流・電圧波形
擬似不良品のAC1.0kV 印加時の電流・電圧波形

使用機器

自動絶縁耐圧試験器 3153

自動絶縁耐圧試験器3153

・試験電圧:AC60HZ,
1000Vから100V刻みで上昇

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メモリハイコーダ MR6000

メモリハイコーダMR6000

・サンプリングスピード:200MS/s

・ストレージ時間:2.5秒

・カップリング方式:ACカップリング

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電流プローブ CT6711

電流プローブCT6711

・使用レンジ:0.5A
出力レート:10V/A
周波数帯域:DC〜120MHz

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アプリケーション

モーター・ステーターの部分放電試験

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