このたび、インピーダンスアナライザIM3570におきまして、測定信号レベルに
関する不適合があることがわかりました。対象品のソフトウェアをバージョン
アップさせていただきたく、下記のとおりご連絡いたします。
たいへんご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
本不適合に対するご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【不適合内容】
LCRモードにおいて、測定信号レベルが定電圧(CV)レベル1Vまたは定電流(CC)
レベル10mAより低い値に設定されている状態で,測定周波数を1MHz以下から
1.0001MHz以上の値に変更すると、測定信号レベルがCVレベル1VまたはCCレベル
10mAに自動で変更されます。
例)CV 0.5V、100kHzの設定から測定周波数を2MHzに変更するとCV 1Vになります。
アナライザモードにおいても、CVレベル1VまたはCCレベル10mAより低い値の設定の
まま1MHzをまたぐ範囲で周波数掃引を行った場合、1.0001MHzを超えた時点で測定
信号レベルがCVレベル1VまたはCCレベル10mAに自動で変更されます。
また、この状態のまま2回目以降の周波数掃引をおこなった場合は1MHz以下の周波数も
CVレベル1VまたはCCレベル10mAの設定となりますが、アナライザモードの初期画面の測定信号レベルの値は初回掃引時の1MHz以下の設定値が表示されたままとなります。
【対象品】
対象製品:インピーダンスアナライザ IM3570
対象ソフトウェアバージョン:V1.00~V3.13
(発売以降すべてのバージョン)
【対応】
本不適合を修正したソフトウェアを5月8日に公開いたしました。
【バージョンアップの方法】
バージョンアップの方法
下記アドレスのページからIM3570のファームウェアを選択し、e-友マイページに
ログイン後ダウンロードして、手順書に従ってバージョンアップをお願いいたします。
https://www.hioki.co.jp/jp/support/softwaredownload/