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パワーメータPW3336、PW3337を発売

PW3337

掲載日:2013年4月4日

家電機器や産業機器の開発・生産現場で高精度測定が可能

 
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたび、パワーメータPW3336とPW3337を発売いたします。
 現在、白物家電やAV機器などに代表される家電機器、工作機械や大型空調機器などに代表される産業機器の開発においては多くの企業が省エネ能力の向上をめぐって、しのぎを削っています。そのため、省エネ性能を把握する電力計には、高い精度が求められています。また、モータやインバータ、パワーコンディショナなどその特性を評価する開発現場においても同様です。今回、当社が発売する2ch仕様のPW3336、3ch仕様のPW3337はこうした高い精度を求める測定ニーズにお応えする製品となっています。
 両機種は、当社従来機種と同等の測定確度を保ちながら、直接入力方式で最大65Aの大電流測定ができます。さらにオプションのクランプセンサを用いれば、最大でAC5000Aまでの電流測定もできます。高調波解析機能も標準装備しているのに加えて、GP-IBやLANなど各種インタフェースもご用意していますので、お客様のニーズに沿った測定ができます。


■主な使用用途
  ・家電機器(AV機器、白物家電、空調機器)の消費電力測定
  ・産業機器(空調機器、工作機械、情報機器)の消費電力測定
  ・モータ、トランス、電源、インバータ、パワーコンディショナなどの特性評価
 
■パワーメータPW3336、PW3337の特長
1.直接入力方式で最大65Aの大電流測定が可能に
 PW3336とPW3337は当社従来機種と同等の測定確度を保ちながら、直接入力方式で最大65Aまでの大電流が高精度で測定できます。
 新製品2機種のターゲットとする産業機器や家電機器の開発現場では、近年、高効率化が進んだ機器のさらなる省エネ効果を検証するために高精度の測定が求められます。PW3336とPW3337を使用することで、こうした高精度測定へのニーズにお応えすることができます。
2.クランプセンサと組み合わせ、AC5000Aまでの大電流測定が可能に
 オプション品のクランプセンサを用いれば、最大でAC5000Aまでの電流測定ができるようになりました※。大電流測定を必要とするインバータやモータなどの特性評価に威力を発揮します。
 ※フレキシブルクランプオンセンサCT9667使用時
3.高調波解析機能は標準装備
 両機種には高調波解析機能を標準装備していますので、オプションとして追加購入する心配がありません。
 高調波とは、商用周波数(50Hzないし60Hz)を除く高い周波数成分のことです。高調波成分が存在すると、電圧、電流にゆがみが生じてしまい、その結果機器の誤動作などを招きます。そのため、電気機器などの開発現場では、非常にニーズの高い機能です。
4.GP-IB、LANなどインタフェースを各種用意
 インタフェースはGP-IB、D/A出力、RS-232C、LANを各種用意していますので、お客さまのニーズに合った選択ができます。

■価格
 40万円~60万円(税抜)を予定

■年間販売目標台数
 1,200台(2機種合計)
 

 
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