お知らせ情報

記録計に搭載GPSユニットZ5005を発売 自動車、建機の開発現場の開発効率が向上

Z5005

掲載日:2012年12月20日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)は、このたびメモリハイコーダMR8875に搭載するGPSユニットZ5005を発売いたします。このGPSユニットを使用すれば、測定データとともに測定位置、速度、高度情報の同時保存ができます。
 特に自動車、建設機械などの開発現場では移動体を測定対象とする際に、測定した地図情報などについても把握する必要があることから、今回製品開発に取り組みました。さらにこうした移動体の測定では、起伏があったり湾曲したりするなど複雑な地形を走行することが想定されます。測定データだけでなく、測定した地図情報も同時に記録しますので、開発効率が大幅に向上します。

■GPSユニットZ5005の特長
 測定時に、下記の機能があります。
 1.すでに発売の各種ユニットによる測定と同時にGPSデータ(地図情報)も保存
 2.トリガがかかったときの位置や速度、高度を測定可能
 3.GPSからの時刻データをもとにメモリハイコーダ内の時計を補正
 ※測定を開始するきっかけのこと

■主な使用用途
・自動車、建設機械の評価試験
・時間精度が求められる長期記録
・フィールド計測では測定場所の管理

■価格
GPSユニットZ5005 :100,000円(税込105,000円)

■年間目標販売台数
 100台

■メモリハイコーダMR8875の特長
1.車載に対応した薄型の本体で、JISの自動車振動規格に準拠
 車載での使用を想定し、薄型の本体ですが、使用状況の厳しい車両・自動車の走行実験での使用を考慮し、JIS自動車振動規格に準拠しています。
 JIS D 1601:19955,3(1),1種乗用車,条件:A種相当
2.外部メモリのSDカードを使用し、リアルタイム保存が可能ほか、インターフェースも充実
 SDカードによる長時間のリアルタイム記録ができます。さらに、USB、LANも標準装備しました。ユーザーの測定環境に合った多様な記録媒体が使用できます。
3.多様な電源を用意し、場所を選ばない測定が可能に
 現場で使用することから、多様な電源を用意しました。ACアダプタ、DC12~28Vに対応しています。これにより、カーバッテリによる駆動もでき、場所を選ばない測定が可能になりました。
4.TFTカラー液晶とタッチパネルの採用で、現場での使いやすさが向上
 MR8875は車載試験や設備の保守管理など屋外での使用を想定しています。明るい場所でも画面が見やすいように、視認性に優れた高精細8.4型高輝度TFTカラー液晶を採用し、また直感的に操作しやすいように、タッチパネルを採用しました。測定したその場で、評価が可能です。
5.測定用途に応じた組み合わせができるように、複数のプラグインユニットを用意
 プラグインユニットを4機種用意しましたので、自動車特有の制御信号であるCAN信号や電圧、電流、歪み、温度のデータを同時サンプリングで測定することができます。




ニュースリリースに関するお問い合わせ
ホームページ掲載のニュースリリースに関するお問い合わせは、下記までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

【資料請求、購入および製品に関して】
本社コールセンター
TEL:0268-28-0560
FAX:0268-28-0569
MAIL:info@hioki.co.jp

【ニュースリリース、広報に関して】
総務課広報担当
TEL:0268-28-0555(代表)
FAX:0268-28-0559

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに価格、仕様、そのほか本リリースに記載の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ページ先頭へ

ページ先頭へ