お知らせ情報

10月31日開幕の「計測展2012 OSAKA」 期待の新製品3シリーズを出展

PW3360-10

DT4281

RM3548

掲載日:2012年10月29日

  HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)はこのたび、10月31日(水)から11月2日(金)までグランキューブ大阪(中之島・大阪国際会議場)で開催される「計測展2012 OSAKA」に、期待の新製品3シリーズを出展いたします。
  どの新製品も電気計測器一筋のHIOKIが自信を持ってご紹介できるものです。
 この機会に「計測展2012 OSAKA」にご来場いただき、初披露する新製品3機種をぜひお確かめください。

■クランプオンパワーロガーPW3360-10の特長
  現在、国内外で省エネの取り組みが進んでいます。こうした中で、電気設備の保守や省エネ計測のニーズが高まっていることを受け、クランプオンパワーロガーPW3360-10の開発を進めてきました。同製品の特長は以下の通りです。
1.コンパクトな本体でありながら、多様な測定が可能に
  PW3360-10はコンパクトな本体でありながら、電力の変化を長期間測定することが可能です。純正品のSDカードを使用すれば、1分間隔の測定で最大1年間の記録ができます。省エネ効果を確認する用途を中心にご利用いただけます。
 また、本体がコンパクトなので、狭い配電盤の中に設置でき、使用温度も従来(0℃~40℃)より-10℃〜50℃に広がっています。厳しい環境下での測定をサポートします。測定ラインも単相〜三相4線、400Vラインまで対応、交流電源を取れない場所でもオプションのバッテリや電源供給アダプタにより電源供給が可能です。
2.測定ミスを防止する「設定ナビ」搭載
  電力の確実な測定には、正しい設定と電圧・電流測定のための正しい結線が必要です。設定ナビ機能は設定、結線、結線チェック、記録開始をステップごとに指示します。これにより、設定ミスや結線ミスをなくし、確実な測定をサポートします。カラー画面で三相の結線・ベクトル図をラインごとに色分けして表示するため、一目でイメージがつかみやすくなっています。
3.漏れ電流測定やパルス入力が「できること」を広げる
  PW3360-10はオプションのクランプリークセンサを用いることにより、漏れ電流の測定が可能となりました。電力測定用のクランプセンサとの共用により電力と同時記録での漏電調査が実現できます。工場の省エネ活動では生産数量と電力データから原単位量(製品1台あたりの消費される電力)の管理が行われており、PW3360-10では生産数量のカウント情報のためのパルス入力が可能となり、電力データとパルスカウント情報を同時記録が実現しました。

■デジタルマルチメータDT4281、DT4282の特長
  ビルや工場における電気設備の保守点検の現場、またインバータや太陽光発電などの研究開発の場面では、作業効率を損なうことなく高精度な測定をすることが重要です。デジタルマルチメータDT4281、DT4282は「プロの仕事をスピーディに」を基本コンセプトに開発を進めてきました。同製品の特長は以下の通りです。
1.測定応答が向上したことで、測定効率がアップ
  直流測定における応答時間は、従来品で1.5秒だったのが、新製品では1.0秒となりました。ハンディマルチメータとしては最高速の応答速度を持ち、さらに対ノイズ性も優れています。これにより測定すれば、すぐに安定した測定結果が得られます。測定時間が短縮されたことで、お客さまの作業効率が向上します。さらに安全規格最高であるCAT IV 600Vの安全性能を備えているため、安全安心のマルチメータとなっています。
2.高確度と広帯域の測定が可能
  直流電圧測定の基本確度は0.025%、交流電圧の周波数帯域は20~100kHzとなっています。ハンディマルチメータとしては最高の確度、広周波数帯域の仕様です。測定値は真の実効値ですので、歪んだ波形を測定したときも正確な測定値を表示します。高確度と広帯域の測定が可能になりましたので、現場での使用はもちろんのこと、高い性能を求められる研究開発部門に至るまで用途を選ばず測定ができます。
  従来、真の実効値タイプですとインバータの2次側を測定できませんでしたが、DT4281、DT4282に1KHzローパスフィルタ機能を搭載し使用することで、キャリア周波数成分を除去して測定できるようになりました。これによりインバータの研究開発の場面でも威力を発揮します。
3.テストリードの誤挿入を防止する端子シャッター構造を採用
  電圧や電流、抵抗など複数の項目を測定できるデジタルマルチメータでは、複数の入力端子があることから、測定リードを誤挿入した上で測定してしまうことがありました。その結果、測定器本体に誤った電気信号が入力され、故障してしまうことがありました。そうした事態を避けるため、ロータリースイッチを回すと、測定項目に応じた端子のみが開く構造を採用しました。端子シャッター構造により迷わずに測定リードを挿入することができます。

■抵抗計RM3544、RM3548の特長
  普及が進む電気自動車のモータやインバータ、また太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナなどでは、コイルやインダクタと呼ばれる電子部品が数多く使われています。これら部品の生産工程では直流抵抗の測定が必要であることから、今回用途別に新製品の開発を進めてまいりました。製品の特長は以下の通りです。
1.用途に応じた直流抵抗の測定が可能
  今回、出展する2製品は用途に応じた直流抵抗の測定ができます。RM3544は、主に生産ライン向けとして自動機に組み込む自動ラインと作業者が直接測定する手動ラインに対応した製品となっています。一方でRM3548は、大型のコイル・モータ・トランスの生産・保守・点検だけでなく電気自動車、ハイブリッド自動車や航空機の検査などもできるように、持ち運びができる製品となっています。
2.RM3544は耐ノイズ性を高めた高確度測定が可能
  RM3544の測定電流は最高300mAとし計測部にガード付き端子を採用しましたので、ノイズによる測定値への影響を小さくしました。また、測定確度は最高0.02%と高確度の測定が可能です。
3.RM3548は、保守メンテナンス用途に最適
  RM3548はバッテリ駆動のポータブル式ではありますが、測定電流1A、最高測定確度0.02%、測定可能範囲は0.0000mΩ~3.5000MΩとなっており、信頼性の高い測定が可能です。

■価格
 PW3360-10: 未定
 DT4281: 48,000(税込50,400)
 DT4282: 54,000(税込56,700)
 RM3544、RM3548: 未定
■年間販売目標台数
 PW3360-10: 4,500台
 DT4281、DT4282: 4,000台
 RM3544、RM3548: 4,500台
 
 
 
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