メモリハイコーダMR8875、グッドデザイン賞を受賞 ユニット交換により多様な測定ができる点を評価

掲載日：2012年10月2日

　HIOKI（日置電機株式会社：長野県上田市、代表取締役社長：吉池達悦）が生産販売する「メモリハイコーダMR8875」は、公益財団法人　日本デザイン振興会主催の「2012年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
　今回グッドデザイン賞を受賞したMR8875は、複数のプラグインユニットを用意しユーザーの測定用途に応じた組み合わせができる製品として2011年8月に発売いたしました。また、使用状況の厳しい車両・自動車の走行実験にも対応できるようにJIS自動車振動規格に準拠していますので、過酷な測定環境にも対応しています。さらにシリーズ製品としてははじめてタッチパネル操作を導入し、作業の利便性を大幅に向上させています。
　発売以来、多くのお客さまにご使用いただき、自動車の開発現場や設備の保守管理といった場面で活躍しています。
　MR8875の選考を行なった審査員からの評価コメントの概要は以下の通りです。
　「自動車や輸送機器の開発時に助手席に搭載し、ダイナミックな状況をマルチに記録するレコーダ。テスト走行時に機器が受ける様々なストレスから保護するブルーのプロテクタと、メカニカルな筺体のマッチングが美しい優れたデザインである。従来は測定対象に応じて、さまざまな機器を備える必要があったが、当該製品は入力ユニットを交換方式にして、これ一台でさまざまな記録ができる仕掛けが優れていて、ゴミや埃の混入を防ぐために、ユニット収納部をボックスとしたデザインも評価した」。
　グッドデザイン賞は、総合的なデザイン評価・推奨制度として50年以上の歴史を持っています。HIOKIでは、1985年の初受賞以来、今回で累計69製品(ロングライフデザイン賞2製品を含む)が受賞したことになります。
　
　
　
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