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ペンレコーダPR8111、PR8112を新発売

PR8112

掲載日:2011年3月17日


サイズが従来比1/2で、小型軽量化を実現

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)はこのたび、ペンレコーダPR8111(1ペン式)、PR8112(2ペン式)を発売いたします。両製品は、従来機に比べサイズが約1/2に、重量が約2kg軽くなり、小型軽量化を実現しました。これにより、屋外使用の際の持ち運びが便利になりました。さらに、3種類の電源を用意したことで、多様な測定環境に対応しています。加えて、測定電圧のレンジを従来機より多い17種類ご用意し、微小な電気信号を感度よく測定できるなどの改善をしました。

■ペンレコーダとは
 ペンレコーダは、電気信号の変化を長期にわたって紙に記録するための計測器です。当社で1983年に電気信号をデジタルデータで記録する「メモリハイコーダ」を他社に先駆けて発売して以来、デジタル式のレコーダが世の中の主流になりました。しかしながら、記録波形が長期間保存可能であること、また、官公庁などに提出するデータ収集の用途としては、書き換えによる改ざんを防止する観点からペンレコーダによる記録が現在も求められており、根強い需要があります。

■PR8111、PR8112の特長
1.対従来機サイズ1/2で小型軽量化を実現
PR8111、PR8112は従来機に比べてサイズが約1/2に、さらに重量も約2kg軽くなっていますので(注)、小型軽量化を実現しました。両製品は、屋外でも使用されますので、持ち運びが非常に便利になりました。
(注)PR8111:3.9kg PR8112:4.4kg

2.3種類の電源を用意したことで、多様な測定環境に対応
両製品は、下記3つの電源に対応しましたので、屋外での測定など様々な電源環境に合わせて簡単に測定ができます。
・ACアダプタ
・単1形アルカリ乾電池6本
・DC電源

3.幅広い電圧測定レンジを用意したことで、多様な測定が可能に
測定レンジは、1mV~250Vまで17のレンジをご用意しました。デジタル式のレコーダに比べて、微小な電気信号を感度よく測定できるのが特長です。

■主な用途例
 ペンレコーダは、電子機器のアナログ出力信号を記録したり、電気化学で測定される電極電位等を記録したりします。また、電気防食のメンテナンスにも使用されます。地中や水中に埋設されているガス管などの金属に電流が流れると、化学反応によりガス管の腐食が進む場合があります。このような腐食を防止するために、金属の電位を変化させる電気防食法があります。電気防食はメンテナンスが必要ですが、その際にペンレコーダで各種測定がおこなわれています。

■主な仕様
入力部
入力 直流電圧
測定レンジ 1、2.5、5、10、25、50、100、250、500mV
1、2.5、5、10、25、50、100、250V 17レンジ
記録確度 有効記録幅の0.5% ただし、記録紙の伸縮は除く
最大入力電圧 DC250V(Vレンジ)、DC30V(mVレンジ)
バッテリチェック 緑・橙・赤LED3段階表示(乾電池動作時)
赤色点灯時でも確度保証
寸法 292W 177H 182D mm(突起含まず)
質量 PR8111:3.9kg PR8112:4.4kg(本体のみ)
記録部
ペン数 PR8111:1ペン PR8112:2ペン
有効記録幅 150mm
ペン間隔 5mm 1mm
ペンスピード 500mm/s 以上(ACアダプタ使用時)
チャートスピード 10、20、30、60、120、180、300、600 mm/分
10、20、30、60、120、180、300、600 mm/時 16レンジ
確度:0.25%(500mm以上連続記録時)

■価格
PR8111(1ペン): ¥235,000 (税込¥246,750)
PR8112(2ペン): ¥320,000 (税込¥336,000)

■年間目標販売台数
300台 (2機種合計)

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