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10月6日開幕の「計測展2010 OSAKA」期待の新製品3機種を出展

バッテリハイテスタ BT3560シリーズ(BT3563、BT3562)

漏れ電流試験器 ST5540・ST5541

メモリハイコーダ MR8880

掲載日:2010年10月6日


 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)はこのたび、10月6日(水)から8日(金)までグランキューブ大阪(中之島・大阪国際会議場)で開催される「計測展2010 OSAKA」に、期待の新製品3機種を出展いたします。 市場が急拡大する電気自動車・アシスト付き自転車・電動スクータ用電池などの研究開発と出荷検査に大きな威力を発揮するバッテリハイテスタBT3560シリーズ。医用機器や一般電気機器の安全性をチェックする漏れ電流試験器ST5540・ST5541。過酷な測定環境でも安全・確実に電気信号を測定できるメモリハイコーダMR8880。どの新製品も電気計測器一筋のHIOKIが自信を持ってご紹介できるものです。
 この機会に「計測展2010 OSAKA」にご来場いただき、初披露する新製品3機種をぜひお確かめください。

新製品3機種の特長

1.バッテリハイテスタ BT3560シリーズ(BT3563、BT3562)

(1) 高電圧化する電池パックも測定可能に(BT3563のみ)
現在、電気自動車などに使用されるリチウムイオン電池は高電圧化が進んでいます。BT3563は最大電圧300Vまで測定が可能ですので、高電圧化する電池にも対応します。

(2) 低抵抗値の測定と高確度電圧測定が可能に
電気自動車用の電池では現在低抵抗化が進んでいます。BT3562シリーズは3mΩレンジを採用していますので、最小分解能0.1μΩでの低抵抗測定が可能になりました。また、電池の信頼性を高める精密な電圧測定では、精度0.01%、最小分解能10μVを実現しました。

(3) 測定の高速化で量産検査の生産性が向上
BT3562シリーズは、測定の高速化を追求しましたので、測定時間18msと、量産検査時間の短縮化に貢献します。

2. 漏れ電流試験器 ST5540・ST5541

(1) ST5540で、医用電気機器・一般電気機器すべての規格試験に対応
医用を含めて一般的な電気機器は、使用者が感電しないように十分な絶縁設計が施されています。しかし、時間の経過による絶縁が劣化する可能性があります。ST5540シリーズは、そうした劣化具合を検知するための全規格に対応した漏れ電流試験ができます(医用はST5540のみ対応)。

(2) 測定方法の変更で作業時間が短縮化
従来の漏れ電流試験器では、特定の規格に基づいた試験をする際には、被測定器の電源を切る必要がありました。しかし、ST5540は電源を切らずに試験することが可能になりましたので、作業時間の短縮化を実現できました。

(3) 定格電流20Aまで対応で、対応製品が拡大
定格電流を20Aとし、大きな電流に対応できますので、産業機器や家電など新たな製品への漏れ電流試験ができるようになりました。

3.メモリハイコーダ MR8880

(1) 過酷な現場環境(CATIII600V、-10℃~50℃)での使用を想定
CATIII 600Vの安全設計により、工場内の480Vという高い電圧も直接測定できる安全設計です。また、使用可能な温度範囲が-10℃から50℃と広く、温度変化の大きな場所での作業に対応します。このように厳しい測定環境でも、使用できます。

(2) 4ch標準装備により三相電源ラインも測定可能
アナログ4chによる絶縁測定が可能ですので、三相電源ラインの測定にも対応しています。

(3) オプションプリンタにより測定したデータをその場で印刷可能
A6サイズのプリンタ(オプション)をご使用いただけば、測定した現場で波形を印刷できます。現場での打ち合わせもスムーズになります。もちろん外部メディアへのデータ保存も可能です。

【計測展2010 OSAKA 公式ホームページ】
http://www.jemima.or.jp/event/keisoku2010/event/index.html

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