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AC/DCパワーハイテスタ3334、SPECpower®の電力計ベンチマークに適合

掲載日:2009年12月4日


 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)が販売している電力計AC/DCパワーハイテスタ3334が、Standard Performance Evaluation Corporation(略称SPECpower:標準性能評価法人)が定める「電力効率ベンチマーク試験に用いられるSPECpower_ssj対応の電力計」として承認され、2009年11月27日にSPECpower?の電力計リストに登録されました。SPECpowerから提供されている評価ソフトウエアには国際エネルギースタープログラム(※参照)において採用されているものもあり、SPECpower_ssj?も国際的な標準ベンチマークとして使用されます。
 3334は「測定確度0.2%、確度保証期間3年、AC/DC測定、低価格」を特長とした電力計で、家電・OA機器などの消費電力測定用として2007年に発売されました。今回の承認によって、3334の性能が実証されましたので、今後家電メーカに対して、より一層多くのお客様にご利用いただけるものと思っております。
 SPECpowerの承認には以下の条件を満足する必要があり、3334は製品バージョン1.10以降のものが対応しています。

【SPECpowerの主な要求項目】
有効電力(P)と電圧(U)、電流(I)、力率(PF)から最低2項目を測定
1秒間の平均値を測定、また、波形の取りこぼしがない
電流クレストファクタが3以上
測定確度が1.0%以内
RS-232CもしくはUSBによる制御/データ収集が可能
電力計の校正が、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)、もしくは同等の国家標準へのトレーサビリティに対応していること

※SPECpower(標準性能評価法人)とは
 SPECは、1988年に設立された非営利団体。主要なコンピュータ製造やソフトウェア作成を行なう企業が資金を拠出し、さまざまなコンピュータの性能評価基準を策定している。

※国際エネルギースタープログラム
 OA機器の省エネルギーのための規格で、日本の経済産業省と米国の環境保護庁との相互承認により運営されている。

SPECpower発表の電力計対応リストの紹介ページ

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