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フォレストヒルズ奨学基金が発展的終了へ 奨学金事業は来春財団法人に一本化

掲載日:2008年12月8日


  公益信託フォレストヒルズ奨学基金は、11月26日(水)開催の運営委員会(委員長:中沢賢・信州大学名誉教授)で、公益信託の終了を決議しました。公益信託フォレストヒルズ奨学基金は、HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)が出捐して1989年10月に設立し、奨学金給付事業を19年間続けてきました。事業終了の来春までに計127名の学生に総額2億3,688万円を支給することになります。公益信託フォレストヒルズ奨学基金は、長野県教育委員会の許可を経て、来春終了しますが、奨学金給付事業をさらに拡大していくため、2005年9月1日に当社が設立した財団法人HIOKI奨学・緑化基金が継承していきます。

 ■公益信託フォレストヒルズ奨学基金の概要
 1.募集人員 : 毎年8名
 2.奨学金 : 月額4万円(年間48万円/4年間の総支給額192万円)
 3.募集対象 : 高校卒業時に、上田市または坂城町に在住で、4年制理工系大学へ進学する生徒で、選考試験に合格した者
 4.返済等 : 返済不要(制約なし)
 5.委託者 : 日置電機株式会社
 6.受託者 : 三菱UFJ信託銀行株式会社
 7.設立 : 1989年10月
 8.終了予定 : 2009年3月
 
 ■財団法人 HIOKI奨学・緑化基金への継承
  2005年9月1日、当社は財団法人HIOKI奨学・緑化基金を設立いたしました。財団設立の目的は、これまで並行して行なってきた奨学金事業と植樹緑化事業を一体的に推進するとともに、事業規模を拡大することにあります。奨学金事業では、従来の上田市または坂城町在住の生徒から長野県東北信地区の市町村に在住の生徒まで、募集対象地域を拡げるとともに、募集人員を15名に増やしています。公益信託フォレストヒルズ奨学基金で選考した奨学生(2005年入学)が来春卒業するのに伴い、現在並行して運営している奨学金給付事業が財団に一本化されることになりました。
  当社は、教育・文化の向上など地域社会の発展に役立つ活動を、企業理念である「社会への貢献」の具現化として、長年にわたり続けてきました。当社が設立しました財団法人を主体に、今後も社会貢献活動を積極的に推進してまいります。

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