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当社絶縁抵抗計が他社に先駆け認証取得―新JISマーク表示制度―

掲載日:2008年9月9日


 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)は、このたび、財団法人 日本品質保証機構(JQA)から新JISマーク表示制度の認証を受けました。対象となるのは、現場測定器に分類される絶縁抵抗計のJIS規格JISC1302:2002です。この規格では、当社が他社に先駆けての認証になります。このたびの認証で、当社は新JISマークの表示及び製品販売が可能になりました。
 当社は、1993年に品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を取得し、当社の品質管理体制が国際基準に達していると認められています。新JISマーク表示制度の認証は、改めて当社の品質管理の質の高さを証明したものと言えます。
 新JISマーク表示制度は、2004年6月9日の工業標準化法の改正により、従来の工場認定制度から製品認証制度へ変わりました。国の登録を受けた第三者認証機関による認証審査を受けることにより、製品等にJISマークを表示することが可能となります。
 当社は、2007年末に新JISマークの認証取得の方針が出され、この方針に基づき社内体制の整備や本社工場・協力工場の監査、社内研修などを全社的に進めてきました。この審査では、品質管理体制の審査(工場審査)と、製品のJIS適合性の審査(製品試験)が行われ、それぞれその適合性が認められたものです。
 この制度は、3年毎の定期審査が行われ、適合性の維持について評価されます。

<新JISマーク制度の概要>
 新JISマーク表示制度は、工業標準化法の改正に伴い、平成17年10月1日より開始されました。新制度の特徴は以下の2点です。 1. 国による工場認定制度から、民間第三者機関による製品認証制度への変更。
新制度では、国際規格又はガイド(ISO/IECGuide28及び65等)と整合した第三者製品認証制度(国の登録を受けた登録認証機関による審査)の国際基準に基づき、民間機関を認証主体に登録する。
(JISマーク制度が国際的に整合した適合性評価制度に変革される)
2. 国が指定する鉱工業品に指定した指定商品制から、JIS製品規格が整備されている全ての製品に対象範囲が拡大された。また、対象事業者は、国内外の製造業者、加工業者から、国内外の製造業者、加工業者、輸入業者、販売業者、並びに外国の製造業者、加工業者、輸出業者に拡大された。

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