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掲載日:2008年9月4日
日置エンジニアリングサービス(株)がMRA対応のJCSS事業者に
日置電機株式会社の連結子会社である日置エンジニアリングサービス株式会社(本社:長野県上田市、取締役社長:芳田隆志)は、このたび、国際相互承認(MRA)対応の計量法校正事業者登録制度(JCSS)認定事業者に認定されました。独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)認定センターから、「計量法校正事業者登録制度で登録された校正事業者であって、かつ、ILAC(注1)及びAPLAC(注2)の相互承認要求事項に適合する事業者」として認定されたものです。
当社は、2005年2月にMRA非対応のJCSS事業者に登録されていますが、MRA対応事業者に認定されたことで、下記の利点があります。
当社は、登録済の発生・測定範囲において、国際基準に適合した校正業務を提供していると認められたことで、校正サービスの信頼性がより一層向上することになりました。さらに、計量標準を互いに相互承認するMRA対応になったことで、当社の校正結果は、相互承認した機関でも通用するようになり、利便性も向上しました。
なお、当社がこのたび認定された電気(直流・低周波)区分では、当社を含めて65の事業者がMRA対応の事業者として認定されています。
1. 校正とは
計器又は測定系の示す値、若しくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業(JIS計測用語:JIS Z 8103:2000より)。
一般的に、計測器は長期間使用すると、測定した値と真の値との間に一定の差異が生じる可能性があります。当社が事業とする校正は、その差異の程度を確認する業務です。
2. 計量法校正事業者登録制度(JCSS:Japan Calibration Service System)とは
計量法関連法規とISO/IEC17025の要求事項に基づいて計測器の校正を実施する技術能力を校正事業者が持っていることを、NITEによって認定する制度です。品質管理の信頼性確保を目的に創設されました。
3. 国際相互承認(MRA:Mutual Recognition Arrangement)とは
計量標準を多国間で互いに承認しあう制度です。MRAを導入している国、機関の中では、国際規格および国際基準に適合した校正を提供していることが認定されており、当社が認定を受けたJCSSは、ILACおよびAPLACと相互承認しています。MRA導入の背景には、他国の基準を承認することで、輸入物品などを自国の基準で再計量する事態を避けることが挙げられます。
(注1) ILAC(国際試験所認定協力機構):ドイツ、フランス、オランダなどの試験事業者および校正事業者(48機関:2005年7月現在)が加盟
(注2) APLAC(アジア太平洋試験所認定協力機構):アメリカ、中国、インド、カナダなどの試験事業者および校正事業者(20機関:2005年7月現在)が加盟