お知らせ情報

電力品質測定の専門家を招き、セミナー開催

掲載日:2008年8月5日


 「世界の電源トラブルと対策事例」について

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:吉池達悦)は、「世界の電源トラブルと対策事例」をテーマにして、米国の電力標準研究室(Power Standards Lab)のアレックス・マッカクラン氏を講師に招き、下記の通りセミナーを開催いたします。
 講師のマッカクラン氏は電力品質測定方法の国際的規格「IEC 61000-4-30」の作成時に、ワーキンググループの議長を務めるなど、電力品質研究の専門家として著名な方です。
 近年、インバータを中心とする半導体応用機器の普及や、分散型電源の普及などにより電力品質の低下を招き、その対策が課題になっています。瞬時停電などの電源トラブルは、受変電設備の障害やテレビ、パソコンといった電気製品の誤動作を引き起こし、企業活動や私たちの生活に大きな悪影響を及ぼします。また、企業が電力環境の悪い国に活動拠点を移転させた結果、生産設備が停止するなどの支障が生じたことから、電力品質測定の必要性が強く認識されるようになりました。
 当社では、この分野に関して電力品質を測定する計測器を開発・販売し、国内外の多くのお客様にご使用いただいております。このたび、さらに電力品質測定の大切さを知っていただくため、当セミナーを企画、開催することとなりました。
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             記
 
 1.日程: 2008年8月19日(火) 13:00~16:30
 2.会場: 東京国際フォーラム ガラスホール棟 G409室(4F)
 3.講師: アレックス・マッカクラン氏
 電力標準研究室(Power Standards Lab)創業者、社長兼首席研究者
 4.内容: 世界の電源トラブルと対策事例
 5.お申込について
 ※申込者が定員に達しましたので、現在出席者は募集しておりません。
 ※当日は、10:00~12:30まで新製品の展示会も開催します(入場無料)。
 
 
 <講師プロフィール>
 アレックス・マッカクラン氏 略歴
 1955年アメリカ合衆国ボストン生まれ。
 国際電気標準会議(IEC)、米国電気電子学会(IEEE)などのメンバーとして活動。電力品質測定に関する規格「IEC61000-4-30」の作成に際しては、ワーキンググループの議長として尽力する。
 教育の分野においても、電力品質教育玩具プログラムに関する書籍を執筆し、世界各地の大学で使用されている。現在では、米国、中国、オーストラリアを始め、多くの国々の大学で電力品質に関する講義を担当している。
 
 ○受賞歴
 •2001Mungenast賞(電力品質産業への生涯貢献に対して)
 •IEC2001賞(IEC規格の執筆への貢献に対して)
 ○活動履歴
 •2000年~現在 電力標準研究室(Power Standards Lab) 創業者、社長 兼 首席技術者
 •1995年~2000年 Dranetz-BMI社 役員 Infrastructure Instruments社 社長
 •1980年~1995年 Basic Measuring Instruments社 創業者、社長 兼 首席技術者

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