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新研究棟「HIOKIイノベーションセンター」竣工

HIOKIイノベーションセンター外観

竣工神事

テープカット

世界最高水準の研究開発環境を整備
 
 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこれまで本社工場敷地内に新研究棟「HIOKIイノベーションセンター」を建設してきました。このほど同センターが完成し、本日(3月19日)竣工いたしました。
 当社は本年2015 年に創業80周年を迎えました。この節目を一つの機会として、お客様の期待に応える商品の創出とそれに向けた要素技術の開発を推進すべく、最新鋭の実験研究設備を整備し、研究開発環境の一層の充実を図ることを目的に、2013年9月にHIOKIイノベーションセンターの建設に着手しました。同センター建設により、従来、本社工場内の複数か所に分散していた技術・開発部門を同一階でフラットなオフィス空間に集約し、研究者同士が自然に出会う機会を多くします。これにより、イノベーションを促進するとともに研究開発の効率向上を図ります。
 本日、執り行われた竣工神事では、当社関係者のほか、近隣自治会役員の皆様、設計・監理者、施工者の計34名が参加しました。その後、同センターの正面玄関でテープカットが行なわれました。なお、すべての実験研究設備の設置、および同センターでの本格的な研究開発業務は、本年5月稼働を予定しています。
 
■新研究棟「HIOKIイノベーションセンター」について
1.HIOKIイノベーションセンター概要
 (1)所在地:長野県上田市小泉81(本社工場敷地内)
 (2)構造:鉄骨造3階建、制振構造
 (3)大きさ:南北110m、東西36m、高さ17m
 (4)延床面積:約10,000㎡
 (5)事業費:約38億円(予定)
 (6)工期:2013年9月~2014年12月
2.実験研究設備の充実
 お客様のニーズにお応えする計測器をグローバルに提供するために、世界最高水準の実験設備を導入します。電波暗室のほか、クリーンルーム、信頼性評価センター、落下試験装置、振動試験装置などを設置します。
3.ワンプレートのワークプレイス
 400人規模まで収容可能な108m�35mのフロアに全技術者約250名が集結します。このフロアで技術者同士の自然な交流を増やし豊かな発想を促進することで、高度でユニークな新商品開発を可能にする研究開発環境にしたいと考えています。
4.環境に配慮した設計
 同センターの屋根には太陽光発電パネルを設置したほか、自然採光を効果的に取り入れた構造にしています。また、風力自然換気窓、クールヒートトレンチ※を採用し、機械空調だけに頼らないさまざまな工夫を施しています。
※クールヒートトレンチ:年間を通じて地中熱は一定の温度であることから、外気と比較し夏は冷たく、冬は暖かいのが特徴です。地中に大きな堀を設置し、取り込んだ外気をこの堀に通すことにより、夏には地中熱が外気を冷やし、冬には温める効果があります。これにより、冷暖房のエネルギー削減につながります。


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