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掲載日:2015年4月16日
小型インピーダンスアナライザの実用化の可能性を探る
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)は、2015年3月から2018年3月末までJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構:東京都調布市、理事長:奥村直樹氏)とともに小型インピーダンスアナライザの開発に向け共同研究を行なうことになりました。この共同研究では、人工衛星への搭載が可能な小型インピーダンスアナライザ実用化の可能性を探ることを目的としています。
■共同研究の背景について
現在、JAXAでは、人工衛星の電源技術としてリチウムイオン二次電池(以下、電池)の研究が進められています。電池性能を評価するためには、電池の劣化解析を行なう必要があり、電気化学交流インピーダンス法と呼ばれる技術が用いられます。この技術による計測を行なう機器がインピーダンスアナライザであり、当社はこれまで同製品の開発、生産、販売を行ってまいりました。
実際に宇宙空間で軌道投入された人工衛星の電池の健全性を把握するには、人工衛星にインピーダンスアナライザを搭載し、データを継続的に計測・監視する必要があります。しかし、現時点では人工衛星に搭載可能な小型の測定装置は実用化されていません。
そこで、JAXAと共同研究を行ない、当社がインピーダンスアナライザの小型化を進めることとなりました。
■共同研究の期待される成果
電気化学交流インピーダンス法による計測技術は、人工衛星に搭載される電池の健全性を把握するうえで、有効な手法であると考えられています。共同研究により小型インピーダンスアナライザを実用化できれば、将来の人工衛星の安全な運用、および電池を必要とする有人宇宙活動における安全性の確保を図る上で、極めて有益であると考えられています。
さらに、小型化されたインピーダンスアナライザは、電気自動車や航空機の電源評価にも展開できるほか、家庭用蓄電池やロボットなどに多く組み込まれることも期待されます。
■JAXAとHIOKIの研究計画と具体的な方法について
JAXAと当社は、人工衛星に搭載した場合や宇宙ステーションでの実験などを想定した場合のインピーダンスアナライザの仕様調整を行ないます。この仕様調整に基づき、当社は小型インピーダンスアナライザの試作をします。一方、JAXAはこの試作機を用いて、宇宙における実際の使用環境に近い状況で電池の計測試験を行ないます。
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