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German Design Award 2016 Special Mention 電圧センサPW9020が受賞

PW9020

掲載日:2015年10月29日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)が生産販売している「電圧センサPW9020」が、このたび国際的なデザイン賞である「German Design Award 2016 Special Mention」を受賞しました。今回の受賞を励みに、当社は今後も顧客視点に立った、オンリーワン製品を提供してまいります。

■German Design Award (ドイツデザイン賞)について
 German Design Award(ドイツデザイン賞)は、The German Design Council(ドイツデザイン評議会)が毎年開催している賞です。受賞にあたっては、すでに他の国際デザイン賞を受賞した作品であることがノミネートの条件です。そのため、ノミネート自体が名誉とされており、その審査の厳しさから「賞の中の賞」と言われています。
 HIOKIのPW9020は、2014年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)において受賞対象のなかで審査委員会により特に高い評価を得た100件に該当する「グッドデザイン・ベスト100」に選定され、特別賞である「未来づくりデザイン賞」を受賞しています。こうした受賞歴を踏まえ、今回「German Design Award 2016」にノミネートされました。

■受賞製品「PW9020」について
 今回受賞した「電圧センサPW9020」は、世界初となる金属非接触型電力計「クランプオンパワーロガーPW3365」の電圧センサで、絶縁された被覆の上からでも電圧を測定することができます。
 現在、多くの企業で省エネルギーの活動が進んでいます。その過程で消費電力を測定する機会が増加する一方で、十分な知識や経験を持っていない作業者による電力測定の機会も増えている状況があります。
 電力測定ではクランプ式電力計を用いた方法が普及しており、電流については、これまでもクランプセンサを用いて、絶縁された被覆電線の上から安全に測定することができました。しかし、電圧については、ブレーカーなどの金属端子にクリップを接触させて測定するのが一般的です。そのため、金属クリップが隣の金属端子に誤って接触して発生する短絡事故や、使用者が金属部に間違って触れてしまう感電事故の危険性がありました。
 PW9020、そしてPW3365を用いることで、絶縁された被覆の上からでも電圧を正確に測定できるようになりました。これにより、電力測定時の感電や短絡事故の危険を回避することを世界で初めて可能にしました。「German Design Award 2016 Special Mention」の受賞に際しては、この革新性が評価されました。さらに、クリップの形状は手袋を着用した際にも滑らず、クランプの挟み込む部分の長さが異なることから、太さの異なるケーブルを容易に挟むことができるデザイン性も評価されました。



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