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世界初!0201サイズSMDを測定  SMDテストフィクスチャIM9110を発売

IM9110

掲載日:2016年3月29日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたび世界初となる0201サイズのSMDを測定するSMDテストフィクスチャIM9110を発売いたします。
 スマートフォンやウェアラブル機器の小型化により、基板表面に実装する部品(SMD)の小型化が進んでいます。IM9110は今後普及が予測される0201サイズ(0.25mm×0.125mm)のSMD測定に対応するものです。
 IM9110は当社LCRメータ本体に装着して使用します。

■開発の背景
 現在、スマートフォンやウェアラブル機器の小型化により、基板表面に実装する部品(SMD)の小型化が進んでいます。2010年前後は1005サイズ(1mm×0.5mm)のSMDが主流でしたが、その後0603サイズ(0.6mm×0.3mm)や0402サイズ(0.4mm×0.2mm)が急速に普及しており、今後0201サイズ(0.25mm×0.125mm)についても市場シェアが高まっていくことが予想されます。
 部品メーカーでは、製品開発で周波数特性などの測定をしたり、生産工程で抜き取り検査をしたりする必要があります。またSMDを使用する電子機器メーカーなどでは納品されたSMDの受け入れ検査や実使用条件における特性を測定する必要があります。その際に、測定対象となるSMDをLCRメータなどの測定器に接続するためにSMDテストフィクスチャという測定治具が必要となります。しかし、0201サイズ用のフィクスチャは現時点において開発されていませんので、市場要求として0201サイズに対応したフィクスチャの開発要望が多くあり、世界初となる0201サイズのSMDテストフィクスチャを開発しました。

■主な使用用途
 電子部品メーカーにおける電子部品の抜き取り検査や、製品開発時の特性評価
 電子機器メーカーにおける電子部品の受け入れ検査や、実使用条件における特性測定

■製品の特長
1.世界初 0201サイズのSMD測定が可能に
 IM9110は、0201サイズ(0.25mm×0.125mm)のSMD測定ができます。0201サイズの測定が可能なテストフィクスチャをHIOKIは世界ではじめて開発しました。
2.試料を簡単にセットし、開閉扉で試料の飛び跳ねを防止できる構造に
 IM9110はガイド溝を設けることで、試料を簡単にセットでき、プローブを接続するときに開閉扉が閉まることで試料が飛び跳ねないで固定できます。

■価格
 SMDテストフィクスチャIM9100 : 350,000円(税抜)



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