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SMDテストフィクスチャIM9201発売 3GHzまでの高周波測定が可能に。6サイズのSMDに対応

IM9201

掲載日:2016年7月14日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたびSMDテストフィクスチャIM9201を発売いたします。現在、スマートフォンなどに搭載される電子部品(SMD)は高周波化が進み、その評価検査をする際には数百MHzから1GHzといった高い周波数を用いています。今回、発売するIM9201は、こうした高周波化するSMDに対応しており、使用可能周波数範囲は3GHzまでとなっています。
 IM9201は当社製インピーダンスアナライザ本体に装着して使用します。

■開発の背景
 情報化が進む現在、スマートフォンなどのモバイル機器は高周波化が進み、その帯域は数GHz(ギガヘルツ)にも達しています。これに伴い、高周波インダクタやフェライトビーズといったモバイル機器の基板に実装される電子部品(SMD)も高周波化が進んでいます。これらの電子部品は数百MHz(メガヘルツ)から1GHzといった高い周波数で評価検査をしているため、高周波の測定器のニーズが高まっていました。当社はこうした市場環境を踏まえ昨年、300MHz(IM7581)、600MHz(IM7583)、1.3GHz(IM7585)までの測定周波数帯域を持つインピーダンスアナライザを発売しました。
 こうしたSMDの評価検査をする際に、インピーダンスアナライザとSMDを接続するための測定治具がSMDテストフィクスチャです。今回発売するIM9201は3GHzまでの測定に対応したもので、高周波化が進む電子部品の評価検査に対応しています。

■主な使用用途
 電子部品メーカーにおける電子部品の抜取・出荷検査や、製品開発時の特性評価、実使用条件における特性測定

■製品の特長
1.最高3GHzまでのSMD測定が簡単かつ確実に
 IM9201の使用可能周波数範囲は、最高3GHzまでとなっています。これにより、高周波化が進む電子部品の測定ができます。また、以下のようにデバイスガイドに試料を適切に置き、プッシャーをおろして試料を固定することで、簡単かつ確実に測定することができます。
 
2. 6つのSMDサイズに対応
 IM9201は6つのSMDサイズに対応しています。対応サイズは以下の通りです。
0603(0.6mm×0.3mm)、1005(1.0mm×0.5mm)、1608(1.6mm×0.8mm)、
2012(2.0mm×1.25mm)、3216(3.2mm×1.6mm)、3225(3.2mm×2.5mm)

※使用可能インピーダンスアナライザ(当社製)
 IM7580、IM7580A、IM7581、IM7583、IM7585、IM7587

※IM9201使用時には、以下オプションが必要です。
 テストフィクスチャスタンドIM9200
 アダプタ(3.5mm-7mm)IM9906
 校正キットIM9905


■価格
 SMDテストフィクスチャIM9201 : 650,000円(税抜)
 テストフィクスチャスタンドIM9200: 50,000円(税抜)
 アダプタ(3.5mm-7mm)IM9906: 55,000円(税抜)
 校正キットIM9905: 350,000円(税抜)

■年間販売目標台数
 30台



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