お知らせ情報

デジタルマルチメータDT4223、DT4224を発売。テスタの安全常識を覆す、電圧入力保護機能を搭載

DT4223

DT4224

掲載日:2016年8月3日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたびデジタルマルチメータDT4223、DT4224を発売いたします。
 この新製品は「プロの仕事をスピーディーに、停電させないマルチメータ」をコンセプトに開発を進めてまいりました。
 高電圧を測定するテスタを使用する際には、取扱いに十分な注意が必要です。高電圧を測定する際にテスタの設定を誤って抵抗レンジ等にしてしまうと、漏電ブレーカ遮断による停電事故や、火花の発生による火傷など電気事故の危険が伴います。
 新製品のDT4223、DT4224は世界初の電圧入力保護機能を搭載することで安全性を飛躍的に向上させ、使用者が誤操作した際の電気事故を防止し、従来製品よりもより安心してお使いいただけます。
 また従来製品に比べて、使用温度範囲を拡大させ、測定値の読み取りをスムーズに行うためのAUTO HOLD機能を搭載するなどの改善を施しているのが特長です。
 電圧測定の交流/直流自動判別機能や検電機能など電気工事向けの測定ファンクションを搭載したDT4223、静電容量やダイオード測定などを搭載し幅広い用途で使用していただけるDT4224の2機種となっています。

■主な使用用途
 ビルや工場の設備、昇降機などの保守点検
 インバータ、太陽光発電、燃料電池、電気自動車の分野における研究開発・保守点検

■製品の特長
1.世界初の電圧入力保護機能
 従来のテスタで導通チェック、抵抗、静電容量、ダイオード測定レンジに設定した際には、テスタの入力インピーダンスが低い状態になっています。このような状態で誤って高電圧をテスタに入力すると、漏電ブレーカの誤遮断による停電の発生や、テストリード先端での火花の発生による火傷などの電気事故が発生することがありました。
 DT4223、DT4224は導通チェック、抵抗、静電容量、ダイオードの測定レンジに設定した際でも、テスタの入力インピーダンスが電圧測定並みに高く、高電圧がテスタに入力しても上記電気事故の危険がありません。
 この電圧入力保護機能は、テストリードを通じて何が接続されているかを自動検知する設計により可能になりました。抵抗などが接続された際には入力インピーダンスを低く切り替えて測定し、抵抗がテストリードから離れた瞬間に入力インピーダンスを高く切り替えて安全性を確保する世界初の機能です。
2.誤操作を画面とブザー音でお知らせ
 導通チェック、抵抗、静電容量、ダイオード測定レンジに設定した際に誤って電圧を入力した場合、画面が赤色に点滅し、警告のブザー音が鳴ります。間違った使い方をしている場合に、すぐに気がつくことができます。
3.使用温度範囲を拡大し(-10℃~65℃)、耐久性を向上
 従来製品(DT4221、DT4222)の使用温度範囲(-10℃~50℃)に比べて、DT4223、DT4224ともにその範囲を-10℃~65℃に拡大しました。これにより、厳しい暑さのなかでも使用できます。
4.AUTO HOLD機能搭載
 測定値が安定すると、画面上の値を自動でホールドする機能です。これにより両手で2本のテストリードを持った状態で測定値をホールドさせ、後から測定値を読み取ることができます。オプションのマグネットストラップと組み合わせることで測定作業効率がさらに向上します。

■年間販売目標台数
 2,000台

■価格
 デジタルマルチメータ DT4223 (電気工事用途向け):17,000円(税抜)
 デジタルマルチメータ DT4224 (多様な測定用途向け):17,000円(税抜)



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