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絶縁抵抗計IR4054、IR4055を発売。Bluetooth®通信機能搭載で作業効率が大幅に向上

IR4054

IR4055

掲載日:2016年10月27日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたび、絶縁抵抗計IR4054、IR4055を発売いたします。
 当社は、2012年9月にJIS規格の認証を受けた「絶縁抵抗計IR4052」を、2015年1月に日中に発電状況にある太陽光発電システムを安全かつ正確に測定できる「太陽光発電システム用絶縁抵抗計 IR4053」を発売しました。
 今回新たに発売するIR4054とIR4055は、上記従来製品にBluetooth®通信機能を搭載したものです。当社が発売しているスマートフォン・タブレット端末用アプリ「GENNECT Cross(無料)」「GENNECT Field(有料)」を使用することで、お客さまの携帯端末に測定データを簡単に取り込むことができます。また「GENNECT Cross」「GENNECT Field」は送信データに基づき作業者に必要な報告書を簡単に作成することができますので、作業効率が大幅に向上します。

■絶縁抵抗器の役割とは
 絶縁とは、電気抵抗が大きいために電流が流れない状態のことをいいます。絶縁抵抗はこの流れない状態を表す指標のことで、この値が高ければ高いほど十分な絶縁があり、安全ということになります。
 電気機器や電気設備などでは、十分な絶縁状態にないと、漏電を引き起こし、火災や感電事故などの深刻な災害が発生します。そのため、この危険な状態に陥ることを防止するために絶縁抵抗試験が行われます。この試験に用いられるのが絶縁抵抗計であり、例えば電気設備の保安業務では欠かすことのできない計測器の一つです。

■IR4054、IR4055共通の特長
1. Bluetooth®通信機能を搭載。当社専用アプリを組み合わせることで、作業効率が大幅に向上
 電気設備の検査等における絶縁抵抗計の測定箇所は非常に多くあります。そのため、これまでは測定値を手書きで記録し、その後報告書を作成する必要があり、作業者には大きな負荷となっていました。
 IR4054、IR4055にはBluetooth®通信機能が搭載されています。当社が発売しているスマートフォン・タブレット端末用アプリ「GENNECT Cross」「GENNECT Field」を組み合わせて使用することで、作業者の携帯端末に測定データを簡単に送信するだけでなく、送信データに基づきその場で報告書を簡単に作成することができます。これにより、作業効率が大幅に向上します。また、測定値の転記ミスをなくすこともできます。
 ・Bluetooth® はBluetooth SIG, Inc. の登録商標で日置電機株式会社はライセンスに基づき使用しています。

■主な使用用途
 電気設備の保守点検
 ビルメンテナンス・工場設備の保守点検
 通信設備・計装設備の保守点検
 太陽光発電、電気自動車の電圧測定

■価格
 IR4054: 50,000円(税抜)
 IR4055: 47,000円(税抜)

■年間目標販売台数
 1,500台



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