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アナログ接地抵抗計FT3151を発売。準備と後片付けの作業効率を大幅に向上

FT3151

掲載日:2016年11月16日

 HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたびアナログ接地抵抗計FT3151を発売いたします。
 FT3151は針の振れで測定値を直感的に把握できるアナログ式の接地抵抗計です。付属品の補助設置棒や測定コードのリールを従来品から見直しましたので、使用者の準備と後片付けの作業効率を大幅に向上させることができます。

■接地抵抗測定の必要性
 接地とは、一般的に電気機器を大地につなぐことをいいます。電気設備が故障したり劣化したりした場合に人間が感電しないようにするための手段として接地は必要不可欠です。
 接地は電極を大地に埋め込むことで実現しており、この電極と大地の間の抵抗を接地抵抗とよんでいます。安全上の理由から接地抵抗は基準値以下にすることが求められています。接地の安全性を確認するために、接地抵抗の測定が必要になります。

■測定の対応方式
 3電極法(A種からD種測定対応) / 2電極法(D種測定対応)

■製品の特長
1.補助接地棒を従来に比べ細くし、作業効率を向上
 接地抵抗を測定する際には、補助接地棒を地面に差し込む必要があります。従来製品では補助接地棒が太かったことから、ハンマーで打ち込まなければならず、地面から抜くのも大変でした。FT3151の補助設置棒は従来のものと比べて細くなりましたので、人の手で容易に抜き差しすることができます。これにより作業効率が向上します。
2.標準付属の便利な巻き取り器により、準備と後片付けの作業効率を向上
 接地抵抗測定の際にわずらわしいのが、測定コードの準備と片付けです。接地抵抗の測定方法としては、10~20メートルの測定コードで測定器と地面に差し込んだ補助接地電極をつなぐ必要があります。従来製品では、リールに測定コードを巻きつけただけの構造でしたので、1本ずつ測定コードを地面に這わせて準備し、また手で測定コードをリールに巻きつけて片付けていました。
 FT3151の測定コードには、巻き取り器が標準付属しています。この巻き取り器は両手で2つ持ちながら、測定コードを引き出せますので、2本同時に用意できます。また、リールを回して巻き取ることができるので、従来製品に比べて、2倍以上のスピードで測定コードを巻き取ることができます。これにより、準備と後片付けの作業効率向上が図れます。

■価格
 接地抵抗計FT3151:40,000円(税抜)

■年間販売目標台数
 2,400台(国内・外国合わせて)


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