遠隔計測サービスGENNECT Remote Pro(SF4102)発売

遠隔計測サービスGENNECT Remote Pro(SF4102)発売

遠隔ファイル取得機能と遠隔操作機能を搭載


HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:細谷和俊)はこのたび遠隔計測サービスSF4102「GENNECT Remote Pro(ジェネクトリモートプロ)」を発売いたします。当社は今年5月から「難しいネットワーク知識は一切不要、届いてから5分で始められる遠隔計測サービスを提供」というコンセプトでSF4101「GENNECT Remote Basic(ジェネクトリモートベーシック)」を販売していますが、SF4102はSF4101の機能に加え、計測器内の測定ファイルをオフィスのパソコンへ転送したり、遠隔で計測器の操作や設定変更したりできる機能を新たに搭載しました。
当社はSF4101とSF4102により遠隔計測に必要な全ての要素(クラウド、携帯通信回線、通信ボックス(ゲートウェイ))が全てパッケージ化されたワンストップサービスを提供いたします。

 


開発の背景
ここ数年でIoTという言葉が急速に普及してきましたが、実際に現場に設置した計測器による遠隔監視を行うためには、それぞれ別々の企業から提供される通信回線・通信ボックス・クラウドサービスなどを組み合わせる必要があり、ネットワークやプログラミングなどの幅広く高度な知識が必要でした。クラウドのみ、あるいは通信回線のみに限定すれば、手頃な従量課金のサービスも普及し始めていますが、逆に定額制でないために予算化が難しく、かえって導入しづらいという声も多く聞かれます。また、これらのサービスを組み合わせて使うことは、いわゆるシステム開発に相当し、少なくとも数百万円規模の予算と数か月単位の期間が必要でした。
当社では数年前から現場をつなぐ「GENNECT(ジェネクト)*」シリーズを展開してきておりますが、こうした課題を解決するために遠隔計測サービスSF4101、SF4102「GENNECT Remote」を開発いたしました。GENNECT RemoteにHIOKIの多種多様な計測器が組み合わせられることにより、保守・メンテナンスが必要なあらゆる現場をつなげていき、人々が安心して暮らせる、より良い社会の実現を目指しています。
*GENNECT(ジェネクト)は当社の登録商標で、現場(GENba)とつなぐ(conNECT)を組み合わせた造語です。


両製品(SF4101、SF4102)の特長
1.インターネット回線を用いた遠隔測定を、簡単スピーディなセットアップで可能に

スターターセットSF4101、SF4102には、計測器を携帯通信回線に接続するための専用通信ボックス(ゲートウェイ)Z4100が付属されています。両製品をご購入いただいたお客様には、設定済みの通信ボックス(ゲートウェイ)にSIMカード(携帯通信回線)をセットした状態でお届けします。両製品ともに1ヶ月ライセンス、12ヶ月ライセンスをご用意しており、クラウド・携帯通信回線などの諸費用が全て含まれた定額サービスになっています。個別に携帯電話会社との契約や面倒な設定をすることなく、簡単スピーディにインターネット回線を使った遠隔計測を行なうことができます。スターターセットがお手元に届いてからはゲートウェイを電源につなぎ、LANケーブルで計測器とつなぐだけですので、わずか5分で遠隔計測を始めることができます。

2. メール警報機能で遠隔地の設備の予防保全も簡単
遠隔モニター機能・遠隔ロギング機能はもちろんのこと、メール警報機能も用意されています。予め各測定値に上下限値を設定しておくと、しきい値を超えたところで自動的にメールが配信されるため、適切なタイミングで遠隔地の設備保全を実施することが可能となります。両製品の主な機能は下記のとおりです。
 ・遠隔モニター機能:遠隔地に設置された計測器の値をWebブラウザで閲覧。
 ・遠隔ロギング機能:遠隔地に設置された計測器の測定値を1分間隔で記録、グラフ表示やCSV出力が可能。
 ・遠隔操作機能(SF4102のみ):遠隔地に設置された計測器の設定を変更可能。
 ・遠隔ファイル取得機能(SF4102のみ):遠隔地に設置された計測器の測定ファイルを取得可能。
 ・メール警報機能:遠隔モニター値と予め設定した上下限値にもとづき警報メールを自動発信。さらにSF4102では電源品質アナライザのイベントや、メモリハイコーダのトリガ等で測定ファイルが保存されたタイミングでも警報メールを発信可能。
3. 遠隔計測システム全体を考慮してセキュリティを強化
仮に別々の企業から提供される通信回線・通信ボックス・クラウドサービスを自前で組み合わせて遠隔計測機能を実現したとしても、セキュリティを確保することはさらに難しく、より高度な知識を要求されます。近年IoTが普及する中でインターネット上に多くの通信ボックス(ゲートウェイ)が曝されていますが、これらが悪用されサイバー攻撃の踏み台にされるケースが増えており、大変問題視されています。
遠隔計測サービスGENNECT Remoteでは携帯回線にソラコム(NTTドコモ回線)の閉域網を利用しており、さらにクラウドまでデータを転送する際には暗号化することで情報の漏えいを防止しています。お客様がブラウザでクラウドにアクセスする際にも通信は全て暗号化されており、測定データが通るルート全てに渡ってセキュリティが考慮された設計となっています。また、お客様の社内ネットワークとは完全に独立しているため、内部情報の流出などの心配も不要なため、安心してお使いいただけます。


SF4102の特長
1.計測器内の測定ファイルをオフィスのパソコンに遠隔で取得可能に
今回発売するSF4102には計測器本体に保存された測定ファイルを遠隔で安全に取得する機能が搭載されています。例えば、電源品質アナライザを用いたノイズ波形の捕捉のように、計測器本体の機能を活用した高度な解析がオフィスにいながらにして可能になります。月当たりの通信料量は遠隔操作と共用で5GBまで、クラウドストレージ容量は7.5GBまで使用でき、データ回収の手間や出張経費の削減に貢献できます。
2.現地に行かずに計測器の操作や設定変更が可能
SF4102は、測定機本体のHTTPサーバ機能を利用した遠隔操作をサポートします。ボタン一つでパソコン―計測器間に暗号化トンネルを作成でき、このトンネルを通してHTTP通信を行ないますので、オフィスにいながらにして簡単かつ安全な遠隔操作を実現します。月当たりの通信料量5GBがライセンス費用に含まれており、余裕を持って計測器の設定変更ができます。


対応計測器
 メモリハイコーダ:MR8875
 メモリハイロガー:LR8400、LR8401、LR8402
 ワイヤレスロギングステーション:LR8410
 ワイヤレス熱流ロガー:LR8416
 電源品質アナライザ:PQ3100
 クランプオンパワーロガー:PW3360-10,-11、PW3365-10(遠隔ファイル取得機能は近日対応予定)

  ※「GENNECT Remote Pro」SF4102の発売日時点。対応機器は順次追加予定です。


年間販売目標台数
 150台


価格
GENNECT Remote Pro
 遠隔計測サービス スターターセット SF4102: 128,000円(税抜)
 遠隔計測サービス ライセンス1か月分 SF4102-01: 11,600円(税抜)
 遠隔計測サービス ライセンス12か月分 SF4102-12: 136,000円(税抜)




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