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2019年度グッドデザイン賞 AC/DCカレントセンサCT6877などが受賞

AC/DC カレントセンサ CT6877

AC/DCクランプメータ CM4375

ACクランプメータ CM4141

掲載日:2019年10月2日


HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:細谷和俊)が生産販売している電流センサ「AC/DCカレントセンサCT6877」、クランプメータ「AC/DCクランプメータ CM4375, CM4376・ACクランプメータ CM4141, CM4142」が、このたび公益財団法人 日本デザイン振興会主催の「2019年度グッドデザイン賞」を受賞しました。今回、グッドデザイン賞を受賞した上記製品の特長は次のとおりです。


■電流センサ
「AC/DCカレントセンサCT6877」
AC/DC 2000A の大電流を高確度で測定する貫通型電流センサーです。大電流測定に加え、広い周波数帯域や高いノイズ耐性により、大電流化、高速化が進むEV(電気自動車)/HEV(ハイブリッド自動車)搭載インバーター(直流から交流への変換器)やバッテリーの評価に最適な製品です。


■クランプメータ
「AC/DCクランプメータ CM4375, CM4376」
挟みやすさを追求した新形状の薄型のジョー(センサ部)で、狭いケーブル間もスムーズに測定できる製品です。従来のクランプメータではジョーが太いためケーブルを挟めない場合があり、作業に支障をきたすことがありました。そうした測定現場の声を積み重ね、ジョーの形状を改良し、これまで測定できなかった狭い場所での測定を可能としました。


※AC/DCクランプメータCM4376は、JECA FAIR 2019(電設工業展)の第58回製品コンクールの「一般社団法人 日本電設工業協会 奨励賞」受賞製品です。


「ACクランプメータ CM4141, CM4142」
大口径クランプセンサ(φ55 mm)でありながら、非常に薄いジョー(センサ部)でケーブルの隙間に入れやすく挟みやすい設計、さらにジョーの強度を向上、開閉回数も従来の1万回から3万回保証と大幅にアップしました。測定現場の声を積み重ね、挟みやすさと壊れにくさを両立、ユーザーにより長くお使いいただける製品です。

 
グッドデザイン賞は、総合的なデザイン評価・推奨制度として50年以上の歴史を持っています。HIOKIでは、1985年の初受賞以来、今回で75件目(ロングライフデザイン賞2件を含む)の受賞となります。
当社の製品デザインは、ユーザーが計測器を手にした時や使用した時に感じる気持ちに寄り添い、くらしや社会をより豊かにすることを目指しています。今回の受賞は計測機能をあわせ持つデザインの特長に加え、ユーザーの要望に応える計測器であることが評価されました。


今回、各製品の選考を行なった審査員からの評価コメントは以下のとおりです。


■電流センサ
「AC/DC カレントセンサ CT6877」
大口径貫通穴により大電流に用いられる電線4本まで同時に対応可能で、従来よりも広い周波数帯域の大電流を計測できるという技術的特長と、ユーザーの多様な設備に設置できる最小限の体積、設置面積と、非被覆電線でも安全に計測できる樹脂製外装の筐体に丁寧に造形処理したデザイン的特長をもつ、優れた製品であると評価した。


■クランプメータ
「AC/DCクランプメータ CM4375, CM4376」
「ACクランプメータ CM4141, CM4142」
クランプセンサで囲む電線の「径」「間隔」「奥の壁までの距離」に着目し、必要十分な定格電流性能を保ちながら狭い隙間に入れやすい、先端部の断面を幅方向に小さくしたセンサ形状を提案している。屋内配線が高密度化し電線の隙間が狭小化する状況における、クランプメータ使用上の問題点を解決するデザインがなされている点を評価した。


受賞製品の概要は公益財団法人日本デザイン振興会HPをご覧ください。

グッドデザイン賞公式ウェブサイト

■電流センサ
https://www.g-mark.org/award/describe/49097?token=USJ227FNly
■クランプメータ
https://www.g-mark.org/award/describe/49105?token=21sjoM1Kuo




【リリースに関するお問い合わせ先】

総務部広報課:鳴沢、都築まで
TEL:0268-28-0550(代表)
FAX:0268-28-0559
Email:htsuzuki@hioki.co.jp


記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに価格、仕様、そのほか本リリースに記載の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。










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