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基板の異常が⼀⽬でわかる プロセスアナライザーPro 発売 データの可視化とAI 活⽤で⼯程の改善をサポート

プロセスアナライザーPro画面

掲載日:2020 年3 月26 日

HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:細谷和俊)はこのたび「プロセスアナライザーPro(データ解析ソフトUA1801)」を発売いたします。
プロセスアナライザーPro はベアボード※ 1 検査用フライングプローブテスタの検査結果データをパソコンに一括で読み込み、統計解析・データの可視化とAI(人工知能)による特異点検出を行うソフトウェアです。
統計データを設計工程や生産工程にフィードバックすることで、不良発生の根本原因の特定・解消など品質向上に寄与します。また、従来の検査方法では見つけられなかった潜在不良を検出できます。


※試用版ライセンスで「プロセスアナライザーPro」の機能をお試しできます。
 詳細は当社カスタマーサポートにご連絡ください。


■ 開発の背景
ベアボードの検査は基板の配線パターンを電気的に測定して良品・不良品を選別します。近年、電子機器の小型化によりベアボードの微細化・高密度化・多層化が進み、従来の検査だけではカバーしきれない潜在的な不良が増える傾向にあります。そのため、時間や設備などの検査コストをかけて検査項目を増やし、良品基板の選別精度を向上させています。しかし、検査を厳しくするだけでは、不良発生の根本解決には至りません。
そのような不良発生の根本原因を特定するために、蓄積された検査結果データから各種統計データを簡単に可視化できる無料版のソフトウェア「プロセスアナライザー」を最新の検査装置※ 2 に標準搭載し、工程の改善をサポートしています。
今回発売する「プロセスアナライザーPro」は、色分布によるデータの可視化やAI による特異点検出機能を新たに追加し、基板の異常が一目でわかるようになりました。


■ 特長
1. 抵抗値を可視化 ~色分布で直感的に理解~
測定した抵抗値が基準値から何%外れているかを基板のデータ上に色分布で表示します。抵抗値の高低が直感的に理解でき、どのあたりにどのような現象が起きているのか一目でわかります。
複数基板の同時表示で個体差の確認や検査日時によるばらつきなども発見できます。
さらに、オプションの編集ソフト(FEB-LINE 検査データ作成システムUA1781)を合わせて使用することで基板の配線パターンを画面上に表示できます。異常箇所をハイライト表示することで、より的確に異常ポイントを確認でき、根本原因をスピーディーに特定できます。



2.AI による特異点検出 ~検査結果を学習し統計的に算出~
スルーホールクラック※ 3 など特定の潜在不良は従来の検査方法では良品と判定されることが多く、出荷後に不具合として顕在化する場合がありました。こうした潜在不良をAI を活用して検査結果データから基板全体の抵抗値の分布を学習し、分布から外れた箇所(特異点)を識別します。この機能により、従来の検査方法ではばらつきに埋もれて検出できなかった、潜在不良による微小な異常を検出します。
さらに先述のオプションであるUA1781 で作成した配線パターンのデータを使用することで、異常箇所を配線パターン上にハイライト表示できるため、根本原因をスピーディーに特定できます。


AIによる特異点検出の流れ


3. 各種統計データを簡単に作成 ~検査結果データの可視化で工程改善~
蓄積された検査結果データをパソコンに一括で読み込み、簡単に統計データを作成できます。各検査ステップの結果を、値の推移、ヒストグラム、分布図などの形で可視化し、不良の解析を行えます。統計データを設計工程や生産工程にフィードバックすることで、不良発生の根本原因の特定・解消など品質向上に寄与します。


4. オンタイムで特異点を検出 ~プロセスアナライザーClient(オプション)※4
最新検査装置*2 向けオプションのプロセスアナライザーClient(データ解析ソフトE4781、今夏発売予定)はAI を検査装置そのものに組み込みオンタイムで特異点を検出します。検査中に基板の識別を行えるため、潜在不良を持った基板の流出をその場で防ぐとともに、さらにスピーディーに設計工程や生産工程へフィードバックし、品質向上の施策を立てることができます。


■ 対応機種
 HIOKI 製ベアボード検査用フライングプローブテスタ各種

  プロセスアナライザーPro
  FA1817、FA1816、FA1811、FA1282-01、FA1282-11、FA1283-01、FA1283-11、1281、1281-11、1281-12、1281-50、FA1116-03、1116、1116-01、1116-02、1116-12、1116-21、1116-22、1116-23、1116-24、1116-32、1116-41、1116-42、1116-43、1116-44、1116-45、1116-51、1116-52、1116-53、1116-54、1116-62、1116-71、1116-72、1116-73、1116-74、1116-75、1270、1271
 
  プロセスアナライザーClient
  FA1817、FA1816、FA1811

  ※その他機種はお問い合わせください


■ 主な想定顧客
 ・プリント配線板メーカー


■ 価格(税抜き)
 プロセスアナライザーPro
  データ解析ソフトUA1801-01(1 年間ライセンス):価格お見積り
  データ解析ソフトUA1801-02(無期限ライセンス):価格お見積り
 
 プロセスアナライザーClient(オプション※4、今夏発売予定)
  データ解析ソフトE4781-01(1 年間ライセンス、UA1801 機能拡張オプション):価格お見積り
  データ解析ソフトE4781-02(無期限ライセンス、UA1801 機能拡張オプション):価格お見積り


■ 無料版情報
下記特設ページから一部の有料機能を除いたすべての機能を使用可能な無料版の「プロセスアナライザー」をダウンロードできます。データのグラフ化、可視化による解析効率のアップをご体感ください。
  
 ● ダウンロードはこちら
 試用版ライセンスで「プロセスアナライザーPro」の機能をお試しできます。
 詳細は当社カスタマーサポートにご連絡ください。

※ 1 電子部品が搭載されていないプリント配線板(PWB:Printed Wiring Board)
※ 2 フライングプローブテスタFA1817(2018 年12 月発売)、フライングプローブテスタFA1816(2019 年5 月発売)
※ 3 基板を貫通している電気的に繋がった穴にまれに生じる亀裂
※ 4 プロセスアナライザーPro の購入が必要です。

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ニュースリリースに関するお問い合わせ

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【ニュースリリース、広報に関して】
総務部広報課
TEL:0268-28-0555(代表)
FAX:0268-28-0559

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TEL:0268-28-0560
FAX:0268-28-0569

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