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Bluetooth®無線通信に対応し、作業効率を向上 デジタルマルチメータDT4261 を発売

デジタルマルチメータDT4261

掲載日:2021年8月26日

HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)は、このたびデジタルマルチメータ DT4261 を発売いたします。
DT4261はスマートフォンやタブレットとBluetooth®無線通信を可能にするワイヤレスアダプタZ3210を装着できるデジタルマルチメータです。DT4261にZ3210を装着すると、ユーザー所有のExcel®ファイルに測定データを直接入力できます。また、当社の無償アプリケーションGENNECT Cross(ジェネクトクロス)を用いて簡易的な高調波解析を行えます。

■開発の背景
現在当社では電気工事士、管理技術者などが行う電気設備の検査業務を効率化し、作業者の働き方改革を支援するためBluetooth®無線通信に対応した現場測定器のラインアップを拡充させています。特に日本国内では電気設備の管理・保守に携わる人の高齢化、従事者の減少が課題となっています。この課題を解決する一助として、IoT を利用した作業効率の向上に注目が集まっています。

■特長
1. デジタル管理で測定作業を省力化(Excel®直接入力機能)
DT4261 にワイヤレスアダプタZ3210 を装着すると、ユーザー所有のExcel®ファイルに測定データを直接入力できるため、現場での作業効率の向上につながります。

2. 現場でのトラブル解析に貢献
DT4261 にワイヤレスアダプタZ3210 を装着し、無償アプリケーションGENNECT Cross と連携すると簡易的に高調波解析ができます。電源系統に潜む高調波は、機器の誤動作や破損を引き起こしたり、機器の寿命や効率低下を招いたりします。このような電源系統のトラブル解析に貢献します。

3. テストリードの誤挿入を防止し、新機構により安全を強化
デジタルマルチメータは電圧、電流、抵抗といったさまざまな測定ができます。一般的には、電流測定端子にテストリードを挿入した状態で電圧を測定すると、安全のためヒューズが切れる仕組みとなっています。DT4261では、測定項目を切り替えるロータリースイッチに連動し、測定のためのテストリード挿入口以外はシャッターで閉じ、テストリードが挿入できない構造としました。
テストリードの誤挿入を未然に防ぎます。


誤挿入防止のため測定項目に応じてシャッターが閉じる


さらにテストリードは新機構を採用しました。従来、測定カテゴリによってテストリードにキャップを脱着して安全を確保していました。DT4261 に付属となるテストリードは、保護用フィンガーガードをスライドすることにより測定カテゴリの切り替えを可能としました。キャップをなくす心配がありません。


新機構 キャップ一体化のテストリード


■主な用途/顧客
電気設備メンテナンス、電気工事での確認作業およびトラブルシュート

■年間販売目標台数(国内外)
DT4261, DT4261-90 1,500 台

■価格
デジタルマルチメータ DT4261: 28,000 円(税込み30,800 円)
デジタルマルチメータ DT4261-90: 33,000 円(税込み36,300 円)[ワイヤレスアダプタZ3210 付属]
ワイヤレスアダプタZ3210: 12,000 円(税込み13,200 円) [オプション]

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