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PQ3198は、電源の異常を監視・記録し、その原因を迅速に究明するとともに、瞬時電圧低下、フリッカ、高調波などの電源の問題を評価する電源品質アナライザです。
IEC 61000-4-30とは?
IEC61000-4-30は、電源品質の測定方法を規定した国際規格です。この規格に準拠していることが認証された機器では、製造元に関わらず、信頼性の高い再現性のある測定結果が得られます。IEC61000-4-30に含まれる項目は、周波数、電源電圧の大きさ(RMS値)、フリッカ、電源電圧のディップ、スウェル、瞬時電圧低下、高調波など、電源システムで発生する現象に限られています。また、IEC61000-4-30では、測定器の測定方法や能力をAとSの2つのクラスに分類しており、最も信頼性の高い電力品質測定はクラスAの測定器で行うことができます。クラスAの要件は、機能や精度だけでなく、測定アルゴリズムやタイムクロックの精度も含めて規定されています。
電力品質測定器の分類
クラスA:諸規格への適合性の確認、法的な争を解決するためなど、正確な測定が必要とされる場合に使用します。
クラスS:クラスAに比べて確度が低い。定期的な調査やトラブルシューティング用途など、低い不確かさを必要としない用途に使用されます。
Edition 3
本規格のEd.2 は2015年に廃止され、Ed.3 に変更されました。PQ3198では、Ed.3 の認証に必要な以下の項目を測定することができます。また、一部のオプション項目にも対応しています。
電源品質項目 |
|
---|---|
Edition 3の必須項目 |
PQ3198が測定可能なオプション項目 |
周波数 |
電流 |
電圧 |
電流の高調波 |
フリッカ |
電流の中間高調波 |
電圧のディップ & スウェル |
電流の不平衡 |
電圧の瞬時低下 |
|
電圧の不平衡 |
|
電圧の高調波 |
|
電圧の中間高調波 |
|
メインシグナリング |
お手持ちのPQ3198をEdition 3の規格に合わせてアップデートしてください。
IEC 61000-4-30 Edition 3に準拠したPQ3198のファームウェアを更新しました。
ファームウェアはこちらからダウンロードできます。
ここでは、新しいファームウェアについていくつかのアップデートをご紹介します。
1. メインシグナリング測定
2. 不平衡の電流測定方法と詳細なトレンド
3. パスワード認証によるキーロック
最後に
エネルギー監査や電源品質分析を行うための電源品質機器を選ぶ際には、規格に基づいて評価された機器を選ぶことが重要です。お客様の中には、単に規制されているからという理由で必要とされる場合もあれば、測定結果を高品質で信頼を保つために必要とされる場合もありますが、HIOKIの電源品質アナライザはいずれのご要望にもお応えできます。