掲載年月日：2022年9月28日
HIOKI（日置電機株式会社：長野県上田市、代表取締役社長：岡澤尊宏）は、2022年9月28日（水）、遠隔計測サービスGENNECT Cloud（ジェネクトクラウド） SF4180のバージョンアップを実施しました。GENNECT Cloudは、計測データをクラウドサーバーにアップロードし、計測データの共有や記録、監視を行うクラウドサービスです。このたびGENNECT Cloudが扱える計測データの対応範囲が広がり、より便利なサービスに生まれ変わりました。
■開発の背景
技術の発展とともに、電気設備の安定的な稼働は年々重要性を増しています。設備の安定稼働のためには、電圧、電流、または温度といった項目の記録監視が必要です。記録監視の方法として、従来は計測したデータを記録用紙や記録媒体などで持ち帰り、事務所でレポートを作成する方法が主流でした。近年は、記録監視作業のIT化の要望が高まり、作業時間や移動コストの省力化が進められています。
これまでGENNECT Cloudは、遠隔計測サービスGENNECT Remote（ジェネクトリモート）との組み合わせで、記録監視のIT化や省力化を支援してきました。今回のバージョンアップでは現場測定器向けスマートフォンアプリGENNECT Cross（ジェネクトクロス）、計測システムを構築するPCソフトGENNECT One（ジェネクトワン）の計測データがGENNECT Cloudで扱えるようになり、海外での利用も可能になりました。
■概要
GENNECT Cloudは遠隔計測をサポートするクラウドサービスです。遠隔地の電気設備に設置した計測器のデータを、クラウドサーバーで記録、共有できます。また、スマートフォンやPCのブラウザーでのデータ閲覧や、常時監視によるアラーム発報など多くの機能が備わっています。計測器の遠隔操作ができるので、現場までの移動時間と出張旅費の削減に貢献します。
■特長
1. 時間と場所を選ばず情報共有が可能
計測データがクラウド上に保存されているため、スマートフォンやPCでいつでも閲覧が可能です。また、設定した基準値を計測値が上回った場合、アラームを発報できます。
2. 保護された安全な接続
測定データの閲覧にはIDとパスワードが必要です。2段階認証やIPアドレス制限にも対応し、大切な情報を守りつつ、利用しやすい形でセキュリティーを強化しています。
3. 遠隔での計測器操作
GENNECT Cloudを利用することで、遠隔地にある計測器の操作が可能です。
4. Web APIによるシステム連携
Web APIと呼ばれる通信コマンドを使い、お客様のシステムやWebサービスに計測データを取り込むことが可能です。既存の設備監視システムなどに計測データを追加できます。
■主な用途
遠隔地の温度、照度など環境データをモニタリング
太陽光発電システムの稼働状況把握
電気設備の異常監視
■年間販売目標アカウント数（国内のみ）
遠隔計測サービスGENNECT Cloud SF4180 2000アカウント
■価格（税込み）
SF4180 基本機能を備えたフリー版 無償
SF4181 GENNECT Cloud Standard サブスクリプション価格 2,200円/月
（クラウドストレージ容量最大50GB、ユーザ／チーム数最大10件）
SF4181−01 GENNECT Cloud Standard 1ヶ月ライセンス 3,300円
SF4181−03 GENNECT Cloud Standard 3ヶ月ライセンス 8,800円
SF4181−12 GENNECT Cloud Standard 12ヶ月ライセンス 31,900円
SF4182 GENNECT Cloud Pro サブスクリプション価格 11,000円/月
（クラウドストレージ容量最大500GB、ユーザ／チーム数最大100件）
SF4182−01 GENNECT Cloud Pro 1ヶ月ライセンス 15,950円
SF4182−03 GENNECT Cloud Pro 3ヶ月ライセンス 44,000円
SF4182−12 GENNECT Cloud Pro 12ヶ月ライセンス 159,500円
2022年12月31日までの期間限定で、Standardプランお試しキャンペーンを実施しています。詳しくはキャンペーンページをご覧ください。
GENNECT Cloud キャンペーンページ
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TEL： 0268-28-0560
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