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2023年度グッドデザイン賞 AC/DC電流プローブが受賞

掲載年月日:2023年12月15日

HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)が生産販売しているAC/DCカレントプローブ CT6830CT6831, AC/DCカレントセンサCT7812CT7822が、このたび公益財団法人 日本デザイン振興会主催の「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。



グッドデザイン賞は、総合的なデザイン評価・推奨制度として50年以上の歴史を持っています。HIOKIでは、1985年の初受賞以来、今回で79件目(ロングライフデザイン賞2件を含む)の受賞となります。

今回の受賞は、自動車のシステムの性能向上に伴い、配線などが高密集化した中で、正確に電子機器の消費電流を把握するために最適な機構設計がなされた点や従来製品との統一したブランディングが評価されました。

■受賞対象の概要・特長
微小な交流・直流電流を高精度に測定できる小型の電流プローブ。運転支援や安全性、快適性を追求する自動車には、多くの電子機器が搭載されており、各種配線の高密集化や電流の微小化がすすんでいます。この電流プローブは、先端部の小型化、ロック構造、広い使用温度範囲の特長を持ち、「微小な電流が流れる高密集な配線」の測定に最適です。


・ケーブルを挟む部分をスライド構造とし、小型化。密集した配線の測定が可能で、狭小な設置スペースにも対応
・DC数mAを安定して測定可能なセンシング技術を確立し、微小な電流も高確度で測定可能
・振動によるケーブル外れを防ぐロック構造を採用。自然な動作でのロック/アンロックが可能

■審査委員からの評価コメント
自動車のシステムの性能向上に伴い、配線などが高密集化した状況で配置され、微弱になっている現状に対応するため、自動車の可動時(高温環境)を想定して作られた今までにない小型の電流プローブ。密集した何本ものケーブルから1本の配線を選択できるように、プローブ部は大幅に小型化され、グローブなどを着用した状態でも親指で確実に開閉できる優れたスライド構造を持つ。現在のシリーズとカラー言語を統一し、測定器老舗メーカーとしての安心感を与えるブランディングにも成功している。

■ GOOD DESIGN AWARD 公式WEBページ 
受賞製品の概要は公益財団法人日本デザイン振興会HPをご覧ください。

■ HIOKIのデザイン
当社のデザインは、ユーザーが計測する際に感じる気持ちに寄り添い、くらしや社会をより豊かにすることを目指しています。
HIOKI は、デザインポリシー「COGNITIVE. それは、人間になじむデザイン。」のもと、これからも提案し続けてまいります。 

HIOKI Design(当社のデザインに関するWEBページ)もあわせてご覧ください。

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