資料ダウンロード
カタログ、技術資料、アプリケーションなどの資料はこちら。会員登録するとより自由にダウンロードいただけます。
サポート情報
会員サービスやセミナー、FAQなどのお客様のお役に立つ情報をまとめています。
購入・レンタル
購入・レンタル・見積もりのご案内です。
購入時のご注意事項
アフターサービス
製品をご購入後のお客様にむけて、アフターサービスと製品の保証に関する情報をご紹介します。
企業情報
HIOKIは世界に向けて計測の先進技術を提供する計測器メーカーです。
サステナビリティ
すべてのステークホルダーの皆さまとともに発展していくための、様々な取り組みをご紹介します。
IR情報
株式情報、財務・経営情報を掲載しています。
採用情報
新卒・キャリア採用についてはこちらをご覧ください。
お問い合わせ
お知らせ情報
PW6001
掲載日:2015年2月24日
世界最高クラスの確度で高効率インバータの測定が可能に
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたび、パワーアナライザPW6001を発売いたします。
現在、電気自動車や太陽光発電設備などの開発では、エネルギーの変換効率測定のニーズが高まっています。この効率測定では、高確度、広帯域、高い安定性といった要素が求められており、当社ではこの要素を兼ね備えたパワーアナライザPW6001の開発に取り組んでまいりました。
PW6001は、世界最高クラスの測定確度、従来機種と比べ測定周波数が広帯域、耐ノイズ性向上による高い安定性といった特長を持っています。これ以外にも、波形解析機能を搭載したほか、測定チャネルは最大12chとなっており、PW6001は当社電力計のフラッグシップモデルにふさわしい機能を兼ね備えた新製品となっています。
■開発の背景
省エネ活動を推進するために、これまでは家電やAV機器といった電気機器などの消費電力削減のための電力測定がパワーアナライザの主要な測定用途でしたが、現在はエネルギーの変換効率を測定する用途が増えています。
エネルギーの変換効率を測定する事例としては、たとえば電気自動車(EV)や電気ハイブリッド自動車(HEV)のモータ解析が挙げられます。EV/HEVは、バッテリによりモータを駆動しますが、同時にインバータによってモータを効率的に制御しています。この際に、バッテリとインバータ間、およびインバータとモータ間の電力をそれぞれ測定し、両者の電力を比較解析することで、エネルギー変換効率を把握しています。
これ以外にも、太陽光発電用のパワーコンディショナの変換効率、ワイヤレス給電の電力変換効率などをはじめとするエネルギー変換効率の測定に対するニーズが高まっています。
そしてこれらの測定に際しては、高確度、広帯域、高い測定安定性が求められていることから、これらの必要な要素を兼ね備えた電力計の開発に取り組んでまいりました。
■主な使用用途
・EV/HEVのモータ解析
・太陽光発電用パワーコンディショナ―の変換効率測定
・風力発電の電力変換効率測定 など
■パワーメータPW6001の特長
1.測定確度は世界最高クラスの0.05% DC確度やセンサ組合せ確度の高精度化を実現
PW6001の電力基本確度は0.05%で、これは世界最高クラスです。
また、EVに搭載されているDC/ACインバータのエネルギー変換効率を測定するには、DC確度が重要になります。PW6001では、DC測定確度が0.02%rdg.0.05%f.s.です。さらに当社が用意する50A定格から1000A定格までの豊富な電流センサを組み合わせて使用し、センサ確度を加算しても最高0.11%といった高確度を実現しています。
さらにアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータには、18bitを採用しました(従来機種は16bit)。これにより、より細かい分解能による高精度測定が可能になりました。
これらの機能により、わずかな変換効率の値も正確に測定することができます。
2.広い周波数帯域
PW6001の測定周波数は、従来機に比べて広帯域になっています。これにより、高速スイッチング化が進むインバータの測定でも、十分な測定が可能になります。当社従来機種(3390-10)に比べて、周波数帯域は10倍広がりました。
3.オシロスコープに迫る波形解析機能を搭載
エネルギー変換効率の測定では、波形解析が必要になることから、波形解析機能を搭載しました。電圧・電流波形に加えて、トルクセンサやエンコーダ信号も同時に表示可能です。
4.測定チャネル数は最大12ch
PW6001は1台につき最大6チャネルの測定が可能です。2台のPW6001を光接続ケーブル(最長500メートル)で接続することで、最大12チャネルの電力計として使用できます。
これは、主に変電所やプラントなど離れた2点間での測定を想定しています。
※1:光接続ケーブルで2台を接続時
5.耐ノイズ性能を向上させることで、測定の安定性を追求
エネルギー変換効率の測定を安定的に行なうためには、ノイズの影響を減らす必要があります。PW6001に、金属を独自の形状で削り出したソリッドシールドと電気信号を光に変える光絶縁デバイスを搭載したことで、耐ノイズ性能が向上し、測定の安定性が向上しました。
■価格(税抜)
PW6001-01(1ch): 1,150,000円
PW6001-02(2ch): 1,450,000円
PW6001-03(3ch): 1,750,000円
PW6001-04(4ch): 2,050,000円
PW6001-05(5ch): 2,350,000円
PW6001-06(6ch): 2,650,000円
■年間販売目標台数
70台
ニュースリリースに関するお問い合わせ
ホームページ掲載のニュースリリースに関するお問い合わせは、下記までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。
【資料請求、購入および製品に関して】
本社コールセンター
TEL:0268-28-0560
FAX:0268-28-0569
MAIL:info@hioki.co.jp
【ニュースリリース、広報に関して】
総務課広報担当
TEL:0268-28-0555(代表)
FAX:0268-28-0559
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに価格、仕様、そのほか本リリースに記載の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。