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IM7580
掲載日:2014年8月22日
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)はこのたびインピーダンスアナライザIM7580を発売いたします。
情報化社会が進む現在、大容量データの送受信のために高速差動伝送など伝送ラインの高速化が進んでいます。これら高速伝送ラインのスキュー(遅延時間のずれ)改善やノイズ対策で使用されるコモンモードフィルタやフェライトビーズといった電子部品も高周波化が進んでいます。
このたび発売するIM7580は、最高300MHzの高周波で測定することが可能で、高周波化が進む電子部品に対応した製品となっています。IM7580の最速0.5ms(0.0005秒)の高速測定によって大量の電子部品をより速く検査することができ、電子部品メーカーは生産性を大きく向上させることができます。
■開発の背景
現在、大容量データの送受信のために高速差動伝送など伝送ラインの高速化が進んでいます。高速伝送ラインの信号品質を維持しつつノイズを抑制するために、コモンモードフィルタやフェライトビーズといった電子部品が使用され、伝送ラインの高速化に伴い、これら電子部品の高周波化が進んでいます。
また、携帯電話やノートパソコンの小型化を図るためは電源部分の小型化が必要とされ、その解決方法としてDC-DCコンバータのスイッチング周波数の高周波化があります。そのため、電源に搭載されるパワーインダクタなどの電子部品は高周波化が進んでいます。
これら電子部品を生産する電子部品メーカーは、電子部品の開発や出荷検査において高周波での測定が必要となります。出荷検査においては生産量を向上するために、高速で検査できる測定器が要求されています。
こうしたニーズを踏まえて、当社では高周波かつ高速で測定検査できるインピーダンスアナライザの開発に取り組んでまいりました。
■主な使用用途
電子部品メーカーにおける電子部品の出荷検査
電子機器メーカーにおける電子部品の受け入れや特性評価
■製品の特長
1.最高300MHzの高周波測定
IM7580の測定周波数は1MHzから300MHzです。単一周波数で測定するLCRメータのモードでは出荷検査の良否判定、周波数を変化させながら測定するアナライザのモードでは製品開発での特性評価と様々な分野で使用することができます。
2.最速0.5msの高速測定かつ高安定の測定で生産性の向上に貢献
最速0.5ms(0.0005秒)の高速測定を行なえます。これにより、大量の電子部品をより速く検査したい電子部品メーカーにとって、生産性が大きく向上します。
また、測定の繰り返し精度を従来製品の1/10に向上させましたので、安定した測定が可能になり、生産の歩留まりが改善され、生産性が向上します。
3.本体サイズを小型化により、生産コストの低減に貢献
電子部品メーカーの生産ラインにおいては、各種機器をラックに収めて検査システムを作り、自動検査を行なっています。そのため、本体サイズを小型にすることで、検査システムを小型にしたり、複数台の搭載によって検査時間を短縮したりすることが可能となり、生産コストを低減することができます。
IM7580のサイズは、ハーフラックサイズ(幅215mm 高さ200mm 奥行268mm)となっており、ラックの棚に2台収めることができます。
4.さまざまな判定機能による良否判定
単一の周波数で測定するLCRメータのモードでは、電子部品の良否判定をするコンパレータ機能、電子部品を選別するBIN機能があります。コンパレータ機能は上下限値を設定し、この判定基準をもとに良否判定をします。コンパレータ機能では一つの判定基準で良否を判定するのに対して、BIN機能は最大10の判定基準を設け、ランク分けを行ないます。
複数周波数で測定するアナライザのモードでは、電子部品の周波数特性から良否判定をすることができるエリア・ピーク比較機能があります。エリア判定は、任意で設定した判定エリアに測定値が入っているかを確認するための機能です。ピーク判定は上限値、下限値、左限値、右限値を設定し、共振点を判定する機能です。
■年間販売目標台数
200台
■価格
インピーダンスアナライザ : 1,700,000円(税抜)
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