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PW3365-10
絶縁被覆の上から電圧測定可能
掲載日:2014年4月9日
クランプオンパワーロガーPW3365-10発売
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:町田正信)は金属非接触で電力を安全かつ正確に測定する電力計 クランプオンパワーロガーPW3365-10を世界で初めて発売いたします。
電力を安全に測定したいというお客さまのニーズを踏まえ、絶縁された被覆電線の上からはさむだけで安全かつ正確に電圧を測定できるセンサを当社は世界ではじめて開発しました。この金属非接触の電圧センサを電力計に搭載したことで、従来の電力測定で懸念された、電圧測定の際の短絡(ショート)や感電による事故を回避できます。これにより、測定の安全性が大きく向上することになります。
なお、PW3365-10は、5月28日から30日まで開催される第62回電設工業展の製品コンクールに出展いたします。
■開発の背景と経緯
現在、多くの企業で省エネルギーの活動が進んでおり、その過程で消費電力を測定する機会が増えています。従来、大規模工場などでの電力測定は、電気に関する知識や経験のある作業者が担当していました。しかし、企業規模の大小や業種を問わず電力測定のニーズが高まるなかで、十分な知識や経験を持っていない作業者による電力測定の機会が増えてきています。そのため、安全に電力を測定したいというニーズが高まっていました。
こうした状況を踏まえて、当社では新たな電力測定方式による新製品の開発に着手しました。
■金属非接触式の電力測定によるメリット
1.測定の安全性が大幅に向上
電力測定ではクランプ式電力計を用いた方法が普及しています。電流については、これまでもクランプセンサを用いて、絶縁された被覆電線の上から安全に測定することができました。しかし、電圧については、ブレーカーなどの金属端子にクリップを接触させて測定するのが一般的です。そのため、金属クリップが隣の金属端子に誤って接触して発生する短絡事故や、使用者が金属部に間違って触れてしまう感電事故の危険性がありました。
今回のPW3365-10発売に先行して、2008年に当社は金属非接触式の電圧計セーフティハイテスタ3258を発売しました。3258で用いた測定技術を電力計にも応用し、絶縁された被覆電線の上からはさむだけで安全に測定できるセンサを開発しました。これにより、電流・電圧・電力のすべてを金属非接触で測定できますので、測定者の安全性は大きく向上することになります。
■世界初となる金属非接触の電圧センサの測定原理
PW3365-10で使用する電圧センサPW9020は、以下のような原理で金属非接触による測定を可能にしています。
PW9020のなかには金属板の電極が入っており、この電極が被測定物の電圧(電位差)を検出すると、微小な電流が電極に流れます。この電流がゼロになるような電圧をセンサ側で発生させることで、正確な電圧の測定ができるようになりました。
■主な使用用途
・工場やビルにおける電力管理
・電気設備の保守管理
■価格
未定
■年間販売目標台数
1,000台(国内・外国合わせて)
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