アプリケーション・用途

リチウムイオン二次電池の絶縁抵抗測定

市場の動き

電気自動車などに搭載されるリチウムイオン電池は、厳しい環境下で、長い期間に渡って、使用されます。その為、リチウムイオン電池には高い安全性が要求されます。

課題

リチウムイオン電池において、絶縁すべき部分が十分に絶縁されていない、つまり絶縁抵抗が不足していると、電池寿命の低下や発火事故を引き起こすリスクがあります。 絶縁抵抗が低くなる主な原因は、金属異物の混入やセパレーターの破れなどです。

解決策

十分な絶縁抵抗が確保できていることを確認するために、電解液を注液する前の電池セルで絶縁抵抗検査を実施します。電池に電圧を印加し、絶縁抵抗を測定することで、金属異物の混入やセパレーターの破損を生産工程の早い段階で発見できます。
(電解液注液後の電圧印加は電池本体にダメージを与えます。)

関連製品一覧

ページ先頭へ

ページ先頭へ