アプリケーション・用途

MLCC(積層セラミックコンデンサ)DC電圧バイアス特性の測定

市場の動き

大容量かつ、小型なMLCCには、誘電体としてチタン酸バリウムなどの高誘電率系材料が使用されます。この材料の特性として、温度で容量が変化する「温度依存性」と、印加された電圧の大きさに応じて容量が変化する「電圧依存性」があります。バイパスコンデンサとして使用する場合など、直流電圧をMLCCに印加した際、十分な容量がMLCCにあるか確認が必要です。直流電圧をMLCCに印加した際の、「DCバイアス特性」を評価する機会が増加しています。

課題

直流電圧をMLCCに印加する機能を有したLCRメーターは高価な為、使用頻度からするとオーバースペックな場合があります。また、LCRメーターと直流電源を組み合わせ、バイアス直流電圧を印加するMLCCの特性評価には、制御プログラムの構築が必要になります。

解決策

“Sequence Maker”は計測器を統合制御するExcelアドインです。USB、RS232C、LAN、GPIBといった通信インターフェースに対応しています。また、計測器の通信共通ドライバであるVISAにも対応しています。PCにつながった計測器を自動でサーチし、通信を確立するので、制御コマンドを制御したい順番でExcel上に記載していけば思い通りの制御ができます。

“Sequence Maker”のダウンロードはこちら

実測データ

“Sequence Maker”は計測器を統合制御するExcelアドインなので、グラフ描画や取得したデータの加工はすべてExcelの機能でできます。「自作したプログラムでデータは取れたもののどうやって加工したら良いのか」といった悩みも不要です。データの比較やレポート作成は使い慣れたExcelでおこなえます。


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