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データロガー (乾電池駆動・コンパクトタイプ) の使い方

コンパクトタイプデータロガーの使い方を紹介します。乾電池で温度・温湿度・パルス・4-20mA・アナログ電圧を長期間に記録可能なデータロガーです。

01. コンパクトタイプ データロガーの使い方アプリケーション

データロガーによる日射計記録から、日射量を計算し太陽光発電量を評価

日射計のアナログ電圧出力をLR5041に入力して1分づつの日射記録を行います。記録したデータを定期的に回収し、パソコンに取り込んだ後、Excelで時間平均もしくは積算することで一日もしくは指定期間の日射量を求めることができます。
この日射量と太陽光発電量を比較することで、適正に太陽光パネルが発電できたか評価が行えます。
一般的に日射計のアナログ電圧出力は10mV程度と微小です。LR5041は50.00mVの測定レンジを持っていますので、微小な電圧変化もしっかり記録できます。
またLR5041は記録インターバル1分の設定で、アルカリ乾電池1本で1年以上連続して駆動可能です。

パルスロガーによるガス流量計・水道流量計の積算流量記録

パルスロガー LR5061は、ガス流量計や水道流量計などの積算カウント値でパルス出力されるパルスを長期に記録できるパルスロガーです。
設定した記録インターバル内のパルス数を、記録インターバルごとに本体のデータメモリに保存します。パソコンにデータを転送した後、1パルスあたりの流量係数をかけることにより、積算流量の記録データに直すことができます。
10秒の記録インターバル設定で、アルカリ乾電池1本で半年以上の連続駆動が可能です。

データロガーによるセンサや信号変換器の4-20mA計装信号記録

データロガー LR5031は、信号変換器などの4-20mAのアナログ電流出力を、設定したインターバルで連続記録可能な計装信号用のデータロガーです。±30.00mAのレンジおよび分解能を持ちます。
記録インターバルが1分の場合であれば、アルカリ乾電池1本で2年の連続駆動が可能です。

屋外で使用可能な温度ロガー

温度ロガー LR5011は防じん防水仕様で屋外で安心して使用できます。ビニールハウスの温度管理などに最適です。記録インターバル1分の設定では、アルカリ乾電池1本で2年以上の連続記録が可能です。


簡易電力ロガー機能による負荷電力調査

クランプロガー LR5051 は、クランプセンサにより2CHの交流電流記録が可能です。また平均値や最大・最小値を記録データとして残すことができるので、1分平均値から記録間隔60秒で積算すれば、積算電流値が求められます。
また電圧値と力率をアプリケーションソフトにより任意の値に設定すれば電力値と電力量を求めることができます。簡易的な電力ロガーとして利用できる乾電池駆動方式のデータロガーです。

※ コンパクトタイプ・データロガーの「製品一覧」は、 こちら を参照願います。

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