2024年4月 V3.14(最新バージョン)
不具合修正
・測定周波数を1 MHz超えに変更すると、測定信号レベルが上限値(CVレベル1 V、CCレベル10mA)未満の設定であっても上限値に設定される不具合を修正
・測定信号レベルを変更する以下の通信コマンドで、現在の測定信号モードの測定信号レベルが変更される不具合を修正。
:LEVel:CVOLTage、:LEVel:VOLTage、:DCResistance:LEVel:VOLTage、:DCResistance:LEVel:CVOLTage
機能改善
・オプションの9268-10 DCバイアス電圧ユニット及び9269-10 DCバイアス電流ユニットを接続し、DCバイアス機能ONの状態でオープン補正及びショート補正ができるように改善
2021年 12月 V3.13
不具合修正
・等価回路解析のモデルEにおいて、電気機械結合係数の周波数タイプがfr-faかつ位相がゼロクロスしていない時に、解析が正常に行えない不具合を修正
・その他軽微な修正
機能改善
・応答データが送信バッファーサイズを超える時に、バッファーがいっぱいになった時点でMAVビットが1になるように変更
2020年 4月 V3.12
機能改善
・USBメモリーへのファイル保存時の単位とパラメータ表記を変更(「Ω」→「ohm」、「θ」→「PHASE」、「°」→「deg」)
・通信コマンドのターミネーターがLFでも受け付けるように変更
2017年1月 V3.11
・連続測定において、EOM確認直後に以下のコマンドを送信すると、実行エラーが発生する問題を修正。
:MEASure?、:MEMory?、:MEASure:CONTinuous:COMParator?
・ Windows8、Windows8.1、Windows10でのUSB通信において、測定器からの応答が2つ返る問題を修正。
2016年4月 V3.10
不具合修正
・内部トリガ状態で測定している時、GPIBでクエリコマンドを送り続けると、まれに、測定が止まる不具合を修正
2015年8月
V3.09不具合修正・オートレンジとアベレージを同時に設定し測定を行った場合、アベレージ測定中に300Ωレンジ以下と1kΩレンジ以上をまたいでレンジ移動が発生すると、測定誤差(平均値表示の誤差)が増大する不具合を修正。
機能改善・ノイズ環境下でもOPEN/SHORT補正測定を常に最適なレンジで測定するように改善。
2015年7月
V3.08不具合修正・アナライザモードで掃引周波数が1MHz以上の時に、無効な測定信号レベルが設定できてしまう不具合を修正。
・連続測定機能を使用中に通信コマンド「*TRG;:MEASure?」を送ると、コマンドを実行してしまい実行エラーになり正しい値が返ってこない不具合を修正。
・連続測定機能で低Z高精度モードが設定されている測定条件を連続測定の測定対象にして測定すると、Hpot端子から電圧(最大6V)を発生していた不具合を修正。
・連続測定のトリガモードがSTEPの時に、等価回路解析機能の判定結果が1測定ごと出力されない不具合を修正。
・連続測定のトリガモードがSTEPの時に、測定の途中で連続測定の未実施の項目でON/OFF設定を変更すると、トリガを受け付けなくなる不具合を修正。
機能改善・LCR機能とアナライザ機能でアベレージ機能が有効な時のオートレンジ動作を改善し、レンジ移動が複数回発生しても最適レンジを確定できるように改善。
・OPEN/SHORT補正時のオートレンジ動作を改善し、「Adjustment Failure」エラーが出にくくなるように改善。
2015年1月
V3.07不具合修正・掃引範囲を設定する時、掃引ポイントが同一となると、表示範囲外に描画をする不具合を修正
・USBメモリにテキスト(CSV)ファイルを保存する際に、ハングアップする可能性がある不具合を修正
・USBメモリから設定を読み込む際に、インタフェースの設定が反映されない不具合を修正
・直流抵抗測定時、OPEN補正値より高抵抗、またはSHORT補正値より低抵抗を測定すると測定値の極性がプラスとなる不具合を修正
2013年8月
V3.06不具合修正・測定信号レベルがCVまたはCC設定かつ、測定周波数1MHz以下にて測定後、1MHz以上の設定で測定を行った場合、測定値が”OVER”表示となる可能性がある。
2013年8月
V3.05不具合修正・LANインタフェースを使用し、LANケーブルを接続直後、または接続機器(PCなど)の通信条件変更直後1秒以内のLAN通信で、本体がハングアップする場合がある不具合を修正。
・LANの通信中に接続が切れた際に、再接続できなくなる場合がある問題に対応。
2012年9月
V3.03機能追加・ 測定画面のBMPデータを取得する通信コマンド(:HCOPy:DATA?)を追加
・ パネルまで含めた全機能の設定をUSBメモリに保存/読み込み(ALL LOAD)する機能を追加
・ 連続測定においてコンタクトチェックエラーとなった時点で測定を中断する機能を追加
・ 連続測定において判定NGとなった時点で測定を中断する機能を追加
・ 連続測定において1つのパネルごとにトリガを要求する「ステップ機能」を追加
・ 電気機械結合係数を算出する機能(IM9000オプション)を追加
・ USBメモリに保存したアナライザの測定値を読み込み、等価回路解析を行う機能(IM9000オプション)を追加
機能改善・ 機器全体の動作速度を向上
・ 連続測定の測定スピードを高速化
・ 測定異常時の内部トリガアベレージ方法を改善
・ アベレージを行うパラメータをZ-PHASEからG-B(R-X)に変更
・ 連続測定モードからLCRモードに切り替えた際に、LCRモードのコンパレータ機能とBIN機能の設定を元に戻すように改善
・ パネルセーブおよびパネルロード確認画面におけるパラメータ表示について、等価回路モード(Serial/Parallel)を表示するように改善
・ USBメモリのアクセス状態表示アイコンの描画を改善
・ SPOT補正を実施した際に、前回取得したSPOT補正値を初期化するように変更
・ ファイル保存するフォルダを指定するコマンド(:FILE:FOLDer)を送ると、保存モードが「AUTO」→「MANUAL」に変更されるように改善
・ アナライザ測定において測定パラメータを変更した際に、測定値を電源投入状態に戻すように変更
・ ステップ測定中に測定条件を変更した際に、次の測定を行わず、最初の測定状態に戻るように変更
・ アナライザモードにおいて、トリガ同期出力の設定変更ができるように変更
・ 測定中は等価回路解析とシミュレーションを実行できないように修正(IM9000オプション)
・ 等価回路解析を実施した際に極値が見つからなかった場合、極値の周波数を問い合わせるコマンド
(:MEASure:ANALysis:PEAK?)を実施した際に実行エラーではなく、エラー値(99999E+28)を返すように修正
(IM9000オプション)
不具合修正・ DC測定においてCC機能または電流リミット機能が有効である場合に、発生する信号レベルが設定値通りにならない場合がある不具合を修正
・ CV(CC)機能とリミット機能がともに有効である場合、CV(CC)エラーとリミットエラーのどちらが発生するか不明の状態になっていた問題を修正
・ コンパレータまたはBIN測定を内部トリガで測定中に、補正を開始して終了後測定画面に戻る前に、一度測定してしまう問題を修正
・ USBメモリに測定値を保存する際に画面のタッチ操作を行うと、ハングアップする可能性がある不具合を修正
・ DC測定におけるLOAD補正の取得条件を設定するコマンド(:CORRection:LOAD:DCResistance:CONDition)において、レベル値の設定がmA単位で受け付けてしまう問題を修正
・ 内部トリガで測定中に画面印刷を行うと、測定値表示部分の印刷結果が乱れる場合がある問題を修正
・ LCRモードで第2、第3パラメータを同じパラメータにし、スケーリング補正係数をそれぞれ設定後、アナライザモードで測定を行うと、第3パラメータがスケーリング補正がされない問題を修正
・ メモリ機能で応答するメモリデータが無い状態でメモリデータの取得クエリ(:MEMory?)を行うと、それ以降メモリに保存されなくなってしまう場合がある問題を修正
・ メモリサイズを設定するコマンド(:MEMory:POINts)が、メモリ機能がONまたはINのときにも設定できてしまう不具合を修正
・ コンパレータ機能の第3パラメータの判定モードを取得するクエリ(:COMParator:SLIMit:MODE?)のヘッダ部を修正
・ アナライザモードで測定条件を通信で変更すると画面異常となる可能性がある問題を修正
・ アナライザ測定中に、掃引条件を変更するコマンドを実施した際に描画異常となる場合がある問題を修正
・ アナライザ測定において「*TRG;:[補正開始コマンド]」を実行した際にハングアップする不具合を修正
・ アナライザモードのステップ測定中に[補正開始コマンド]を実行するとハングアップする不具合を修正
・ 高周波から低周波に向けて掃引測定を行った後に、カーソルの測定値を取得するクエリ(:MEASure:CURSor?)を実行すると正しい値を返さない不具合を修正
・ アナライザ測定中におけるEXT I/Oの/ERR端子の出力異常を修正
・ サーチコマンド(:SEARCH)を実行した際に、BカーソルがAカーソルのサーチ条件に従ってサーチされてしま1う不具合を修正
・ アナライザ測定の「スタート-ステップ」、「センター-スパン」設定において、周波数が最小ステップで設定できない不具合を修正
・ 連続測定中におけるEXT I/Oの/ERR端子の出力異常を修正
・ 連続測定中に画面からSTOPキーを押すと、ハングアップする可能性がある不具合を修正
・ 連続測定において総合判定結果を取得するクエリ(:MEASure:CONTinuous:COMParator?)がバイナリモードで実行された際にASCII形式で応答してしまう不具合を修正
・ 高周波から低周波に向けて掃引測定を行い、等価回路の解析範囲を制限すると解析を行うことができない不具合を修正(IM9000オプション)
・ XYグラフ表示で第1パラメータがOFFのときにカーソルが正しく表示されない問題を修正(IM9000オプション)
2011年9月
V3.02不具合修正・ セグメント掃引とピークコンパレータ機能を組み合わせて使用した際に、設定条件によっては本体操作が不能になる可能性がある不具合を修正
・ セグメント掃引と周波数の設定条件によっては、カーソルサーチ機能が正常に動作しない不具合を修正
・ USBメモリにテキスト形式で保存する際に、DCの電圧リミット値が実際の設定値よりも1/10倍小さく保存される不具合を修正
・ ロード補正の基準値を問い合わせるコマンド(:CORRection:LOAD:REFerence?)で、応答フォーマットがRs-Xと設定していた場合、X値を返さない不具合を修正
・ アナライザモード時の表示設定コマンド(:SWEep:DISPlay)で、XY表示に変更することができない不具合を修正(IM9000オプション使用時のみXY表示可能)
2011年8月
V3.01機能追加・ OPEN/SHORT/LOAD補正値を取得する通信コマンドを追加
・ OPEN/SHORT補正を行う周波数範囲を制限する機能を追加
・ EXT IOにおける/INDEX、/EOMの出力モードで測定終了後、ON(LOWレベル)に遷移し、設定した時間ONを維持した後、OFF(HIレベル)にする出力モードを追加
・ 連続測定機能においてオートサーチ機能を追加
・ USBメモリでパネルセーブ/ロードを行う通信コマンドを追加
・ USBメモリに測定値を保存する際に、テキスト(CSVファイル)とBMP画像を同時に出力する機能を追加
・ USBメモリに白黒のBMP画像を保存する機能を追加
・ 連続測定で有効になっているパネル数を返す通信コマンドを追加
機能改善・ EXT IOにてトリガ入力を行う場合に、サンプリング開始⇔測定終了の区間トリガ入力を無効にする機能を搭載しているが、トリガ受付⇔測定終了の区間トリガ入力を無効にするように改善
・ USBメモリにBMP画像を保存する際に、本体に設定されている日付と時刻をつけて保存するように改善
・ プリンタの印字において、測定値がOVERFLOWなどの異常値となった場合、単位を印字しないように改善
・ プリンタの通信速度を変更できるように改善
初期設定値を19200bps→9600bpsに変更
不具合修正・ USBメモリにてテキスト(CSVファイル)やBMP画像を保存する際に、本体がハングアップする可能性がある不具合を修正
・ USBメモリにテキスト(CSVファイル)やBMP画像を保存している最中にメモリの中身を確認するファイル画面に切替えるとハングアップする可能性がある不具合を修正
・ USBメモリに測定条件をセーブした際に、ロード補正におけるNo2~5においてパラメータタイプの設定を保存しない不具合を修正
(パネルセーブしたデータをロードしても、補正係数は正常にロードしているので測定値には影響しない)
・ USBメモリに測定条件をセーブした際に、アナライザ測定で測定値を確認する際に用いるBカーソルにおけるサーチ対象となるパラメータの設定を保存しない不具合を修正
・ コンパレータまたはBIN機能が有効、USBメモリに測定値をテキスト保存する場合、第2/4パラメータの設定情報も保存してしまう不具合を修正
2011年7月
V2.04不具合修正・ 前回の測定におけるエラー情報をひきずってしまう不具合を修正
・ 通信コマンドから応答メッセージのターミネータの設定を行うことができない不具合を修正
・ GP-IBコマンドによりLLO(Local Lock Out)状態にしておいた際に、GTL(Go To Local)を行ってもローカル状態に戻らない不具合を修正
・ DCバイアスをかけながらAC測定を測定信号レベルCC設定、低Z高精度モードが有効となる条件で測定を行っている場合に、DCバイアス値を変更し、合計 値(ACレベル値+DCバイアス値)が[V]以上となったら合計値=[V]となるようにACレベルを強制変更するが、所望の値よりもACレベル値を10倍 小さく設定してしまう不具合を修正
・ 連続測定機能において、DC測定のコンパレータ(BIN)判定結果が総合判定結果に反映させない不具合を修正
2011年4月
V2.02機能改善・ タッチパネル応答性の改善
・ タッチパネルキャリブレーション画面にてキャンセル可能にした
・ タッチパネルテスト画面にて、キーが押された位置がわかるようにした
2011年1月
V2.00不具合修正・ アナライザ測定におけるインターバル間隔が85秒以上セットされると所望の測定間隔にならない不具合を修正
・ AC+DC測定においてAC測定時にのみ測定異常となった場合、EXT I/OのERR端子の出力が測定終了直前でHIレベルに戻してしまう不具合を修正
・ 電源投入後またはDC測定条件変更後1度も測定しない状態でLOAD補正をAC⇒DCの順で補正値を取得するとLOAD補正値が異常値となってしまう不具合を修正
機能追加・ 検出レベル監視機能(検出レベルの変動量を監視し、コンタクト異常やノイズによる異常を検出する機能)を追加
・ 連続測定終了後に画面(測定結果)を更新する機能を追加(連続測定中にリアルタイムで測定値を更新するよりも測定時間が短縮できる)
・ 連続測定時の測定値の取得クエリ(:MEASure?)を追加
・ アナライザモードでオートサーチ機能(測定終了時に自動的に測定値のサーチを行う機能)を追加
・ アナライザモードで、個々にカーソルAとBのサーチの種類を選択できる機能を追加
機能改善・ 測定結果を取得するクエリ(:MEASure?、:MEMory?)における測定ステータスを変更
・ 各種画面表示を修正