アプリケーション・用途

複写機の待機電力を見直しませんか?

ターゲットを絞ろう!

省エネ活動をおこなう場合、省エネ対象を固定要素(生活環境要素 / 光熱費など)と変動要素(生産変動要素 / 生産加工費など)に分類することから始めてみましょう。固定要素とは、工場の生産量の影響を受け難い言わば生活環境エネルギーを示します。変動要素とは、工場の生産量に比例して変動する言わば生産エネルギーを示します。

今回は、普及率の高い複写機にスポットを当てて紹介しましょう。


現状把握

H 社では、社内のパソコン普及に伴う電子メール化や環境保全活動によるペーパーレス推進活動も進み、複写機の使用頻度も軽減され始めました。しかし、ここ数年でカラー複写機も含め設置台数が増えてきたのも事実です。社内のあるフロアで使用している複写機の使用状況は次の通りです。


調査結果 

今回は、複写機がフロア内で点在しており複写機の電源のみを一括して測定できないため、使用頻度が高く消費電力の大きな複写機 1 台を測定対象としました。

24 時間における複写機の電力消費状況を、1 週間の平均値で示します。

*複写機設備の特徴

 ・大型複写機のうち 1 台はカラー複写機である。消費電力は他の大型複写機とほぼ同じである。

 ・小型複写機のうち、2 台は FAX 兼用である。


*運営上の特徴

 ・2 台の FAX 兼用小型複写機は 24 時間稼働である。

 ・複写機は最初に使用する人が電源を入れる。

 ・就業時間内は電源を切ることはない。

 ・電源を切るのは残業等を終えて一番最後に帰る人の場合が多い。

 ・電源を切り忘れて帰ってしまうこともある。

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